失望しやすい性質 [独り言]

先日、映画好きの友人と なかなか期待できそうな映画を観に行った。
果たして、どうしようもない駄作だと思った。 点数をつけるなら30点くらいだ と。
と、友人は「いやぁ、面白かったねー。 80点くらいかな」 笑顔を向けた。
私には、こういうことがしばしばある。

映画に限らず、文学でも人物でも飲食店でも、私は「期待をはなはだ裏切られてがっかりすること」が非常に多い。
自分では、特別並はずれた多大な期待をしている自覚はみぢんもないのだが、これだけ失望してしまうということは、やはり無意識のうちに 根拠のない期待をしてしまっているのだろう。
そして、これも又僅かにも自覚はないのだが、物事に対しての評価も 人並み外れて厳しいのだろう。
この様な無自覚さは生まれ持った性質のようなものだから、治せるものではないのである。

だから 生きていても、「感激できること」がめったにない。
物事に期待を持たず 評価の甘い人は、毎日が感激の連続で幸せだと思う。 羨ましい。

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