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すべり台 [写真]

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モチーフは、無機質なデザインの青いすべり台でやす。
下の方の弧を描いている部分が、滑ってきて最終的にストンとお尻を落とす所でやす。
これを観た瞬間、「すべり台だとおよそ解らないような、抽象画の様な1枚に仕上げてみよう! 加工は、青色を活かしつつも、激しく色調加工を施そう!」とひらめき、結果、頭の中で思い描いたのとほぼ違わぬ仕上がりとなってくれやした。
あっしなりにでやすが、かなり気に入っている作品でやす。

撮影場所は、中野の新井薬師に隣接する公園で、子供さんが一人もいなかったので、気兼ねなく撮ることができやした。

すべり台、最近は、こういった無機質なデザインのや学生が作った現代美術のようなのも増えつつありやすが、やはり動物を模したものが昔からの定番でやすね。
一番多いのは、象、二番目によく見るのはキリン。
あと、個人的に圧倒されたのは、恵比寿駅の近くに在る公園の、蛸を模したすべり台。
可愛いとかセンスがどうのとかは別にして、とにかくあれは、圧巻でやす!




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永久に来なかった打ち上げメンバー [独り言]

もう20年以上前のことになるが、私は、自分が住んでいる区の主催する「ビデオ編集のワークショップ」なるものに参加した経験がある。
確か、毎日曜日の開催で、約一ヶ月をかけての講習だった。

参加者は数人と少なく、映画好き・映像作り好きという共通の趣味も相まって、よって、私を含めた数人は、すぐに意気投合した。
そして、「じゃあ、全講習が了ったら、後日、みんなで居酒屋で打ち上げでもやりましょう!」という話しになった。

当日、決められた居酒屋に決められた時刻に行った。
中、一人だけ、何十分待っても来ない顔があった。
「○△さん、どうしたんだろ?」
「あの人、時間にルーズな人でしたっけ?」
「いや、講習には毎回、きっちり時間通りに来てましたよ」
「なんかあったのかな?」
「幹事さん、電話してみたら?」
「それがいいと思う。あの人、私達の中で一番年長だし、ちょっと気難しい感じだから、気楽な口調でヘラヘラッと」
「うん、そうだね」

幹事役の50才くらいの男性は、○△さんのケータイに電話をかけた。
「、、、、、、あ!もしもし〜、ビデオ編集のワークショップの参加者の打ち上げの時間が始まってるんですけどぉ〜、○△さん、今日、どうしちゃったんですかぁ〜?ハッハッハッ」

ケータイを通して聴こえてきたらしい声に、幹事さんの表情が一変した。
「えええっ?!!、、、、、あっ、、、あ、、、そうでしたか。、、、そっそっそれは御愁傷様です。、、、、では、、、失礼します、、、」
幹事さんは、黙って虚空を見つめた。
「えっ?何かあったの?」
「風邪で寝込んでるとか?」
「ケガしちゃったとか?」
「身内に不幸があったとか?」
「、、、、、、本人」
「???」
「へっ?」
「は?」
「えぇっ?!」
幹事さんは、焦点の合わない目で、私達一同を見渡し
「奥様らしき人が出てね、『主人は先日、脳卒中で亡くなりました。 今、葬式の最中です』って」
一同「えーーーーーーーっっっ!!!!!」

打ち上げが、一瞬にして、弔い酒となったのだった。

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真っ赤なリンゴのセルフポートレート [セルフポートレート]

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リングライトを使ってのセルフポートレート、第3弾であります。

今回は、20年くらい前に古着屋で買った パフスリーブの部分だけがチェックで あとは真っ黒のタイトな長袖Tシャツでいこうと思いました。
DCブランドブームの時代のもので、ブランドは、当時大人気だったMILKの商品です。

このTシャツでいこうと決めてから、イメージがパパパパッと秒で浮かびました。
背景はTシャツの地色と同じ黒で、Tシャツが背景に溶け込む様な感じにして、手には真っ赤なリンゴを持ち、それを持つ指には真っ黒なマニキュア。そして、表情はニヤリと笑う、、、と。
構図もほぼこう浮かび、撮影時に決めてなかったのは、顔を真正面に向けるかやや斜めに向けるか、だけでした。

私なりにですが、とてもアーティスティックな仕上がりになったと、納得しています。




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同じ型紙で柄違いのワンピースを買いました [ファッション]

先日、吉祥寺パルコの中に在る、2年前の春に気に入ったワンピースが見つかったので購入したショップを、物色しました。
と!明らかに同じ型紙で作られたと思われる、2年前のよりも、より自分に好みの柄と色のワンピースがあったので、迷わず今回も購入することにしました。
曲線で構成された花柄が私好みで、加えて、黒地に朱赤が程よい分量で入っていてくれて、私の赤髪にしっくりくるぞ!と、姿見の前で服の上からあてがっていると、若い男性店員さんが、とても愛想良く、「こちらのシリーズは、毎年、同じ型紙を使って、違う柄展開をしているんですよ」と教えてくださり、やっぱりね!と思いました。
なので、サイズ感は解っているので、試着はしないで、「これ、買います!」と、声を飛ばしました。
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丈は、小柄な私が着て、フルレングス。
このワンピースは、柄の朱赤に呼応させて、赤珊瑚の短めのネックレスとやはり赤珊瑚の指輪を合わせ、足元はナイキのエアリフトでキメようと、頭の中で計算しました。


そして、下の写真が、2年前の春に購入したワンピースです。
これには、柄のくるくるの線に呼応させ、真鍮のくるくるしたデザインのペンダントと指輪を合わせ、同じく足元は、甘くなりすぎないように、ナイキのエアリフトで〆めてます。

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このショップは、以前から、様々な柄が揃っているなあと感じてはいたのですが、なるほど、同じ型紙で違うテキスタイルで勝負!という戦略の方針なんだな、とハッキリと認識しました。
ブランドによって、デザインで勝負のショップもあれば、こうしてテキスタイルで勝負のショップもありだよな!これもナイスなアイデアだな!と、思いました。

今回の店員さんのみならず、2年前にいらした店員さんも、終始笑顔で 世間話なども交え 最高の接客をしてくださいました。
このショップ、これからもしばしばチェックしよう!と、私も笑顔で「ありがとう!」と、ショップを後にしました。




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石膏像の置かれた店前 [写真]

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あっしんちの近所のバーの店前。
通常 室内に置かれる筈の石膏像が店前に置かれ、なおかつ肩の辺りが服の様に草におおわれている所に面白味を感じたので、撮り収めやした。
加工は、壁の赤が目立ち過ぎて前に出過ぎていたので、奥に引っ込んでおとなしくなってくれる様な、赤系を抑える加工を施しやした。
特別どうという写真でもありやせんが、こういうバーの店前って、まずないと思ったので、公開しやす。

石膏像、美術家を目指す人は、最初の一歩の基礎として、必ずこういう石膏像をデッサンする訳でやすが、石膏像のデッサンがすごくハードル高いと感じられているかたも少なくないようでやす。
けど、実は、デッサンって、感情を入れずに理論で描くものなので、枚数を描けば、誰でも完璧なデッサンが描ける様になるんでやす。
あっしは偶然にも理論的思考で物を考えるタイプの人間だったので40枚くらい描いた時点でプロの画家になりやしたが、理論的思考の苦手な人でも3000枚描けば、デッサン力は付きやす。
今現在、美術家を目指していてデッサンで悩んでいるかた、折れずに、先ず、3000枚描いてみてくださいでやす。





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