美術科予備校・講習会に来たヌードモデルさんの思ひ出 [独り言]
私は美術高校の一年二年の時、美術の勉強を学校の授業以外にも学びたくて学びたくて、某美術科の予備校の講習会に、美大を目指す浪人生や他の美術高校の生徒とともに、春休み 夏休み 冬休み と通っていた。
ある 夏休みの講習の日-----
その日は、丸一日かけて 木炭デッサンを一枚仕上げる という課題だった。
モチーフは、女性ヌードである。
二十人ほどの受講生は私も含め、「どんなモデルさんが来てくれるのかな？ ルンルン！」と 気分が高揚し、油絵具と木炭とパンの入り混じった匂いの立ちこめる画室の空気は浮き立っていた。
美術の基礎を学ぶにあたっての「良いモデルさん」というのは、決して グラビアモデルやファッションモデルのように 美人でナイスボディである必要はない。
それよりも、先ず第一に、「中肉中背で均整がとれていること」、顔も、「大き過ぎず小さ過ぎず 玉子型であること」が好もしいのだ。
何故なら、基礎勉強では、人間の身体のつくり プロポーションの平均値を頭に叩き込まなければならないので、たとえ多くの人が美しいと感じる容姿であっても、どこかが極端に○○な人 というのは適さないのである。
第二に好もしいのは、ポージングの上手いモデルさんである。
何故、着衣ではなくヌードを基礎勉強として描くかというと、皮膚の下に脂肪があり 脂肪の下に筋肉があり 筋肉の下に骨がある-----という そこまでの構造を、見抜き 熟知し易い状態にするためである。
そのためには、手を頭や腰に置いたり 身体をひねったり 片足に重心をおいてもう片足を流したりしてくれると、筋肉の収縮や骨の曲がりが出来、とても良い学びになるのである。
私達受講生は、ルンルンしながら、モデル台の前に各々イーゼルを立て カルトンを置き 木炭の芯を抜いたりして 授業の準備を整えていた。
ルンルンの空気は、授業開始時刻が近付くにつれ 高まっていっていた。
画室に、明らかに受講生ではないと判る 四十代くらいの女性が入ってきた。
百キロくらいありそうな肉付きだった。
「・・・・・・・えっ！？ まっ・・・・まさか！？」
私達約二十人は、嫌な予感が当たらぬことを願った。
しかし・・・・・・・・・
その女性は、ついたての向うに歩いてゆき、ほどなく 全裸で現れ、モデル台の上に立った。
そして、タイマーを自分でセットし、両手を後ろにまわし 足を肩幅に広げ、仁王立ちになった。
でろんと垂れ下がった大きすぎる乳房 五百円玉より遥かに大きい乳輪 三段どころか五段の腹 えくぼだらけの丸太さながらの脚・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ルンルンの空気は、みるみる画室の床を這うが如くに どよ～～んと鈍く重たくなった。
「みんな！おはよう！ もうモデルさん いらして・・・・・・」
三十代半ばの男性講師が片手を挙げ画室に入るや、動きと言葉が止まった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私達受講生は、心の中で揃って、「でしょーーーーー」と 眉をハの字にして口をとがらせた。
「・・・・・・・・・・・・んーーーー、モデルさん・・・・・・えっと・・・・・ポーズをね、・・・・・ちょっと こう・・・・・手を頭に乗せるとか、片足だけに重心をおくとか、身体をひねるとか、・・・・・・そういうの、何かやってもらえませんか？」
講師がやや遠慮がちに指示すると、モデルさんは間髪置かずに「できませんっ」と返した。 「これしかできませんっ」 と。
講師は「はぁ～」と ため息をつき、受講生一同を 申し訳なさそうな目で見やった。
私達は、床を這う空気感で 木炭紙にあたりをつける作業に取り掛かった。
画室は私達が半袖の服を着ていても汗ばばないくらいの室温だったが、モデルさんは、全身に滝のように汗をかき始めた。 はあはあという苦しそうな息使いとともに。
汗は垂れ流れ、陰毛をつたってポタポタと落ち、股の間に直径十五センチくらいの汗だまりができた。
ジリリリリリリッッッッッ！！！
タイマーが鳴り、休憩時間となった。
すると、モデルさんは講師に小声で何やら話かけ、ついたての向うに隠れたかと思いきや、服を着て画室から出て行った。
「・・・・・・・・・・・・あのーー、みなさん、モデルさんは この部屋の匂いで気持ちが悪くなられたそうで、帰られました。・・・・・・・・・・・・・・・・んーーー、今日の授業、どうしようか・・・・・・・んーーー、仕方ないから、みんなで交代でモデルになって 一分間クロッキーをしようか。・・・・・・・じゃ、この椅子をモデル台に乗せるから、先ず キミから座って」
と、一人一分間づつモデルになり、それを何回転もして、その日一日の勉強を了えたのだった。
私が講習会に何度も通った中で、一番 印象強かった思ひ出である。
友人の画家が名前が売れ始めたころ、個展に現れた女性が裸体の作品を持ってきて「これ先生に〇年前に描いてもらったの！」と皆の前で自慢していた。
モデル代は描いてもらった作品だった。
by 風太郎 (2019-04-28 06:18)
そうそう、服着てるイラストでも簡単に骨かいて肉かいてから服かないと、不自然になりやすいですよね。熟練した人なら実際にかかなくても頭に浮かべてかけるようですが。
今のイラストでは、やたら胸が大きくて腕の細い不自然な絵が多いです。自然な大きさの胸と、ある程度の筋肉のついた体の方が美しいと感じるのですが、今や完全に少数派みたいです。
昔は、人前で裸になってくれる女性は希少だったから、そんな我がままなというか、人格に欠陥があるような人でも許されていたのでしょうね。
by ackylacky (2019-04-28 10:03)
モデルさんは、やはりある程度のプロポーションでないとね？
そう言えば、女優の風○ジ○ンさんは無名時代にﾇｰﾄﾞﾓﾃﾞﾙをやってたんだよね（ﾟ□ﾟ）
この事は、公表されてないので名前を少し伏せましたw
by 英ちゃん (2019-04-28 10:24)
大学時代、建築学科の知り合いがヌードデッサンをやっているというので、法学部の学生でありながら構内のアトリエに侵入したところ、その日は服を着ていたというマヌケです。(^^;
by アニマルボイス (2019-04-28 10:27)
へぇ、美術のモデルさんっていわゆる
平均的体格が良いんですねぇ(°_°)
ボンキュッボン♪のモデルさんが良いのかと思ってました(⌒-⌒; )
しかし、１００kg近い方が来るとは・・・(*_*)
by ニッキー (2019-04-28 10:55)
前半で「なるへそ」と思わせ、後半でそれを「ぶち壊し」、読んでるほうに声が出そうなほど笑かす技法。恐れ入りました。
by リス太郎 (2019-04-28 13:54)
色々な体形のモデルさんの需要があるということなのでしょうが^^;
学校が直接募集するのではなく、事務所みたいなとこから
来るのでしょうか？
写真の講習で来たモデルさんは皆綺麗で、いわゆるモデルっぽい
人ばかりでした～ 良かった^^;
by ｒａｎｎｙａn (2019-04-28 14:05)
それほどの体系では、皮膚の下の脂肪で筋肉、骨、構造と見抜けないですね・・・おまけに仁王立ち！？( ´∀｀ )
by 50oyaji (2019-04-28 14:30)
ぼんぼちぼちぼち様
こんにちは
美術学校のヌードモデルさんをデッサンするのに、色々な意味合いがあり、理想のモデルがあるのを初めて知りました。
モデルさんも生徒さんも大変ですね。
by hirometai (2019-04-28 15:13)
こんにちは！
素晴らし過ぎるモデルさんだったんですね！
by Take-Zee (2019-04-28 16:39)
きょ・・・巨た・・曲線美を描く 練習とかｗ
途中でお帰りになってモデル代はどうなったのでしょうね？
by サンダーソニア (2019-04-28 18:56)
アハハハ、これは一生忘れられないでしょうね(^^)
by johncomeback (2019-04-28 19:41)
ぼんぼちぼちぼち様って、ちょっと悪魔ですね。想像したくないのを想像しちゃいました。
by ヤマカゼ (2019-04-28 19:43)
学校がモデル料を値切るからこんなことになるんです。
でもとても珍しく貴重な思い出になりましたね。
by プー太の父 (2019-04-28 20:11)
き、貴重な体験でしたね！
それにしても、「中肉中背」って言葉の許容範囲っていったい。。。^^;
by yes_hama (2019-04-28 20:51)
ありゃまあ
それは、凄い経験でしたね。
って、ヌードモデルを見たことありませんが(^^;
by 八犬伝 (2019-04-28 21:17)
モデル向きの人がいるのですね。知りませんでした。
なぜモデル向きじゃない人が来たのでしょうね。
こちらのブログで名古屋情報更新してます。
by nikki (2019-04-28 21:37)
ビックリポン！！
百キロくらいありそうな･･･コリャ～予想だにしてませんでしたね。
モデルさんもいろいろですね。
by 横 濱男 (2019-04-28 22:06)
豊満な肉体のデッサンだったのね。
貴重な経験だわ
しかし ポージングもできないモデルさんってありなの？
by ゆうみ (2019-04-28 22:19)
私がほとほと困ったのは真逆のケースで、痩せてほとんど脂肪がなく、ごつごつとした筋肉の女性でしたが、確かに豊かすぎる肉付きの人も困りますね。
by 裕々 (2019-04-28 22:42)
ヌードモデルさんは指定されたポーズを
指定された時間じっと出来る人がやっているのかと思ってました
by 藤並 香衣 (2019-04-28 22:47)
＾＾色んな方がいらっしゃる～
良い思い出？ですね(⌒-⌒)
by himakko (2019-04-28 23:38)
確かに、ヒトの中心は骨ですもんね。
プロの絵描きさんでも、時たま「ありえない」関節の人物画ありますよね^^;
しかし、世の中には「わがままボディ」のモデルさんもいるのですね（笑）
（事前に選べないのですね^^;）
by Ja-Kou66 (2019-04-29 00:19)
古今東西の女性の彫像・裸像はどちらかというと中肉中背よりやや太めかな、と感じていますが、このモデルさんは想像の範囲外でイメージが混乱しています。笑
by sig (2019-04-29 00:22)
「百キロくらいありそうな肉付き....」
超デブが多いサンフランシスコでは、普通ですよね.....以前、サンフランシスコの日本町に、横綱の武蔵丸が来た時に、非常に小さく見えました...
by サンフランシスコ人 (2019-04-29 02:53)
一体、なんの間違いだったんでしょうねぇぇ。。
これじゃ授業にもなんにもならないじゃないですか！
でもそのモデルさん、理由はどうあれ、早めに退散してくれて
返って助かりましたね。。
by 向日葵 (2019-04-29 03:33)
ごめんなさい。
ちょっとプププ… 失笑しながら読ませていただきました。
それにしても何故にそのような方が派遣されたのでしょうねぇ。
by よしころん (2019-04-29 08:47)
普通に描いてもピカソの絵みたいになったりして^^
by タンタン (2019-04-29 09:34)
みなさん
美術のモデルさんが必ずしもみな中肉中背が理想というわけではなく、基礎を勉強するには、記事本文に書いた理由からそういう人が望ましいんでやす。
まず、人間の（今回の場合はアジア人女性の平均の）身体を頭にたたきこむという目的の勉強でやしたから。
でやすから、趣味で描く人が上達や基礎云々抜きに単に楽しみで描きたい場合や、基礎を修得したプロが描く場合は、ボンキュッボンでもスリムでも、自分の好きな体型の人をモデルに選べばいいんでやす。
素材選びも作品作りの一要素でやすから。
モデルさんを呼ぶのは、おそらく予備校の先生か事務のかたで「○日の○時から○時まで、ヌードならヌード、着衣なら着衣でお願いします。はい。ギャラは○○円ですね。」といった感じで、美術のモデルさんを在籍させているモデル事務所に交渉するのだと思いやす。
それにしても、どういう体型になるかは個人の自由でやすが、一体何故、そのような体型のかたがモデルをやろうと決意されて、しかも事務所も在籍を許可したのか、謎でやす。
筋肉や骨、どう凝視しても見抜けやせんでやした。
ただただ脂肪の塊にしか、、、
そのモデルさん、ポージングが出来なかったのは、太り過ぎた体型のためだと思われやす。
片足に重心かけるのとかって、太ってる人にとっては足首に負担がかかかって辛いらしいのでやす。
そうでやすね、昔のヨーロッパでは、少しふくよかなほうが美しいとされてやしたね。
最近は飽食の時代のためでやしょうね。
ミスユニバースに出て来るかたがたは、ファッションモデルのようにガリガリでもないけれど、みなそこそこスリムでやすね。
美しさの基準も時代とともに多少変化しやすね。
想像したくないものを想像されてしまわれやしたか、今夜のあなたの夢に出てくるかも知れやせんね〜
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-29 11:01)
講師も当日までモデルさんを知らず、全員驚きだったんですね。
あの場面があったから、みんな上達した、
とはいかなかったみたいですね。。。
by ぷち (2019-04-29 15:18)
モデルさん 場違いでしたね
難しい仕事だと思います。
もっとも向かない人が来ちゃいましたね
by きよたん (2019-04-29 17:31)
こんばんは＾＾
はは、これは笑うしかないですね（－－
by mimimomo (2019-04-29 18:37)
私も高校時代にヌードを描いた記憶があります。
前日までは着衣で若いきれいなお嬢さんでした。
ヌードはまさかと思いましたが、やはり自分の母親より
年上に見える女性が二人でした。
一人は痩せて抑揚のない身体つき、もう一人は太ってずんぐりした身体
書きやすかったのは太った方でしたね。
座ってポーズを取ってくれたので、塊として捉えやすかったです。
by そらへい (2019-04-29 21:31)
お話もびっくりしましたが、イラストのたんぽぽがなにげにかわいいですね。
by KOME (2019-04-29 21:38)
パンの香りもするんですね…
嫁が美術部時代にパンを消しゴムみたくつかって
パステルで描いたものを手を加えたって言ってたのを
思い出しました^^
にしても仁王立ちの100キロ級モデルさん…
どこのつながりだったんでしょうねぇ^^;
by すーさん (2019-04-29 22:39)
勉強熱心だったのですねー。ダイナマイト・バディの方は何かの手違いでいらしたのでしょうかね。
by 這い上がるママ (2019-04-29 23:48)
「どういう体型になるかは個人の自由でやすが」
超デブが多いサンフランシスコでは、地下鉄の駅のエスカレーターが頻繁に故障するので、"自由"を制限してほしいです....
by サンフランシスコ人 (2019-04-30 00:59)
普通のモデルさんだったら、キット記憶の向こうへ行ってしまったと思いますので、それはそれで、良かったのでは・・・。どうだろ？？
by garden (2019-04-30 02:55)
この世の中は良いことばかりじゃありませんね。反省！”(^_^;)
by 旅爺さん (2019-04-30 06:24)
みなさん
笑っていただけてむしろ嬉しゅうございやす。
そう、何の問題もないモデルさんだったら、今頃は記憶の彼方に埋もれてしまっていたと思いやす。
今となっては、他美術高校生や浪人生に誘われて、帰りがけに予備校近くのサーティワンアイスに寄ったことと同じくらい楽しい青春のひとコマとなってやす。
あの予備校は、モデル代ケチってたかも知れやせん。
値切ることこそしなかったでやしょうけれど、安い事務所に頼んでいたか安いランクのモデルさんを頼んでいたか、、、
他のモデルさんも、あそこまで酷くはなかったけど、あの予備校で素晴らしく優秀なかたが来たことはなかったでやす。
その予備校とは別の美術の予備校で、毎週土曜の夕方に、お金を払えば誰でも描かせてもらえる一回毎のクロッキー教室というのが開かれていて、そこにもしばしば通ってたのでやすが、そこのモデルさんは均整のとれたかたばかりでやした。
中でもとてもポージングの上手いかたがいらして、そちらはいい意味で記憶に残ってやす。
そうそう、気持ちが悪くなったと20分で帰った太り過ぎのモデルさん、ギャラは発生しなかったと、あっしは推測しやす。
予備校側が断わったとしたら、事務所としては「太ったモデルはNGという注文はしなかったじゃないですか！」とギャラ取れるけど、モデルの都合で帰ったのだから、、、
でも帰ってくれて、勉強に非常に不適切なモチーフと向き合わなくて返って良かったかも。
受講生同士でクロッキー（もちろん着衣でやすよん）のほうが明らかに気分良く勉強できやしたね。
画室にパンの匂いがするのは、、、木炭デッサンって消しゴムの代わりに食パンの白い部分を使うんでやすよ。
高校では、木炭デッサンの授業の日は学校側から配られてやしたが、予備校では各自持参でやした。
たまにうっかり朝寝坊して朝食抜きで来た人は耳を食べながら描いてやした。
その行為は、予備校では何も言われなかったけど、高校では校則で禁止で、ここにも高校の校則の馬鹿らしさを感じてやした。
フラフラのまま授業に没頭できないでいるより、耳食べてちゃんと描けたほうがいいじゃん、て。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-30 10:35)
いやーー、申し訳ないけど、涙流して笑っちゃいました。
ぼんぼちさんって本当にいろいろすごい経験されてますよねぇ。
by ChatBleu (2019-04-30 10:36)
そっか～
そのモデルさんを僕が描くなら 指先だけをアップで描くな～
by てんてん (2019-04-30 12:07)
そのモデルを派遣した事務所は、どんなシーンで使って頂こうと思い、登録したのでしょうね。不思議(^_^;)
by yokomi (2019-04-30 13:03)
要求に応じることができなくてモデルが務まるとは思えないんですが、何か手違いで派遣されて来たのでしょうかね。
by olived (2019-04-30 19:41)
凄いご経験ですね(°▽°)
でもなんだか笑えて来ましたね(笑)
by たじまーる (2019-05-01 03:17)
みなさん
へい、長く生きてて過去を振り返ると、当時は顔を歪めるような衝撃でも、今となっては笑い話的な経験って結構ありやすね。
そういった話、思い出す毎に、ポロポロ記事にしてゆきたいと思いやす。
そのモデルさん、どういうシーンで使って貰おうとして在籍させていたのか、、、今以て謎でやす、、、
まあ、ごく一部の男性にはこういう体型の女性が好み というかたもおられるようでやすが、事務所側だって、今回は予備校でのヌードと解っていた筈だし、、、事務所も配慮がないでやすよね。
アラーキーだったら撮りそうでやすね。あえて美しくないモチーフを生々しく撮る作風の写真家さんだから。網タイツとかはかしたりして。
でも、普通の写真の撮影会にこの人来たら、「参加費返せ！」って反乱起こりそうでやす。
手だけをアップで描く、、、ナイスアイデアでやすけど、予備校の勉強なのでヌードデッサンの時は、全身を実物に忠実に描かなければいけない という決まり事があるのでやすよ、、、
あ、お返事遅れやしたが、画像はあっしが描いたものではなく、カラオケボックスの部屋の壁紙でやす。
可愛いイラストでやすよね。
デッサンの話だったので、あえて色のトーンをかけずに無彩色のまま付けやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-05-01 10:56)
こんにちは。全くひどい話ですね。プロのモデルではないですね。自分が通っていた専門学校でもヌードデッサンはありましたが課が違うので自分はやりませんでした。ヌードデッサンの重要性は上記にありますが、やはり「絵を描く」のと「イラストを描く」の違いですよね。萌えキャラのように好き勝手に描いていい（作り出していい）わけではなく一つの課題に対してみんながきちんと描く（取り組む）というのも大事ではと思います。
by kick_drive (2019-05-01 15:14)
とても興味深い話でした☆
私は音楽はちょっとだけかじりましたが美術は未知の世界なので、
どのような勉強をするのか様子を読みながら想像しました♪
by めりー (2019-05-02 11:00)
kick_driveさん
そうでやすね、イラストなら自分の感性だけで非現実的な人物像を描いてもいいわけでやすが、あっしらが勉強していたのは、額縁に入れて飾る「絵画」の基礎でやすからね。
将来、抽象画を描こうという人も、基礎はきちっと修得しなければならないのでやす。
いわば、車の運転をしようという人は、先々どんな車種を選ぼうが、一度は教習所に通って免許を取得するようなものでやす。
それにしても、あのモデルさん、どこで仕事してもドン引きされたでしょうに、何故、在籍できてたのか謎すぎやす、、、
by ぼんぼちぼちぼち (2019-05-02 11:51)
めりーさん
へい、美術の予備校の様子というのは、前半に書いたような雰囲気なのでやす。
人物に限らず新しいモチーフと向き合う日は、みな真剣ながらも期待でウキウキするのでやす。
あと、「木炭の芯を抜く」のは何故か、というと、芯の部分はゴソゴソして滑らかに描けないので、あらかじめプロポーションを図る細くて長い棒で抜いて、描く準備にあたるのでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-05-02 12:05)
「(土偶の)縄文のヴィーナス」のようなモデルさんだったのですね(^^;;
ふつつかな娘ですが…の元々の意味は、“丸々と太って丈夫な子が産める”という意味だったそうです!?
因みに「大根脚」の本来の意味は、練馬大根のように“ほっそりとして綺麗な脚”を言うそうです!!
by 風来鶏 (2019-05-11 23:08)
風来鶏さん
へい、まさに土偶のようなモデルさんでやした。
へー、ふつつかな も、大根足 も、本来はいい意味に使われていた例えだったのでやすね。
時代とともに意味合いが変わってしまった言葉っていっぱいありやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-05-12 15:02)