カフカ「変身」にみる現実性  [感想文]

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「変身」------言わずと知れた カフカの代表作です。
「ある朝 グレーゴル・ザムザが 何か気がかりな夢から目覚めると、一匹の巨大な虫になっていた・・・」で始まる 不条理文学の代名詞とも成っている中編小説です。

大まかなシノプシスは、突然、巨大な 南京虫かフンコロガシか そんな類いの甲虫になってしまったグレーゴルは、それまでの 一家を養う大黒柱として頼りにされていた時とは裏腹に、断絶され、消えることを望まれ、最期は 自ら物を口にすることを止め ぺたんこになって 死に至ります。
そして、その間に収入の術を見いだせていた家族-----両親・妹は、晴れ晴れとした気持ちで 明日に向かって旅立つ というものです。

一般評としては、「虫になる」という設定からか 難解だと言われることが多いようですが、私はそうは思いません。
何故なら、話の主軸は、一家の大黒柱が見るもおぞましい姿へと変貌し 経済力を喪失したことから生ずる 家族間の感情・言動にあるからです。
作中の「虫」に匹敵する存在には、人間 誰しも成り得る可能性があります。
「虫」に匹敵する状態に養い手が成ってしまえば、養われている者も 畢竟 作中のような立場におかれてしまいます。
ですから、遠いプラハという地で、しかも、書かれてほぼ100年経っていますが、むしろ、誰にでも 現代の 私達日本人にも 十二分に 明日にでも遭遇し得る 極めて現実的な問題を扱った作品だ と言えるわけです。

現実性は、虫に成ったグレーゴルの行動にも 実に詳らかに描写されています。
目覚めた時に 毛布がみっともなく腹からずり落ちそうになっている様や、満腹になってぷっくり腹がふくれて ベッドの下に隠れるのがきゅうくつになった滑稽さや、天井まではい登り 片側の足をプラプラさせて ドサリと床に落ちるくだらない一人遊びに享じるところなど、この「どうしようもない状態におかれた者は ただただ哀しい塊一色なのではない」という描写は、漠然とした観念だけでは見逃しがちな 大事なリアリズムです。

真の文学というものは、「人間の理想・きれいごとを あたかも全ての現実であるかのように提示して読者を気持ちよくさせること」ではなく、たとい、目をそむけたくとも 耳をふさぎたくとも 認めたくなくとも 「こういう現実もあるのだ」ということを照らし出すことなのだと 私は思います。

そして「変身」が、時代や国を越えた不朽の名作である所以は、この「現実性」に他ならず、ここまで強烈にそれを提示できるのは、芸術の特権である「暗喩」を これ以上はないという程 見事に駆使しているからだと 私は認識しています。

カフカ3.jpg


           --------次回 6月8日は、映画「変身」の感想でやす------- 
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elm

カフカ.....
ずぅーっと昔に読みました。
わからなかったけれども、日常でない世界が気に入りました。
日常ではないけれども、現実だったのですね。

by elm (2011-06-05 10:58) 

NONNONオヤジ

ぼくもず~っと昔読みました。
難解だったかどうかすら覚えていませんが(^^);、
難しく考えずに文章を追いかけて行けば、
何となく感じるものはあったような……。
翻訳が良くなくて難解になった?
って、ぼくの仕事ぶりじゃあるまいし……(恥);。
by NONNONオヤジ (2011-06-05 12:03) 

kawasemi

nice ありがとうございました。
「節電」してますか。
by kawasemi (2011-06-05 12:27) 

ヨッシーパパ

受験勉強のために、読みましたが、気持ちが悪いだけでさっぱり解りませんでしたw。
by ヨッシーパパ (2011-06-05 18:58) 

recchu

ということは
現代が抱える人間の裏側というか闇というか
人生にし掛けらた罠とでもいうのか
根本は古今東西変わらないということの証明でもあり得るわけですね
小説という芸術が。
変身 というタイトルの通り
ある日突然虫けら(比喩として使います)のように成り下がる
堕ちていく…
あるいはそのようなアクシデントに巻き込まれる
小説の世界の話じゃ ないんですねぇ。。

ちなみに読み直してみようと本棚を漁りましたが
リタイヤした海辺の… 方がぽつねんと^^;
多分今読むと全く感想違いそうです。
どちらも。


by recchu (2011-06-05 19:21) 

ぼんぼちぼちぼち

elm さん

そう、非日常という形でもって 人間の現実の深い部分を描いた作品でやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 21:36) 

ぼんぼちぼちぼち

NONNONオヤジ さん

この作品、様々なかたが翻訳されてやすね。
あっしは 5人ほどのかたの訳を読みやしたが
やはり今は、あまり古いものより 池内紀氏あたりの訳が 一般的に一番解り易いのではないかな と思いやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 21:42) 

ぼんぼちぼちぼち

kawasemi さん

へい、節電してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 21:43) 

ぼんぼちぼちぼち

ヨッシーパパ さん

あぁ、あっしも まだ年若い学生の時分だったら
よく解らなかったかも知れやせん。
虫になった様子の描写が 気持ち悪くて嫌 というかたは
結構おられるかも知れやせんね。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 21:47) 

ぼんぼちぼちぼち

recchu さん

そうでやすそうでやす、まさにそういうことでやすね。
この作品は、「寓話」であるという認識でもって読み進むと
とたんに 乱雑な部屋が整理されたように 解り易いものになると思いやす。
たまに「SF小説」とカテゴライズしてあるのに遭遇することがありやすが
それは明らかに違いやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 21:54) 

akipon

ちょっとカッコつけて言わしてもらえば、
ただキレイキレイな美術、写真が好きじゃない理由が分かった気がします(笑)
by akipon (2011-06-05 21:57) 

ナツパパ

ぼんぼちぼちぼちさんのお話を伺って、そうだなあ、と納得しました。
...でも、どうしてそれを不条理、と呼ぶのでしょうねえ。
今回の震災、原発事故で、人間見たいものしか見ようとしないのだ、と思い知りました。
人間を、ナツパパは、と置き換えても良いんですが。
by ナツパパ (2011-06-05 22:18) 

ぼんぼちぼちぼち

akipon さん

あ、 akipon さんにそう言っていただけて 嬉しいでやす・ぺこりっ。
キレイキレイな芸術もあっていいけど、芸術というものは それだけじゃない
何故なら、芸術っていうのは表現なんだから・・・
と、そう思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 22:30) 

ぼんぼちぼちぼち

ナツパパさん

この作品が一般的に不条理と呼ばれる所以は、虫に変化してしまう
という単純な理由からでやしょうね。
何を以って不条理とするかは、何を以ってリアリズムとするか同様 
どの視点に立つか で変わってくるわけで
まぁ、一般的にそう称されているので この記事の冒頭でもそう述べやしたが
あっし個人のカテゴリーでは、これは 不条理文学というより 寓喩文学 と呼びたいところでやす。

多くの人が観ようとしないものは放映しない 創らない・・・
大きなメディアや商業文学・商業映画が そういう方向に向かうのは 致し方のないことだと思いやす。
でも、世の中って 人間って それが全てじゃないよ! って
仕事じゃなくやってるブログでだからこそ それを言えるあっしでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-05 22:50) 

さといも野郎

カフカって、なるほど、リアリズムの人だったんですね。
ちょっと書店で1冊買って読んでみたくなりました(^^
by さといも野郎 (2011-06-06 07:09) 

こう

ここ数ヶ月仕事と収入があまりない私にとっては、親近感を覚えるお話です。
いろいろやってみるものの、収入には結びつかないことが続くと、最後はペタンコになるかも知れません。
by こう (2011-06-06 08:43) 

ぼんぼちぼちぼち

さといも野郎

もしも気が向かれたら 是非・・・(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 11:53) 

ぼんぼちぼちぼち

こうさん

それはお辛いでやすね。
状況が好転することをお祈りいたしやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 11:59) 

momoe

ミッションスクールで、聖歌隊に入っていましたが
宗教曲の詩(ラテン語)も、ほぼメタファーなので
レクチャーを受けないと(?_?)でした。
by momoe (2011-06-06 18:56) 

土芽

カフカ、高校一年ぐらいの頃に夢中になって色々読みました。
チェコ出身で殆どの作品が移住先のドイツ語で書かれているけど
出来れば母国語のチェコ語で読めたら…と説に思ったものです。
ちなみにドイツ語もチェコ語も出来ません。
おそらくチェコ語で書かれていたなら必死に勉強したかも
シュバンクマイエルもチェコ人ですし、チェコの文学にはかなり惹かれます。
by 土芽 (2011-06-06 20:50) 

デブデブ

高校の頃、読みましたが、最後まで読んだかどうか記憶がございません。川端の「雪国」同様、インパクトのある巻頭だけがひとり歩きしている気もします。

by デブデブ (2011-06-06 21:12) 

ぼんぼちぼちぼち

momoe さん

そうみたいでやすね。
あっしは、その方面はてんで疎いんでやすが
キリスト教圏の国の映画を観ていると
子供だからラテン語、隠喩詩が難しくて解らない
といった件りが出てくることがあって
今 改めて、なるほどそうなんだなー と思いやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 21:52) 

ぼんぼちぼちぼち

土芽さん

そう、チェコの芸術には、どんよりと垂れこめた雲のような吸引力がありやすね(◎o◎)b
ヤン・シュヴァンクマイエルの作風も、チェックだからこそ でやすよね。

カフカは、チェコ人でありながらドイツ語の教育を受けた というところにも
アイデンティティのねじれがあるようでやすね。

あっしも、チェコ語もドイツ語もまるきし解りやせん。
どころか、英語すら 中学一年の学力もないでやす・・・とほほ。
なので、この「変身」、読めるだけ多くの訳者のを読んでみやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 22:05) 

naimmy

森山未来くんの舞台で,観ました。

ホント,人間の奥にある,恐ろしい部分ですよね。
しかも,家族なのに・・・

それで,本を購入したのですが,これが一向に進まず
今,本はどこかな・・・・
by naimmy (2011-06-06 22:14) 

ぼんぼちぼちぼち

デブデブさん

あぁ、確かに「雪国」同様 内容はおぼろげだけれど
この冒頭だけは明確に記憶している という人 少なくないと思いやす。

学生時代に読まれた というかた 多いようでやすね。
まだ社会に出る前の学生の時分では
このテーマがピンと来る人のほうが稀なのではないかな・・・
と思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 22:23) 

ぼんぼちぼちぼち

naimmy さん

そう、この作品は、日本人の役者さんによっても舞台化されたようでやすね。
どんなマチエールに仕上げてあったのか ちと気になりやす。

次回の記事は、映画「変身」についてでやす。
ロシアで「変身」を舞台化していたワレーリィ・フォーキン氏の監督作でやす。
もしもおヒマでしたら そちらのほうもどーぞでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-06 22:33) 

そらへい

映画「変身」があるのですか?
これをこのまま映画でやると
ただ滑稽なものになるので
どんな風に料理されているのか
興味ありますね。
昔、「審判」だったと思うのですが
モノクロの映画見ました。
なかなかシビアな画面でしたよ。
by そらへい (2011-06-06 23:26) 

お針子姫

虫になったこと、家族は知ってるのですか?
介護問題みたいだなぁっておもいました。
現代社会のお話みたいですね。
by お針子姫 (2011-06-07 00:28) 

k_iga

母親と妹?の態度が変わるのがイヤでしたね。仕方ないけど。
by k_iga (2011-06-07 01:18) 

ayu15

働き手が経済力を失った時の家族・・。
事故などで働けなくなり介護になった苦悩とかも。


昔読んだことがあります。あまり覚えていませんが、こんな姿になった自分を誰も自分だとわかってくれないすごい怖い悲劇にかんじました。
私は誰?!

自分は自分でも関係性の中では他者から否定されたためもう存在しないような。


ほんと悲しかったです。
by ayu15 (2011-06-07 09:15) 

hanabi

確か学生の頃に読んでとても面白かったというか、腑に落ちたというか、そんな感想を持った記憶があります。
小説としての面白さもあり、しかし現実感もあり不思議なおもしろさのある作品だなあと感じたように思い出しました。
もう一度読み返したくなりました。
by hanabi (2011-06-07 09:55) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

そう、映画になってるんでやすよ!
どんな包丁さばきに仕上がっていたか・・・・・
詳細は、明日公開の記事を読んでいただけると嬉しいでやすっっっ\(◎o◎)/

「審判」映画化されていたのでやすね。かなり興味ありやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 11:10) 

ぼんぼちぼちぼち

お針子姫さん

家族は知ってやす。すぐにそれがグレーゴルであると認識しやす。
そう、まさに現代の介護問題に大きく通ずるものがありやすね。

by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 11:24) 

ぼんぼちぼちぼち

k_iga さん

そう、母親は卒倒して気を失ったり、妹は 以前とは打って変わって攻撃的になったり・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 11:31) 

ぼんぼちぼちぼち

ayu15 さん

そうそう、まさにそういうテーマの小説でやすよね。
>自分は自分でも関係性の中では他者から否定されたためもう存在しないような。
それが、最もカフカが言いたかったことだと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 11:35) 

ぼんぼちぼちぼち

hanabi さん

お好きでやすか(◎o◎)
この作品、ひいてはカフカそのものが 明らかに
とても好き嫌いの分かれる作家でやすね。
どの作品にも、もやもやと低ーーく垂れこめた灰色の雲のようなマチエールが見えやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 11:43) 

rtfk

家族を持ち平和に暮らしている者でも
いつなんどき変身してしまうか・・・
自分のせいでもあり
他のせいでもあり・・・
理由は何にせよ 誰でも可能性はありますね。
by rtfk (2011-06-07 11:49) 

ムース

次回の内容になると思うのですが、映画「変身」を見まして、カフカの「変身」が暗喩としての変身であって、文字通りグロテスクなムシになるのではなかったことが印象的です。小説「変身」を読んだのは中学の頃ですので、文字通り巨大なクワガタの幼虫のようなものになるものとばかり思っていたのです。しかし、今読み返しましても、やはり巨大なムシを連想してしまいながら読んでしまいますし、それはそれで解釈の一形態なのかもしれないと思いつつ、自身の想像力のなさに思い至るのです。
by ムース (2011-06-07 20:50) 

楓〇

背伸びしていた中学生の時に読んで、難しい。わからん。と、背伸びするのをやめました(爆)そのまま、数十年、本棚の肥やしになってしまってるんですが、再読する気になりましたよ(^^)
by 楓〇 (2011-06-07 21:43) 

ぼんぼちぼちぼち

rtfk さん

そう、そういった観点から この作品は
非常にリアルな現実を提示していると思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 21:55) 

ぼんぼちぼちぼち

ムースさん

映画、観られやしたか!
元々演劇の世界にいたかたが 演劇的要素を強く打ち出して創った映画でやしたね。
そうでやすね。暗喩表現というのは、演劇同様
すっと自分にハマる人と 違和感を持ち続けてしまう人に分かれるようでやすね(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 22:05) 

ぼんぼちぼちぼち

楓〇さん

あっしも、中学生の時だったら 訳が解らなかったと思いやす。
あ、そうそう、カフカに最も影響を受けたと言われる日本人作家・安部公房は 中学のころ 読んでやしたが
やっぱり訳が解らなくて、ただただ カッコつけて持ち歩いてやしたf(◎o◎)

by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-07 22:21) 

扶侶夢

>目をそむけたくとも 耳をふさぎたくとも 認めたくなくとも 「こういう現実もあるのだ」ということを照らし出すことなのだと 私は思います。

同感です。
それを越えてゆくためにも、直視しなけりゃ…ね。
by 扶侶夢 (2011-06-07 23:44) 

hanabi

すいません、記事とは全く関係ないのですが
近頃の自分の気持ちを吐露させてください。

近頃の自分の話し方や声色が母にとっても似てるのに気づき
それがとってもイヤでイヤでたまらないのです。
母には随分会ってませんし会話もしてませんが
心の中に残っている母と重なる自分がイヤなんです。
ぼんぼちぼちぼちさん、こんな気持ちをどうしたらいいんでしょう・・・?
教えてください。

by hanabi (2011-06-08 20:08) 

ぼんぼちぼちぼち

扶侶夢さん

共感していただけて嬉しいでやす・ぺこりっ。
そう、直視しなければ 越えられないし
何も解決できないと思いやすね。
特に、子供のころからずっと 安堵を覚える非現実だけを見せられて育ってしまうと
いざ 自身が残酷な現実に直面したときに
すぐに へなへなと崩れ堕ちてしまう人間となりそうでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-08 21:07) 

ぼんぼちぼちぼち

hanabi さん

そうでやしたか・・・お辛いでやすね。

これはあくまで、あっしだったら こう思う こうする
ということで、適切な答えとしては至らないかも知れやせんが----
まず、
母親に似ているところが嫌 ということを 無理に抑え込んだり 自身の中で打ち消したりすると
余計に 精神に負担がかかってしまうように思うので
嫌でたまらないんだ!と 吐き出せるところ---親しい友人やネット上など----で 吐き出せるものは吐き出してしまつたほうが
心の中の膿は溜まりにくくなるように思いやす。

そして、似ておられるのは 声色・話し方でやすね。
これは、かなり 自分の意志でもって変えられる部分だと思いやす。
あっしは、----あくまで趣味という範囲ででやしたが----以前、
声に出して読んだり 話したりすることを専門の先生についてお習いしていたことがありやす。
その時の経験からいって、話し方は無論、どんなトーンで話すかによって
まるで別人のように聞こえたりしやす。
とにかく、お母さまの声・話し方とは まるで違うものになればいいわけでやすから
そんなに難しくはないのではないかと思いやす。
例えば、まず最初は 好きな女優さんのしゃべりかたを真似てみる・・・とか、
そういうところに目標を置くと、今の自分よりも嫌じゃない自分に近づけるように思いやす。

----自分だったら・・・と 置き換えて考えてみやしたが
拙い意見で恐縮でやす。 




by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-08 21:37) 

hanabi

大分以前の記事への書き込みの時に、
「記事に関係のないことでもどうぞ」とおっしゃっていただいた
ぼんぼちぼちぼちさんに甘えて書き込んでしまいました。
精神的にちょっと下がっていたのもあったのかと思います。
すみませんでした。
そして貴重なご意見、本当にありがとうございました。
膿は出さないと抱えていてはだめですね。
またこんな気持ちが強く襲ってきた時にどこか出せる先を考えてみます。

そして、ぼんぼちぼちぼちさんならこうなさるというお話、
なるほどと思わせていただきました。
私のために一生懸命考えてくださって本当にありがとうございました。
時間をみつけてトライしてみようと思います。
嫌じゃない自分に近づけるようやってみます。
本当にありがとうございました。
by hanabi (2011-06-09 23:09) 

ぼんぼちぼちぼち

hanabi さん

あっしも、目の形とか髪質とか肌の色が浅黒いとことか 母親に似てるとこあるんでやすが
今は、「といっても別の人間だしーーー、だから何ーー?」って気にならなくなってやす。
まぁ、あっしの場合は なので、決して hanabi さんに 気にしないことを強いてるわけではありやせん。

今後も、吐露されたいことあったら 何でも書き込まれてくださいでやすっ(◎o◎)/


by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-09 23:39) 

hanabi

ぼんぼちぼちぼちさん、またまた優しいお言葉ありがとうございます。
また切羽詰まった時には書き込んでしまうかもしれませんが
ご迷惑かと思いますが、そんな時はお許しください。
返答に困った時はスルーしてくださって結構ですので。
本当にありがとうございました。
by hanabi (2011-06-11 16:55) 

ぼんぼちぼちぼち

hanabi さん

いえ、こちらこそでやす・ぺこりっ。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-06-18 22:31) 

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