「投げ銭」にまつわる些細な雑文 [独り言]

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近年は日本でも、投げ銭方式のフェスやライブが、全国各地で開催される様になりましたね。
ここ3~4年の間、コロナのために中止になっていたそれらも、あちこちで復活の兆しを見せています。
私も先日、コロナ以前は毎年行われていた「高円寺びっくり大道芸」に、久々に行く事が出来、大感激のうちに 賑わう高円寺の街を後にしました。

そこで、私が、演目が終わり、投げ銭用の缶の中を覗く度に、悲しく感じる事があります。
それは、缶の中に、10円玉や5円玉や1円玉が、幾つも入っているという事です。

私はどの演目を観ても、必ず1000円は入れています。
これが、プロの演者さんに対する最低限の礼儀の金額ではないでしょうか?
どう考えても、10円5円1円は、失礼過ぎると思います。
演者さん達は、ずいぶん前から稽古を重ね、全身全霊でパフォーマンスを披露し、投げ銭も生活の糧にされているのですから。

この事を行きつけの音楽カフェのママさんに話したところ、ママさんも全く同じ考えで、そして、こう付け加えていました。
「うちの店で投げ銭ライブを演る時は、1人1000円以上は入れて下さいって、お客さんに言ってますね。、、、投げ銭って、「銭」って言葉も、誤解を招く一因になってるのかも知れませんね。 今の時代は「投げ札」が相応しいかと。投げ札って言葉、うちから広めていこうかと思ってるんですよね。」
私はビールグラスを片手に、大きく頷いたのでした。

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