バレエ教室の立体看板 [写真]

20201118_204901.jpg

三鷹の駅近くで発見した バレエ教室の立体看板。
単なる記録写真にならない為に、又、観てくださるかたがた各々に自由に想像していただけるように、あえて全体像は入れずに、「バレエ」という文字を主役に下の方の部分だけを切り取りやした。
そして、この立体看板はそうとう年季が入った感じだったので、より古めかしく時代がかったレトロ調の加工を施しやした。
特別変わった写真ではありやせんが、あっし的には、まあまあといった出来でやす。

バレエをはじめとする踊り、みなさん、お好きでやすか?
あっしはクラシックバレエも興味がない事はないんでやすが、特に好きなのは、舞踏でやす。
中でも、麿赤児さん(大森南朋さんのお父様)率いる舞踏集団・大駱駝艦のファンでやす。
アングラ的であり かつ時代に取り残されない新しさも導入している所に惹かれやす。
今年は高円寺の大道芸が中止になってしまったので、次に観に行けるチャンスはいつだろう、、、と首を長くして待ってやす。


nice!(228)  コメント(59) 
共通テーマ:映画

ぼんぼち選・GS映画ベスト3 [感想文]

私・ぼんぼちは、商業の劇映画の中では GS映画というジャンルがなかなか好きでありまして、けっこうGS映画を観ています。
という事で、今回は、ぼんぼちの選んだGS映画ベスト3をご紹介させて頂く訳ですが、その前に どうして私がGS映画を好きなのかを 端的に説明したいと思います。

先ず第一に、60年代ブリティッシュロックが好きであるという事。
GS映画が作られている軟派なGSグループというのは、殆どがビートルズに影響を受けたグループであり、GS映画もまた、ビートルズ映画をお手本として作られている訳です。
当時はまだPVというものが存在しない時代だったので、グループのオリジナルナンバーの映像を、劇作品という形式の映画の中に組み入れて 劇場公開尺に作り 映画館で公開した、ビートルズのやり方を模倣した訳です。
私は60年代ブリティッシュロックが好きだという事のみならず、この形式の映画に、非常に面白味を覚えるのです。

次に何故、非常に面白味を覚えるのかというとーーー
他の商業の劇映画よりも遥かに多くの条件をクリアしないと成立しない、いわば 緻密なパズルを組み立て完成させるのと同じ論法を必要としているからです。

通常の劇映画の場合、条件は、大抵二つくらいです。
役者の名演を前面に出して泣かせる、とか、若手俳優の美しさがよく伝わる様に映して 万人に解りやすいホンにする、とか。

けれど、GS映画を成立させる為の条件というのはーーー
・主演のGSグループのメンバーが、カッコ良く大活躍する。
・そのグループのナンバーを、不自然さ無く絶妙なタイミングで数曲入れ込む。
・ファンの中心である中高生の女の子達が「キャッ!カワイイ!」と萌える要素を散りばめる。
・GSグループのメンバーは、ミュージシャンであり役者ではないので、役者としては素人のメンバーが、何を演っているのか、どういう感情なのかが解るホンと演出にする。
・それらの条件を、一本の劇場上映尺の劇映画として、魅力のある娯楽作品として作り上げる。
どうです? まさに、緻密なパズル構成の如きではないですか!

私はこのパズルが、どれだけ精巧にガッチリと構築され 成立しているか否かを見届けるのが、何よりも面白くて仕方がないのです。
以上が、私がGS映画を好きな理由です。

では、私が「これは見事に成立度が高い大傑作だ!」と唸らずにはおれないGS映画ベスト3を、簡単なシノプシスと共に感想を述べさせて頂きたいと思います。

20201122_105917.jpg

第3位 「ザ・スパイダース にっぽん親不孝時代」 監督・山本邦彦氏
スパイダースは全部で五本の主演映画を作っていますが、私はこの「にっぽん親不孝時代」を迷わず推します。
五人の若者と二人のフーテンが、ひょんな事から知り合い 意気投合し 音楽活動も合流させ、不純で不仲な大人達と対決し、自由の地へと旅立つ、というシノプシスです。
オリジナルナンバーの組み入れ方が実に巧妙で洒落ていて、又 映像の凝り方も大きな見所の一つです。
スパイダース主演映画というと「ザ・スパイダースの大進撃」が映られる事が圧倒的に多いのですが、こちらの方が、映画作品としてのクオリティは高いです。

第2位 「進め!ジャガーズ 敵前上陸」 監督・前田陽一氏
ジャガーズがジャガーズとして出演し、人違いから リードボーカルの岡本信さんが、純金密輸の取り引きに巻き込まれ、ジャガーズ全員で 悪の取り引き人達と闘い 勝利をおさめる、というテムポ溢れる一大コメディ。
終戦から高度成長期真っ只中の当時までもの日本史も語られ、社会派の一面もシニカルに垣間見せてくれます。
脇をかためるてんぷくトリオの名演や、中村晃子さんのコケティッシュな美しさも見逃せない、ジャガーズ唯一の主演映画です。

第1位 「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」 監督・和田嘉訓氏
1位はもう この作品以外にありません!
タイガースは全三作の主演映画を遺していますが、この作品が文句なく突出して優れています。
日劇に出演するタイガースの楽屋出待ちに、宇宙船事故をきっかけに 異星の王女が紛れ込み、ジュリーに恋をし、隠れ蓑としてボーヤとなりタイガースと同行するが、結局は 悲しみつつも母星に帰る、というもの。
タイガースの代表曲「銀河のロマンス」の歌詞を元に起こされた奇想天外なホンは、ぶっ飛んでいながらも 理由付けがしっかりしているので、矛盾が無く、中でも何といってもアッパレなのは、宇宙船で地球外へ連れ出されようとするジュリーが、武道館の観客のみならず 日本中の人のタイガースの楽曲を応援する掛け声「ゴーバウンド!」を求める際、「映画館でご覧の皆さんもご一緒にお願いします」と スクリーンから呼び掛ける事です。
これ以上 突き抜け切った大娯楽音楽映画が、日本に他にあるでしょうか?!
当時の観客の少女達が、劇場で夢中で「ゴーバウンド!」と叫んだ様が、目に見える様です。

以上が、私・ぼんぼちが、GS映画が好きな理由と、私が選んだGS映画ベスト3です。
これら三作品は、映画作品としての出来がとてつもなく良いので、それぞれのGSグループのファンでない方も、十二分にお楽しみになれると察しますので、もしもお気が向かれたら ご覧になってみてください。
20201122_105818.jpg

nice!(218)  コメント(51) 
共通テーマ:映画

赤と濃紺のポスター [写真]

20201117_132014.jpg

渋谷のロック喫茶B.Y.Gのトイレットスペースに貼られていたポスター。
無秩序に貼られているところやシワシワのまま貼られているところに面白味を覚え、ベストと思える切り取り方で撮りやした。
シワや右側が影になっているところも、生々しさや緩急となってくれたので、あえて明るく調節はしやせんでやした。
ぼんぼち的には、まあまあ気に入っている作品でやす。

無秩序に貼られたポスターって、まるでコラージュでやすよね。
あっしはコラージュは昔から大好きで、20代後半の頃は、アルミやコルク製の箱型バッグに ファッション誌や外国の切手でコラージュを施して持ち歩いてやした。
そして今、あっしんちでは、冷蔵庫とベッドとトイレットスペースを、ポスターやポストカードでコラージュにして愉しんでやす。
コラージュは、平面構成と同じロジックで作ってゆくので、コラージュの作業をする度に、美術中高生だった頃を思い出しやす。


nice!(228)  コメント(43) 
共通テーマ:映画

身体の弱い所と強い所 [独り言]

20201112_174150.jpg

みなさんは、ご自身の身体の弱い所と強い所、それぞれおありですか?
私・ぼんぼちは、以下が、弱い所・強い所です。

先ず、弱い所 一番目ーーー睡眠障害。
これは子供の頃から持っていて、床についてから寝付くまで たいてい三時間から六時間くらいはかかっていました。
一晩中眠れない という夜もしばしばありました。
時折、まるまる二晩眠れないという日もありました。
ですから、昼間はいつも頭がぼんやりしていて、皆に「ぼんぼちちゃんって、いつも眠たそうなドロ~ンとした半開きの目をしているね」と 言われていました。

三十代くらいまでは、これほど眠れないという辛さにも 体力でなんとか乗り切れていたのですが、四十代半ばからは、さすがに昼間 倒れてしまう様になったので、近所の内科に行って、薬を出していただく事にしました。
「デパス」という「身体と脳の緊張をほぐす」薬を処方されました。
何年間かはデパスが軽く効いていたのですが、五十代になった頃、一晩に二錠飲んでも効かなくなり、専門医を紹介していただく事になりました。

専門医で問診をしていただくや、そこのお医者様は「デパスを睡眠障害に処方するのは間違いですっ!」と仰り、「眠りにつきやすい薬」「眠りが持続する薬」「深く眠れる薬」など、一晩に四種類六錠の睡眠の薬を出してくださいました。のみならず、それでも眠れない夜の為に 頓服でもう一種類出してくださいました。

すると、それまでデパスの力を借りて眠れていたとしても、とても浅い 疲れの取れない程度の眠りだったのが、深ーく 心ゆくまで ぐーっすりと眠れ、前日の疲れもゼロになるほど取れる様になりました。
こんなに良質の眠りを体験出来る様になったのは、生まれてこのかた初めてで、「眠るって、こんなに気持ちのいい事だったんだ!」と 以降 幸せな毎日を実感しています。

20201112_174150.jpg
二つ目に弱い所は、胃です。
これも、子供の頃からで、コース料理を全て食べ切れた事は一度もなく、十八才くらいから「もたれる」不快さを強く感じる様になったので、バリウム検査をしたら「胃下垂です」と診断されました。
担当の先生に「胃下垂は治らないんだよ。それに、胃下垂の薬っていうのはないんだよね。まあ、極力 運動する事だね」と言われましたが、十八才から私が始めていた仕事は画家だったので、運動どころか、忙しくてまるまる二ヶ月以上 家の近所を散歩する事すら不可能な生活で、ますます悪化してしまいました。

二十七才になると画家は辞められ、立ち仕事のアルバイトをしたり、休みの日はやたらと街を歩き回ったりしました。
けれど、ちょっと食べ過ぎるとすぐにもたれて、その後二週間くらいは もたれ特有の嫌ぁ〜な不快感を引きづっていました。

四十代後半になった時、もたれ感が何ヶ月経っても治まらずに、固形物は全く受け付けなくなってしまいました。
みるみる体重が減り、四十四キロから三十六キロになってしまいました。
「これは、今までの単なる胃下垂とは違いそうだぞ」と胃カメラ検査を受けると、「萎縮性胃炎です」と診断されました。
いわゆる 俗に言うところの、慢性胃炎です。
萎縮性胃炎も一度なってしまうと一生治らない病気らしく、漢方と西洋医学の二種の薬を処方されました。
薬の効き目は素晴らしく、徐々に固形物も摂れる様になり、何ヶ月か後には四十四キロに戻れ、十八才から約三十年もの間 しばしば陥っていた「もたれ」の不快さも、ちょっと食べ過ぎてもやってこなくなってくれました。ただし、消化の悪い硬い物は、食べ過ぎると戻してしまいますが。

20201112_174150.jpg
今度は逆に、強い所二つです。
私はこれまでの五十八年の生涯で、お通じがわずかにも悪くなった事というのが、ただの一度もありません。
ですから、「○日も出なくて辛い」という感覚が、まるで解りません。

けれど、若い頃は、何故だか多くの男性に「アナタ、便秘してるでしょ!」と自信満々の口調で言われ、「いいえ、便秘になった事は一度もありません」と返すと、酷く驚いた顔をされたものです。
大半の男性が「若い女性は全員、便秘をしているものだ」と思い込んでいるのか、若い頃の私は、顔中隙間がないくらいにニキビが出来ていたので、それを見てなのか、どちらなのかは解りませんが、とにかく、それはもう 男性と初対面する度に言われていたものです。

私はことさら、繊維質の食物を摂取している訳ではありません。
肉と炭水化物中心の食生活なので、むしろ 摂っていない方だと思います。
又、水分もこまめに多めに摂っているかというと、そうでもなく、昼はコーヒー、夜は炭酸水や麦茶を適度に、気分の赴くままに飲んでいるだけです。

20201112_174150.jpg

もう一つの強い所は、肩こり 腰痛 膝の痛みなどーーーつまり、整形系の辛さも、一度も覚えた事がないことです。

お出掛けする時は、タブレットや筆記用具を入れたけっこう重量のある大きな革の鞄を 必ず肩から斜めがけにしていますが、肩がこる感じはみぢんもせず、たくさん街を歩いて身体全体は疲れても、膝や腰が痛くなることもありません。

ですから、肩こりの人に「悪いけど、ちょっと 肩、揉んでくれる?」とか「肩、叩いてくれる?」と頼まれても、どのくらいの強さでどういう風に揉んだり叩いたりしてあげたらいいのか かいもく見当がつかず、申し訳なく断るばかりです。

以上が、私の身体の 弱い所と強い所です。
弱い所は子供の頃から弱く、強い所は 何か努力をしたり気をつけていたりした訳でもないので、これらは「生まれ持った体質」なのだろうな、と憶測しています。

私は医学に関しては、まるきし素人ですが、精神的に完璧な人間がいなく、誰しも短所と長所を持ち合わせている様に、身体的にも完璧な人などおらず、弱い所と強い所を持っているのだと思います。

皆さんの身体の、弱い所と強い所は、いかがですか?
差し支えがなければ、教えていただけると、参考になります。

20201112_174150.jpg

nice!(228)  コメント(82) 
共通テーマ:映画

砂袋とシート [写真]

20201008_190655.jpg

たくさん積まれた砂袋にいいかげんに掛けられたシート。
このモチーフは、クールに濃紺のモノトーンが合うだろうな、と八割方確信し、構図に心を砕きつつ撮り帰り、そのように加工したら、頭の中で思い描いた通りの仕上がりとなってくれやした。
砂袋の白の分量とシートと影の濃紺の分量の配分で生きも死にもする作品でやすが、あっし的には、まあまあ納得の一枚かな、、、といったところでやす。

砂袋といえばーーー
あっしが東京郊外の国立市に住んでいた中高生の頃、、、
あっしんちは国立市の中でも東の端っこの多摩蘭坂をちょっと南下した辺りに在ったんでやすが、その頃のその辺りの地域は、下水の完備が悪くて、夕立ちなど短時間に大雨が降ると、どんどん水が溢れてくるので、あっしんちの近所一帯は、みな玄関の脇に砂袋を用意していて、「降ったぞ!」となると、近所の男性陣が大わらわで家々の門の前に砂袋を積んで、玄関に水が入るのを防いでやした。
あっしが高1の時は台風が来て、その時は砂袋を乗り越えて水が入ってきて、あと2センチで床上浸水になるところでやした。

当時の国立市は、メインストリートにお洒落なガス燈型の街灯を設置したとかアピールしてやしたが、実用面では手抜きもいいとこでやした。
あっしらの地域の住人は、「見てくれより、まず安心して生活できるようにしてくれ!」と憤慨してやした。

それから何年後かに下水は整備され、水が溢れることもなくなりやした。
なので、今、あの辺りに住もうというかたがいらしたら、もうすっかり解決された問題なので、どうぞ安心してお住いになってくださいでやす。


nice!(224)  コメント(57) 
共通テーマ:映画

リトルシガー「ポンポンオペラ」を吸いはじめています [リトルシガー]

シガレット(紙巻き煙草)が苦手な私は、過去記事「リトルシガー『キャプテンブラック・ダーククリーム』を久々に吸っています」でも綴った様に、リトルシガー愛煙家です。

「キャプテンブラック・ダーククリーム」の記事でも解説しましたが、リトルシガーというものが何なのか解らない というかたのために、今一度簡単に説明させていただくとーーー
リトルシガーというのは、シガー(葉巻き)の中で、最も細くて最もチープなものです。
チョコレートに例えると、誰が見ても葉巻きと判る大きくて太いシガーがゴディバだとすると、リトルシガーは、チロルチョコの様な そんな位置付けのシガーです。
見た目は、茶色いシガレットの様な感じです。
着火は、特別な道具は必要とせず、シガレットと同じ要領で着けられます。
吸い方は、シガレットの様に肺までは吸い込まずに、口腔内だけでゆっくりとくゆらせて その味と香りを享しみます。その間、呼吸は鼻呼吸をします。

そんな、リトルシガーを愛する私が何故今回、新たに一つ リトルシガーにまつわる記事を公開するかというと、今まで嗜好にバッチリだったキャプテンブラック・ダーククリームが、2020.10からラベルデザインが変わったのみならず、中身も変わり、私の好みとするところではなくなってしまったので、別のリトルシガーに乗り換えた という訳です。

以前のキャプテンブラック・ダーククリームは、吸い口に塗られている甘味に対して葉の辛味のバランスがちょうど良く取れていたのに、10月からのそれ(写真・左)は、吸い口の甘味の強さはそのままで、葉の部分のみがかなり軽くなっていて、吸い口の甘さばかりが前面に出るようになってしまったのです。
10月頭に、中野のシガーも売っている煙草屋さんで買った時、そこのご主人は「変わったのはラベルだけで中身は同じです」と仰っていましたが、それは違いました。
仕入れの業者さんがそう教えたので、ご主人は試煙せずに 業者さんに教えられたままを客に伝えたのでしょう。
20201106_121513.jpg

そして先日、「もうキャプテンブラック・ダーククリームには別れを告げて、自分の納得のゆく新たなリトルシガーを探し出したい!」と シガーもパイプもキセルまでも揃いに揃っている三鷹の煙草屋さんへ向かいました。

ご主人に、銘柄を変えたい理由や吸い口や葉の好みを伝えると、チョコレートフレーバー カカオフレーバー フルーツフレーバー バニラフレーバー を幾つか紹介してくださり、私は、チョコレートやカカオの味と香りは苦手だし、人工的なフルーツの香りもちょっと好みではないので、バニラフレーバーの2種(写真・中央と右)を購入しました。

ラベルデザインは、中央のお堅い紳士の様なイメージのコルツ・バニラテイストより、レトロかつポップで可愛らしいポンポンオペラの方が、圧倒的に好みだ!と感じたので、中身もポンポンオペラが嗜好に合えば、願ったり叶ったりだな、、、と思いました。

家に帰り、口の中をよくゆすぎ、クリアにした状態で、先ず コルツ・バニラテイストを吸ってみました。
吸い口に塗られている甘味は、キャプテンブラック・ダーククリームよりは弱く バニラという感じはせず、何か人工的な甘さで、吸い始めてみると、葉の味も妙に人工的に甘く、私個人的には、ちょっと苦手な方向性の一品でした。

少し時間をおき、再び口をよくゆすぎ、次にポンポンオペラを試してみました。
吸い口は、ほんの微かに甘い といったくらいで、バニラ香は「これはバニラですよ」と言われなければ判らないほどのものでした。
葉の味は、「軽く香ばしい」といった表現が適切だと思われる 心地よい香ばしさでした。
「吸い口と葉のバランスが巧く取れているな」と とても好印象で、これなら吸い続けたい!と思いました。

よって、私はこれから、ポンポンオペラを愛煙してゆく事に決めました。
ラベルデザインも中身も嗜好にバッチリで、おまけにネーミングもユニークで楽しい!
ポンポンオペラさん、末永くよろしくね!!!

20201106_121442.jpg

nice!(248)  コメント(61) 
共通テーマ:映画

古道具屋の人形 [写真]

20201008_190205.jpg

近所の古道具屋の表で500円で売られていた人形。
ただそれだけのものを撮ったリアリズム写真なんでやすが、それぞれに何かドラマを感じていただければ嬉しいなあと思い、公開しやした。
加工は、ちょっと昔の写真っぽくなるようなヴィンテージ加工にしやした。

古道具屋さん、中高生の頃 大好きで、学校帰りや日曜日にしょっちゅう覗いてやした。
で、何を買っていたかというと、着色写真 くし・かんざし 古銭 でやす。
着色写真は、勉強机の前に並べて毎日眺め、くしとかんざしは、原宿のインディーズブランドの古着調に作られた 彩度の低い後染めのレースのいっぱいついた服に合わせ、古銭はどうしていたかというと、ペンダントトップに加工して、これもまたインディーズブランドの後染めレース服に着けてやした。

中高生の頃所有していたアクセサリーは一旦全部処分してしまったので、それらはもう手元にないのでやすが、古銭をペンダントトップにしたものは また着けたいな、、、と最近考えているので、久しぶりに古道具屋の中を物色してみようと思ってやす。


nice!(222)  コメント(67) 
共通テーマ:映画

あら、店員さんじゃ、、、 [独り言]

20201101_160337.jpg

何年か前、吉祥寺の大手安売りスーパーの 舶来のスナック菓子売り場で、私は、パーティーの下準備のための買い物をしていた。

私は身長152センチと小柄なので、高い棚の商品が掴めずに 爪先立って右手を伸ばし、取れるか、取れないか、、、という状態でいたら、近くにいらしたカジュアルな格好をした40代くらいの背の高い男性が「お取りしましょうか?」と取り 私に手渡してくださった。

私は何の疑いもなく「私服で名札も着けていないから、視察に来ているこのスーパーの上層部の人だ。さすがに上層部の人は気が利くなあ」と思い、「あの、、、あれも取っていただけますか?」と別のスナック菓子を指差した。
その人は笑顔で同じ様に取ってくださり、結局私は、そうやって4袋のスナック菓子を取っていただいた。

私は「ありがとうございました」と軽く会釈をして、男性がたたずんでいる売り場をスタスタと後にした。

後日、その事を友人に話すと、「ははは、、、その人、間違いなく普通のお客さんだよ。上層部の人なら、Yシャツで名札下げてる筈だよ」と大爆笑され、私は「何てずうずうしい行為をしでかしてしまったのだろう、、、」と その親切な背の高い男性に対して 心の中で詫びた。
20201101_160337.jpg

何ヶ月か前、高円寺の服とアクセサリーの店に、私は、シルバーのクロスのペンダントトップを買いに行った。
その数日前に下見をした時に「この店で何種類もあるクロスペンダントトップの中から、今日は『これぞ!』という一品を購入しよう」と決めていたのだ。

ごちゃごちゃした店内をくぐり抜け シルバーアクセの陳列されている長いテーブル状のケースの方に近づくと、店員さんと思しき50代くらいの男性と30代くらいの女性が、シルバーアクセケースの上にズラズラと書類を並べて話しをしていた。

私はダイヤローグ中の二人の話しの隙間を見つけ、「あの、、、ここのシルバーアクセ、真剣に見たいので 見せていただけますか?」と申し出ると、男性は「はいっ!ここですね!」と、ははーっ!かしこまりました!といった様子で、書類をサササーーーッと重ね片付けてくださった。
女性は何故だか、奥へ引っ込んだ。

私はクロスペンダントトップを一通り確認し、「クロスの、これと、これと、、、あと、これを出していただけますか?あててみてその中から一つ決めたいです」と言うと、男性は奥へ引っ込んだ女性に「お客さんがケースの中の商品を出して欲しいと仰ってまーす!」と声を飛ばし、間髪置かず「今、ケースの鍵、探してまーす!」という女性の声が返ってきた。

私はこの時初めて、男性のほうは店員さんではないと解し「あっ!もしかして、出入りの業者さん?、、、ですか? てっきり店員さんだと思っちゃってました。失礼しました」と頭を下げると、「はい、そうなんです」満面の笑顔と共に「今日はこれから雨が降るみたいですねー。傘、お持ちになっていて良かったですね」云々と、女性店員さんが鍵を持って出て来てくださるまでの間ずっと、気さくに世間話をしてくださった。

今思い返すと、その店の店員さんは、いつもどの人もみな ロック系やズルズルの古着をまとっているのに、その50代男性はYシャツ姿だった。

どちらもお恥ずかしい限りの私の一方的な勘違いの逸話なのだが、嫌な顔一つせず、、、どころか、逆に快く対応してくださった男性2人に、心から感謝している。
私もこれから先の人生で、私のような勘違いをしている人に出逢ったら、彼らのように応えたいと思った次第である。
20201101_160337.jpg

nice!(234)  コメント(71) 
共通テーマ:映画

黒いコードの中の赤いコード [写真]

20201008_193330.jpg

ごっちゃごちゃの黒いコードの中に一本だけ「紅一点!」といった感じで混じっている赤いコード。
ただそれだけのものなんでやすが、単純に面白さを感じたので撮りやした。
加工は、壁の白さが飛びすぎないようにと 赤のコードが画面全体に馴染むようにするために、ほんの少ぅしだけ赤っぽいトーンをかけやした。

コードといえば、、、
最近は、マウスとイヤホンはコードレスが主流になってきてやすね。
マウスには何の問題もないとしても、コードレスイヤホンは落としてしまう人 続出なのではないでやしょうか?
駅構内にも、コードレスイヤホンを線路に落とさないように気をつけて下さい、との旨のポスターが貼られていやすね。
あれ、マジックハンドで取り上げるの、すごく難しいと察しやす。
これからは、駅に、コードレスイヤホンを拾い上げるために、柄の長ーーーいホウキとチリトリを用意しておけばいいのになあ、と思いやす。
そんなにお金の掛かる道具ではないことだし。


nice!(219)  コメント(59) 
共通テーマ:映画

言い間違えちゃうんだよなぁ [独り言]

先日、博学の友人に、「Tさんって、インテリだね」と言うべきところを間違って
「Tさんって、インテリアだね」と言ってしまいやした。

三十代の頃、手土産を買おうとケーキ屋に行き、「モンブランください」と言うべきところを間違って
「モランボンください」と言ってしまいやした。

小学生の時、体育の時間に、「ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!」と言うべきところを間違って
「サンデー!マガジン!!ジャンプ!!!」と言ってしまいやした。

ほんとでやすって!ほんとでやすって!!ほんとでやすって!!!
カメに誓って!!!
20201020_151243.jpg

しまった!これはスッポンだったかも?
え?カメ?
良かった。また言い間違えてしまったかと思いやしたよ。


nice!(233)  コメント(86) 
共通テーマ:映画