今までの人生で異性にした一番酷いこと [独り言]

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みなさんは、過去に付き合っていた異性に 怒り心頭してやったことで 一番酷いことって何ですか?

私・ぼんぼちは、真冬に、洗面器いっぱいの水を頭からぶっかけて、その洗面器を投げぶつけ「思いあがるのもいいかげんにしろーーーっ!!!」と怒鳴ったことです。

何故、このような言動に至る衝動にかられたかというとーーー
デートでドライブに行こうという日、うちの玄関先で「そんなお洒落してくんなよぉ〜!」と 辟易するといった口調で言われたからです。
首周りにうさぎのファーの付いた くるぶしまでの丈のベルベットの黒いマントに身を包み うさぎのファーが足の甲に飾られたミュールをつっかけた時でした。

生きることよりお洒落が大事で、ファッションを基礎から学んだ私にとって、私がしているファッションに対して否定的な発言をされるのは、イコール「オマエ、オレのエゴイズムのために死ねよ!」と言われるも同然だからです。
言った側はそんな大仰なつもりで発したわけではないと解ってはいても、「ファッションへの否定」だけは、私の中では絶対に許すことの出来ない その人との一切の人間関係を絶つに値する ぼんぼちの存在全否定発言なのです。
一般的に流通している別の言葉を使うと、「逆鱗に触れた」「地雷を踏んだ」ということです。

その人は、ボサボサ頭に無精髭で、いつも自分の身なりに無頓着なことを自慢していました。
その人がどういういでたちでいようが、その人の自由ではありますが、何でそれが自慢になるのか、サッパリ理解が出来かねました。
そして、自分はいくら身なりに無頓着なファッション音痴であっても、私の毎回のコーディネートを見れば、「あぁ、この女性は、お洒落命なんだな」ということくらいは解りそうなものだと思いましたが。
ーーー27才で生まれて初めて付き合った人で、その人は2才年上でした。
付き合っていた約半年間、話しの接点も何一つとして無く、楽しいこともみぢんも無かった交際でした。
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この顛末を人に話すと、「じゃあ、ぼんぼちちゃんは、浮気なんかされたら刃物向けかねないね」などと しばしば返されるのですが、それはとんでもない まるで見当違いの憶測です。

私は、付き合っている異性や好きな異性に対して、「やきもちを焼く」という感情が、ひとかけらも沸かないからです。
そもそもなんで、「やきもちを焼く」感情が起こるのか、私には解らないのです。
ご自分がやって楽しいのなら、10人でも100人でも1000人でも、どーぞどーぞ、ご自由に楽しんで〜!!と思うのです。

何故、ファッション否定は人間関係を絶ち切るほどに許せなくて、やきもちは焼かないのかーーー
それは、異性が、私と同性の人と、いくら遊ぼうが本気になろうが、それは、ぼんぼちという人間の外側で行われることなので、私の内面には、何一つとして関係がないからです。
私の内面に関係のないことで何をしようが、私はかすり傷一つおわなければ 痛くもかゆくも ない。
けれど、私の生より大事な、それを生きる原動力としているファッションを否定されるのは、私の心臓をグッサリ刺しえぐることなんです。

一度目のダンナも二度目のダンナも、私のファッションを理解し誉めてくれる人だったので 結婚しました。
いくら 他の部分に幾つも好感が持てたとしても、私のファッションを誉めなかった人とは、プロポーズされても結婚しませんでした。

あと、一度目のダンナと結婚して次の日に、「愛人さん、何人囲ってもいいからね〜!」と笑顔で言ったら、「ぼんぼちちゃんは酷いことを言う」と怒られました。
今だに なんでそれが酷いことなのか、かいもく解りません。

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