顔のむくみを取るための三つの方法 [美容]

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私の過去記事のセルフポートレートやプロマイドをご覧になったかたがたはお判りだと思いますが、今の私の顔の輪郭は卵型です。
けれど、14才から26才くらいまでは、ブルドッグ型でした。
芸能人でいうと、晩年の清川虹子さんの顔をもっと横にブヨヨンと広げたような、そんな輪郭でした。
加えて、まぶたがボッテリと腫れぼったく、パッチリと目を開けることが出来ませんでした。
当時、私自身はそれを「顔が脂肪で太っている」と思い込んでいて、サラダダイエットをし、37キロまで体重を落としたりしたのですが、二の腕は小枝さながらに細くなっても ブルドッグ顔は少しも改善されませんでした。

と、27才になる頃に、ふとしたきっかけから、この顔の状態は「脂肪で太っている」のではなく「むくんでいる」のだと知り、むくみを取るための方法を調べ それを試したら、徐々にブルドッグ顔ではなくなり、30才を過ぎた時には「キリッとした顔しているね」と言われるほどに変わりました。

ということで、今回は、顔のむくみを取るため、そしてその後も再びむくまないための方法三つを紹介します。
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1 塩気の強い物は食べない。
塩気の強い物を多く摂ると、身体が体内の塩分濃度を一定にしようと 余計に水分をため込み 排出されなくなり、結果、むくみが生じます。
なので私は、漬物や佃煮や しょっぱいなと感じたキンピラや煮物は食べません。もしも食べるとしても、ほんの一口です。
「作ってくれた人に申し訳がない」という自責の念は捨てています。

2 適切な高さの枕をする。
枕は、低すぎると 寝ている間に頭部に水分がたまり、むくみの原因となります。
逆に 高すぎても、寝違えやすくなってしまいます。
また枕は、使用期間が長くなると(素材にもよりますが)だんだん薄っぺらくなってしまいます。
ですから私は、薄めのクッションを2枚ずらして重ねて枕にし、常に適切な高さに調整が出来るようにしています。

3 表情筋を大きく動かす。
毎日、表情筋を大きく動かしていると、顔や首の血流やリンパの流れが良くなり、顔に水分がたまらないようになります。
演劇の発声練習をするように「ア エ イ ウ エ オ ア オ」と発したり、目玉をグリグリ動かしたりします。
また、カラオケを歌うのも、様々な形に口を動かしたり 歌詞の内容により色々な感情になり あらゆる表情をすることになるので、効果があります。

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以上が、顔がむくまないための三つの方法ですが、思い返してみると、私は、顔がむくんでいた約12年の間、これらと真逆のことを全部やっていました。

太るのが嫌だからと、定食や弁当は、肉や白飯を残し カロリーの低い漬物やキンピラや煮物ばかりを「しょっぱいしょっぱい」と独白しながら口に押し込み、しばしばサラダダイエットをしては(ノンオイルドレッシングが発売される前の時代だったので)塩だけをドバドバかけてシャクシャクやってました。

枕は、14才くらいの時に 寝違えたのをきっかけに、低い枕どころか 何も敷かないで眠るように習慣づいてしまっていました。

表情筋は、殆どといっていいくらい動かさなかったです。
生活の中に「笑えること」「笑いたくなるようなこと」がまるでなく、多くの人に「いつも無表情だね」と 指摘されていました。
しゃべる時も あまり口を動かさずに、小さい声で「モゴモゴ」「ボソボソ」と口ごもっていて、たいてい何度も「えっ?」「えぇっ??」「ええーーっ???」と 聞き返されていました。

ーーーこれでは、顔がむくんで当然です。

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当時はネットが存在しなかっただけでなく、美容に関する書物も出回っておらず、「女性がキレイになるにはサラダ!」と サラダ信仰しかなかったので、「どうしてサラダダイエットをしてこんなに体重を落としても 顔だけ痩せないのだろう?」と 悲しさと悔しさと疑問でいっぱいでした。

同級生や先輩や通りすがりの見知らぬ人に、「顔だけ見ると70キロくらいありそうに見えるねー」「このコ、身体はガリガリで顔だけブックブクだからポパイってあだ名にしようよ!」「ぷっ!おすもうさんみたい!」と 日々嘲笑され、家に帰って毎日 泣いていました。
流した涙の量は、一万リットル以上です。

ですから、今現在、かつての私と同じ悩みを抱えているかたがいらしたら、それは「脂肪太り」ではなく「むくみ」かも知れません。
ダメ元で是非、この三つの方法を試していただければ、、、と思います。

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