ピンクのセーターのセルフポートレート [セルフポートレート]

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着ているのは、80S後半のDCブランドブームの時代の古着の、シュガーピンクのモヘアのセーターでやす。
このセーターは、部屋着として着てやす。
あっし個人の主観なんでやすが、シュガーピンクって、魅力的な色だとは思うんでやすが、自分がお出かけ着として着るには、どうも「らしく」ないよなあ、と思っているんでやす。
だからこうして、部屋着としてだけ、楽しんでやす。

背景色は、迷わずこのブルーにしやした。
ピンクの補色というと、若草色とか、そういう色になるわけでやすが、あっしは、ピンクに合わせるのは、このブルーが一番好きなんでやす。

今回は、ぼんぼちのお部屋の中での一コマでやした。




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ボディに巻かれた豆電球 [写真]

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服屋さんの店先に飾られていた ボディに豆電球を巻きつけたもの。
ボディがボディであること、豆電球が豆電球であることの説明ではなしに、単に図案としての面白さを追求して撮りやした。 まあ、豆電球はそれとすぐに解っちまいやすが。
撮る時は、ボディのつなぎ目の縦線がゴールデンバランスの位置になることと、豆電球の配置にムラがあり緩急がついてくれることに心を砕きやした。
加工は、撮ろうという段階から、白黒ハイコントラストがベストだと予測し、予測通りの仕上がりになってくれやした。
あっしなりにでやすが、かなり納得している作品でやす。

豆電球、、、個人的に好きなアイテムでやす。
色のついたものよりも、オーソドックスに、ホワイトかイエロー。
レストランとかで、豆電球のディスプレイがしてあると、なんだかそれだけで、テンションあがっちゃうんだよなあ。



タグ:豆電球
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「けっこう」は死語になりつつあるようだ [独り言]

私は喫茶店やカフェでコーヒーを飲む時はブラックで飲むので、一緒に持って来ていただいた砂糖とミルクはお断りしている。
その時、「いらないです」「大丈夫です」「けっこうです」のいずれかの言い方を使っているのだが、どうやら、最近の若い店員さんには「けっこうです」は、通じにくくなりつつあるのを感じている。

掌を押し出すアクションをしながら「けっこうです」
一瞬、戸惑った表情をされ
「、、、、? いらない、、、ですか?」
「、、、、あ、、大丈夫、、、ですか?」と。
「いらないです」や「大丈夫です」と言った時には すんなりと「はい!」と笑顔で盆に戻してくださる。

確かに「けっこう」という言葉はややこしい語ではある。
「けっこうなご趣味ですね」という時の様な「良い」「素晴らしい」という意味と、「いらない」という意味との二種類があるからである。
昭和人間の私は、「けっこうです」は、最も丁寧な断り方だと思っているのだが、今の若者には、通じなかったり、あるいは、冷たい突き放す様な印象を与えてしまう様だ、と、彼らのリアクションから読み取れる。

言葉は生き物なので、日々 変化をし続けている。
で、あるから、私はこれからは、店員さんが若い人だった場合は、「けっこうです」は使わずに、「いらないです」「大丈夫です」のどちらかを使って、若い店員さんとも円滑なコミニュケーションが取れる様にしようと考えている。

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青い窓のビル [写真]

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これ、窓に空が映っているわけではないんでやす。窓に真っ青なシートみたいなものが貼られていて青いんでやす。
で、ぼんぼちはこの青さを活かそうと、やっぱ構図はこれが一番キマるよなー、などと考えながら撮りやした。
青さと美しく呼応するように、窓枠は、元の色より少し濃い補色に加工しやした。
まあ、特別変わった写真でもないでやすが、あっしの中で合格点を出せる出来だったので、ここにアップしやす。

ここ何日か、東京は、恐ろしく北風が強い日がありやした。
大げさな表現ではなく、飛ばされて凧のように空高くさまよってしまうんじゃないかっていうくらいの。
こんな日は、ビルの窓を掃除するお仕事のかた、大変でやすよね。特に高層のビル。
くれぐれも事故の無いように、安全第一で、慎重にお仕事されてほしいと願いやす。



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うざかったおっさんK氏が虹の橋を渡ってしまった [独り言]

飲み仲間だったK氏が、一月頭に 虹の橋を渡ってしまった。
癌だったという。
今の時代、癌は、必ずしも死に直結する病いではなくなったが、K氏はそれが理由で、虹の橋を渡ることとなってしまった。
私の記憶が間違っていなければ、二年ほど前から「身体の調子が良くない」と、私達とも、一人でも、飲みに行かなくなっていた。

K氏とは、我らがSSブロガーR氏を通じて知り合った人物だった。

逢う度に私に、「レズビアンの人にモテそうな感じー!」とか、「(カラオケで『恨み節』を歌うと)恨み節って感じー!」とか、「(お笑い芸人の)鳥居みゆきに似てるー!」とか、およそ褒め言葉とは縁遠い台詞をひっきりなしに次から次へとふっかけてきていた。
私は正直、よくもまあ、こうもヘンテコな形容ばかりを並べ立てることの出来る うざいおっさんだなあと、煙たく思っていた。

ある時、カラオケスナックで、隣にかけてきて、いつもとはぐっとトーンを下げて、「これから二人で抜け駆けしませんか?」と、耳打ちしてきた。
私はあのヘンテコなマシンガントークは口説き文句だったのだと、初めて解した。
私が断った直後も後日も、ヘンテコなマシンガントークはひっきりなしに続いた。

R氏によると、K氏は、女性とあらば口説きまくる人物で、真剣に結婚を考えていた本命さんもいたという。

そのK氏がいなくなってしまった、、、、、

新年会の折りにR氏からK氏の訃報を聞かされた時は、余りにあっけない虹渡りだったので、言葉が出なかった。

そして、私の内には、あんなにうざいと感じていたK氏の口説き文句が、他愛もない愛嬌に満ちた語々へと、くるりと反転した。

新年会の後、行きつけの音楽カフェで、R氏と他のSSブログ仲間と弔い酒を交わしたが、今夜は改めて、私一人、家でK氏に献杯したい。

K氏よ!虹の橋の向こうでも、日々、ありとあらゆる女性に あのヘンテコな口説き文句で口説きまくってくれ!!
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青いバラ [写真]

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色調加工で、バラを青く変えた作品でやす。
別に深い意味はなく、観てくださるかたに「綺麗だな」と感じていただければ、それで本望でやす。

ずいぶん昔でやしたが、青いバラが作り出せた!と話題になったことがありやしたね。
でも、見てみると、青というより薄紫でやしたね。
やっぱりこの写真の色のような青いバラを作るのは、いまだに不可能のようでやすね。
もちろん今現在も、真っ青なバラを作ろうと日々研究を続けておられる専門家さんもおられるのでやしょうが、なにもどうしても、青いバラを作らなくてもいいのにねぇ、と、あっしは思いやすね。
青い花を見たければ、元々青い花を観賞すればいいんじゃないかな?、、、と。




タグ:青いバラ
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70Sの花柄セーターを買いました [ファッション]

昨年の12月、しょっちゅう闊歩する高円寺の古着屋のい並ぶメインストリートの一店にて、このセーターを見つけ、試着をしてみたらバッチリだったので、迷わず購入しました。

この品は、70S初頭に作られたもので、ウール100%の手編みです。
まず、柄が後ろ身頃や袖にも惜しげなく使われているところが「いいな!」と思い、試着をしてみたら、身頃の長さが長すぎず、ちょうど私のウエスト部分で絞れてくれているところも、大変にバランスが良く、購入の決定打になりました。
私は小柄で、冬はダボッとしたカーゴパンツを履くので、身頃の丈、ウエストが絞られているかというのは、非常に重要な要素なのです。

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臙脂色のカーゴパンツにカーキ色のミリタリーコートと、甘辛ミックスで合わせていますが、私の髪の赤色とも呼応してくれ、コートの隙間からの柄の見え方もいい感じです。
これだけ賑やかな柄のセーターなので、アクセサリーは、ルビーの指輪をポンと人差し指につけるだけで成立してくれます。

ファッションアイテムに新入りさんが加入すると、テンションあがります!
やっぱり私は、つくづく古着が好きなんだなあと、実感しますね。
だって、同じ服を着ている人とすれ違う確率はゼロだし、選ぶにしても選択肢が膨大な量だから、その中に、ぼんぼちを待っていてくれた!と運命感じる一着を探し出す楽しさもある。
そして、見つけ出せた時のテンションの上がりっぷりといったら、、、!!!




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集められたペットボトルキャップ [写真]

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駅構内に設置されている、リサイクルのためにペットボトルキャップを入れてもらって集める 透明な大きな箱を、箱越しに撮ったものでやす。
元の色は、全然深みのないベカベカな原色の赤や青のキャップだったのでやすが、色調加工で、柔らかな統一感のある色合いに変えやした。
また、箱の下の方がぐっと暗くなり、上の空間が明度が高くなったところも、バランスが取れ、あっしなりに、とても納得のいく作品となってくれやした。

ぼんぼち、こういう光景を見ると、無性に嬉しくなっちゃうんでやすよね!
何故って、ペットボトルキャップをこういう箱に入れる行為って、いわば匿名のボランティア活動でやすよね。
面倒くさがらずに、どこの誰とも名乗らずに、リサイクルに協力している。
そういう人が、この駅を利用する人だけでこんなにいらっしゃる。
偉いなあと思いやす。
このたくさんのペットボトルキャップ、何に生まれ変わるんでやしょうね?




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第41回の演技のレッスンを受けて [リポート]

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今日は、12月21日(木)「リア王」の、演技のレッスンのリポート&感想をつづらせていただきます。

たいていレッスンが始まる時刻は、13時とか15時なのですが、この日は11時始まりと、案内書きにありました。
この時点で、「あ、、、この日のレッスンは、私、全然まともに出来ない、、、」と、負の確信がありました。
というのは、私は子供の頃から睡眠障害の持病を持っていて、毎晩、4種類6錠の睡眠薬を飲んでいるのですが、午前中は、睡眠薬が身体の中に残っていて、正常な状態でも滑舌が悪いのに、輪をかけて頭がぼーっとしてロレツがまわらないのです。
だけど、一回も休まず出席する!と自分に誓った以上は出席しよう! 全然ダメな日があっても仕方がない、というダメ元の気持ちで臨みました。

案の定、、、
先ず、さっそく滑舌の弱さを指摘されました。
他にも、リアはもうろくしていて言っている事が支離滅裂なのだけれど、ここでは何を言っているのか、次のセンテンスでは何を言っているかを、きちっと線引きして分けて考えて台詞を言う様に、や、ぼんぼちさんはこれだけ長く通っていると、僕(先生)に色々言われて壁にぶち当たる事も出て来ると思うけど、僕の指摘した事と自分(ぼんぼち)の出し方が中途半端で、思いっきり出し切れていない、や、相手の台詞をきちんと受けてから自分の台詞を発する様に、等等等、、、

その後、先生は、「ある程度レッスンを重ねてくると、自分の演技というものが出来上がってくるものです」と仰いました。
そして、「絵を描く人も、そこは同じでしょ?」と。
私が、絵に関しては全く違うので黙っていたら、先生は「え?」と、私の返答をうながしました。
なので私は、今はもう現役の画家ではないし、もう二度と画業に復帰しない為、本音を言っても全く自分の損にはならないので、「いいえ、画学生時代は、教師が良い点をつける画風を狙って描いて、公募展では、審査員受けする画風を狙って描いて大賞を取って、お客さんに売る作品は、お客さん好みの画風を狙って描くんです。 そうしないと、勝ち上がってプロの画家にはなれません。 私は自分が描きたい絵を描いた事は一度もありません」と真実を述べると、先生は「へえ、、、」というお顔をなさいました。

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私は、プロの役者を目指す人やプロの役者さんも、先生や演出家や監督やオーディションの審査員が好んでいる芸風を、その場その場に応じて狙ってやっているものだと、今の今まで思い込んでいたので、「役者さんの世界は違うのですか?」と尋ねると、「違います。 自分の中で出来上がった演技を『私はこれが出来ます!』と見てもらうんです」という様な意味の事を仰いました。
私は、びーーーーーーーっくりしました。
41回レッスンに通っていて、一番驚いた事でした。
これまでは、「解らなかった」「知らなかった」「以前の研究所の先生の教えは間違ってるらしいぞ」との思いで、「はい」「はい」と「自分の意思をゼロにして、これからは、この先生色に染まろう!」と、画業と全く同じ考えでいる事をみぢんも疑わずに思い込んでいたので、とてもとてもとーーーーーっても驚きました。
何回通っても新たな発見があるものだな! 趣味として、演技論の何たるかは机上だけでは身をもって解らないので、実技を体験する事で理解したいと通っている自分には、まだまだ通う必要があるな、と、気持ちがますます前のめりになりました。

それから、レッスンの最後に先生は、「ぼんぼちさんはプロにはならないと言っているけど、滑舌が悪いから、プロになるには10年はかかるね」と仰いました。
私は、これだけ滑舌が悪いのだから、仮定としてプロを目指したとしても、一生なれないと思っていたので、「へっ?!たったの10年で、私なんかがプロになれちゃうの?!」と、拍子抜けしました。
演技の世界って、意外とハードル低いんだなぁ。

だって、絵の世界は、「40、50は鼻垂れ小僧」と言われる様に、通常30年間修行を重ねて、ようやっとプロになれるのが一般的なのに。 私の様なハイスピード者は極めて稀です。
しかも、画家を目指す者誰もが30年修行を積めば画家になれる訳ではなく、100人中98人は、一生かかってもプロになれないのに、、、

ともあれ、今回のレッスンは、これまでで一番大きな驚きがあった回でした。
まあ、いずれにしろ、私はプロの役者を目指す気は1ミクロンもないので、私とは別世界の話しではありますが、演技論の何たるかを一つ知れたのと、これから劇映画を鑑賞する折に、とても参考になるお話しでした。
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倒れた赤いコーン [写真]

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雑草の中に倒れていた赤いコーンの土台の取れた部分。
コントラストを強めて、コーンの赤さと雑草の影を濃くし、画として成立させやした。

今回この写真をアップしたのは、コーンがなんとなく初日の出を彷彿とさせたからでやす。
みなさん、初日の出、見に行かれやしたか?
あっしは考えてみると、一度も見に行ったことがありやせん。
理由は、単に興味がないから。
初詣も、家から徒歩2分の所に神社があるのに行きやせんでやした。
ま、ぼちぼちは、信心深くない人間なので。



タグ:赤いコーン
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