リトルシガー「ボディショット・バニラ」を吸っています [リトルシガー]

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シガレット(紙巻き煙草)が苦手な私・ぼんぼちは、リトルシガー(葉巻きの中で、一番 細くてチープなもの)を愛煙しているのですが、最も嗜好に合っているポンポンオペラのバニラ風味が、コロナの影響で七月まで輸入されなくなってしまったので、仕方なくキャメル・オリジナルに甘んじていました。

もうじき待ちに待った七月ですが、入ってくるのは、七月の上旬なのか中旬なのか はたまたギリギリの下旬なのか、煙草屋さんにも皆目解らないらしく、出来ればそれまでの間、キャメル・オリジナルよりももっと自分好みのリトルシガーをつなぎとして吸えれば、、、と、リトルシガーの品揃えの良い煙草屋さんを探していました。

ーーーと、先日、川崎に用事があって出向いた時の事です。
駅の東口から四、五分ほど歩いた所に「世界のたばこ」と デカデカと幟旗をかかげ、プレミアムシガーからシガリロ リトルシガーまで「こんなにありますョ!」とばかりに 店横にズラリと見本を並べている煙草屋さんを発見したのです。

私は迷わず 店の窓口にすすみ入りました。
中年のご主人が「いらっしゃいま〜せ〜」と ゆる〜く愛想良くお顔を出しました。
私は「今までポンポンオペラのバニラを吸っていたのですが、コロナで入らなくなってしまったので、ポンポンオペラ・バニラに近いものを紹介していただけますか?」と申し出ると、ご主人はすかさず、キャプテンブラック・ダーククリーム コルツ・バニラ、そして、ボディショット・バニラを スッと出してくださいました。

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キャプテンブラック・ダーククリームは長年吸っていたのですが、近年の価格改定と同時に、辛さがぐっと弱くなり 甘さばかりが鼻につくバランスの取れない味へと変わってしまったので、私の中で却下となった銘柄でした。

キャプテンブラック・ダーククリームを却下して、新たな好みのリトルシガーを求めた所、家の近くのキセルやパイプまで売っている店で、ポンポンオペラと一緒に紹介していただいたのが、コルツ・バニラでした。
しかしコルツは、バニラの風味がケミカルで 辛さがあまり感じられなく、ケミカルな匂いが苦手な私には、ちょっと受け付けられませんでした。

なので、何の躊躇もなく、ここで初めて目にした ボディショット・バニラを一箱 購入しました。
合わなければ合わないで、またキャメル・オリジナルでつないでいればいい事だし、、、と。

帰宅するや、さっそくボディショット・バニラの箱を開けるとーーー
「これはお菓子?!」と錯覚するほどに強く自然なバニラ香が立ちのぼりました。
着火して吸ってみると、バニラ香はほど良い弱さへと変わり、辛さとのバランスが見事に取れていました。
吸い了りの口腔内の香りの余韻は、まあまあ甘さがほどよく残る といった感じでした。

ポンポンオペラのようなスモーキーさが無い分、ポンポンオペラには叶いませんでしたが、着火前のカラメル香と辛さと香ばしさだけのキャメル・オリジナルより 遥かに リトルシガーを吸っている充実感があり、「これならポンポンオペラ再入荷までのつなぎとしての役割りを、十二分に果たしてくれる!」と 大満足でした。

よって、次の週に、再び川崎に用があった折り、一カートン買いだめして来ました。
ご主人が、笑顔で おまけにマッチを一箱くださいました。

ボディショット・バニラさん、ポンポンオペラ復活までの間、よろしくね!

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