ラジオで聴いた世にも恐ろしい実話 [独り言]

これは、何年か前に、某ラジオ番組で聴いた リスナー投稿コーナーで読まれた世にも恐ろしい実話である。

ある日、投稿者一家は、近所のスーパーに買い物に出向いたそうだ。
と、フルーツ売り場に 新種のフルーツらしき試食ブースがあったという。
試食ブースには店員さんはおらず、一家は「試食ブース」なのだから自由に食べていいに違いないと、台の上に置かれている新種のフルーツを食べることにしたという。

そのフルーツは、白っぽくて へにゃりとした 何の種類に属するフルーツなのかまるで判らないような姿だったという。
口に入れると 殆ど味もなく、繊維質を感じるばかりで 少しも美味しくなかったそうだ。
一家は「味がしないね」「ジューシーさがちっともないね」「硬いだけだね」、口々に
言いながらクチャクチャと咀嚼したという。

そこにーーー
店員さんが現れ、声をあげたそうだ。
「お客様!それは他のお客様が吐き出した皮です!」
店員さんの両手には、グレープフルーツのような色で蜜柑を一房づつ剥き分けたような 柑橘類の一種と思われるフルーツが山と盛られた皿がかかげられていたという。

新種のフルーツは、房の中心に近い部分を親指と人差し指で挟み持ち 膨らんだ果肉をチューチュー吸って皮をペッと吐き出す食べ方で、店員さんは、そのフルーツの紹介とともに食べ方を教えてくれており、一家がブースに到着した時に、たまたま剥いたフルーツがなくなり、奥へ剥きに引っ込んでいたらしかった、ということである。

かんきつ類.jpg

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