傲慢 [台詞]
「・・・・・・いや、待ってない。 今 来たとこだよ。・・・・・・・・・・・これ？ 立花隆の『田中角栄研究』・・・・・・・・そんなに読みたいなら読み了ったら貸してもいいけど。・・・・・・・・・・ゆうべ？ ゆうべは最近買ったDVD観てた。・・・・・・・・『砂の女』。 安部公房 原作脚本の。・・・・・・・・・・そんなに観たいなら後日貸してもいいけど。・・・・・・・・・・・・・・・・シェリー飲んでた。 ドンゾイロのフィノ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君は、僕が好きなものを君が好きになるから 君が好きなものも僕に好きになってほしいって思ってるよね。・・・・・・・・・・・・・・・いけないも何も・・・・・・・・傲慢だな・・・・・・・・・・・・今後一切、メールも電話もして来ないでほしい。 さよなら」
電話相手の女性は「貴方を知りたい、私を知って。」とアプローチをしているようですね。田中角栄や安部公房に興味がある訳ないのに。
恋愛に積極的な女のひとには、時にこういう行動をとることがあり、もてる男には迷惑だったりします。
しかし、私には男の方が傲慢に感じますが、どうなんでしょう。
by ackylacky (2016-05-28 10:38)
男の我儘だね(^^;;
まあ、はっきり言って、彼女がウザいんでしょう(ｰｰ;)
by 風来鶏 (2016-05-28 11:18)
好きなものより、嫌いなもの（こと）が同じほうが、
うまくいくらしいですね。
by icchiku (2016-05-28 13:12)
男と・・・女・・・の仲は・・・・・難しいでやすね～～
もうそういう時代からは外れやしたので～
でも・・・さよならは・・・寂しい言葉でやすね～～
by 侘び助 (2016-05-28 15:28)
メールって台詞があるので現代ですが
懐かしい書名が出てきましたね。
「砂の女」は映画も話題になったような・・・
当時は安部公房とか倉橋由美子とか
気になりましたね。
立花隆の出世作ですね。
読んでないですが。
by そらへい (2016-05-28 15:50)
好きなものを共有したい人っていますよね。
付き合い始めは特に。
こちらの趣味をわかってもらえるのはいいけど、押し付けられるのは嫌かな。
by リンさん (2016-05-28 16:30)
若いころに付き合っていた彼女を思いだしました。
母性本能の塊のような・・・
うざかったけど今となっては懐かしい。
今のカミさんは僕の趣味に一切興味が無いんですよね(笑)
田中角栄・・・ひそかにはやってるんですかね。
最近あちこちで名前を目にします。
by b.b.mk2 (2016-05-28 18:30)
無理をして好きになろうとしても
それはねー(笑)
安部公房、懐かしい！！
それこそ20代のころ読みあさりました。
また読んでみようかな。
by リュカ (2016-05-28 19:43)
相手を理解しようとして相手の好きな物や好きな事を知ろうとするのはよいけど、押し付けちゃうのは・・・重いです(*_*)
by ニッキー (2016-05-28 20:56)
同じものが好きで、同じことで感動したり、
そんな相手だと良いですね
あとから合わせるのはキツイです
by majyo (2016-05-28 21:09)
最後の一言効くなぁ・・
これだけ言える男って逆に凄い(~_~;)
by 太陽の玉子 (2016-05-28 21:49)
今の私は、同じかな。良くわかります。
by あざみ (2016-05-28 23:25)
このタイプの女性、すごく苦手です（＾＾；
僕は相手が好きでもダメなものはダメなので・・・
by 藤並 海 (2016-05-28 23:33)
ぼんぼちぼちぼち様
こんばんは
中々最後の言葉は言えないですよ。
by hirometai (2016-05-29 00:24)
うん、メンドクサイ、別行動がいいな
自分が好きな事をするときに付いてこなくていいからってよく言っていました＾＾；
でもサヨナラは言わなかったな＝＝）
by さる１号 (2016-05-29 06:34)
どちらが「傲慢」なんでしょうねぇぇ・・？？
この男とこの女。。
どっちもどっち、って気がしますよね・・？？
by 向日葵 (2016-05-29 07:49)
とは言え、男の最後の台詞は些かきつ過ぎるかな・・？
胸にグサッと来ますよね。まさに。。
by 向日葵 (2016-05-29 07:50)
田中角栄、今凄い人気と話題ですよね。
「砂の女」は 中学の時に読みました。映画も岡田英次、岸田今日子で監督は勅使河原宏でしたね。
このやり取り、私はめんどくさいの嫌なので「メールなんかするもんか！」ですね。
by ponnta1351 (2016-05-29 08:10)
よし！とりあえず借りるけど、
返さなくていいってコトですよね？。
もう連絡できないし。
田中角栄研究を読み、砂の女を観る女性には
興味大アリ！。ぜひ、お近づきになりたい！。
しかし、このチョイス。
どう考えても平成に生きる10代、20代の
カップルではないな・・・。
by 裏・市長 (2016-05-29 09:50)
みなさん
今回の作品、みなさん男性に共感するか女性の側に共感するか どちらかな？と投げかけてみやした。
どちらが正しいというのではなくて 人それぞれの価値観としてね。
あっしは男性派でやす。
相手が好きなものを自分が好きになって自分が好きなものを相手にも好きになってほしいって思われるのて 何よりも嫌でやす。異性でなくとも。
あっしは、そういう共感を求めて来るのって傲慢だと思うんでやす。
でももちろん、コメントしてくださったかたもおられるように 傲慢だと感じる側の我がままだと考えるかたもおられるわけで・・・・。
相手が好きなものを自分も好きに、必ずしもなれないでやしょ。
たまたま好きになれる場合もあるけど、なれないものはなれないでやしょ。
なので台詞の中で挙げた本と映画は、あえてイマドキの女の子ならまず受け付けないような 堅いものと昔の前衛ものにしやした。
だけど、この登場人物のようなタイプの女性って、どんなものでも共にしたがるんでやすよね。
で、あっしは思うわけでやす。
「自分の発言に責任持てるの？」って。
ラストまできちんと読んで観て理解して、心底好きになれるんですか？って。
自分の嗜好に合ってもいないものを、面白かったとか好きになったとか言うのって、相手を騙してるわけでやしょ。
本当に理解して好きになったかどうかって相手からすぐ見抜かれやすよ。
見抜かれないだけの芝居をやり通せやすか？って。
本当に自分が好きになれるか完璧に騙しとおせるか、どっちか出来るんでやすか？って。
できないなら、つまり自分の発言に責任がとれないなら 言うべきではないと思う。
でも、こういうタイプの人にかぎって 平気で発言の責任とらないんでやすよね。
あっしもこの登場人物の男のように「さよなら」ってビシッと言ってやりたい。
だけど現実には言えなくて、すご~く不快な表情を前面に出して「はぁ~・・・・」って溜息ついて
じょじょにその人から離れていきやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-05-29 12:18)
好きな作家の本、映画のシーンなど、お互い無理なくツボであるのは･･･一緒にいて心地良いものです。
例えばそれは男女の間だけでなく、同性の友達であっても。
安部公房の原作&脚本「砂の女」、主演は岡田英次、岸田岸田今日子ですね。過去に見やしたが・・・若かったせいか、ピンとこなかった。
by hana2016 (2016-05-29 13:43)
どちらにも共感出来ません。
恋愛相手を好きになると、本当に相手の好きな事柄が気になって
本とか映画とかなら、取り敢えず読んだり観てみます！
それで、興味が増せば、どんどんおんなじ事をする様に
なってゆきます。
でも自分の好きな事は、自分から勧める様な事は、
決してしたくありません。
貴方色に染まりたいから・・・・・
友達関係なら、全く別の状態になってしまうかも知れませんが、
＞今後一切、メールも電話もして来ないでほしい。 さよなら」
って、言われたら例え友達でも、恋人なら尚更、ショックで
死んでしまいたくなってしまいます！
そう、私は重い女なのです・・・
今迄、一度もこういう事は言った事も言われた事も有りません。
主人にはしょっちゅう『我が儘』だと言われ続けていますけどね！
by 薔薇少女 (2016-05-29 17:16)
本も映画も、好みが同じでも違っても、それで色々話が弾むならいいですけど．．
好みは違っても、例えば「読書」という大きな括りが一致するといいなぁと思います
今は自分は自分、相手は相手、好みの押し付け合いはダメ、出来ないって
思いますけど、意外と若いときは出来なかったり＾＾;
最近の若い人は、どうなんでしょうね～ 恋愛しないといわれてるし^^;
by ｒａｎｎｙａｎ (2016-05-29 18:46)
確かに少しめんどくさいです。
でもそんなこと言ってくれる人も、しばらくいないです。＾＾；
by rappi (2016-05-29 20:30)
「砂の女」・・・ 岸田今日子さんの唇が思い浮かびました。
by johncomeback (2016-05-29 20:35)
独身の頃は、彼氏に趣味を合わせたりもしましたが…
サッカーや競馬や、微塵も興味ないのに。
いまはまったくそんなことしようとは思いません。
わたしの趣味に興味持ってくれなくても結構、でも食いついてきてくれたらそれはそれで嬉しいですね。
by ミケシマ (2016-05-29 21:50)
大体、男と女は脳の仕組みが全く違うから共感できないものが多いのは仕方ないかも知れません（^^;
by えーちゃん (2016-05-29 22:42)
やはり、距離感が大事かと・・・・
by seawind335 (2016-05-29 23:40)
なんだか合わなそうな二人。
きゃあきゃあと寄っていっても無理そうな、気難しそうな男だなーっ＾＾；
この女性の近づきかたは、誰にでもこうするのかな？ それはちょっとねえ＠＠；
ただ、「傲慢」なのは男のほうに思えます。向こうで何と言ってるか？にもよるけど＾＾
by sana (2016-05-30 01:25)
みなさん
さまざまなご意見、ありがとうございやす。
こういった感情のかみ合わなさについて みなさんどう考えられるのか 以前から気になっていたので
台詞の作品に乗せて、問いかけてみやした。
何もかも共にしたがるのは若さ故なのかな？
年齢とともに冷静になって 上手く距離を置けるようになるのかな？
距離感、大事だと思うんでやすよね。
でも、あっしみたいな考え（登場人物の男側）って 「冷たい」とか「割り切ってるんだね」って言われてしまう場合が多い。
あっし自身は、意識して割り切ってるわけじゃなくて それが当たり前に自然なんでやすけどね。
そうそう、登場人物の男は、気難しい感じのインテリ、女性は、テンションの高いトレンド好き と設定しやした。
今回の作品のみならず 台詞シリーズでは 書かれていない相手の台詞もきっちりあっしの頭の中では展開してやす。
女性は、「ねぇねぇねぇ、何読んでるの？」「わぁ~っ！アタシも読んでみた~い！すっごく読んでみた~い！読み終わったら貸してほし~な~っ！」って感じでやすね。
こういう女性は、ベタベタするのが好きな男性ならラブラブ幸せになれそうでやすね。
映画「砂の女」、名作でやすね。キャストもよかったでやすね。
安部公房なので、ちょっと解釈は難しい作品でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-05-30 12:46)
思うトコ有りますが・・・
後だしジャンケンみたいなので控えます（笑
by 柴犬 (2016-05-30 14:26)
私はこういう主体性のないタイプの女性は苦手です。
ブリジット・フォンダの『ルームメイト』がすぐに思い浮かびました。
二回見たけど、二回とも怖かったデス。
by barbermama (2016-05-31 14:48)
柴犬 さん
そうでやすか。どんなお考えなのか 気になりやすなぁ(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2016-06-01 11:01)
barbermama さん
ルームメイトって見てないでやすが、なんとなく想像できやす(◎o◎：
by ぼんぼちぼちぼち (2016-06-01 11:03)
一見して他のページに移りましたが、
胸に引っ掛かるものがあり戻ってきました。
何気に濃厚なものが凝縮された文章、とても参考になりました。
これ、男女逆転のパターンも多分ありますよね。
性別関係ない気がします。
ただ、男は同僚や息子などにこの要求をよくするので、
パートナーには意外としないかも知れませんね。
女性のほうが陥りやすいパターンなのかも。
周囲との関係性が、何気に男女で異なるものですから。
by はらぼー (2016-06-05 11:17)
はらぼーさん
なるほど、同僚や息子さんに要求してパートナーにはしない、
興味深いご意見でやす。
今回の作品のきっかけになった種は、あっし自身が異性に 登場人物の女性のような共有を求められて「ウザイなぁ・・・」と思ったことからでやす。
世間一般ではこの作品のように 女性が男性に対してのほうが多いでやしょうなぁ(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-06-05 20:52)