ミリタリーコートをリメイクしました [ファッション]

少し前の記事で「ミリタリーコートをリメイクします」と宣言していたものが仕上がったので、ここに公開します。
当初は手拭いを切って縫い付ける予定で、浅草まで出向き 「これぞ!」と思う手拭いを買ったのですが、洋服箪笥を整理していたら、もう着ることはないけれど、生地の色調がとても気に入っている このミリタリーコートにもバッチリのショートコートが出てきて「おっ!こっちのほうが、がぜん合うぞ!!」と、予定を変更し、ショートコートの部分部分を巧く活用して、縫い付けることにしました。

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前全貌。
胸ポケットに、ショートコートの胸ポケットを、あえてずらして付けました。
写真では解りづらいですが、これもあえて、ポケットの上下を逆さにして、リメイク感・オリジナリティを出してみました。
写真では、斜めに付けてあるように見えやすが、これは生地が波打ってるためにそう見えるだけで、実際は、斜めではなく、3センチほど左下に付けてあります。
腕には、大きなポケットを付けました。
最初は、腕章風にぐるりと生地を巻こうと考えたのですが、仮縫いでやってみたら、ミリタリーコートの袖が太くてサマにならなかったので、大きなポケットだけを付けることにしました。

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後ろ全貌。
今回は、とにかく後ろ姿が個性的に映えることに拘りました。
後ろ姿って、意外と人目を惹くんですよね。
最も拘ったのは、背中の正方形の大きさと だんだらの柄ゆきです。
いい柄ゆきが取れる部分を、ショートコートの背中部分から切り取りました。
フードに付けたのは、ショートコートの腕に付いていた手袋フォルダです。
この部分も巧く活用出来たと納得しています。

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フードのアップ。

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背中のアップ。

どの部分も、四方の四点留めで、フードと背中は✕でポケット二つはⅡで縫い留め、空間が出来るようにし、ミリタリーにイメージがそぐう様、きちんとした感じにならない仕上がりにしました。
そして、切りっぱなしの生地をほつれさせ、ルージーで退廃的な雰囲気を よりあげました。

自分としては、頭の中で手拭い縫い付けのデザイン画を描いていたより遥かに愛せる完成度となり、とても嬉しいです。
ルージーなワークパンツにクタッとした黒の革のブーツで、さっそうと お洒落のしがいのある街街を歩きたいと思います。
真冬になって、このリメイクミリタリーコートに腕を通せる日が来るのが待ち遠しいです。


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