ズラリとい並ぶジャックダニエルの空瓶 [写真]

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バーの裏口で見つけた ズラリとい並ぶジャックダニエルの空瓶。
同じ物がいっぱいっていうのは、画になるパターンの一つなので、迷わず撮り収めやした。
角っとした瓶がキッチリ整列しているところも、整合性があって、画になりやすかったでやす。
これ、白黒加工してないんでやすよ。 実物のフレームインしている全てが無彩色。
のみならず、コントラスト加工も、加工と名のつくものは、一切してやせん。
現実のものが、この切り取り方にしただけで、作品として成立してくれやした。
ある意味、ちょっとした奇跡のような偶然でやす。

ジャックダニエル、、、あっしが昔、カクテルラウンジでバイトしてた頃、「ダックジャニエル」と仰るお客様がたまにいらっしゃいやした。
他に似たような間違いだと、バランタインをバレンタインとか、ハバナクラブをバナナクラブとか、シンガポールスリングをシンガポールスリリングとか。
まあ、これくらいの些細な認識違いなら、そのお客様が何を指していらっしゃるのかすぐ解るので、あえて訂正はせずに、お客様のご希望通りのものをお出し出来たんでやすが、まるで察しのつかない認識違いをなさってるお客様も時々おられやした。

ジンライムをジンラムとか、スピリタス(世界で一番強いロシアのウォッカ)をスピリッツ(蒸留酒全般)とか、「ステアしてください」を「ブレンドしてください」とか、「カクテル何か作って!」を「リキュール何か作って!」とか、「彼女に何か」ばかりを繰り返して、それ以上何も言わないカップルの男性とか。(ずーっと後になって、『彼女のイメージカクテルを作ってほしい』と要望していたと解りやした)
ここまで間違った認識で物を言われると、バーテンダーは誰も察することが出来やせん。
ショットバーやカクテルラウンジでは、ハンパな知ったか専門用語を使わずに、「こうでこうでこういうもの、、、」と、ご自身が確実に知っている言葉で説明するほうがよほどスマートで恥をかきやせん。




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