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青く発光している様な金属 [写真]

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角っこが黄色いペンキで塗られた、何に使われるのかあっしには解らない、重なる金属。
ネガ加工したら、黄色い部分が青く発光している様に見えて、なんだか、抽象表現の立体作品を撮った雰囲気になりやした。
あっしなりにでやすが、この抽象性、なかなか気に入っておりやす。

街街はすでに、クリスマスツリーがそこここにみられる時節となりやしたね。
ふと、、、こんな発光する金属でクリスマスツリーを作っても、面白いかも?って、思いやした。
予算は結構かかりそうでやすが。
みなさんは、どんなクリスマスツリーがお好きでやすか?



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第18回第19回の演技のレッスンを受けて [リポート]

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今日は、11月3日(木)第18回「リチャード三世」、11月30日(水)第19回「夏の夜の夢」のレッスンのリポート&感想をつづらせていただきたいと思います。

先ず、11月3日(木)「リチャード三世」。
冒頭の、リチャード三世が、現在の自国の状況を鼻で笑い、己れの容姿の醜さと狡猾さを語り、これからの生き方の戦略を独白するという まるまる一頁の長台詞と、リチャード三世と 彼が主人を殺したために未亡人となった美しきアンのダイヤローグで、リチャードが巧妙にアンを口説き落とす場を勉強しました。

冒頭の長台詞は、私は二箇所、褒められました。
一つ目は、一回目に「では、ぼんぼちさん、読んでみて」と言われて、リチャードの言わんとしている内容・感情が変わる箇所箇所を、読み方を変えて読んだら、とても肯定的に評価されました。
二つ目は、二度目に「では、ぼんぼちさん、今度は、一回目の変えながら読む読み方に加えて、キッチンの排水口からゲボッと嫌ぁ〜な悪臭が湧き上がってくる事ってあるじゃない。そういうイメージで読んでみて」と言われ、そのイメージを思い描きながら読んだら、「嫌ぁ〜な臭さ、出てるねぇ!」と褒められました。
あぁ、この読み方で良かったんだ!と、とても嬉しかったです。

次に、リチャードとアンのダイヤローグの部分。
このダイヤローグは、相手役が前に言ったセンテンスを そのまま次の役の人がなぞるように言って、最後の言葉で否定したり、相手役の台詞と次の役の台詞がひとつながりになっている様に言う様に書かれた 非常に秀逸なダイヤローグで、私はこの部分を自主練期間中に読んだ時に、2月からシェイクスピアの勉強を始めて、ここにきて初めて、シェイクスピアがいかに優れた 世界演劇史に遺り続ける大人物であるのかが、納得できました。
レッスン日当日、先生が仰るに、シェイクスピアには、こういった見事な掛け合いのダイヤローグが、他の作品にも幾つもある、という事でした。

さて、このダイヤローグでは、私はアンの役を演ったのですがーーー
アンは怒り心頭している と受け取れたので、一度目、そう読んだら、先生に「アンは、怒っているだけではなく、リチャードに対して恐れの感情も抱いているので、怒り+恐れ の感情で読むように」と言われ、二度目、そのような二つの感情を同居させて読んだら、ダメは出されなかったので、この感情表現で良かったんだな、と思いました。

ダメ出しされたのはーーー
二人でひとつながりの台詞になる所が二箇所あったのですが、一度目、リチャード役の人より低いトーンで発したら「(トーンを)落とさないで、間無く円滑に流れる様に」と指示されました。
もう一度、先生のご指示通りに読んだら、ダメは出なかったので、ご指示通りに読めていた様です。

そして、先生は、「では、この二箇所を、レベルアップして、違う読み方をしてみましょう。あえて、間を空けて。ぼんぼちさん、解りますか?」と聞かれたので、私は、「あぁ、一間、空ければいいんだな」と思い「はい」と答えました。
で、単に一間空けて、読み方は一つ前と同じ読み方をしたら、「『間を空けて』という事は、それに伴って、台詞の言い方も変わって来なければいけない。一間空ける というのは、アンがリチャードの言葉によって驚いて返すという事だから、そういう言い方をしなければならない。 現場では(要するに、プロの役者さんは)、『一間空けて』の監督の一言で、そこまで解るものなんです」と仰いました。
私は、「あぁ、やっぱりプロの役者さんっていうのはすごいんだな。そこまで瞬時に理解が及ぶなんて」と思ったのと同時に、「私はプロの役者を目指している訳ではないけれど、次からは、この様な臨機応変が出来るようになろう!」と拳を固くしました。

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次に、11月30日(水)「夏の夜の夢」。
この回は、人数が少なかったために 非常に濃密なレッスンとなり、得るところも非常に多くあったのですが、特に書き記しておきたい事は、以下の四点です。

先ず、最初に長台詞を読んだ時、先生は、こういう内容の事を仰いました。
「ぼんぼちさん、今までの中で、声の出し方、一番いいね。そういうこと! ぼんぼちさんは、初回から今まで、これは違うあれも違うと 僕に言われて、ジタバタ暴れていた鯉だったけど、ここにきてやっと、まな板の上で、いい意味で死んで、いかようにも調理出来る状態に到達したね」ーーーと。
私の側も、「あー、この声の出し方は違うのかー」「これでもダメなのかー」と暗中模索していて、前々回あたりに先生の、「ぼんぼちがこの台本の状況に置かれた時に 発する声を出せばいいんだよ」というご指摘に、「あっ!そういうことなのか!!」と、ストンと腑に落ちた自覚があり、今回ようやっと、それが声にきちんと表出されたようです。
自分にとってはとても高い階段を一段のぼり切れて、大きな達成感を覚えました。

次に、ダメ出しされた箇所三つ。
一つ目は、声の高低や強弱で説明的に感情を伝えようとしない事。
現実に、人間が言葉を発する構造というのは、まず感情があって、それに伴って思わず口をついて そのようなニュアンスの言葉が出るので、演技も、それと同じ順序をなぞらなければならない。
「まず、○○な感情になる」→「自然と、それに伴った わざとらしくない深味のある台詞が出る」ように。
これからは、「まず、内なる感情!」で、頑張って出来るようになろう!と、心しました。

二つ目のダメ出しはーーー
「森」とか「ヘレナ(登場人物の名前)」とか、シェイクスピア演劇では、次にどういう場という設定で芝居が行われるのか、次に誰が舞台に初登場するのかを、その前に舞台にいる人物が、それとなく判らせる仕組みとなっているので、そういうキーワードになっている言葉を立てるように、でした。
これからは、下読みの段階で、そこまで察する事が出来るようになろう!と思いました。

三つ目はーーー
シェイクスピアは、まるでデュエットを歌っているかのような 相手との掛け合いのダイヤローグが多いわけですが、そこを、単に 自主練して来た通りにやるのではなく、あたかも身体まで相手と一体化したような、そのくらいにひとつながりになって、台詞を言うように、でした。
これは難易度高いぞ! 一朝一夕に出来そうにないな、、、と直感しましたが、でもいつかは、出来るようになりたいです!

そして最後に、「夏の夜の夢」のレッスンの回では、必ずやってきた、パック(いたずら妖精)の16行の口上の暗記を、一人づつ発表しました。
これまでの回は、先生が、「今日は、観ている人、一人一人の顔を覗き込みながら、上手から下手へ」とか「今日は、ゴミ箱を持って、二つゴミを拾ったところで口上を言い始めて」等と、ご指示が出ていたのですが、「今日は、『夏の夜の夢』は最後だから、何でもいいから自由にやってみて!」と、フリー課題を出されました。
私は、パックの口上を自主練しながら、「あ〜、秋だなあ。野外舞台で、落葉舞う中、パックが口上を言うっていうのも、画になりそうだなあ」というのが、ぼんやりと頭の中にあったので、その日、自分が着てきたコートを使う事を思いつきました。

「ちょっと寒いな」という感じで舞台を歩いて来ると、まだ余韻に浸って席に残っているお客さんが、何人もいらっしゃるのに気づく。
嬉しくなって、思わず この口上を言い出す。
口上の感情がちょっと変わる所でコートを脱ぎ、肩に掛けてポーズをキメて声を飛ばす。
口上の終わりかけには、再びコートをまとい、フードをかぶり、残っているお客さんに〆めの一言を言って、手を温めながらトコトコと舞台を去る。

ーーーというのを演りました。
すると先生は、しきりに拍手をされながら、「いいね!今までぼんぼちさんがやってきた中で、これが一番いいよ!!」と、最上級のお褒めの評をいただけました。
もちろん、最上級に嬉しかったです。

早いもので、今の先生についてからのレッスンも、19回を了えました。
私なりにではありますが、確実に上達しているのを、実感しました。
継続は力なり!ですね。
ぼんぼち、これからも、継続して、階段をのぼってゆきます!

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白黒の道 [写真]

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様々な材質で構成された道とそのフチ。
「この道はどこに行くのか?」「この道を見ている『私』は、どんな感情なのか?」、、、
あえて単なる白黒で、観てくださる方々にゆだねる部分の大きな仕上がりにしてみやした。
みなさんに、自由に想像していただけたら幸いでやす。

白黒の映画というとーーー
あっしは、塚本晋也監督の「鉄男」が、大のお気に入りでやす。
主人公の男が鉄化してゆくアニメーション技法は、白黒で撮ったからこそのド迫力で溢れてやす。
劇場でもDVDでも何度観たことか!
みなさんは、お好きな白黒映画って、何かおありでやすか?



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今年もおせちの予約は、成城石井さんで [料理・ソフトドリンクス]

あっし、ぼんぼち、おととしまでは、おせちは、吉祥寺の某デパートさんのカタログにあるホテルやレストランの洋風おせちを、毎年注文して、大晦日に受け取りに行ってたんでやすけどね。
間違いなくコロナ禍のため 大混雑するのを危惧してでやしょう、去年は、受け取りは無しで配送だけになってしまってたんでやすよ。
大晦日って、他にも買うものがあるので、一人暮らしのぼんぼちが、家でじいっと届くのを待ってるのは不可能なんでやすね。

それじゃあ、どうしたものかなあ、、、新宿あたりならデパートさんが幾つもあるから 受け取りのデパートさんもあるかもしれないんだけど、ごった返す大晦日の新宿には出たくないし、、、と考えていたところ、偶然、九段下駅から神保町の街に向かう途中に在る成城石井さんで、オリジナルのおせちの予約受け付けをしているポスターを見かけたんでやすね。
で、成城石井さんなら、間違いなく美味しいに違いない!と、(おととしまで、デパートさんで受け取っていた ホテルやレストランのおせちも、充分に美味しかったんでやすけどね)去年は、成城石井さんの洋風おせちを注文、受け取りしやした。
九段下駅までって、あっしんちのある西荻窪から、東西線一本で座って行けるし、九段下駅から神保町までの街も、大晦日は全然混まないという楽さもあって。

元旦にいただいてみるとーーー
これが、想像を遥か遥かに上回る、それはもう絶品のお料理だったのでやすよ!
もぅ、全品、最上級の 舌をとろかす美味しさでやした。
で、次回のおせちも、絶対に、成城石井さんにしよう!と決めやした。

そして先日、成城石井さんのおせちの受け付けが始まったので、さっそく 去年と同じ「洋食一段重」を注文しやした。
メニューのラインナップはーーー
国産黒毛和牛のアンクルート
フォアグラテリーヌ
スモークサーモン
自家製レバーパテ
国産黒毛和牛のローストビーフ
オマール海老のテリーヌ ヴァンブランソース添え
海鮮ラビゴットソース和え
でやす。
中でも、テリーヌとスモークサーモンは、あっしは小学生の頃からの大好物なので、特に美味しく感じやした。

毎年、おせちの予約が済むと、「あぁ、もう今年も残りわずかだ、、、」という冷たい秋風の気分から、「もーいーくつねーるとー、おーしょーうーがーつー」ってホカホカにテンションが上がるんでやす。
そして、暮れも押し詰まった時期に、カーニバル(あっしの住む沿線で展開しているカルディみたいなお店ね)で、重くてスパイシーな赤ワインを求めて、大晦日になったら、おせちを受け取りに行って、一旦家にそれを置いて、再び西荻窪駅前まで出て、KINOKUNIYAさんでバゲットを一本買い、花屋さんで和モダンなアレンジの出来る花を抱えて帰りやす。
これで、ぼんぼちの、新年を迎える準備は万端となりやす。

みなさんは、おせち、どこかのデパートさんかお店屋さんで、購入されてやすか?
それとも、御自宅で作られる派でやすか?
又、これを揃えないとウチにはお正月が来ないよ!っていうの、何かおありでやすか?

(画像は、あっしが注文したおせちでやす。 ちょうどカタログの表紙に大きく載っていたので、付けやした。)
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緑のシートに棒二本 [写真]

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建物が取り壊されて更地になっている土地に、おそらく雑草を生やさない目的でやしょう、一面に緑のビニールシートがかけられてやした。
その中に、棒が二本、置かれていて、それを撮ったものでやす。
どれくらい寄るか、どれくらい棒を傾がせて入れるか、シートとシートの重なり部分はどの位置に入れるか、に心を砕きつつ、一発撮りでキメやした。
あっしなりにでやすが、難しいモチーフを一発撮りでキメる事が出来た、という達成感の大きな一枚でやす。
加工は、上の棒の朱色とシートの緑の補色がより映えるようにと、シートの汚れが目立って画面に変化がつくために、ややコントラストを強めやした。

棒、、、というと、あっしはつい、安部公房先生の「棒になった男」を思い出してしまいやす。
安部公房先生、理論的で好きなんでやす。
安部先生は、小説の他に、演劇や映画のお仕事もされていて、あっしは、小説では「人間そっくり」、戯曲では「友達」、シナリオでは「他人の顔」(同名の小説もあり)が、それぞれ一番好きでやす。
みなさんは、好きな小説家、劇作家、シナリオライターって、いらっしゃいやすか?



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「映画カフェ」と冠していながら、、、 [喫茶店・レストラン・カフェ]

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もうだいぶん前だが、私の住む街に、「映画カフェ」と冠したカフェが出来た。
ガラスのドアに大きく、「映画カフェ○○」と書かれていた。

映画好きの私は、早々に映画カフェ○○の扉を押した。
「、、、、、、、?????」
ここのどこが映画カフェなのだろう???
映画のポスターが貼られている訳でも、モニターに映画が映されている訳でも、映画音楽が流れている訳でもなかった。
店内をくまなく観察すると、棚に、西ヨーロッパのメジャーどころの映画関係の本が、十冊ほど並んでいた。

実験映画好きの私は、明らかにオーナー店主であると判る中年女性に、「実験映画の本のコーナーは、どこにありますか?」と尋ねた。
するとオーナー女性は、「ジッ、、、ジッケン???」
眉間にシワを寄せ、首を傾げた。
どうやらこのオーナー女性は、実験映画というジャンルの存在そのものからして、知らない様だった。

「あの、、、映画関係の本は、ここ(西ヨーロッパのメジャーどころの十冊を指し)の他には、どこにありますか?」
と聞くと、あからさまに不快な表情になり、「ここだけですけどっ!」
つっけんどんに言い放った。

私は呆れ返ってしまった。
「映画カフェ」と冠していながら、実験映画というジャンルすら知らずに、映画らしいところといえば、一般の映画ファンの読む、つまり、専門書とはいえない 大衆向けの、映画本の十冊を並べているだけなんて、、、

映画に限らず、何かに特化したカフェなり喫茶なりバーなりを営るのなら、店内は、その方面の関係グッズで溢れかえっており、店主は、その方面に於いては、百科事典の如くに詳しくあるのが当然であろう。
それで以て、客からお金を取れる、つまり、客側は、それで以て、金を払い時間を費やす価値を覚え、通おうという気持ちが沸くものなのに。

この、自称映画カフェ、私と同じに、期待を胸にワクワクと扉を押し、すぐさま、落胆と憤りでいっぱいになり、仕方なくコーヒーの一杯もすすり、「あぁ!なんて、時間と金の無駄遣いをしてしまったのだろう!!!」と、心の足で砂をかけまくり、二度とは訪れない映画好きが、何人も何人もいたのだろう。

映画カフェ○○、二年たらずで無くなった。
あまりにも当たり前過ぎる展開である。
店主は、今頃、己れの店の敗因に気づいているだろうか?

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二つの真っ赤なゴミ箱 [写真]

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二つ並んだ真っ赤なゴミ箱。
これがベスト!という傾がせ加減で、これがベスト!という位置に、二つのゴミ箱の境い目の暗さを持ってきやした。
加工は、赤がより映えるように鮮やかにし、コントラストを強めて、暗さをより黒っぽく強調しやした。
特別凝ったモチーフではありやせんが、バッチリ成立したので、あっしなりにでやすが、納得してやす。

お家のゴミ箱、みなさん、どんなものを置かれてやすか?
あっしは、燃えるゴミ用も燃えないゴミ用も、火鉢を置いてやす。
燃える用は、国立の古道具屋さんで、燃えない用は、ロフトで求めやした。
あっしの部屋は、和洋折衷のアンティーク風にしているので、火鉢なら何の違和感もなく、ナイスなインテリアとなってくれてやす。



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シナリオがシーン別に書かれている理由 [映画・演劇雑記]

シナリオを読まれた事のある方は、シナリオというものはシーン別に書かれているのだな、とお気づきになったと思います。
例えばーーー

⑯駅前のカフェ
太郎、スマホを取り出し
太郎「今度の連休なんだけどさあ!」
花子「えっ?」
太郎「こことかー」
花子「、、、、、ごめん」
太郎「え」
花子「、、、仕事なんだ」
太郎「またぁ?」
花子「、、、、、」
太郎「出よっか」

という風に。
シナリオは、この様なシーンをつなぎ合わせて、全体が構成されています。

どうしてシーン別に書くかというとーーー
映画やドラマは、シーン毎にまとめて撮影してゆくからです。
「駅前のカフェ」が、シーン16だけでなく、シーン5にも38にも62にもあったとします。
そうすると、話しの内容の時系列とは関係なしに、「駅前のカフェ」シーンを、まとめて撮影するのです。
特にカフェの様な、他人様に借りる場だと、日時が限定されますし、出逢いの時刻が夕陽の差す時間帯であり、別れの時刻が朝だったとしたら、別れのシーンを先に撮影して、夕刻になったところで、出逢いのシーンを撮影する運びとなります。

又、同じ駅前のカフェの中に、朝時と夕刻のシーンがあるとしても、「⑤夕のカフェ」とか「㊳朝のカフェ」と書いてはいけません。
そうすると、スタッフは、「駅前のカフェ」とは別のカフェを指すのだと判断して、別のカフェの夕刻、別のカフェの朝時を、ロケハンしてしまうからです。
あくまでも、「駅前のカフェ」は「駅前のカフェ」という言葉で統一し、ト書きの冒頭に、「朝」とか「夕陽が差し込む窓辺」と書かなくては、混乱してしまいます。

ちなみに、「駅前のカフェ」の様なシーンのタイトルを「柱」と呼びます。
柱の上に、今回、例で示した様に、シーン順の数字が振られる事もあれば、単に「○駅前のカフェ」と、シーンナンバーは書かれない場合もあります。

そして、シーンはどういった基準で分けるかというとーーー
大きくキャメラをはじめとする撮影機材一式を、移動させるか否かで分けます。
「駅前のカフェの通り」という撮影場所が必要になった場合は、「⑰駅前のカフェの通り」と、別の柱を立てます。
何故なら、カフェの中から表へ、よいしょよいしょと機材を運び出して準備をする訳ですし、今度は、カフェオーナーではなく道路に関しての撮影許可が必要になってくるからです。
したがって、すぐ次のシーンだからといって、同じ日の次の時間帯に撮影するとは限りません。

みなさんも、シナリオを読まれる時、又は、映画やドラマを鑑賞される時、この様な事を頭に思いながらご覧になると、一層、興味深くお楽しみになれるのではないか、とお察しします。

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二種類のコード [写真]

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ビルの1階のブラインドの下から覗く、二種類のコード。
ブラインドの直線に対して、コードのニョロニョロと、それが2色だというところに、無機質な物ばかりで構成された面白さを覚えやした。
元は、ブラインドは白で、すごくニョロニョロしてるコードも白、ゆったりしているコードは、鮮やかなブルーでやした。
これは、非現実的に加工したほうが、絶対に面白いぞ!と、ネガ加工を施しやした。
無彩色に黄色が映えて、納得の1枚となりやした。

コードといえば、、、
先日、スマホを充電していたら、充電器のコードに足をひっかけてしまい、正常に機能しなくなってしまいやした。
さっそくauショップに、新しい充電器を買いに行ったのでやすが、最新式の充電器って、2つに分かれているんでやすね。
コンセントに着ける部分と、スマホに挿し込む部分のついたコードとに。
これって、出先で充電する時に、持ち運び易くするためにそうしたんでやしょか?
まあ、あっしは、家でしか充電しないし、充電できればそれでいいので、何ら文句はないのでやすが。



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吉祥寺「ブックス ルー・エ」は、昔、喫茶店だった [喫茶店・レストラン・カフェ]

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今日の話しも、喫茶店マニア諸氏なら 当たり前の事実としてご存知の事に違いないと察するが、吉祥寺駅北口アーケード内に在る 書店「ブックス ルー・エ」は、昔、喫茶店だった。

私は中高と、家庭教師の来る日以外、つまり、週に5日は、外で夕飯を摂り、その後、喫茶店でくつろいでおり、喫茶「ルー・エ」も、行きつけの店の一つだった。

キャパは、現在の書店面積と同じで、二階フロアも同面積で、大バコの 白っぽい明るい感じの 当時(1970S後半)よく街街に在った 典型的な喫茶店だった。
メニューは、これも典型的な喫茶店メニューで、コーヒー 紅茶 クリームソーダ パフェ アラモード トースト サンドイッチ、唯一、お腹にたまるものとしては、冷たいサラダスパゲティのような一品があった。
喫茶店としては、わりに夜遅くまで営っており、夜になると、照明がほの暗くなり、ちょっと雰囲気が変わるのも 一興だった。

私が通っていた中高は、校庭が狭かったため、運動会は、井の頭公園南のグランドで開催されていたのだが、運動会がはねると、我が校の生徒のほぼ全員は、20人づつくらいのグループに分かれて、吉祥寺の繁華街で、打ち上げと称して、飲み食いするのがならいになっていた。
学校の規則では、下校途中に飲食店に立ち寄るのは禁止とされていたが、学校の規則を忠実に守る輩なんて、クラス50人中クソ真面目だけが取り柄の2人くらいだったので、吉祥寺の街は、年一度は必ず、我が校の生徒達で、夕から夜にかけて溢れかえった。

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確か高2の年ーーー
あるグループはシェイキーズへ、又あるグループはチャチャハウスへ、そして私達のグループは、一次会はお好み焼き屋、、、盛り上がりに盛り上がり、いざ二次会へ!という流れになった。

「お腹はいっぱいになったから、今度は喫茶店に行こうよ!」
「この人数で入れる喫茶店、知ってるヤツいる?」
「私、知ってるよ!」
私は迷わず、ルー・エに皆を導いた。
二階席のテーブルをいくつも占拠し、「お腹いっぱい」と言いながらも、ほぼ全員が、パフェやサンデーを頬張った。

高校を卒業し、10年近くの間、私は仕事が、食べるヒマも眠るヒマもないくらいに忙しくなったので、ルー・エへ、、、どころか、繁華街に出掛ける事も出来なくなった。

30才近くになった時ーーー
仕事を辞め、久しぶりに吉祥寺へ遊びに行き、ルー・エの前に来たら、なんと!店名は同じで書店になっていたので、驚いた。
店名が同じだから、経営者は同じか親族だろうと思った。

最近、ふと気になって、ブックス ルー・エのHPを覗いてみたら、1991年に、喫茶店から書店にくら替えしたという。
近年、毎年、カレンダーは、ブックス ルー・エで求めているのだが、ブックス ルー・エを訪れる度に、私の脳裏には、喫茶ルー・エ時代のあれやこれやが、紗のかかったフィルムのように回るのである。
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