フィードサック風ワンピースを買いました [ファッション]
古着好きのかたならご存知のことと思いますが、家畜の飼料や種が入れられていた布袋を、フィードサックと呼びます。
そのフィードサック、1920年くらいから1950年くらいにかけて、アメリカで、ワンピースや バッグや パッチワークを施して掛布に作り変えるのが大流行しました。
今回、私・ぼんぼちが購入したのは、その フィードサックで作られたワンピースを模した新作です。
ヴィンテージのフィードサックワンピースは、何年も前から欲しい欲しいと、アメリカモノを置いてある古着屋さんを巡り歩いていたのですが、状態のいいものが見つからずに断念していました。
と、先日、そういった古着屋の一店に、ホンモノのフィードサックワンピースではなく、それを模したワンピースがあったので、迷わず購入したという訳です。
胸の部分と左側のスカート部分と右側のスカート部分のプリントが全く違うテイストなのは、三種のフィードサックを使って作りました、ということを模しているからです。
ちなみに、背の部分にも、胸と同じプリントがされ、スカート部分左右それぞれのプリントは、背後まで回り込んでいます。
丈は、小柄な私が着て、くるぶしくらいまであります。
私は今、髪が赤いので、赤いTシャツに赤い帯締めを合わせることにしました。
写真では解りづらいですが、首には、Tシャツと同じ赤の 革のチョーカーをしています。
このコーディネートに照りのあるアイテムは合わないので、指輪は、先日求めた 艶消しの黒のサメの歯のデザインのを、足元は、素足にリーボックのサンダルスニーカーを合わせています。
又、秋口になったら、えんじ色のパーカーを羽織り、黒のワーキングブーツを合わせる予定です。
今年の夏秋は、これらのコーディネートで、キメるぼんぼちです。
100%納得の服が見つかり、100%納得のコーディネートが完成すると、生きるエネルギーが、魂の奥底からうわ〜っ!と湧き上がってきます。
最高に幸せな夏秋になりつつあります。
ボリュームのある指輪を買いました [ファッション]
私・ぼんぼち、おでかけする時は、たいてい左手の人差し指に一つ指輪を着けるのですが、近年の私のファッションの傾向から、ボリュームのある指輪が欲しいなあと、思っておりました。
で、シルバー素材のペンダントトップをいくつか持っているので、指輪もシルバー素材で しばらくの間 探していました。
でも、シルバー素材でボリュームのある指輪って、メンズものばかりで、サイズが合わないんですね。
それならば、素材に拘ることなく探そう!と、何店か店を渡ったら、あっという間に、ぼんぼちの求めていた雰囲気バチコーンのが見つかったので、今日はそれらのお披露目です。
①牛角に白いペイント
牛角をくり抜いて作ったリングに、白いペイントで抽象的な図案が描かれたもの。
東南アジアの服やアクセサリーを扱う、仲屋むげん堂で求めました。 なんと!たったの380円でした。
白黒でコーディネートしたファッションに、ワンポイントで主張させようと考えています。
②鮫の歯の形状の銀色のメッキ
鮫の歯を模したデザインの銀色のメッキ素材。
メッキですから、安価でした。
新宿ミロードのMEDI STOREというアクセサリー屋さんで見つけました。
面白いのは、顎に相当する部分がちょうつがいになっていて、指を動かす度に、歯が開いたり閉じたりするところです。
シルバー素材の、太刀魚がニョロリとうねったデザインのペンダントトップを持っているので、主にそれに合わせようと思っています。
③鮫の歯の形状の艶消しの黒。
②と同じデザインで、艶消しの黒の塗料が塗られたものです。
ですから、②と同じお店で買いました。
ラバー素材の有刺鉄線を模したチョーカーを持っているので、それと合わせてハードにキメたら、バッチリだと、目論んでいます。
又、服とのバランスによっては、②を人差し指に、これを中指に着けてもお洒落だな!と思っています。
④甲冑の様な燻し色のメッキ。
これも、②③と同じ、MEDI STREさんで惚れ込みました。
甲冑というか甲虫の腹部分というか、そんなデザインですね。
指をはめる輪っかは、付け根と関節にあたる部分に二ヶ所あり、指を曲げ伸ばしする度に、重なっているデザイン部分も、開いたり閉じたりします。
これと同じ燻し色のジャラジャラしたネックレスと合わせたり、冬場は、オーバーサイズのミリタリーコートを着るので、それに釣り合う力強さだな、イケるな!と、計画を立てています。
以上が、最近、ぼんぼちが求めたボリュームのある指輪四つです。
指輪に関しては、これまでは、劣化が激しいアクセサリーアイテムだという理由で、18金かシルバーしか買わなかったのですが、欲しいデザインがないという理由から、これからは素材の幅を限定しないことにしました。
特に、②③④を入手したMEDI STOREさんは、他にもいいな!と思える、ぼんぼちの嗜好にピッタリのデザインが幾つもあったので、今後もこまめに覗いてみようと予定しています。
で、シルバー素材のペンダントトップをいくつか持っているので、指輪もシルバー素材で しばらくの間 探していました。
でも、シルバー素材でボリュームのある指輪って、メンズものばかりで、サイズが合わないんですね。
それならば、素材に拘ることなく探そう!と、何店か店を渡ったら、あっという間に、ぼんぼちの求めていた雰囲気バチコーンのが見つかったので、今日はそれらのお披露目です。
①牛角に白いペイント
牛角をくり抜いて作ったリングに、白いペイントで抽象的な図案が描かれたもの。
東南アジアの服やアクセサリーを扱う、仲屋むげん堂で求めました。 なんと!たったの380円でした。
白黒でコーディネートしたファッションに、ワンポイントで主張させようと考えています。
②鮫の歯の形状の銀色のメッキ
鮫の歯を模したデザインの銀色のメッキ素材。
メッキですから、安価でした。
新宿ミロードのMEDI STOREというアクセサリー屋さんで見つけました。
面白いのは、顎に相当する部分がちょうつがいになっていて、指を動かす度に、歯が開いたり閉じたりするところです。
シルバー素材の、太刀魚がニョロリとうねったデザインのペンダントトップを持っているので、主にそれに合わせようと思っています。
③鮫の歯の形状の艶消しの黒。
②と同じデザインで、艶消しの黒の塗料が塗られたものです。
ですから、②と同じお店で買いました。
ラバー素材の有刺鉄線を模したチョーカーを持っているので、それと合わせてハードにキメたら、バッチリだと、目論んでいます。
又、服とのバランスによっては、②を人差し指に、これを中指に着けてもお洒落だな!と思っています。
④甲冑の様な燻し色のメッキ。
これも、②③と同じ、MEDI STREさんで惚れ込みました。
甲冑というか甲虫の腹部分というか、そんなデザインですね。
指をはめる輪っかは、付け根と関節にあたる部分に二ヶ所あり、指を曲げ伸ばしする度に、重なっているデザイン部分も、開いたり閉じたりします。
これと同じ燻し色のジャラジャラしたネックレスと合わせたり、冬場は、オーバーサイズのミリタリーコートを着るので、それに釣り合う力強さだな、イケるな!と、計画を立てています。
以上が、最近、ぼんぼちが求めたボリュームのある指輪四つです。
指輪に関しては、これまでは、劣化が激しいアクセサリーアイテムだという理由で、18金かシルバーしか買わなかったのですが、欲しいデザインがないという理由から、これからは素材の幅を限定しないことにしました。
特に、②③④を入手したMEDI STOREさんは、他にもいいな!と思える、ぼんぼちの嗜好にピッタリのデザインが幾つもあったので、今後もこまめに覗いてみようと予定しています。
タグ:個性的な指輪 MEDI STORE
お洒落をするのに、まず一番初めに買うべき物 [ファッション]
私はお洒落命の人間なので、しばしば「ねぇ、ぼんぼちさん、アタシもお洒落な人になりたいんだけど、最初に何を買えばいい?」というようなことをよく聞かれます。
私は迷わず「姿見、持ってる?」と尋ねると、そういう方は、ほぼ100%の割合で「持ってない」とお答えになります。
私は、「ではまず、姿見を買いましょう。150cm×60cmくらいの、全身が余裕で映る大きさのを。それで、鏡の縁にぐるりと電球をつけましょう。正しい色彩が解るために」(写真参照)と言い切ります。
お洒落とは、何かをポンと身につければそれで成立する訳ではなく、頭のてっぺんからつま先までのコーディネートのバランスが完璧に取れて、初めて成立するからです。
ファッションアイテムは、「自分が愛して愛して愛し抜ける」と「客観的に、自分の体型や肌色や雰囲気に合っている」、その二つの要素が交わる物を選びましょう。
お洒落は、精神と肉体の両方の重なりでするものだからです。
そういったファッションアイテムを何か一つ手に入れたら、姿見の前で、合わせる服をつけ、アクセサリーもつけ、靴も履き、鞄も持ち、メイクをする人は、そのファッションに合ったメイクをしてみて、コートを着る場合は、コートを着た時と脱いだ時の両方で成立しているかを、確認します。
又、着方一つでも大きく印象が変わりますから、例えば、このカーディガンは、いくつボタンを外すのがベストか、このコートは、抜き襟でズルッと羽織る方がかっこいいなど、「どう着るか」も決めてゆきます。
丈詰めなど、お直しした方がバランスがキマる場合は、大きめの目玉クリップで、「どの丈が自分にとってベストバランスな丈か」を、あれこれ試してみて、ベストな丈に直しましょう。
髪型や髪の色も、計算に入れなければなりません。
ロングで、垂らしたりまとめたり縛ったりする人は、このコーディネートにはどのヘアスタイルがベストバランスか、髪の色を染めている人は、アイテムに髪色が合っているか、を確かめます。
それから、「自分は背が低いんだけど、もっと高く見せたい」などの願望がある人は、背が低い場合は、ボトムスにポイントがあるアイテムは選ばない、や、大きめのペンダントトップを短めの長さでつける、といった、目の錯覚を起こさせるテクニックを使います。
又、流行モノは、常にチェックしておきましょう。
これは、「いいな!自分に着こなせるぞ!」と思っても、流行ってる物だった場合、街を歩くと、あっちにもこっちにも、似たようなアイテムの人を見る結果を招きます。
流行モノをうっかり買ってしまわない為に、流行チェックをするのです。
流行モノを身につけると、「お洒落な人」になるのではなく、「よくいる人」になるだけです。
お洒落で大事なのは、世界で唯一無二の見た目と心の自分を、最大限に映えさせる事なので、流行モノをつけると、自らそれを潰してしまう事となるからです。
長いスパンでのクセのない定番モノなら、自分ならではのアレンジが可能なので、取り入れても、唯一無二の自分を失わずにいられて良いでしょう。
以上、簡単ではありましたが、お洒落をするには、何故、まず姿見が必要か、を述べさせていただきました。
これからお洒落な人になりたいとお考えの方は、是非、試されてくださいませ。
ワーキングタイプのブーツを買いました [ファッション]
これまで履いていた お気に入りのクタッとした薄めの革のブーツが、お直しがきかないサイドの箇所に穴が空いてしまったので、今冬は、新たにブーツを買うことにしました。
条件は、足首よりも10センチくらい長く包まれることで、クタッとタイプかワーキングタイプが希望でした。
で、ワーキングタイプで足先まで固くないものが、中野のABCマートで見つかったので、迷わず購入したという訳です。
私の冬のファッションは、ビーズのいっぱいついた50Sのヴィンテージカーデガンに、ダボッとしたワーキングパンツに、あえてオーバーサイズのミリタリーコートを羽織り、黒の大きな鞄を斜め掛け、という甘さを一箇所だけ入れたスタイル。
なので、ダボッとしたワーキングパンツをインしてバランスのキマる足元といったら、これだけの長さのブーツになるのです。
私は、足の横幅が広くて加えて外反母趾なので、靴を見つけるのに、いつも実用面で苦労してしまうのですが、このブーツは、なんぼでも歩けそうなくらいに楽ちんです。
見た目も実用面もバッチリなブーツが手に入り、ゴキゲンに街を闊歩しています!
条件は、足首よりも10センチくらい長く包まれることで、クタッとタイプかワーキングタイプが希望でした。
で、ワーキングタイプで足先まで固くないものが、中野のABCマートで見つかったので、迷わず購入したという訳です。
私の冬のファッションは、ビーズのいっぱいついた50Sのヴィンテージカーデガンに、ダボッとしたワーキングパンツに、あえてオーバーサイズのミリタリーコートを羽織り、黒の大きな鞄を斜め掛け、という甘さを一箇所だけ入れたスタイル。
なので、ダボッとしたワーキングパンツをインしてバランスのキマる足元といったら、これだけの長さのブーツになるのです。
私は、足の横幅が広くて加えて外反母趾なので、靴を見つけるのに、いつも実用面で苦労してしまうのですが、このブーツは、なんぼでも歩けそうなくらいに楽ちんです。
見た目も実用面もバッチリなブーツが手に入り、ゴキゲンに街を闊歩しています!
秋のバラ柄ワンピースとバラ柄マスク [ファッション]
10月に着る用のワンピースを、もう一着持っていたいな、と、高円寺の古着屋さんの居並ぶ通りを物色していたら、70Sフォークロアのワンピースを主に扱う店で、私の好みと髪色とサイズにバッチリな、こんなワンピースに巡り合えました。
購入しようと決意した一番大きな点は、写真では解りづらいですが、裾の二段のフリルが、ぐるりと一周ではなく、両サイドのみに付いている所。 とても珍しくて洒落ているな!と惚れ込みました。
このワンピースのデザインは、身頃のラインからしても、70Sフォークロアっぽくなく、時代を超えた さり気なく個性的なデザインと言えますね。
古着を買う時は、服の裏側も入念にチェックして状態の良し悪しを確認するのは必須なのですが、このワンピースは、状態が良いだけでなく、仕立ても非常に良い事が解りました。
タグを見たら、なんと!バレンシアガでした。
私はブランド志向者ではないので、有名ブランドであろうがなかろうが、自分が納得すれば求めるのですが、バレンシアガがこの古着屋さんにあることには、かなり驚きました。
それを、店員さんのマッシュルームカットに丸眼鏡のお兄さんに話したら、「うちは、殆ど日本のものなんですけど、たま〜に外国のも入って来るんですよ」と、優しく教えてくださいました。
さて、ワンピースを買ったら、このご時世は、どんなマスクを合わせるか、に思案が向きます。
迷わず、黒地で赤いバラに緑の葉っぱが小さく付いたものが最適だ!と、手作り通販サイトminneで探し、頭の中で思い描いていたそのものと言っていいくらいに、イメージにビッタリな一品が見つかりました。
商品が届いてリアルに見ると、さすが専門家さんのお仕事!と唸らずにはおれない、繊細で美しい刺繍に、嬉しく驚きました。
minneは、作家さんとメッセージのやり取りが出来るのですが、大変に丁寧で感じの良い作家さんで、その点からも、この商品を選んで正解だったな!と満悦しました。
ご覧の様に、ワンピースとマスクで ガーリー度100%です。
で、私は、コーディネートは、100%ガーリーではゆきたくなく、あくまでストリート系として着たいので、他のアイテムでハズシを入れてゆきます。
なので、アクセサリーは、ジュエリーではなく、あえて手作りの真鍮を選びました。
西国分寺の手作りアクセサリー&革製品の工房Klangで、何ヶ月か前に、一目惚れし、具体的な目的なく所有していたものです。
こちらの工房のかたも、とても感じが良かった!
真鍮という素材は、私はこの時に初めて求めたのですが、使い込むにつれて、青錆が出て来るとか。
その趣きも、古着好きの私の好みに合っているので、経年変化も楽しみにしています。
足元は、黒のタイツに黒のナイキのエアリフト、鞄は、黒の大きめの革鞄斜め掛けで、ハードに寄せます。
これで、このワンピースのコーディネートは完成です。
また、服に合った歩き方というものがあるので、このワンピースは、膝下10センチほどなのですが、このくらいの丈のガーリーなワンピースって、内股でちょっとヨチヨチした感じで歩くのが合います。
ちなみに、フルレングスの分量のあるスカートだと、爪先でスカートの裾を蹴るようにしながら、ゆったり歩くと合いますし、ワークパンツにゴッツいブーツに軍物コートの場合は、荒野を進む気持ちで、大きな歩幅でぐんぐん歩くと合います。
ともあれ、一着のワンピースにより、私の中で、また新たな一つのコーディネートが仕上がりました。
スタート地点となった古着屋の店員さんをはじめ、このコーディネートを完成させるのに力になってくださった作家さん達とのご縁に、感謝です!
購入しようと決意した一番大きな点は、写真では解りづらいですが、裾の二段のフリルが、ぐるりと一周ではなく、両サイドのみに付いている所。 とても珍しくて洒落ているな!と惚れ込みました。
このワンピースのデザインは、身頃のラインからしても、70Sフォークロアっぽくなく、時代を超えた さり気なく個性的なデザインと言えますね。
古着を買う時は、服の裏側も入念にチェックして状態の良し悪しを確認するのは必須なのですが、このワンピースは、状態が良いだけでなく、仕立ても非常に良い事が解りました。
タグを見たら、なんと!バレンシアガでした。
私はブランド志向者ではないので、有名ブランドであろうがなかろうが、自分が納得すれば求めるのですが、バレンシアガがこの古着屋さんにあることには、かなり驚きました。
それを、店員さんのマッシュルームカットに丸眼鏡のお兄さんに話したら、「うちは、殆ど日本のものなんですけど、たま〜に外国のも入って来るんですよ」と、優しく教えてくださいました。
さて、ワンピースを買ったら、このご時世は、どんなマスクを合わせるか、に思案が向きます。
迷わず、黒地で赤いバラに緑の葉っぱが小さく付いたものが最適だ!と、手作り通販サイトminneで探し、頭の中で思い描いていたそのものと言っていいくらいに、イメージにビッタリな一品が見つかりました。
商品が届いてリアルに見ると、さすが専門家さんのお仕事!と唸らずにはおれない、繊細で美しい刺繍に、嬉しく驚きました。
minneは、作家さんとメッセージのやり取りが出来るのですが、大変に丁寧で感じの良い作家さんで、その点からも、この商品を選んで正解だったな!と満悦しました。
ご覧の様に、ワンピースとマスクで ガーリー度100%です。
で、私は、コーディネートは、100%ガーリーではゆきたくなく、あくまでストリート系として着たいので、他のアイテムでハズシを入れてゆきます。
なので、アクセサリーは、ジュエリーではなく、あえて手作りの真鍮を選びました。
西国分寺の手作りアクセサリー&革製品の工房Klangで、何ヶ月か前に、一目惚れし、具体的な目的なく所有していたものです。
こちらの工房のかたも、とても感じが良かった!
真鍮という素材は、私はこの時に初めて求めたのですが、使い込むにつれて、青錆が出て来るとか。
その趣きも、古着好きの私の好みに合っているので、経年変化も楽しみにしています。
足元は、黒のタイツに黒のナイキのエアリフト、鞄は、黒の大きめの革鞄斜め掛けで、ハードに寄せます。
これで、このワンピースのコーディネートは完成です。
また、服に合った歩き方というものがあるので、このワンピースは、膝下10センチほどなのですが、このくらいの丈のガーリーなワンピースって、内股でちょっとヨチヨチした感じで歩くのが合います。
ちなみに、フルレングスの分量のあるスカートだと、爪先でスカートの裾を蹴るようにしながら、ゆったり歩くと合いますし、ワークパンツにゴッツいブーツに軍物コートの場合は、荒野を進む気持ちで、大きな歩幅でぐんぐん歩くと合います。
ともあれ、一着のワンピースにより、私の中で、また新たな一つのコーディネートが仕上がりました。
スタート地点となった古着屋の店員さんをはじめ、このコーディネートを完成させるのに力になってくださった作家さん達とのご縁に、感謝です!
マニキュアは混ぜられます! [ファッション]
マニキュアをつける方々、探しあぐねても欲しい色が無かった場合、妥協して 近い色を塗っていますか?
それとも 完全に諦めて、何も塗らずにやり過ごしていますか?
私・ぼんぼちは、マニキュアをつけていた頃、求める色を自分で作っていました。
はい! マニキュアというのは、混ぜられるんです!
私は、カーキ色のマニキュアが欲しかったのに どこにも売られていなかったので、鮮やかな若草色のマニキュアに真っ赤なマニキュアをほんの少し加えて、理想のカーキ色のマニキュアを作っていました。
この時のコツは、真っ赤を一気にトロ〜リと入れ過ぎずに、少し加えてはボトルをよく振って色味を確認し、又、少し加えてはよく振って確認する、という事です。
理由は、赤のように明度の低い色は、少量でも強く効き、入れ過ぎたからといって、元に戻す事は出来ないからです。
市販されているマニキュアというのも、元々、複数の色を混ぜ合わせて作られている訳ですが、市販品は、極力、元の色同士の粒子の大きさ・比重を近くして、沈殿しづらいように作られています。
ですから、沈殿して色が分離するのは、大抵、一年くらい放っておいた時です。
けれど、自分で混ぜ合わせるとなると、激しく粒子・比重の違う色と色を混ぜる可能性もでてくるので、沈殿の速度も早くなる場合があります。
ともすると、一晩くらいで分離してしまったりします。
でも、それには何の支障もありませんね。
爪に塗って乾くまでの何分間かの間、分離しなければ良いのですから。
私が作ったのはカーキ色だけでしたが、他にも、例えば、レンガ色が欲しかったら、オレンジ色に濃い青を混ぜたり、キャメル色が欲しかったら、黄色に紫色を混ぜたりすると、出来ます。
何故、黒を混ぜないかというと、黒を混ぜると、単に、彩度が落ちて明度も低い色になるだけですが、補色を混ぜると、えもいわれぬ深味のあるいい感じの中間色になってくれるからです。
要は、絵の具を混ぜる時の理論と同じです。
こうして、店に、彩度の高い色が色々と売られていれば、たいていの中間色のマニキュアは作れます。
けれど、色には、混ぜると彩度が低くなる、という絶対的な法則がありますから、「照明のセロハンのような鮮やかなマゼンタが欲しいけど、売られていない」とか「新鮮なレモンのようなレモンイエローが欲しいけど、売られていない」などという場合は、諦めるしかありません。
以上が、マニキュアを混ぜるにあたっての、方法と論理です。
もしも、「欲しい中間色のマニキュアが売られていない!」と嘆いている方がいらしたら、是非、試してみてくださいませ。
着物リメイク服・四着 [ファッション]
私・ぼんぼちは、中学生の頃から和のテイストの盛り込まれたコーディネートが大好きで、帯締めをベルト替わりに巻いたり、夏場は下駄を履いたり、和柄のTシャツを愛用してきたりしています。
そのような嗜好なので、着物地をリメイクした洋服というのも、ワードローブの一部に入っています。
なので、今日は、お気に入りの着物リメイク服を四着、ご紹介したいと思います。
①赤茶色地に菊柄のワンピース
元は長袖だったのですが、全体に対してのバランスが良くなかったので、自分でパフスリーブにしました。
丈は、膝小僧が隠れる丈で、元からベストバランスでした。
白いタイトな長袖Tシャツの上に着ています。
当然、着るのは、秋の菊の季節です。
特に菊祭りには、狙って着て出掛けたい一着です。
②黒地のフルレングスの巻きスカート
着物の下半分をそのまま利用した、巻きスカート。
私が履くと、ジャスト フルレングスです。
トップスは黒いTシャツを合わせ、足元は迷わず 赤い鼻緒の下駄です。
アクセサリーは、血赤珊瑚でキメています。
③御所車の刺繍のワンピース
これも元から膝小僧が隠れる丈で、小柄な私にぴったりなバランスです。
かなり派手なので、くだけたパーティーやイベントの時用です。
ちなみに後ろ側は、御所車の刺繍のない、同じ生地が縫い付けられています。
④唐草文様の巻きスカート
ふくらはぎの中程の丈の巻きスカート。
裏生地の色との色合わせも気に入っています。
トップスは濃紺のTシャツと短めのペンダントでバランスを取っています。
そして日傘は、表地は黒の麻、裏地は黒と朱色の唐草文様のを合わせています。
以上が、今、私・ぼんぼちのワードローブにある、着物リメイク服です。
これら着物リメイク服には、良い点と残念な点が一つづつあります。
先ず、良い点は、いずれも世界で唯一無二の一着であるという事です。
お洒落に於いて、唯一無二というのは、とても重要で大切な事ですね。
街を歩いていて 似たような服を着ている人とすれ違う、という不快は、まずありません。
残念な点は、これらは四着とも、正絹なのです。
正絹は肌触りよく上質の生地なのですが、雨や雨が降りそうな日は、着られないのです。
「今日は雨は降りそうにないな!」という日に、ここぞ!と引っ張り出しています。
そのような嗜好なので、着物地をリメイクした洋服というのも、ワードローブの一部に入っています。
なので、今日は、お気に入りの着物リメイク服を四着、ご紹介したいと思います。
①赤茶色地に菊柄のワンピース
元は長袖だったのですが、全体に対してのバランスが良くなかったので、自分でパフスリーブにしました。
丈は、膝小僧が隠れる丈で、元からベストバランスでした。
白いタイトな長袖Tシャツの上に着ています。
当然、着るのは、秋の菊の季節です。
特に菊祭りには、狙って着て出掛けたい一着です。
②黒地のフルレングスの巻きスカート
着物の下半分をそのまま利用した、巻きスカート。
私が履くと、ジャスト フルレングスです。
トップスは黒いTシャツを合わせ、足元は迷わず 赤い鼻緒の下駄です。
アクセサリーは、血赤珊瑚でキメています。
③御所車の刺繍のワンピース
これも元から膝小僧が隠れる丈で、小柄な私にぴったりなバランスです。
かなり派手なので、くだけたパーティーやイベントの時用です。
ちなみに後ろ側は、御所車の刺繍のない、同じ生地が縫い付けられています。
④唐草文様の巻きスカート
ふくらはぎの中程の丈の巻きスカート。
裏生地の色との色合わせも気に入っています。
トップスは濃紺のTシャツと短めのペンダントでバランスを取っています。
そして日傘は、表地は黒の麻、裏地は黒と朱色の唐草文様のを合わせています。
以上が、今、私・ぼんぼちのワードローブにある、着物リメイク服です。
これら着物リメイク服には、良い点と残念な点が一つづつあります。
先ず、良い点は、いずれも世界で唯一無二の一着であるという事です。
お洒落に於いて、唯一無二というのは、とても重要で大切な事ですね。
街を歩いていて 似たような服を着ている人とすれ違う、という不快は、まずありません。
残念な点は、これらは四着とも、正絹なのです。
正絹は肌触りよく上質の生地なのですが、雨や雨が降りそうな日は、着られないのです。
「今日は雨は降りそうにないな!」という日に、ここぞ!と引っ張り出しています。
鼻ピアスにまつわる些細な雑文 [ファッション]
リアルに私と対面した方や 私のブログのセルフポートレートをご覧になった方はお気づきかと思うが、私は左小鼻の付け根にピアスを開けている。
何故、鼻にピアスを開けているかーーー
それは、インドが好きだからである。
中学一年の時にインド文化にハマり、私の中学時代は、吉祥寺のはるばる屋というインド雑貨店に足しげく通ったり、インド料理店で週二回は夕飯を摂ったりと、かなりの割合でインド色に染まっていた。
そして、「ピアス解禁の高校卒業時には、絶対に インド女性のように小鼻の付け根にピアスを開けよう! そして、くだけたパーティーの折には、インドの民族衣装をまとい 鼻ピアスと耳ピアスがチェーンでつながったアクセサリーを着けよう!」と思い続けていた。
しかし、実際に鼻ピアスを開けたのは、高校卒業直後ではなく、四十才の時と、ずいぶん遅かった。
理由は、それまで、肌に対して安全性の高い金属の鼻ピアスが売られていなかったからである。
はるばる屋などに売られていたのは、よくよく見てみると、いずれもアルミニウムのような ともするとかぶれたり ただれたりと、肌トラブルを起こしてしまうのではないか?!と 不安を覚える材質ばかりだったのだ。
それが、私が四十才くらいになった時、ボデイピアスが一般的になり、身体のそこここにピアスを開ける人が増え、チタンやステンレスといった 安全面も考慮された鼻ピアスが、ピアス専門店に並び始めたのである。
私は迷わず、ピアスを開けてくれる事を得意分野の一つとする病院へ行き、開けていただいた。
五十三才の時には、仮装忘年会で、念願だった インドの民族衣装&鼻ピアスと耳ピアスがつながったアクセサリーで、いっときのインド女性にも変身できた。
そういえばーーー
コロナ禍になる以前のマスクをしないで皆が街を歩いていた頃、八十才くらいのおばあさんに道を尋ねられたのでお教えしたら、「ありがとう。 貴女はここ(ご自身の小鼻の付け根に人差し指をあて)にイボがあるねぇ」と仰った。
私は、おかしくて、心の中で笑い転げてしまった。
あの世代の方には、鼻にピアスを開けるなど、想像もつかないのだろう。
何故、鼻にピアスを開けているかーーー
それは、インドが好きだからである。
中学一年の時にインド文化にハマり、私の中学時代は、吉祥寺のはるばる屋というインド雑貨店に足しげく通ったり、インド料理店で週二回は夕飯を摂ったりと、かなりの割合でインド色に染まっていた。
そして、「ピアス解禁の高校卒業時には、絶対に インド女性のように小鼻の付け根にピアスを開けよう! そして、くだけたパーティーの折には、インドの民族衣装をまとい 鼻ピアスと耳ピアスがチェーンでつながったアクセサリーを着けよう!」と思い続けていた。
しかし、実際に鼻ピアスを開けたのは、高校卒業直後ではなく、四十才の時と、ずいぶん遅かった。
理由は、それまで、肌に対して安全性の高い金属の鼻ピアスが売られていなかったからである。
はるばる屋などに売られていたのは、よくよく見てみると、いずれもアルミニウムのような ともするとかぶれたり ただれたりと、肌トラブルを起こしてしまうのではないか?!と 不安を覚える材質ばかりだったのだ。
それが、私が四十才くらいになった時、ボデイピアスが一般的になり、身体のそこここにピアスを開ける人が増え、チタンやステンレスといった 安全面も考慮された鼻ピアスが、ピアス専門店に並び始めたのである。
私は迷わず、ピアスを開けてくれる事を得意分野の一つとする病院へ行き、開けていただいた。
五十三才の時には、仮装忘年会で、念願だった インドの民族衣装&鼻ピアスと耳ピアスがつながったアクセサリーで、いっときのインド女性にも変身できた。
そういえばーーー
コロナ禍になる以前のマスクをしないで皆が街を歩いていた頃、八十才くらいのおばあさんに道を尋ねられたのでお教えしたら、「ありがとう。 貴女はここ(ご自身の小鼻の付け根に人差し指をあて)にイボがあるねぇ」と仰った。
私は、おかしくて、心の中で笑い転げてしまった。
あの世代の方には、鼻にピアスを開けるなど、想像もつかないのだろう。
タグ:鼻ピアス 鼻ピアスを開けた理由
ミリタリーコートをリメイクしました [ファッション]
少し前の記事で「ミリタリーコートをリメイクします」と宣言していたものが仕上がったので、ここに公開します。
当初は手拭いを切って縫い付ける予定で、浅草まで出向き 「これぞ!」と思う手拭いを買ったのですが、洋服箪笥を整理していたら、もう着ることはないけれど、生地の色調がとても気に入っている このミリタリーコートにもバッチリのショートコートが出てきて「おっ!こっちのほうが、がぜん合うぞ!!」と、予定を変更し、ショートコートの部分部分を巧く活用して、縫い付けることにしました。
前全貌。
胸ポケットに、ショートコートの胸ポケットを、あえてずらして付けました。
写真では解りづらいですが、これもあえて、ポケットの上下を逆さにして、リメイク感・オリジナリティを出してみました。
写真では、斜めに付けてあるように見えやすが、これは生地が波打ってるためにそう見えるだけで、実際は、斜めではなく、3センチほど左下に付けてあります。
腕には、大きなポケットを付けました。
最初は、腕章風にぐるりと生地を巻こうと考えたのですが、仮縫いでやってみたら、ミリタリーコートの袖が太くてサマにならなかったので、大きなポケットだけを付けることにしました。
後ろ全貌。
今回は、とにかく後ろ姿が個性的に映えることに拘りました。
後ろ姿って、意外と人目を惹くんですよね。
最も拘ったのは、背中の正方形の大きさと だんだらの柄ゆきです。
いい柄ゆきが取れる部分を、ショートコートの背中部分から切り取りました。
フードに付けたのは、ショートコートの腕に付いていた手袋フォルダです。
この部分も巧く活用出来たと納得しています。
フードのアップ。
背中のアップ。
どの部分も、四方の四点留めで、フードと背中は✕でポケット二つはⅡで縫い留め、空間が出来るようにし、ミリタリーにイメージがそぐう様、きちんとした感じにならない仕上がりにしました。
そして、切りっぱなしの生地をほつれさせ、ルージーで退廃的な雰囲気を よりあげました。
自分としては、頭の中で手拭い縫い付けのデザイン画を描いていたより遥かに愛せる完成度となり、とても嬉しいです。
ルージーなワークパンツにクタッとした黒の革のブーツで、さっそうと お洒落のしがいのある街街を歩きたいと思います。
真冬になって、このリメイクミリタリーコートに腕を通せる日が来るのが待ち遠しいです。
当初は手拭いを切って縫い付ける予定で、浅草まで出向き 「これぞ!」と思う手拭いを買ったのですが、洋服箪笥を整理していたら、もう着ることはないけれど、生地の色調がとても気に入っている このミリタリーコートにもバッチリのショートコートが出てきて「おっ!こっちのほうが、がぜん合うぞ!!」と、予定を変更し、ショートコートの部分部分を巧く活用して、縫い付けることにしました。
前全貌。
胸ポケットに、ショートコートの胸ポケットを、あえてずらして付けました。
写真では解りづらいですが、これもあえて、ポケットの上下を逆さにして、リメイク感・オリジナリティを出してみました。
写真では、斜めに付けてあるように見えやすが、これは生地が波打ってるためにそう見えるだけで、実際は、斜めではなく、3センチほど左下に付けてあります。
腕には、大きなポケットを付けました。
最初は、腕章風にぐるりと生地を巻こうと考えたのですが、仮縫いでやってみたら、ミリタリーコートの袖が太くてサマにならなかったので、大きなポケットだけを付けることにしました。
後ろ全貌。
今回は、とにかく後ろ姿が個性的に映えることに拘りました。
後ろ姿って、意外と人目を惹くんですよね。
最も拘ったのは、背中の正方形の大きさと だんだらの柄ゆきです。
いい柄ゆきが取れる部分を、ショートコートの背中部分から切り取りました。
フードに付けたのは、ショートコートの腕に付いていた手袋フォルダです。
この部分も巧く活用出来たと納得しています。
フードのアップ。
背中のアップ。
どの部分も、四方の四点留めで、フードと背中は✕でポケット二つはⅡで縫い留め、空間が出来るようにし、ミリタリーにイメージがそぐう様、きちんとした感じにならない仕上がりにしました。
そして、切りっぱなしの生地をほつれさせ、ルージーで退廃的な雰囲気を よりあげました。
自分としては、頭の中で手拭い縫い付けのデザイン画を描いていたより遥かに愛せる完成度となり、とても嬉しいです。
ルージーなワークパンツにクタッとした黒の革のブーツで、さっそうと お洒落のしがいのある街街を歩きたいと思います。
真冬になって、このリメイクミリタリーコートに腕を通せる日が来るのが待ち遠しいです。
ぼんぼちの主観による現在の古着屋模様 [ファッション]
東京で古着屋の多い街というと、高円寺 下北沢 原宿 吉祥寺 が挙がる。
中学一年の時から、古着を愛して愛して愛し続けている私・ぼんぼちは、しばしば古着屋を物色しているのだが、ここのところのコロナ騒動もあり、日本一好きで古着屋も圧倒的な数を誇っている高円寺以外は、ちょっとご無沙汰をしていた。
吉祥寺は三ヶ月ぶり、シモキタと原宿は一年ぶりに、ごく最近 再訪した。
コロナの影響で、空きテナントが増えていた という理由もあるのだろう、中、シモキタと吉祥寺に、何軒もの新しい古着屋がオープンしているのが目に付いた。
店内を見回してみると、、、新オープンの古着屋は、40S50Sのヴィンテージを扱う店は殆んどなく、古着としては新し目の、そして無難な路線の商品ばかりがい並んでいた。
以前は、「古着屋」というと、40Sから近年までの様々な時代を扱う個性に溢れた店店が住み分けをしており、「私、古着好きなんです」と言うと、お洒落に無頓着な人には、「変わった人なんだね」「個性的なんですねぇ」と 一億光年も彼方にいる人間を見る様な目つきをされ、お洒落好き相手に発すると、「わぁー!古着、好きなんだ!!おっしゃれだね〜!! どの時代が好きなの?」「50Sですね」「50Sかぁ!50S、私も好きだよ!いいよね〜 50Sなら、やっぱ、アメリカだよね!戦争に勝ってノリノリの時代だったもんね。 で、音楽は、チャックベリー派?プレスリー派?それとも、シナトラとか?」「ヘッドドレスに思いっきりペチコート入れたワンピースで、シナトラ聴いてます」等と、その時代の古着が好きな人は、必ずと言っていいほど、同時代の音楽も好きで、時代背景も勉強していたものである。
ーーーそれが古着の世界だった。
けれど、新オープンした古着屋の殆んどは、コーディネートセンスさえあれば着こなせる 突飛ではない物ばかりで、おそらく、それらを購入する人の殆んども、その古着が作られた時代の音楽も背景も知らないままに着るのだろうな、、、と思われた。
つまりーーー「古着」というものの敷居が低くなり、門戸が広くなったのである。
おそらくこのご時世では、新品のアパレルを営るよりも、元手も少なく商売が出来、購買者も、ブランドや新品である事に拘らなくなった為であろう。
私はこの現象を、決して憂いている訳ではない。
私の好きな50Sヴィンテージの古着屋がなくなってしまったり、激減してしまったのではないので、私には何も困る事がないからだ。
ただ、これからは、「古着好き」と発言すると、返ってくるリアクションが変わってくるのは明らかであろう。
お洒落に無頓着な人にも 一億光年彼方の人間を見る目では見られなくなり、「へえ、そうなんだ。アタシはユニクロ」と ユニクロと双璧で考えられたり、お洒落好きには、「私、古着好きなんだけど、私が好きなのは50Sヴィンテージでね、、、」といった前置きが必要になりそうだな、と感じた次第である。
中学一年の時から、古着を愛して愛して愛し続けている私・ぼんぼちは、しばしば古着屋を物色しているのだが、ここのところのコロナ騒動もあり、日本一好きで古着屋も圧倒的な数を誇っている高円寺以外は、ちょっとご無沙汰をしていた。
吉祥寺は三ヶ月ぶり、シモキタと原宿は一年ぶりに、ごく最近 再訪した。
コロナの影響で、空きテナントが増えていた という理由もあるのだろう、中、シモキタと吉祥寺に、何軒もの新しい古着屋がオープンしているのが目に付いた。
店内を見回してみると、、、新オープンの古着屋は、40S50Sのヴィンテージを扱う店は殆んどなく、古着としては新し目の、そして無難な路線の商品ばかりがい並んでいた。

ーーーそれが古着の世界だった。

つまりーーー「古着」というものの敷居が低くなり、門戸が広くなったのである。
おそらくこのご時世では、新品のアパレルを営るよりも、元手も少なく商売が出来、購買者も、ブランドや新品である事に拘らなくなった為であろう。
私はこの現象を、決して憂いている訳ではない。
私の好きな50Sヴィンテージの古着屋がなくなってしまったり、激減してしまったのではないので、私には何も困る事がないからだ。
ただ、これからは、「古着好き」と発言すると、返ってくるリアクションが変わってくるのは明らかであろう。
お洒落に無頓着な人にも 一億光年彼方の人間を見る目では見られなくなり、「へえ、そうなんだ。アタシはユニクロ」と ユニクロと双璧で考えられたり、お洒落好きには、「私、古着好きなんだけど、私が好きなのは50Sヴィンテージでね、、、」といった前置きが必要になりそうだな、と感じた次第である。