「けっこう」は死語になりつつあるようだ [独り言]

私は喫茶店やカフェでコーヒーを飲む時はブラックで飲むので、一緒に持って来ていただいた砂糖とミルクはお断りしている。
その時、「いらないです」「大丈夫です」「けっこうです」のいずれかの言い方を使っているのだが、どうやら、最近の若い店員さんには「けっこうです」は、通じにくくなりつつあるのを感じている。

掌を押し出すアクションをしながら「けっこうです」
一瞬、戸惑った表情をされ
「、、、、? いらない、、、ですか?」
「、、、、あ、、大丈夫、、、ですか?」と。
「いらないです」や「大丈夫です」と言った時には すんなりと「はい!」と笑顔で盆に戻してくださる。

確かに「けっこう」という言葉はややこしい語ではある。
「けっこうなご趣味ですね」という時の様な「良い」「素晴らしい」という意味と、「いらない」という意味との二種類があるからである。
昭和人間の私は、「けっこうです」は、最も丁寧な断り方だと思っているのだが、今の若者には、通じなかったり、あるいは、冷たい突き放す様な印象を与えてしまう様だ、と、彼らのリアクションから読み取れる。

言葉は生き物なので、日々 変化をし続けている。
で、あるから、私はこれからは、店員さんが若い人だった場合は、「けっこうです」は使わずに、「いらないです」「大丈夫です」のどちらかを使って、若い店員さんとも円滑なコミニュケーションが取れる様にしようと考えている。

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