欧米人観光客にウケる意外なツボ [独り言]

先日、中央線快速の下りに座っていたら、国分寺から観光客と思しき欧米人の四人の中年男性が乗ってきた。
と!ドアの上のモニターに、次の駅である「西国分寺」が表示されると、彼ら四人は小さく「OH!」「OH!」と歓喜し、そのうちの一人がスマホで「西国分寺」を撮影し、「やったぜ!」といった表情とポーズをとった。
そして彼らは、その次の国立を過ぎる時も立川が表示された時もチラ見しただけで、無反応だった。

私は瞬間、「何故に西国分寺で???」と、ハテナで頭がいっぱいになった。
だって、西国分寺なんて、単なる東京都下の田舎で、武蔵野線との乗り換えの他、何もない町なのに。
が、今思い返し推測すると、どうやら漢字四文字の駅名というのに、非常に興味を惹かれたのではないかと思う。
欧米人の方々にとって、漢字は図案の様で、とても魅力を覚えると聞く。

彼らはどこまで中央線に乗っていたのか、私は立川で降りたので知る由もなかったが、もしも天狗様を観に高尾まで行くのであれば、その一つ手前に「西八王子」があるので、再び「OH!」「OH!」となって一人がスマホを向けるのだろうな、と思った。

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