リトルシガー「ポンポンオペラ」を吸いはじめています [リトルシガー]

シガレット(紙巻き煙草)が苦手な私は、過去記事「リトルシガー『キャプテンブラック・ダーククリーム』を久々に吸っています」でも綴った様に、リトルシガー愛煙家です。

「キャプテンブラック・ダーククリーム」の記事でも解説しましたが、リトルシガーというものが何なのか解らない というかたのために、今一度簡単に説明させていただくとーーー
リトルシガーというのは、シガー(葉巻き)の中で、最も細くて最もチープなものです。
チョコレートに例えると、誰が見ても葉巻きと判る大きくて太いシガーがゴディバだとすると、リトルシガーは、チロルチョコの様な そんな位置付けのシガーです。
見た目は、茶色いシガレットの様な感じです。
着火は、特別な道具は必要とせず、シガレットと同じ要領で着けられます。
吸い方は、シガレットの様に肺までは吸い込まずに、口腔内だけでゆっくりとくゆらせて その味と香りを享しみます。その間、呼吸は鼻呼吸をします。

そんな、リトルシガーを愛する私が何故今回、新たに一つ リトルシガーにまつわる記事を公開するかというと、今まで嗜好にバッチリだったキャプテンブラック・ダーククリームが、2020.10からラベルデザインが変わったのみならず、中身も変わり、私の好みとするところではなくなってしまったので、別のリトルシガーに乗り換えた という訳です。

以前のキャプテンブラック・ダーククリームは、吸い口に塗られている甘味に対して葉の辛味のバランスがちょうど良く取れていたのに、10月からのそれ(写真・左)は、吸い口の甘味の強さはそのままで、葉の部分のみがかなり軽くなっていて、吸い口の甘さばかりが前面に出るようになってしまったのです。
10月頭に、中野のシガーも売っている煙草屋さんで買った時、そこのご主人は「変わったのはラベルだけで中身は同じです」と仰っていましたが、それは違いました。
仕入れの業者さんがそう教えたので、ご主人は試煙せずに 業者さんに教えられたままを客に伝えたのでしょう。
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そして先日、「もうキャプテンブラック・ダーククリームには別れを告げて、自分の納得のゆく新たなリトルシガーを探し出したい!」と シガーもパイプもキセルまでも揃いに揃っている三鷹の煙草屋さんへ向かいました。

ご主人に、銘柄を変えたい理由や吸い口や葉の好みを伝えると、チョコレートフレーバー カカオフレーバー フルーツフレーバー バニラフレーバー を幾つか紹介してくださり、私は、チョコレートやカカオの味と香りは苦手だし、人工的なフルーツの香りもちょっと好みではないので、バニラフレーバーの2種(写真・中央と右)を購入しました。

ラベルデザインは、中央のお堅い紳士の様なイメージのコルツ・バニラテイストより、レトロかつポップで可愛らしいポンポンオペラの方が、圧倒的に好みだ!と感じたので、中身もポンポンオペラが嗜好に合えば、願ったり叶ったりだな、、、と思いました。

家に帰り、口の中をよくゆすぎ、クリアにした状態で、先ず コルツ・バニラテイストを吸ってみました。
吸い口に塗られている甘味は、キャプテンブラック・ダーククリームよりは弱く バニラという感じはせず、何か人工的な甘さで、吸い始めてみると、葉の味も妙に人工的に甘く、私個人的には、ちょっと苦手な方向性の一品でした。

少し時間をおき、再び口をよくゆすぎ、次にポンポンオペラを試してみました。
吸い口は、ほんの微かに甘い といったくらいで、バニラ香は「これはバニラですよ」と言われなければ判らないほどのものでした。
葉の味は、「軽く香ばしい」といった表現が適切だと思われる 心地よい香ばしさでした。
「吸い口と葉のバランスが巧く取れているな」と とても好印象で、これなら吸い続けたい!と思いました。

よって、私はこれから、ポンポンオペラを愛煙してゆく事に決めました。
ラベルデザインも中身も嗜好にバッチリで、おまけにネーミングもユニークで楽しい!
ポンポンオペラさん、末永くよろしくね!!!

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