ビルの壁面の二本の太い管 [写真]

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みなさん、単にこの写真だけを観て何か解るかたはそういらっしゃらないと思いやすが、これは、ビルの裏側壁面にくっつけられていた巨大で太い金属管でやす。
これが何であるか という説明ではなしにアートの視点で撮っているので、何だか解らなくともいっこうに構いやせん。
アート写真としての面白さを少しでも感じていただければ、それだけで本望でやす。
まあ、ジャンルとしては、シュールリアリズムといったところでやすね。

シュールリアリズムを表現する作家をシュールリアリストと呼びやすが、あっしが最も敬愛するシュールリアリストは、チェコのヤン・シュヴァンクマイエルでやす。
近年、お仕事を引退されたようでやすが、氏は主に、アニメーションという技術で表現をされていやした。
オブジェクトやクレイやピクシレーションやカットアウトというアニメーション技法で。
日本はセル系アニメーション大国なので、アニメーションというとセル系しか思い浮かばないかたが多いようでやすが、アニメーションの技法は上に述べた様に多彩にあり、セル系は、その中の一技法なんでやす。
なので、アニメーション技法に詳しくない人に「アニメーションが好き」というと、いわゆるアキバ系セルアニメが好きだと大誤解を受けてしまうので、うかつに「アニメーションが好き」とは言わないようにしてやす。


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