やっぱりアングラ演劇が好き!やっぱり実験映画が好き! [映画・演劇雑記]

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私・ぼんぼちは、今年の初めまでの2年間、シェイクスピアの台詞のレッスンを受けていた訳ですが、何故、そのレッスンを受けていたかというと、決して「シェイクスピアが好き」だったからではないんですね。
理由は、「演劇・映画に興味があると言いながら、天下のシェイクスピアを殆ど知らないというのは恥ずかしいから、基礎知識くらいは知っておこう」という訳だったんです。ーーーまあ、他にも理由はありましたけどね。

私が演劇でダントツ一番に好きなジャンルは、「アングラ」です。中でも寺山修司氏の作品。
残念ながら年齢的に、寺山演出の寺山舞台を観に行く事は叶わなかったんですが、万有引力とかは鑑賞した事がありますね。
他に、今、現存するアングラ劇団で好きなのは、新宿梁山泊。
あぁ、第七病棟も良かったな。

何故、アングラが一番好きかというと、テントや手造りの木造りの小屋の、土俗的な見世物小屋の様な非現実な空間に、わくわく感を無性に感じてしまうからです。
舞台上もーーー装置も見世物小屋みたいだし、役者さんは、白塗りをしたり、真っ赤な襦袢を羽織って登場したりと、これまた、土俗的で和の匂いに溢れています。
そういう所に惹かれるんですね。

ニ番目に好きな演劇ジャンルは、「不条理」です。
あの、訳の解らなさ に、前のめりになってしまいます。
不条理演劇といえば!のベケットは何作品も観ましたし、ピンターやイヨネスコも愉しみました。
残念なのは、私が不条理の戯曲で最も好きな安部公房氏の「友達」を、まだ舞台では観た事がない事ですね。
どこかの劇団で「友達」を上演するおりは、是非とも足を運びたいと考えています。

三番目に好きな演劇ジャンルは、「社会派」です。
いっとき、坂手洋ニさん作・演出作品は必ず観に出向いていた時期があったのですが、それまで、役者さん達が、きちっと、テーマを運ぶ舟の役割りに収まっていたのに、ある時からポンと、前に出て、自由な事を演り始めたので、私の好みとする社会派ではなくなったため、出向くのをやめました。
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さて、映画でダントツ一番に好きなジャンルはーーー
何と言っても「実験映画」です。
長編の実験劇映画にも好きな作品は何作品もありますが、ストーリーのない短編の方が、より好きですね。
松本俊夫先生の「アートマン」、「つぶれかかった右眼のために」、伊藤高志さんの「スペイシー」、ヤン・シュヴァンクマイエルの短編諸作品。
実験劇映画だと、やはり松本俊夫先生の「ドグラ・マグラ」、「薔薇の葬列」、勅使河原宏氏の「砂の女」、「おとし穴」、「他人の顔」、寺山修司氏の「田園に死す」。
ーーー映画を作るなら、つまり、フィルムに焼き付けるなら、このくらい画づらに凝っていただきたい! だって映画って、「映像を観る」のが第一目的なんだから。 それに、テーマのテーゼの仕方も、このくらい安直ではなく、観客を考えさせる哲学を持っていてほしいと思います。

二番目に好きな映画ジャンルは、ビートルズ映画を始祖とする「GS映画」です。
観る側は、「わあ、楽しい!面白い!楽曲にノレる!」と、手放しに愉しんでいい訳ですが、作り手には、複雑なパズルを構成するが如くの、緻密な計算が求められます。
巧いタイミングで違和感なく何曲も楽曲を挿入出来ているか、グループのメンバーは、ファンをがっかりさせない様に、出番が多く大活躍しているか、それでいてストーリーが成立しているか、等々々、、、
私は、その、複雑なパズルが如何に精巧に作られているかを観るのが、好きなんです。

三番目に好きな映画ジャンルは、50S~60Sの、商業の劇映画です。
これは、私がこの時代に大変興味があり、シノプシスや役者さんの演技のみならず、当時のファッションや街並みを、画面を通じて知る事が出来るからです。
ちなみに、好きなスターさんは、海外ではマリリンモンロー、日本では、小沢昭一さん、緑魔子さん、加賀まりこさん です。

以上が、私・ぼんぼちが好きな、演劇・映画のジャンルです。
それにしても、好きなジャンルって変わらないですね。
演劇を知りそめし時から、映画を知りそめし時から、ずーっとこれらのジャンルが、これらの順位で好きです。
演劇・映画に限らず、音楽でも漫画でもタイプの異性でも、変わらないです。
おそらくそれは、私が生まれ持った血液型の様な、連綿と私の内を流れ続けるものが、それらを呼ぶのだと思います。
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mm

おはようございます^^
映画、演劇、このタイプのお話はさっぱり分かりません(ーー; が、
ぼんぼちさんのこれらに対する情熱は伝わってきます^^
by mm (2024-04-18 06:34) 

Rchoose19

自分は思いっきり『門外漢』でございます^^;
by Rchoose19 (2024-04-18 07:51) 

sakamono

「不条理」のワケの分からなさ、私もそんなところがおもしろいと
思います。それと確かに「映像を観る」のが映画なんだから、映像に
インパクトがあるとそれだけでもよいと思えます。
「ドグラ・マグラ」、「砂の女」、「田園に死す」くらいは観たなぁ。
昔々、短編の実験映画の上映会に行ったこともありました^^;。
by sakamono (2024-04-18 07:59) 

なかちゃん

ステージでの演劇を観たことはありませ ^^
昔は観てみたいと思ったこともありましたが、今では全然思わなくなってしまいました。
あぁ、吉本新喜劇は何度か観たか(^^;

by なかちゃん (2024-04-18 10:34) 

Boss365

こんにちは。
アングラ演劇は世代的に観る機会が無かったですが、海外の実験映画は一時期チラ見した事あり。芸術性は興味を惹きますが、前衛性があり過ぎて難解な印象です。ところで、加賀まりこさんですが、小生も好きな女優さんで大変魅力的ですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-04-18 10:34) 

ゆうのすけ

[薔薇の葬列]は衝撃でした。一度目はコミカルな感じなのか?と
あまり良く判らなかったんですが 二度目に見た時は 
(一度目は のめり込んでみていなかったので)判らなかった部分
(台詞が無く音楽で表現していたところが)を受け止めた時
言葉にならないショックを受けました。マイノリティな部分は
私は理解出来ていたんですが 最後のシーンがあまりに衝撃的で
声にならなかった。アングラ作品は見る人それぞれに受け止める
感想があるのでしょうね。私は大ヒットした作品も良いんですが
作られたストーリー作品よりも 人間臭いドキュメンタリーの
カラーを感じる(受けとめる側が考える)作品が好きです。^^
by ゆうのすけ (2024-04-18 12:41) 

ムサシママ

アングラ演劇を理解できないと言うか全くもって接点が無いので
それに関して無知なのでしょう
マリリンモンローの映画はテレビでよく観ました
あれ程の人はもう現れませんね
マドンナがそっくり真似をしていましたが似て非なるものでした
小沢昭一さんは「何とかの心だ~」って言う人かな?
by ムサシママ (2024-04-18 14:12) 

taekozue

演劇や映画を深く勉強し、
こよなく作品を愛する思いが伝わってきますね。
私も映画は定期的に観に行きますが、ただ面白いとか、楽しいとか、
そんな薄っぺらな感想で終わってしまっている気がします。
by taekozue (2024-04-18 15:14) 

英ちゃん

加賀まりこさんの若い頃にお会いしたかった?
加賀さんが20代の頃はとてもキュートで可愛らしかったみたいなのでね。
てゆーか、私より年上なので会える訳もなかったですが(^_^;)
by 英ちゃん (2024-04-18 15:54) 

lamer-88

漠然とですが・・・アングラ・アンダーグランド。赤テント・黒テント
浅川マキ・高橋ひとみ・天井桟敷 ちょっと外れてマルセル・マルソー
by lamer-88 (2024-04-18 16:15) 

marimo

今回の冒頭のお写真は生々しく衝撃度の強いものですね。
アングラ…日和見主義とは対照的な感覚としては
追求していく意味はあるのかもしれません。
by marimo (2024-04-18 17:03) 

ファルコ84

ちょっと怖い画像ですね! あまり得意でありません。
もう訳ございませんが、パスです。
by ファルコ84 (2024-04-18 17:23) 

拳客

自分の趣味嗜好なんて死ぬまで基本的には変わらないのかな。
by 拳客 (2024-04-18 17:56) 

kazukun2626

アングラ演劇に無知で
コメントできないのが残念です(´;ω;`)
by kazukun2626 (2024-04-18 18:50) 

werewolf

ふふふ、思いっきりぼんぼちさんらしいですね♪
演劇かぁ・・・もうずっと観てないですねぇ(^_^;)
by werewolf (2024-04-18 20:30) 

kiyotan

実験映画見に行ったことはありました。
好きなジャンルが被るところもあるようです。
緑 魔子さん良かったですね
高校の頃憧れの的でしたよ
by kiyotan (2024-04-18 21:00) 

mau

好きなものは結局いつまでも好きですよね。
by mau (2024-04-19 00:20) 

フヂ

自分には演劇や映画に関する知識が
ないのですが、好きなものに
触れる時間って極上ですね。
by フヂ (2024-04-19 00:46) 

Take-Zee

おはようございます!
きちんと自分のことを整理されて凄いです。
自分なんて、あまりこだわりもなくボケ-と
生きてきてしまいました (>_<)!
by Take-Zee (2024-04-19 07:02) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

今回の記事は、演劇か映画に明るくないかたにはハテナ?の内容だと思うので、そういうかた、遠慮なくスルーしてくださいでやす。

そうでやすね、好きなものってほんとに変わらないでやすね。
たまに人生の中で、「私が好きなものをぼんぼちさんにも好きになってほしい!」って来る人がいるんでやすが、それは無理だし、人間として傲慢というものでやしょう。
「だったらアナタは、あっしが好きなものを好きになれるの?」って言い返したい気持ちになりやす。
人は人、自分は自分、人間の数だけ遺伝子が違うんだから、その数だけ「好きなもの」が違って当然だと思いやす。

まずアングラ演劇のコメント返しからすると、
浅川マキさんも高橋ひとみさんも、寺山さんが見出した人でやすね。
あっしは、寺山さんが一番好きなので、リアルに寺山演出の芝居を観られなかったことが、ほんとに残念でやす。
唐さんに関しては、何度か観に行ってやすね。
もう赤テントじゃなくて唐組になってる頃。
個人的には、第七病棟が一番良かったなあ。手づくりの小屋も圧巻でやした。
あっしは、唐さんの演出より、唐さんの戯曲を演出する金守珍さんの作品が好きなんでやすね。
何故かというと、現代のテンポにノッてるから。
だから、現存する劇団では、新宿梁山泊が一番好きなんでやす。

黒テントは佐藤信さんでやすね。
佐藤信さんの演出では、ゴドーを待ちながら を観に行ったことがありやす。
かなり現代的なテンポの、間が少ないゴドー待ちでやした。

第七病棟は、緑魔子さんの出演モノでやすね。
あっしが第七病棟を観に行った頃は、魔子さんは、もうかなりのお年になられてたんでやすが、お若かった頃、可愛かったでやすねぇ。
あのお顔立ち、大好きなんでやす!

加賀まりこさんも、お若かった頃、すっごく可愛かったでやすね!
もぅお人形さんみたい!
だから、60年代の、このお二人の女優さんの出演作品が上映されると、お顔観たさに劇場に足を運ぶわけでやす。

小沢昭一さんは、ラジオで、「明日のココロだあ〜」と、毎回、面白い話しをなさってた役者さんでやす。
あれ、思いついたままにしゃべってる様に聴こえるでやしよ。でも、ぜーんぶキッチリ台本があるんでやす。
それを、いかにも思いついたかのようにお話しになれるって、やっぱりすごい役者さんだなあと、思いやす。

実験映画ではーーー
もぅ何と言っても松本俊夫先生が好きでやすね!
松本俊夫先生は、日本実験映画界の神のような存在ですね。
冒頭の写真は、松本俊夫先生監督の「薔薇の葬列」という作品のジャケで、
この作品は、オイディプス王の話しが下敷きになっているんでやす。
だから、ラスト、こうして主人公が自分の両目を突くところで了るわけでやす。
「薔薇の葬列」は、劇映画にドキュメンタリーをミルフィーユのように挟み込んだ、そういう点が特に実験的なんでやすね。
国外でも、大変高い評価を受けている映画でやす。

同じ松本俊夫先生の「つぶれかかった右眼のために」は、ドキュメンタリーをアーティスティックに撮ったものでやすね。
2スクリーンに3プロジェクターから映写される、映写方法も斬新な作品でやす。

やはり写真家のかたは、優秀な実験映画を遺されてやすね。
マンレイやラルフシュタイナーなど。

このジャンルの話しを始めたら、ぼんぼち、キリがないので、このブロックではこのへんで。

by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-19 09:23) 

八犬伝

芝居は残念ながら見たことがありません。
ぼんぼちぼちぼちさんがあげた映画の中では「田園に死す」しか見ていません。学生の時に観たのですが、正直難しすぎてよく分かりませんでした。小沢昭一の演技は良かったですね、「幕末太陽伝」最高だったものな。
by 八犬伝 (2024-04-19 10:53) 

たいちさん

「訳の解らなさ」に惹かれれとは、面白い表現ですね。
by たいちさん (2024-04-19 16:54) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

アングラ演劇、寺山修司、緑魔子、加賀まりこ、小沢昭一、
これらの名前、本当に懐かしい。

若き日、 仲間とインテリぶってその話よくしていたなあとの記憶が甦ってきました。



by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2024-04-19 16:59) 

HOLDON

恐れ入りました。
演劇、映画・・・無限にジャンルがありみたい・・・
私は音楽一辺倒だけど音楽も無限に近い・・・
それにてもやっぱり貴女は貴女の持つ美術感覚がそうさせているのでは。
はた、と膝を打ちました!
そう思うと音楽の世界にも美術的に捉える・・・そんな作曲家もたくさんいましたよ。
by HOLDON (2024-04-20 06:58) 

ぼんぼちぼちぼち

八犬伝さん

そうでやすね、寺山さんの作品は、いずれも難解と言われてやすね。
「田園に死す」は、これでも、寺山作品の中では、解りやすいほうなんでやすよ。
寺山氏の自伝的映画で、「記憶というものは、自らによって、作り直されるものである」というのがテーマでやす。
後期の「草迷宮」あたりになると、あっしも解説を読むまで、よく解りやせんでやした。

小沢昭一さん、いい役者さんでやしたよね!
「幕末太陽伝」は、とても有名な娯楽作品でやすね!
あっしは個人的には、「痴人の愛」(大楠道代さんがナオミを演ったヤツ)でのジョージさんの演技が、一番好きでやす。
哀愁を帯びてて、かつユーモラスで。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 08:47) 

ぼんぼちぼちぼち

たいちさん

人間って、無意識のうちにも、つじつま合わせをしようとしたり、
そこに理由や答えを見出そうとしやすよね。
だけど、それがあえて書かれていないのが、不条理演劇の戯曲で、
あっしはそこが、面白いなあと、思ってやす。
少し極端な事を言い切ってしまうと、あっしらの生活や感情って、けっこう矛盾してたり理由がなかったりして、現実こそが不条理なんじゃないか、とも思えやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 08:56) 

ぼんぼちぼちぼち

老年さん

その時代に青春時代を送られたことが、あっしはほんとに羨ましいでやす!!
あっしも60年代に青春時代を迎えたかった。
しかもお仲間と熱く語り合えたとは!
あっしの世代はシラケ世代。
演劇について、映画について、音楽について、国について、熱く語り合えるような相手は一人もおりやせんでやした、、、

by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 09:02) 

ぼんぼちぼちぼち

HOLDONさん

そうなんでやすよ、レンタルビデオ店に並んでいるジャンルだけが映画のジャンルではないし、テレビで宣伝するものだけが演劇のジャンルではないんでやす。
色んなジャンルがあるんでやす。
うん、あっしは好きで画家になったわけではないでやすが、仰る通り、
あっしが映画や演劇や舞踏を鑑賞する時、思考する時って、やはり学んできて生業としていた美術が根底に流れているのだと思いやす。
一番好きな松本俊夫先生は、元々美術を勉強されていた映像作家だし。
音楽にも美術的に捉える作曲家がおられるのでやすね!
美術的な音楽、、、どんなのか興味がありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 09:11) 

めりー

>おそらくそれは、私が生まれ持った血液型の様な、連綿と私の内を流れ続けるものが、それらを呼ぶのだと思います。
そういうことなんだなぁと納得です♪ 私もぼんぼちさんとはジャンルは違うけど昔から音楽+演劇が好きです^^
若い頃三上博史が好きでTVドラマをよく見ていましたが、後で寺山修司に見いだされたことを知りました。
by めりー (2024-04-20 09:20) 

ぼんぼちぼちぼち

めりーさん

そうなんでやすよね。何に関しても、「どこが好き?」には明確に答えられても、「なんでそれが好きなの?」って問われると、理由なんてないんでやすよね。
自分の中の本能的細胞がそれを呼ぶというか、、、
三上博史さん、お好きでやしたか!
そう、彼は寺山さんに見出されたかたでやす。かなり後期でやすね。
なので、後期の寺山映画には、出演なさってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 09:27) 

風の友

運命の糸をたぐり寄せる日々ですね。
by 風の友 (2024-04-20 10:02) 

よいこ

父の死に際し温かいお言葉をありがとうございました
ぼんぼちさんは、重いテーマの作品をご覧になるのがお好きなのですね
見終わってじっくり考えさせられる系の作品は、若い頃はよく見ていましたが、心の中に貯まるものがあるので、最近は見なくなりました。今は、現実のストレス発散のために見ることがほとんどなので、演劇も映画も観終わってスカッとするものを選ぶから、ハッピーエンド確定なSFやファンタジーが好きです。
by よいこ (2024-04-20 13:16) 

ごま大福@まろ

あまり映画とか舞台とかこだわりは全然無いのですが
写真はかっこいいです^^
by ごま大福@まろ (2024-04-20 13:42) 

starwars2015

シェイクスピアについて語れるとか、台詞を引用できるとかが
イギリスの教養なんでしょうね。
奥が深そうです。
by starwars2015 (2024-04-20 14:49) 

hana2024

天下のシェイクスピアを殆ど知らないというのは恥ずかしいからでしたか。イギリスの埋葬されたお墓へは行きましたけど、私も基礎知識はゼロ! 三沢は寺山修司の町でしたけど、入館してきませんでした。
by hana2024 (2024-04-20 15:26) 

sana

自分の好きなことを熱く語る文章を読むのが好きです。
ぼんぼちさんはさすが明確に書かれているので、なるほど~と、そういう好みがあるんですね!と知ることが出来ました。
「アングラ」「不条理」「社会派」どれも自分は特に意識したことのないジャンルですが。若い頃は有名なもの話題の物はある程度「どういう物なんだろう」「何を考えて作ったのだろう」と見てはみました。
いくつかの作品はインパクトには記憶があるのですが、具体的には覚えていませんね。
寺山修司さん作品は「毛皮のマリー」をどうしても見たくて見ました。よかったです。
シェイクスピアは歴史に興味があり古い時代の物はチェックするので、割と知っております。
それに実験映画、GS映画、50S~60Sの商業の劇映画。
GS映画の見方のようなことは、私もしていることある気がします。
商業の劇映画はテレビでやっていた頃にけっこう見ました。
加賀まりこさんは特別に可愛くて、見るだけで目の保養でした^^
by sana (2024-04-20 15:39) 

みち

ぼんぼちさんは、映画や演劇にとっても詳しいですね。
映画は若い時から時々観に行きましたが、その時の流行り物を観ただけで
ジャンルとか気にしたことがないです。
by みち (2024-04-20 16:51) 

そらへい

アングラ、不条理、社会派、GS
70年代の濃いにおいがプンプンですね。
アングラ芝居、渋谷だったか新宿だったか
一度見に行ったのですが劇団名忘れました。
by そらへい (2024-04-20 17:56) 

ぼんぼちぼちぼち

風の友さん

へい、たぐり寄せなければ精神的飢餓感で心が死んでしまいそうだったので、たぐり寄せてきやした。
昔は、今のようにネットがなかったから、見つけ、たぐり寄せるのが大変でやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:05) 

ぼんぼちぼちぼち

よいこさん

現実のストレス発散のために観て、スカッとしたい、それ、すごく解りやす。
あっしは喜劇や商業作品であっても、理論的に分析しながら観てしまうので、あっしが手放しにスカッとしたい時には、音楽ライブのDVDやYou Tubeを観やす。
音楽に関しては、何も専門的に勉強したことがないので、ただただ、「あー!楽しかった!」と受け取れるので。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:11) 

ぼんぼちぼちぼち

ごま大福さん

こだわりなくても全然いいと思いやす!
人それぞれの自由な選択なので。
写真のかっこよさを解っていただけて、嬉しいでやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:14) 

ぼんぼちぼちぼち

starwars2015さん

2年間、シェイクスピアを勉強して、仰る通り、奥が深いな、だからシェイクスピアはいまだに人気なんだな、と納得でき、すっきりしやした。
たけど、好きになったかと言われると、別段好きにはなれやせんでやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:19) 

ぼんぼちぼちぼち

hana2024さん

へい、シェイクスピアって、なんであんなに今でも人気あるんだろー?って、ずっとあっしの中で謎でもあったし。
でも、基礎知識も得られ、謎も溶けて良かったでやす。
寺山修司記念館はねー、行きたいんでやすが、いかんせん、東京からだと遠すぎて、、、
しばしばイベントとかも演られてて、ネットでチェックするばかりでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:24) 

ぼんぼちぼちぼち

sanaさん

あっしの好みを知ってくださって嬉しいでやす!
人間って、「私はこれが好きなのよー!」って、ただただ大声で発散したい時ってあるじゃないでやすか。今回の記事はそれでやす。

「毛皮のマリー」を観に行かれたとは、羨ましすぎやす。
あっしが初めて読んだ寺山戯曲がそれで、いい意味で愕然としやした。中学1年の時でやした。

おお!GS映画、あっしと同じ見方をされてやしたか!
GSがらみってだけで鼻で笑う人が多いジャンルでやすが、作る側は、すっごく難しいジャンルなんでやすよね。
あっしは理論派なので、緻密な理論を成立させていると、おお!これは見事だ!と感嘆しやす。

加賀まりこさん、お若かった頃、お人形さんのように可愛かったでやすよね〜
同性から観ても、目の保養になりやすよね〜♡
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:37) 

ぼんぼちぼちぼち

みちさん

へい、アマチュアというスタンスながらも、演劇と映画は、理論と実技の両面で勉強してきやした。
一番面白かった授業は、やはり、「世界実験映画史」の受講でやした。
映画館では上映されない珍しい実験映画が講師の解説付きでたくさん観られて、至福でやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:42) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

そうなんでやすよ、ぼんぼちはあと10年早く産まれたかったー!
そしたら、それらを全部、リアルタイムで体感できたのに〜
そらへいさん世代が羨ましいでやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-20 19:45) 

lequiche

テント芝居というと
赤テント (状況劇場) と黒テント (68/71) が有名ですが
山川三太の主宰する劇団究竟頂という劇団があり、
銀色のテントでした。
この劇団を知っている人はあまりいないと思いますが、
戯曲の作風は唐十郎に近いです。
私は2回ほど観に行ったことがありますが、
観客が少ないことが残念でした。

不条理演劇というと外せないのが太田省吾/転形劇場です。
それと多分にナンセンスなんですが竹内銃一郎とか。
天井桟敷で寺山と脚本を共作していて、
というか、寺山の晩年はほとんど主導的に書いていた岸田理生は
後に独立しましたがごく初期の哥以劇場のものが美しかったです。
といっても1本しか観ていませんが。
by lequiche (2024-04-20 22:22) 

ぼんぼちぼちぼち

ルキシュさん

赤テント、黒テント、紫テント(新宿梁山泊)は、知ってたり観に行ったりしやしたが、銀色テントというのがあったのでやすね。知りやせんでやした。
太田省吾や竹内銃一郎は、名前は知ってやすが、作品を観たことありやせん。
岸田理生さんといえば、20年くらい前に開催された「日本の近現代演劇のシンポジウム」に、アングラ時代の回のパネラーとして出てらしたことが記憶に強いでやす。
あっしはつくづく、ルキシュさんと同じくらいの世代に産まれたかったでやす。
そしたら、ルキシュさんのように、興味のあるジャンルを色々と観ることが出来たのになあ、、、
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-21 08:30) 

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