カラオケの課題曲を増やしました [音楽雑記]

下手の横好きでカラオケを二日に一度は歌いに通っている 私・ぼんぼち、過去記事にも書きましたように、元々 ブルースとブルースロックが好きで、憂歌団 上田正樹と有山淳司 ブルーハーツの楽曲ばかりを歌ってきました。
が、今年の初頭から 他のジャンルも歌えるようになりたいと、先ず ハードルの低い「みかん色の恋」(ずうとるび) 「NAINAI16」(しぶガキ隊) 「100%・・・SOかもね!」(しぶガキ隊)の三曲の練習を積み、何とか形がつくくらいに歌えるようになりました。

ということで、今度はもう少しだけハードルの高い 以下の十曲を稽古することに決めました。
「上を向いて歩こう」(RCサクセション)
「ファンキー モンキー ベイビー」(キャロル)
「ヘイ タクシー」(キャロル)
「ルイジアンナ」(キャロル)
「シンデレラ」(クールス)
「スモーキン ブギ」(ダウンタウンブギウギバンド)
「大阪で生まれた女」(萩原健一)
「恋のレッツダンス」(チェッカーズ)
「お前が嫌いだ」(チェッカーズ)
「渚のdance hall」(チェッカーズ)

カラオケ1.JPG

先ず、「上を向いて歩こう」は、日本のみならず海外でも「スキヤキソング」としてヒットした かの日本の戦後の国民的流行歌をキヨシローがロックバージョンでカバーしたもので、私は、キヨシローほどメロディーを変えて歌いませんが、ロックのココロで全身で以て声を飛ばして 詞の意味を訴えたいと思います。

「ファンキー モンキー ベイビー」から「スモーキン ブギ」までの五曲は、典型的なロックンロールです。
ツイストを踊る気分でノリノリで 聴く人が楽しくなるように歌えれば、、、と思います。
中でも「スモーキン ブギ」は、歌詞がとてもユニークで、他愛ない憎めない不良!といった感じが出せれば、、、と考えています。

次に「大阪で生まれた女」ですが、あえて元祖BOROバージョンではなくショーケンバージョンを選んだ理由は、こちらのほうがテムポがゆっくりで 感情を乗せやすいからです。
「♪電信柱に染み付いた夜」や「♪裸電球をつけたけどまた消して」などと、この楽曲は暗喩的表現がそこここに盛り込まれていて、詞の向こう側にある意味を理解できないと成立させられないので、向こう側の意味を頭に思い描きながら歌いたいです。
また、この詞全体から浮かび上がってくる主人公の女性像から 「♪あなた」ではなく「♪あんた」と歌ったほうが、より らしい世界観が表現できると判断したので、そう歌おうと思っています。

「恋のレッツダンス」は、アップテンポのダンスナンバー。
チェッカーズがアマチュア時代に作った楽曲「レッツ ザ ダンス」に詞だけを作詞家の先生が書き換えたもののようです。
「レッツ ザ ダンス」の詞は、様々なダンスを次々と踊り楽しむことがテーマになっていますが、こちらは恋の展開が中心になっています。
「レッツ ザ ダンス」もゴキゲンな歌詞なので、もしもそちらもカラオケに入っていたなら、歌い比べて感情の乗せ方の違いを楽しんでみたかったところです。

カラオケ2.JPG

「お前が嫌いだ」は、タイトルからして何とも面白いロックナンバー。
詞の内容は、本当は大好きで仕方がない女の子に ふにゃふにゃに骨抜きにされる 自称イケてる男の子の素直になれない感情を 逆説的にぶつけたもの。
曲中に三度出てくる「♪おーまーえーがー きーらーいーだっ!」を、嬉しそうに あかんべーしているようなつもりで歌い切りたいと考えています。
ちなみに作詞者は藤井フミヤさんで、フミヤさんの先鋭的な着眼点には脱帽です。

そして最後に「渚のdance hall」ですが、これは腹の底からたっぷりと声量を使って歌いあげるタイプのバラード曲です。
砂浜をステージに 降り注ぐ星星をミラーボールに見立て、別れのチークダンスを踊る二人、、、
ワンコーラス目に「♪どうして泣いてるの?ふられたのは僕さ」という詞が出てくるのですが、この一節には、「これほど男の優しさが凝縮された言葉は他にないぞ!」と ぐっと来ずにはおれませんでした。
よく役者が「あまりにも魅力ある台詞が一つあったために この役をやろうと決めた」と言いますが、この歌を歌い込もうと決めた私の心情も それに近いものがあると言えます。
この曲の作詞も、フミヤさんです。

と まあ、こんな理論・心構えで 以上十曲を、所詮は素人のお遊びレベルにすぎませんが、楽しみながらも一生懸命に 練習してゆくつもりです。
今年いっぱいには、この十曲が、なんとか人前でお披露目しても恥ずかしくない程度になれば、、、と思っています。
カラオケ3.JPG


nice!(218)  コメント(54) 
共通テーマ:映画