消火器の箱と自転車 [写真]

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これも裏浅草の一隅。
撮影したのは九月だったのでやすが、「やっぱこの雰囲気なら、公開は晩秋が相応しいよな」ってことで、今まで眠らせていやした。
裏浅草らしさが出て、あっしなりに かなり気に入っている作品でやす。
そのままでも成立度は高かったんでやすが、より裏ぶれ感を出すために、少しだけヴィンテージ加工を施しやした。

あっしがしょっちゅう遊びに行く街は、高円寺 神保町 三鷹 新宿 中野 なんでやすが、時々くらいの頻度で訪れたくなる街は、錦糸町 赤羽、そしてこの裏浅草でやす。
これらの三街は、古くて裏ぶれ感があるので、惹かれるんでやす。
歩いてるだけで、わくわく、、、わぁ!こんなに古くて朽ちたものがある〜!って。

何故、あっしがこういう街に惹かれるかというと、九才から三十八才まで住んでいた国立市は新興住宅街で、古いものなど一つもなく、それ以前の、物心ついた三才から国立に越すまでの九才まで住んでいた福岡県内の街は、国立よりも遥かに賑やかな活気のある街だったんでやすね。

だから、「裏ぶれ」や「朽ち果てた」ものがある街って、あっしにとっては新鮮で、日常から越境した別世界に行く面白さを感じてしまうのでやす。


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