クリスマスの思い出  [福岡時代]

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幼い頃は----
米軍基地のある街の、かつては米兵家族のものだった通称「ハウス」と呼ばれていた 白い木の柵に囲まれた庭付きのアメリカンハウスに住んでいた。
だから、テラスの脇には私が見上げるほどの、正確にはモミではなかったかも知れないが、クリスマスツリー用の、縦長の円錐形のフォルムの針葉樹が植えられていた。

クリスマスが近づくと、毎年、父は、その縦長の円錐形を大きなスコップで掘り出し、根っこがすっぽりと収まるほどの鉢に移し、テラスを通して応接間の中央へと移動させるのだった。
そして、モールの小さなサンタや ピカピカの丸い玉や ボール紙に銀紙を貼った星を 枝先という枝先にぶら下げ、高彩度に点滅する豆電球を滝のように流し掛け、生まれたての兎のような綿の雪をほわほわと乗せて仕上げるのだった。

円錐形を掘り出す時も ツリーのお化粧時も イヴの夜も、母は父を、ののしり 罵倒し わめきちらしていた。
ヨーロッパ旅行に連れて行くと約束したのにいまだに連れて行ってもらっていないとか 知りあった頃は痩せていたのに今は別人のように太ったから見るのも嫌だとか 子供さえ出来なければ結婚なんてせずに済んだのに、とか。
父は父で、やはり普段の日と同じように、何の反論もせずに ヘラヘラッと笑っていた。
ヘラヘラッが余計に気持ちを逆なでするのか、母の負の感情は、これもまたいつものように高ぶる一方で、「産みたくもないのに勝手に生まれてきやがって!!」と矛先を私に向け、ボコボコに殴りつけ 夜は更けるのだった。

幼い私の世界は、白い木の柵に囲まれた庭の中がすべてであり その中で起こることは 何もかも ただただ当たり前の出来事なのだった。

クリスマス2.jpg

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sig

その昔、アメリカンハウスに住みたいと思っていました。アメリカナイズされた洒落た感覚の室内で、ちょっと日本離れした生活をすることが憧れでした。センスのいい人たちが、絵にかいたような楽しくて豊かな生活を送っているものと信じていました。だからこのお話は全く想像もつかなく、にわかに信じがたい切ない世界です。
by sig (2014-12-24 14:01) 

青山実花

私も実家へは、もう20年以上も
帰っていません。

ところで。
場所をお借りして申し訳ないのですが、
先日は、小栗虫太郎の本をご紹介くださって
本当にありがとうございます。
小栗さんの本は一度も読んだ事がなく、
早速、図書館で借りてきました。
冬休みに読もうと楽しみにしています♪

by 青山実花 (2014-12-24 15:40) 

beny

 悲しい話です。かといって他に八つ当たりするでもなく淡々とお過ごしされているようで頭が下がります。
by beny (2014-12-24 19:01) 

ちろろ

衝撃を受けました。

by ちろろ (2014-12-24 21:24) 

響(きょう)

悲しい話しですね。
私の家庭の話しも、負けずに悲しいのですけれども。

愛が何か、人間が何か、
ずいぶんと自問し、何かを見い出されたことでしょう。

ところで、
響(きょう)です。

nice!などいただいていたのに、
お返事できないままでおりました。
挨拶が遅くなり、大変失礼いたしました。

近況をお伝えいたします。

心身の故障がありました。
そのなかで、
So-netの規約の一つを満たすことができなくなり、
退会になっていました。

So-netが予告した退会日より早くログインできなくなり、
コメントの確認もできないまま、
ブログは残りましたが、こうして連絡できますので、
良かったのだと思います。

ガラス玉遊戯の研究に賛同してくれる人々が増えています。
アクセス解析には世界各国の機関の訪問が記録されるように
なっています。

かつて現実化は不可能と言われていたガラス玉遊戯が、
実質、事業として成立しました。

連絡が遅くなりました。
重ね重ね、失礼しました。

私の現在のブログです。
http://blog.potential-performers.com/
by 響(きょう) (2014-12-24 22:42) 

ぐうた

この記事にnice!が釣り合うのか
躊躇しながらポチッと押していた。
今宵ぼんぼちぼちぼちさんの傍に
居心地良い夜が、そこにありますように…
by ぐうた (2014-12-24 22:48) 

きよたん

クリスマスは家庭の行事と言える部分もありますね
誰にでも思い出はあり悲しかったクリスマスも
楽しかったクリスマスも記憶に残っている日です。

by きよたん (2014-12-24 22:50) 

駅員3

メリークリスマス!!
この素敵な一日が世界中の子供たちに等しく幸せを分け与えてくれるように祈ってます。

沖縄に暮らしていたころは、外人住宅にすみたいなぁ・・・と思い描いていました。
by 駅員3 (2014-12-25 07:53) 

ぼんぼちぼちぼち

sig さん

近所の器屋さんでは、やはりアメリカのものがガラガラと日常的に売られてやしたよ。
カクテルグラス、シェリーグラス、ブランデーグラス、ポタージュ用スープ皿、コンソメ用スープ皿、エッグスタンド・・・ウチの食器棚に揃ってやした。

でも、物質的な豊かさと心の安泰は 必ずしも一致はしないんでやすよね。
あっしんちがいい例でやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:16) 

ぼんぼちぼちぼち

青山実花さん

そうでやしたか。
家庭の数だけ家庭の事情というのはあるんでやすよね。
時々、自身の育った家庭にすべての家庭をあてはめて考える人がいやすが
他人にどうこう指示されたくないでやすよね。

小栗虫太郎、借りてこられやしたか!
実はあっしも そんなにきっちり読んでないので、あっしも図書館で借りてこようかな・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:25) 

ぼんぼちぼちぼち

beny さん

こうしてあの頃の体験を一人でも多くのかたに読んでいただけることが
あっしの精神の救いになってやす。
ブログを始めたのも、こういうことを書いて 読んでいただきたかったというのが一番大きいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:31) 

ぼんぼちぼちぼち

ちろろさん

読んでくださり ありがとでやす・ぺこりっ
こうして当時のことを書いて、そして読んでいただけることで
あっしは気持ちが大きく救われるんでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:34) 

ぼんぼちぼちぼち

響(きょう) さん

響さんも悲しい家庭にお育ちになったのでやすね。
家庭の数だけ家庭がありやすもんね。
物質的に豊かだと 一見幸せそうに見えやすが、傍からはうかがい知ることのできない事情はありやすもんね。

そうでやしたか。
新ブログのほうで これからご活躍くださいでやすo(◎o◎)o

by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:44) 

ぼんぼちぼちぼち

ぐうたさん

今宵は浅草で ぱ~っと愉しむ予定でやす\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:47) 

ぼんぼちぼちぼち

きよたんさん

そう、子供の頃のクリスマスって、家庭の行事でやすよね。
ツリーやお菓子の詰まった赤いブーツやケーキに誘発されて
さまざまな記憶が蘇ってきやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 10:54) 

ぼんぼちぼちぼち

駅員3さん

クリスマスでやすなぁ♪
そう、あっしが住んでたのは、まさに沖縄によくある外人住宅そのものでやした。
東京でいうと福生みたいな街で、16号に相当する道を
よくジープや戦車が走ってやしたよ。
ベトナム戦争真っ只中のときでやしたし。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-25 11:00) 

yoko-minato

ごめんなさい、どうにも言葉が
出て来ません。
書いては消し、書いては消しで
心は痛みました。
by yoko-minato (2014-12-25 14:28) 

昆野誠吾

何かの作品かと思いきや実体験だったのですね。
確かに子供の頃は家族・家が世界の中心であり真実。
独立してはじめて良い所も悪い所も他所との違いを実感しますね。
また「独り言」、発信してください。
拝読させていただきます!
by 昆野誠吾 (2014-12-25 18:30) 

柴犬

出張先の浜松より〜
バカのひとつの様に...Merry Xmas♪
o(^_-)O
by 柴犬 (2014-12-25 22:50) 

響(きょう)

私の育った家庭について言えば、
本当に完成度の高い悲劇です。

実名でインターネットで公開するのがためらわれます。

私は抜け出たのですけどね・・・。
 
by 響(きょう) (2014-12-25 22:57) 

くーぺ

面白いもので、心の浅い傷はいつもヒリヒリと痛むが、
深い傷は痛すぎて痛さを感じたくなくなることがあります。
親からの地獄の言葉は生涯記憶に残りますね。

30年前の横田界隈のハウスのクリスマスはカッコいいなぁと
いつも思っていました◎


by くーぺ (2014-12-25 23:20) 

ぼんぼちぼちぼち

yoko-minato さん

読んでいただけるだけで 充分 嬉しゅうございやす。
書いて、そして読んでいただくことで あっしは癒されてやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 10:57) 

ちゅんちゅんちゅん

こんにちは!
ふと、柳ジョージのステラの歌詞が浮かびました。
ぼんぼちぼちぼちさんの乾いた文字に
以前書かれていた「かさぶた」を思いました。
かさぶたの痕も
赤く曝された弱い皮膚も
時が経てば消えるものも残るものも。
よき時が流れますように・・・
by ちゅんちゅんちゅん (2014-12-26 11:28) 

ミムラネェ

( ̄^ ゚̄)・・・こんにちは
大きくなった私さんが、冷たく囲まれた庭を出て
温かな場所に自分で行ける様になってるといいな~

by ミムラネェ (2014-12-26 12:34) 

NONNONオヤジ

貧乏でも、仲良くぼくや弟を育ててくれた両親と祖父母に感謝したいと思います。
今日も、母から小包が届きました。いつになったら親孝行できることやら^^;。
by NONNONオヤジ (2014-12-26 13:03) 

ぼんぼちぼちぼち

昆野誠吾さん

へい、実体験でやす。
そして、心温まるお言葉 ありがとうございやす・ぺこりっ
そう、大人になって初めて、自分が育った家庭を俯瞰視できるんでやすよね。
これからも、ちょくちょく書かせていただき 自己浄化しようと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 15:26) 

ぼんぼちぼちぼち

柴犬さん

クリスマス、出張先で迎えられたのでやすね!
あっしは、浅草で美味しいものを飲み食いしやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 15:28) 

ぼんぼちぼちぼち

響(きょう) さん

そうだったのでやすか。
お辛かったでやすね・・・・。
あっしなんかより 遥かにお辛い体験をされてきたのでやしょうね。
響さんご自身は抜け出せて 良かったでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 15:35) 

ぼんぼちぼちぼち

くーぺさん

生涯記憶に残り続けている母親からの地獄の言葉、
もう一つキョーレツなのがあって
それは、来年の記事にて公開する予定でやす(◎o◎)b

まさに横田のハウスのクリスマスって感じでやしたよん。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 16:14) 

ぼんぼちぼちぼち

ちゅんちゅんちゅんさん

ステラ、どんな歌詞なのか 気になりやす(◎o◎)b

今現在は、ぼんぼち、とてもよい時を過ごしてやすよん。
今が人生で一番幸せだなぁ・・・(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 16:20) 

ぼんぼちぼちぼち

ミムラネェさん

へい、ぼんぼちは、おかげさまで あったかな場所に辿り着くことができやした\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 16:24) 

ぼんぼちぼちぼち

NONNONオヤジ さん

幸せな星の元に生まれてこられたのでやすね。
いっぱい感謝、そして 孝行されてくださいでやす\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 16:28) 

cooper

お辛い過去ですね。
お母様も どうにもならない どうしょうもない
                   お辛いものがあったのでしょう。
子供が憎いなんてことはありませんもの。
お二人とも運の悪い 星の下に生まれてきてしまったのでしょう。
過去の全てを活かした人生を・・・・・ 生意気にごめんなさいネ。
by cooper (2014-12-26 18:07) 

ぼんぼちぼちぼち

cooper さん

いいえ、母は私が憎かったんでやす。
憎くもない人間を 笑いながら 血を吐いて記憶をなくすまで殴り続けられやすか?
子供が憎いなんてことはない というのは、
世間一般の鋳方に押し込めた短絡的な考えでやす。
世の中にはさまざまな母親がいやす。
cooper さんの想像可能な範囲を遥かに超えた母親というものもいるんでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-26 18:30) 

desidesi

たしかに “nice” なストーリーではないと思いましたが、
幼い子どもにとっては自分の家庭が “世界” なんですよね。
だから、それが特別なことなのかどうか判断できない。
助けを求めようと言う発想もないのが真実なんでしょうね。
痛ましい事件が多い昨今ですが、
ぼんぼちぼちぼちさんの現在がお幸せでなによりです。
by desidesi (2014-12-26 20:01) 

ちさん

本当ですね..。
世の中色んな人がいます。
ウチは母子家庭だったので「男>>>>>>>私」で色々ありましたよー。ホントに色々...。

そんな中反骨精神やら根性やら自立心やら育て上げられてしまったり。よかった事もあるのかな?と思うようにしています。
遊び歩いたりもしてたけどいい出会いもあったし。

今は母親といた事で育まれなかったものをちょっとずつ頑張って育てているところです。
これがなかなか難しいですねー!お手本なかったから笑







by ちさん (2014-12-26 21:04) 

こじろう

果たしてnice!を押していいものか?と思った・・・。
FBでも「いいね!」以外ののボタンを作るようだし,so-netもボタンを増やしてくれるといいのに。

by こじろう (2014-12-26 22:20) 

ackylacky

 家族って何なのでしょうね。
 壊れるまでは何も考えなかったけれど、壊れてみると何故成立していたのか解らないです。
by ackylacky (2014-12-26 22:55) 

ぼんぼちぼちぼち

desidesi さん

仰るとおりなんでやすよ。 
特別なことだという認識がないから 助けを求めようという発想すらないんでやすよ。
幼稚園や小学校の先生は、「お母さんの言いつけをよく守りましょうね」と言うわけでやすし。
頭のどこかで疑問を覚えつつも 生まれてしまった自分が悪いんだと思ってやした。

へい、おかげさまで 今現在は幸せで、のんびり暮らしてやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-27 11:12) 

ちびそら

幸せか不幸かは、心の持ち方次第ですもんね^^
ぼんぼちぼちぼちさんは些細な事でも幸せを感じられる気がします。
これからの人生も、沢山幸せを感じられますように♪
by ちびそら (2014-12-27 15:04) 

ぼんぼちぼちぼち

ちさんさん

男>>>>>>>私・・・解りやす、すごくよく解りやす!お察しいたしやす・涙

今は母親といた事で育まれなかったものをちょっとずつ頑張って育てているところ・・・
がむばって育んでくださいでやすo(◎o◎)o
あっしはそれ、30代で育んできやした。恥かきながら。
円満な家庭に育った人にとっては「なんで~?ふつーに当たり前じゃん」ってことを自分のものにするのが 大変なんでやすよね。

by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-27 20:28) 

ぼんぼちぼちぼち

こじろうさん

nice押していただいて大歓迎でやすよん。
読んでくださったんだなぁと こちらで認識できやすし(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-27 20:32) 

ぼんぼちぼちぼち

ackylacky さん

家族・・・・あっしは、30歳くらいまで 当たり前に、憎み合いながら仕方なく同じ家に帰るものだと思ってやした。


by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-27 20:36) 

ぼんぼちぼちぼち

ちびそらさん

今のあっしは幸せでやすね。
ビール飲んで餃子食べて、それだけで「あ~幸せ!」って。
自由が手に入ったからそう思えるのだと思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-27 20:41) 

ふゆん

庭に植わってる木をクリスマスに掘り起こして
見やすい位置において飾りつけするところまで
ステキなエピソードだ
母上はそんなステキな光景をみようとしないで
自身を不幸にしてる気がする
うちの母がそーだったから
うちの父も反論しないで声なく笑ってたけど
顔は笑ってるけど泣いてるみたいにみえた

by ふゆん (2014-12-28 08:57) 

ぼんぼちぼちぼち

ふゆんさん

そう、母親は、自分自身もまわりも不幸にしてやしたね。
正月は正月で、「あけましておめでとう」なんて口にしようものなら
「めでたくなんかないわー! 正月なんて馬鹿でもチョンでも迎えられるわー! 一つ年取っただけだ あー嫌だ!」
と怒鳴られやした。

ふゆんさんのお母様とお父様の関係も、ウチに似ておられたのでやすね。
父のほうも、うわべは笑っても 心は泣いちゃうよね・・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-28 11:18) 

rantan-nya

子供のころ、クリスマスは何をしていたかなぁ
学校がキリスト教だったので、厩で生まれたキリストさまのお芝居とか見て
賛美歌を歌わされてたのは覚えてます(^-^;
わたしの家庭そのものは、ごくフツーの家庭だったので..
周りの人々、祖父~いとこまでは、まぁ色々とありましたけど~
仕事柄、いろいろな人の来し方を聞くことも多いのですが、ほんとに
様々で、一見普通に暮らしている方でも、色々なものを背負っているのだなぁと
つくづく感じます
by rantan-nya (2014-12-28 18:25) 

ぼんぼちぼちぼち

rantan-nya さん

そう、一見、傍から見ると普通の家庭でも 色々あったりするんでやすよね。
あっしんちなんか経済的に裕福だったから余計に 何不自由なく育った と思いこまれがちなんでやすよね。

キリスト教の学校だったのでやすね。
キリスト誕生のお芝居と讃美歌・・・
厳かに過ごされたのでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-28 22:25) 

伊閣蝶

内容は悲惨としか言い様がないのにもかかわらず、淡々と記述されていることによって、むしろポエティックな印象を強く受けます。
ぼんぼちぼちぼちさんの筆力にはいつも感嘆させられますが、この一文は殊に身に染みました。
壮麗なクリスマスツリーの情景が眼交に浮かんでくるようです。
by 伊閣蝶 (2014-12-31 00:02) 

ぼんぼちぼちぼち

伊閣蝶 さん

そう評していただけるとは 光栄でやす。
無論 書かれている体験は、何から何まで真実なのでやすが
仰るとおり 淡々と書くことでポエティックなニュアンスにまとめようと
草稿に向かう段階で思いやした。
また これは偶然でやすが、きっちり起承転結の四段におさまりやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2014-12-31 12:25) 

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