オレンジ色と黒とブルーの抽象 [写真]
東京駅構内で遭遇したポスターの一部分。
切り取り方に心を砕いて、一つの作品にしやした。加工は全くしてやせん。
なので、この作品は99%がポスターを制作されたデザイナーのかたの力でやす。
ここまで抽象的だと、もうほとんど平面構成でやすね。
平面構成、中高と美術学校の学生だったあっしは、デザインの時間にさんざん勉強しやした。
平面構成という勉強は、その時その時で必ず何らかの条件が出やす。
例えば、「○を三つと△を二つと□を一つで」とか「色数は五色使うこと。ただし無彩色は使ってはいけない」とか「カラス口だけで構成すること」などと。
これを、いくらパッと見の完成度が高くても、○を四つ使ったり、色を六色使ったり、筆で線を引いたりしたら、0点になるんでやす。
何故かというと、将来、デザイナーになった時に、クライアントの要求に全てきっちり忠実に応えなければならないので、その時々の条件を守る事は、その為の訓練でもあるのでやす。
あっしは結局、毒母の強要で、毒母を養う為に画家になりやしたが、画家の仕事でも同じ事が言えやした。
自分から売れ線を狙って描いた作品を画商が買い取り 顧客をまわる、という場合もありやしたが、画商を通じて先に顧客から条件付きで注文が来る事も少なくありやせんでやした。
「F6でテッポウユリを」とか「真っ赤なバラでバックはクリーム色で」とか。
これを、いくらこうした方が完成度の高い作品に仕上がるからと、F8で描いたり、バックを薄緑にしたりしたら、顧客は怒って もうその画家の作品は一切買わなくなりやす。
「私の芸術的感性がこの方がいいと抑えきれなかった!!」なんていうのは、非リアリズムのドラマや映画や小説や漫画の世界だけでやす。
現実には画家だって他の職業と同じく、資本主義社会の外側では生きてゆけないのでやすから、ましてやあっしは毒母を養う為に画家をやっていたので、月々ある一定以上の収入は稼ぎ続けないと許されなかったのでやした。
個展の時にお客さんに「私が表現したかったものを解っていただけて嬉しいです」なんてのは、100パーリップサービスでやした。
カッターナイフが並んでいるようにも見えますね♪
微妙な青い色の線が斜めに交差してて
なんか都会的な冷たさとか鋭利さを感じます。
by Rchoose19 (2021-09-10 07:22)
会社を選ぶときは給料の高いところを最優先に考えました。^^;
by wildboar (2021-09-10 09:30)
よそさまが表現したかったもの、それを作品を短時間みただけで
わかるのだろうか。
たぶん、こうかもしれない、というものは分かったような気になる
かもしれません。
by とし@黒猫 (2021-09-10 11:08)
第一印象は「椅子?」でした。野外音楽堂の
横長の平べったい椅子を思い出しました。何
のポスターの一部なのかすごく気になります。
わたしは小学生の頃から図工の成績が悪くて
全く絵心もないし色彩の組み合わせのセンス
もないので、絵が描ける人は無条件に尊敬し
てしまいます。お洋服の色も二色以上使うと
もうセンスがないのバレバレになってしまう
ので、黒超シンプルな色使いしかできません。
by mio (2021-09-10 11:28)
帯の柄のように見えました。ステキですね。
by 溺愛猫的女人 (2021-09-10 12:21)
何のポスターなのかがチョッと気になりますが(^∇^;)
私は美術に疎いので絵画の価値とかが分かりません。
子供が描いたような絵が高値で売れたりする事もあるよね(^_^;)
by 英ちゃん (2021-09-10 12:34)
言論も同じくです、芸術もだいたいスポンサーや依頼者の意に添うようにするのがお仕事というものですかね、大人の対応。バンクシー、どう思われますか。私はその生き様に興味を持って見ています。
by 無為自然 (2021-09-10 12:50)
いい色の組み合わせですね。
by JUNKO (2021-09-10 13:14)
かっこいいです!
あと、全然エリートなんかじゃないですよぉ~(笑)!!
by トモミ (2021-09-10 13:29)
あちきは、制約があるからこそ、独創性や想像力は研ぎ澄まされて、さらなる飛躍が生まれるという考えでありんす。
デザイン学校に行った姉貴と違い、あちきは芸術方面には行きませんでしたし、家業もあって美術やデザイン学科とは縁遠かったですが、小学校から高校まで絵画や彫刻で何度も賞を取った経験がありんす。
その時の経験から言えることは、全くの自由からは余り良いものは生まれないということでありんす。意識が散漫になってしまうでありんすから。
そして言わずもがな、そういった制約の中でこそ、『自分に正直に生きる』ことは、素晴らしいことだと思うあちきでありんす。
by U3 (2021-09-10 14:22)
画家っていうのも、結構面倒な職業なんですね。
by 拳客 (2021-09-10 17:38)
平面構成 なるほど 難しいですね
数学的な感じです。
by きよたん (2021-09-10 17:43)
都会の駅、忙しい人が行き交う場所で
壁のパスターを気にしてもらうには
目を引く構成も必要なのかも知れませんね!
次に駅に行った時、気にして見たくなりました(^^)
by Kiki (2021-09-10 18:26)
こんにちは。
オレンジ色と黒とブルーの抽象・・・
背景のマーカー的なボカシがアナログ的で好感触です。
注文制作依頼、ある意味淡々と稼ぐ感じです。
画家と言うより、デザイナーの仕事に似てますね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-09-10 18:53)
ポスター感満載で、いままでのぼんぼちさと違う(?)っておどろいました。でも、斜め は、同じかなぁ。
リップサービス を使える、使い分けられるってすごい。技術畑の自分には。
by にゃご吉 (2021-09-10 18:54)
芸術の世界は大変そうですね・・・
絵を描いて食べていけたらいいなぁ、なんて思ったことも
ありましたがそんな簡単な話じゃないですよね(^_^;)
by werewolf (2021-09-10 19:22)
こんばんは!
セミの声が少なくなりました!!
代わりに夜の虫がうるさくなってきましたね。
by Take-Zee (2021-09-10 19:37)
少しレトロな感じがしました。
切り取る部分で きっと感じが変わるのだろうなとも思いました。
こんなスカーフ!欲しいです♪
by erena (2021-09-10 21:17)
とても面白い作品ですね。
ぼんぼちさんの画家としての矜持、大変興味深く拝読致しました。
何処の世界に行っても「自分の自由自在」に勝手ばかり出来る、
なんてあり得ない、って事ですね。
by 向日葵 (2021-09-10 21:49)
最後の一文が、本音ですよね。
by たいちさん (2021-09-10 23:10)
カラス口って、なつかし〜
by koto (2021-09-10 23:27)
仕事だと心にもないこと言わざるを得ないことも有りますね。
by mau (2021-09-11 00:19)
とっても悲しい。
by yoshida (2021-09-11 03:19)
色の組み合わせが素敵ですね。
by kousaku (2021-09-11 08:48)
どの世界でもそうですが、
顧客の注文通りにしないと仕事は成り立ちませんね。
by 横 濱男 (2021-09-11 08:50)
みなさん
先ずは、写真お誉めくださりありがとうございやす。
とても斬新なポスターだったので、引き込まれて、撮らずにおれやせんでやした。
どう切る取るかに夢中になって、何を言はむとしているポスターだったのか確認しなかつたのでやすが、下のほうにセル系アニメのキャラみたいなのが描いてありやした。
なので、あっしが切り取った部分は、上の方の背景部分でやす。
オレンジとブルーが補色で、デザイナーさんのセンスの良さを感じやすね。
また、ブルーが手塗りみたいに処理してあるところも、全体がスタイリッシュな中で面白いでやすね。
黒い部分は、そうでやすね、カッターにも長椅子にも見えやすね。
帯やスカーフの柄にしても合いそうでやすね。
ご指摘のとおり、あっしとしては珍しい感じの作品なんでやすが、
何故珍しいかというと、こういったモチーフにめったに出逢わないからなんでやすね。
こういう徹底的にデザイン的でクオリティが高いモチーフも、もっと高い頻度で出逢ってたら、もっと高い頻度で公開してやす。
今回、この場所を通ってラッキーでやした。
そうでやすね、平面構成は数学的頭も必要となりやすね。あとデッサンも。
つまり、デザインだけでなく絵画のほうにすすむ人にも、数学的頭は必要なんでやす。
美術の世界のことをあまりよくご存知ないかたは、「美術作品って、感性があれば作れるものなんでしょ」と思われてるかも知れやせんが、
がっちりと基礎をかためたそれなりのクオリティの作品を生み出そうとしたら、数学的頭も必須となりやす。
さて、あっしの画家時代の話し。
「最後の一文が本音」、仰るとおりでやす。
もっとズバリと歯に衣着せぬ言い方をすると、「営業トーク」でやす。
画廊にいらしたお客様に対するお話しは、99%が営業トークでやす。
売れやすいからと描きたくもない画風の作品ばかりを描いて、いかにもそれを自分の芸術的衝動の発露のように言う。
そうすると、お客様は、「おお!私はこの作家の表現したかったことが解る見る目がある者なのだ!」と買う。
あとお客様には、「製作されるときは、やはり無音の中で精神を浄められて描かれるんでしょ」なんてこともよく言われやしたが、
実はロックンロールガンガンかけながら描いてやした。
耳だけは空いてるので。
でもそれも画商に「お客様の抱いているイメージが壊れるから言わないでください」と口止めされてやした。
プロの画家になると、どんな音の中でも描けるくらいの技術は持ってるものなんでやすけどね。
あと、「制約あがあったほうが素晴らしい作品を生み出せる」の制約でやすが、
どういう制約かにもよりやす。
記事本文に書いたような範囲だと、どちらも技術があれば成立させられる範囲のものなんでやすが、顧客の中には、「野菜だけで煮魚を作ってほしい」に相当する、物理的に不可能な要求をしてくる人がいやす。
具体的に言うと「赤がたくさん入ってて明るーい作品」とか。
赤って色は彩度は高いけれど明度は低いので、それは、矛盾した物理的に不可能な注文なんでやすよ。
でもそういう要求にも応えなければならない。
だから、そういう場合は、成立してない作品でも「はい、出来ました」と画商に渡すんでやす。
これがプロの画家の世界でやす。
画家に限らず、ミュージシャンも役者さんも、商業ベースに乗れている、つまり家族を養っていけるだけの収入を得ている人は、同じように、本当は作りたくもないけれど売れ線だからと楽曲を作ったり、やりたくもない役をギャラのために受けている場合が少なくないと思いやすよ。
で、雑誌やネットのインタビューでは、「今回の新曲は、私の長年の思いを込めまして、、、」とか「前からやりたかった役柄がきて嬉しいです」とかって答えるわけ。
画家もミュージシャンも役者も、夢を売る商売でやすからね。
お客様の夢を壊すことは、現役の時は口が裂けても言えないんでやす。
もしも画家になりたい!という夢を持ってる人がいたら、
趣味にとどめておいて、もしも売れたらラッキー!くらいにしておくのが一番幸せでやすよ。
描きたいものを自由に描けやすから。
食っていくには、ましてや家族を養っていくには、月々安定した収入を得なければなりやせん。
そのためには画商(マネージャーのような立場の人)につかなければ、それは望めやせん。
画商につくと、画商との二人三脚の仕事になりやすから、画商に「こういうのが売れやすいから、こういう作風のを描いてください」と必ず言われやす。
そこで画商の要求に応えられなければ、画商は離れて他の画家を探しやす。
これが画家の現実でやす。
バンクシーについてどう思うかーーー
ああいった画家もいていいと思いやすよ。
あれらの作品を、美術館の額縁の中で表現したところで、あれほどの強烈なメッセージ性はうったえられなかったに違いないし、彼(もしかしたら一人の人物じゃないのかも知れやせんが)の存在は、やはり注目されるに値するものがあると思いやす。
かつて寺山修司が決行した、市街劇ノックと、構造としては非常に似てやすね。
まあ、寺山さんも、市街劇ノックで警察沙汰になってしまったりしたわけでやすが、
バンクシーに関しても、人様の所有物にゲリラで勝手に描くことに関しては、全面的に肯定はできやせんね。
でもバンクシーは、あれだけの技術とユニークかつ衝撃的なメッセージ性があったから、寺山さん同様、事件を芸術に発展させることができやしたが
決して「人様の所有物に勝手に描く行為=芸術」ではないので、
真似っこしている世界の自称芸術家達は、そこのところは、勘違いしていただきたくはないでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-11 09:36)
画家さんだったんですか。
カッコいいですね。
by さとし (2021-09-11 11:12)
ぼんぼちぼちぼち様
インパクトがありますね。
見たとたんに影が浮き上がってきました。
一部分ということですが、葉っとする写真です。(^-^)
by hirometai (2021-09-11 15:20)
このポスター何だか魅かれます。
by ヤッペママ (2021-09-11 16:48)
入ってる青の割合が心地よく^^。
by Inatimy (2021-09-11 18:47)
今、6月頃、録画した「愛していると言ってくれ2020年」をみています。
ぼんぼちさんが職業画家だったお話を聞いて、このドラマの主人公も新進気鋭の画家だけれど、しがらみのために注文の絵を描いている、というシーンを見たばかりでした。
舞台は井之頭公園の周囲、このドラマ本当は1995年の豊川悦司さんと常盤貴子さんの連続ドラマです。関係ないはなしですみません。でも描きたいものと仕事として書かなくてはならない芸術家の苦悩を理解することができます。
by お名前(必須) (2021-09-11 19:15)
何事も生業にすると制約がありますね。
顧客の要望に応えると言うのも一見簡単そうですが
それなりに技術がなければ叶いませんね。
by そらへい (2021-09-11 19:47)
画家の方って、自由に自分を表現しているのかと思いましたが、
資本主義社会の一員として生きているんですね。
自由に生きるって、難しいですね。
by starwars2015 (2021-09-11 20:35)
画家さんは好きなものを好きなように描いているのかと
昔は思っていました
「これは○○先生の作品ですのよ」みたいに言われていても
依頼主の注文が多く入っていては
○○先生の作品にしては珍しい色使いだなんて事もあるんですね
by 藤並 香衣 (2021-09-11 22:36)
したくない仕事をする。それはどこの世界、どんな仕事でもありそうです。
大体やりがいのある仕事に就いている人なんて、社会のなんパーセント?って感じですよね。
by hana2021 (2021-09-11 23:10)
錯覚の階段...かと思いました(^_^;)
リップサービスは世の中の潤滑剤....だったかな(^_^)v
by yokomi (2021-09-12 00:45)
もしかして東京駅構内だからジャイアンツカラーなのでしょうか♪
by yamatonosuke (2021-09-12 01:45)
何のポスターなのか気になります。
私は芸術には疎いのでよくわからないのですが
絵画とかは一瞬でいいなってかんじたものが
好きですね。
by yoko-minato (2021-09-12 05:42)
みなさん
写真、お誉めくださりありがとうございやす。
このデザイナーのかたに感謝でやす。
あっしはただただ、黒&オレンジの分量に対してブルーがベストな割合になることに心を砕いて撮りやした。
人通りが多かったので、人様の迷惑にならないように、超短時間で、パパッとキメやした。
何のポスターだったのか、確認すれば良かったでやす。
次の週に同じ場所に行ったら、他のポスターに変わってやした。
そうでやすね、ジャイアンツのポスターだったかも知れやせん。
下に描かれてるアニメ系キャラが、スポーツ系男子っぽかったので。
なるほど、飛び出してくるような感じもしやすね。
黒い部分の形状、幾何学的で引き込まれてやすね。
まあ、あっしの写真作品にも、たまにはこういうのがあっても、変化がついて面白いかな、と思いやした。
へえ、そのようなドラマ、やっていたのでやすね。
とんでもなく非現実的でなくて、ご解説読んで、ちょっとほっとしやした。
ドラマや映画に登場する画家って、自分の好きなものだけを描いて、売れなくて「俺の芸術が解らないのか?!」って、飲んだくれる。
そういう荒唐無稽なステレオタイプが多いのでやすが、その脚本にはリアリズムを感じやすね。
売れなくて「俺の芸術が解らないのか?!」発言の自称画家って、現実にもいやすが、それは画家ではなく、画家志望のフリーターでやす。
だって、絵を売って生活してるのが画家であって、絵が売れたくても売れないのは、銀行に就職したくてもできない就職浪人と同じで、そういう人を銀行員とは呼ばないでやしょ?
一枚も売れたことがないのに、自分の職業を画家と言うなんて、勘違いも甚だしいでやす。
少なくとも、今の日本で生きてゆくには、誰も資本主義社会の外側では生きてゆけないでやすよ。
時々、画家は、天の上に住んでてカスミを食べて生きてるように思ってる人がいやすが、画家だって普通の人間なんでやすから、食事をする度にお金はかかるし、家賃または固定資産税も払わなきゃいけないし、違う街に移動するには交通費もかかりやす。
夢を売る職業だから、そういうことをお客様の前で言わないだけでやす。
役者やミュージシャン同様、明日の収入が解らない職業だから、会社員さん達より、金にシビアでやす。
あと、競争が激しい職業なので、額縁の中の技術的な実力だけでなく、要領の良さ、立ち回りのうまさ、計算高さも必要になりやす。
これも画家の実力の必須要素でやす。
画家は、口下手で要領が悪いと思い込んでいる人が多いようでやすが、現実には、そういう画家志望者は、競争に負けてゆきやす。
やりたいことだけをやってそれで食っていける、家族を養える職業なんて、ないかも知れやせんね。
そう見える職業の多くは、お客様のためにリップサービスをしてるだけで。
あっしの友人でデザイナーになったコがいるんでやすが、デザイン学校在籍中に就職活動をはじめたら、まず上から言われたのが「やりたいことはできません」だったそうでやす。
でもそのコは、デザイナーになることが本望だったので、毎日充実してると話してくれやした。
あっしは、これも過去記事に書いてやすが、本意は、幼い頃からずーっと夢だったスタイリストになりたかったんでやすね。
でも、毒母の圧力で、ファッションの学校にはすすませてもらえなかった。
26才の時に、美術高校時代の同窓会があったのでやすが、皮肉なことに、画家になったのはクラスであっし一人で、他の画家を目指してた学友達は、美術と全然関係のない会社のOLさんになってやした。
ずいぶんやっかまれやしたが、あっしから言わせると、学生時代、全然美術の勉強してなかったじゃない。それで自分が画家になれると思ってたなんて、自分のこと天才だと思ってたの?と不思議に思いやす。
あ、あと、世の中の人の少なからずは、画家って、心の清らかな人ばかりなんだ、と思い込んでいらっしゃるようなので、そこも、違うんだよ、現実ほね、、、という話しを、何週間か後に記事にしたいと考えてやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-12 08:56)
パッと見て鈴木英人さんのイラストの色使いに似ていると思いました。
by にのまえ (2021-09-12 10:39)
確かになあ
クライアントの要求には従わないと
仕事になりませんものね。
by 八犬伝 (2021-09-12 11:53)
カッターの刃のようなシャープなデザインと
朱色と黒い影にハッとしました
切り取りかたもお上手とおもいます♪
by はなだ雲 (2021-09-12 13:50)
ある制限の中で結果を出す
仕事として,芸術として...こりゃ大変ですな
by xie (2021-09-12 14:08)
こんにちは^^
ポスターの一部。果て何だろうと考えてしまいました^^
わたくし平面と言うより階段やベンチを想像したのです。
高校時代、美術を学んでいたわたくしも、そういう先生の出される題材例えば横縦三本づつの曲線でデザインすると言ったこと、やったことあります。懐かしく思い出しました。
by mm (2021-09-12 14:11)
何のポスターだったんだろう?
友達で版画家がいてデパートやホテルに卸してるけど,事細かに注文されるっていってた。
1mmでもクライアントの指示から外したらアウトだって。
制限ある中でこそ作り出せるものもあるとは思うけど,息が詰まりそうだな・・・
by こじろう (2021-09-12 14:31)
うわ~~200ナイス踏んじゃった♪
ぼんぼちぼちぼちさんは、素晴らしい才能をお持ちなんですね。
感性が豊かでないと、この世界は大変ですからね。
by せつこ (2021-09-12 17:58)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
そうかぁ~、アーティストもサラリーマンと同じで
リップサービスが必要なんだぁ(_ _|||)
by johncomeback (2021-09-12 20:15)
印象的なポスターですね( ^ω^ )
画家さん、注文されるとそんな苦労が(°_°)
素敵になるなら良いと思うのですが違うんですねぇ(*_*)
by ニッキー (2021-09-12 21:19)
ふふ♬私も美術系の高校だったから平面構成
しこたまやらされてけど、結局相性悪くて
洋画のコースに進んだなぁ~
神がかりか・・ってくらい上手な友達
たくさん居ました♬
by まこ (2021-09-12 21:54)
最初、どこかの屋根かとも思っちゃいましたが
よくよく見れば、輪郭の角が立っていて
「モノ」ではないのが分かりました、どんな絵だったのだろ?(・_・)
しかし、そもそもの才能がなければ画家という
儲かるかどうかも見えない仕事をさせないと思うので
強要するだけウデは見込まれていたのですよね。
by Ja-Kou66 (2021-09-12 23:54)
画家さんも、お金を稼ごうと思うと
自分の感性や美学を追求するなんてなかなかできないんですね
昔の宮廷画家とか今では超有名な画家でも
実際描いてた時代には不遇だったりパトロンが居たり
今も昔もそういうものなんですね
by あずき (2021-09-13 00:23)
今、6月頃、録画した「愛していると言ってくれ2020年」をみています。
ぼんぼちさんが職業画家だったお話を聞いて、このドラマの主人公も新進気鋭の画家だけれど、しがらみのために注文の絵を描いている、というシーンを見たばかりでした。
舞台は井の頭公園の周囲、このドラマ本当は1995年の豊川悦司さんと常盤貴子さんの連続ドラマです。関係ないはなしですみません。でも描きたいものと仕事として描かなくてはならない芸術家の苦悩を理解することができます。
なお同じコメント、上にも書きましたがログインしていなかったようで、名前がでないし削除できない状況になっていました。
すみませんでした。25年前の井の頭公園なつかしくドラマをみおえました(記事にしました)
by わたし (2021-09-13 08:16)
みなさん
今回の写真、元の絵を描いたデザイナーさんのおかげで、とても面白い作品となってくれやした。
上の方の背景として処理されていた部分なんでやすが、あっしだったらこういう背景、思いつかないなあと、感心して観やした。
黒をこういった形状にされた、というところも面白いでやすよね。
何をきっかけにこの図案が浮かばれたのかな?
まあとにかく、今回は、いいモチーフに出逢えたために、あっしは「どう切り取るか」だけ考えれば済みやした。
画家の現実って、そういうものなんでやす。
注文が入って来なくても、画商に「こういうモチーフや画風が売れるので、描いてください」って指示されやすからね。
それを個展会場ではお客様に、「私の好きなモチーフを思いのままに描きました。私の表現世界を解っていただけて嬉しいです!」って言うんでやす。
事前に条件付きで注文してくる顧客、ある程度美術のこと解っている人なら、「はいはい」と応えられやすが、何も解っていないのに解ってるつもりになってる人というのもいらっしゃるわけでやすね。
上のコメント返しにも書いたように「野菜だけで煮魚を作って」に相当するような、どんなに画家に技術があっても、物理的に無理!っていう注文。
そういう場合でも、「そのご注文はつじつまが合っていないので、どんな画家であっても不可能です」と画商を通じて返すと、そのお客様のプライドが傷ついてしまうので、成立しないものを描いて画商に渡すんでやす。
これがプロの世界でやす。
ああ、デパートさんは、プライド高くて厳しいでやすよね。
あっしはデパートさん相手の仕事をしたことはないでやすが、ご友人のご苦労、よく解りやす。
そうでやすね、毒母も、見込みがあったから強要したというのはありやすね。
あっしは、美術中高時代、美術の成績は学年でトップだったので。
で、ファッションにすすむことを諦めさせられて、画家としての画歴を作るためにい(優秀な画歴があると評価格が高くなるので)くつか大きな賞を取らなければ18才から稼げる画家になれなかったので、賞を取りやすい画風を狙ってちょっと大きな賞をいくつか取りやしたが、そのへん、単純計算すると、一万倍の倍率をくぐり抜けた、ということになりやすね。
まあ、若くてプロの画家になるには、キャリアが短い分、そのくらいできないとなれやせん。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-13 08:40)
いいデザインだと思いました。色の組み合わせもいいですね。
by coco030705 (2021-09-14 22:53)
coco030705さん
仰るとおり、デザインも色もいいでやすよね。
強いオレンジ色に直線の黒がビシッと効いてて、補色のブルーが手塗り風で巧く呼応してる。
このデザイナーさん、優秀でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-15 08:19)