歌番組と私  [音楽雑記]

私は、物心ついた頃から 歌番組を観るのが好きでした。
歌そのものに耳を傾ける というよりも、あの 非日常的な 衣裳やセットや照明に 漠然と「きれいだなぁ」 と吸引されていました。

けれど、父は-----家に居ることの少ない人でしたが たまに居る時に-----歌番組が始まり 私が なだらかな角の四角の前に べったりと座り込むと、必ず 不機嫌になり こう つぶやくのでした。
「チッ・・・テレビの歌い手なんて・・・」
その言葉には、子供心にも 何か 侮蔑にあふれた どろりとしたものを 強く感じずにはおれませんでした。
しかし「観るな」と言われるわけではなかったので、かまわず なだらかな四角に張り付いていましたが、幼い頃というものは 反発はするものの 心の最も底の部分では 親の言っていることが正しい と思うものです。
ですから 「きれいなものに囲まれてはいるけれど、テレビに出ている人というのは 軽蔑すべき人なのだ」 と思いました。
これが 私の、歌番組 のみならず テレビの中の人に対しての 最初の認識です。
歌1.jpg
何故、父が テレビの人に対して そんな感情を抱いていたかというと、-----これは、ずっと大きくなってから知ったことなのですが-----父は、若い頃 バイオリニストとしての成功を夢観ていたのですが、売れなくて 仕方がなく 歌番組のバックのオーケストラのアルバイトをしていたのだそうです。
けれど、私が生まれてしまってからは それでも生活ができなくなり、音楽に携わる仕事そのものからも 完全に 離れざるを得なかった ということらしいのです。
ですから、あの侮蔑は 屈辱の裏返しに他ならなかったのです。

小学校の四年生くらいになると、級友とのテレビの話題が それまでのアニメ (当時は マンガ映画と呼ばれていたように思います) から バラエティーや歌番組へと移ってゆきました。
誰が好きだとか 誰がカッコイイとか 誰それの振り付けを覚えたとか。

歌2.jpg私は 相変わらず 歌番組を観続けており、やはり 心の底では「軽蔑すべき人」であることには変わりませんでしたが、それまでの 衣裳やセットや照明のような 物に対する美しさとは少し別の意味での美しさを 歌っている人そのものに感じるようになっていました。
ですから、級友達との話の輪に入ってゆくことには 何の躊躇もありませんでした。
しかし、毎日 話をしているうちに その背後にあるものが 大きく違っていることに気付きました。
級友達のそこには、「憧れ」「尊敬」「偉大さを感じる」といった気持ちが くっきりとした輪郭でもって 大きく浮かび上っていました。

今だから 容易に想像がつくのですが、かつての級友達-----世の中の多くの人達-----は、「母さん、今日 ドラマに出てる○○を見かけちゃった、嬉しい!」 とか 「父さんは ゆうべ タレントの○○と お酒を飲んだんだぞ! すごいだろう」 といった価値基準の元に育つのだと思います。

十歳をわずかに過ぎたばかりの私の内は、この時 まるで、真っ黒で苦くて熱いコーヒーと 真っ白で甘くて冷たいアイスクリームが合わさり ぐにょぐにょに渦巻いたように 訳の解らない状態になりました。
しかし、自分の考えですから 結論を出すのは自分しかいない と思いました。
私は、小学 四 五 六年の約三年間 この ぐにょぐにょとした 自分に提出するための宿題と 格闘しました。

テレビに出る仕事は 厳しい競争を勝ち抜いた者にしか 得ることはできない。
だから 勿論、軽蔑に値する仕事である筈はない。
しかし、それは 数有る競争の激しい仕事の中の一職業なのであって、テレビというジャンルばかりが特別なわけでも何でもない。

当時、未だ 百五十センチにも満たなかった身長の私は、私なりに そう結論づけました。

今でも、私の内で この結論は 変わっていません。
そして この 「受け売りではなく 自分自身の中に展開させた理論により証明された結果を信じる」という考えは、テレビや音楽のみならず あらゆる物事の考え方の基盤として 私の根底を 地下水脈のように 以来 常に流れています。


歌3.jpg
 

 
タグ:歌番組
nice!(360)  コメント(90)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 360

コメント 90

nyankome

幼いころから自我が確立されていたのですね。
大人になってもそうでない人が多すぎて・・・。^^;)
by nyankome (2010-10-14 09:30) 

Mizuru

未だに子供の様な甘い考えをしてる自分にとって
しっかりした考えをされ
素晴しい事だと思います。
by Mizuru (2010-10-14 09:57) 

みそぎ。

私も小学高学年頃に・・・
悶々と考え込んだ頃が有りました。
今、思い出しても不思議でなりません。
by みそぎ。 (2010-10-14 11:39) 

ぼんぼちぼちぼち

nyankome さん
Mizuru さん

自分自身で 自我が確立していると自覚したことはあまりなくて
自分は こういう考えでしか生きられないって感じでやしたね。
流される気質のほうが 生きてて楽かも・・・って感じることは多々ありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 11:41) 

つなみ

普通は親に愛されたいから、甘受してしまい、
あとで大人になってから、または大人になるにつれ、
シマッタなことになるところで、大体が取り返しがきかない、
気がついてもどうしようもない、なすすべもないと
いったところに至るのだけど・・。
お小さいときからご聡明で、すごい事だと思いマス^^
by つなみ (2010-10-14 11:43) 

レン

昔から、この業界は胡散臭さプンプンでした・・・

それでも、所詮見世物小屋と開き直った方の中にも
夢売り商人としての、希望と誇りを守ろうとしていた
少数の人々も居たことも、事実です。
by レン (2010-10-14 11:52) 

ぼんぼちぼちぼち

みそぎ。さん

みそぎ。さんも考えてしまいやしたか。
子供の頃は、今思うと 当たり前のことを
えんえん悩んでしまったりしやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 11:52) 

vientre-dolor

親のさりげない一言がトラウマになる事ってありますよね。
子供だから話しても分からないと勝手に解釈されて、
発言に至った核心部分を隠すのは、多くの親の悪い癖だと思います。
by vientre-dolor (2010-10-14 12:37) 

hatumi30331

すごいですね、小学生の頃から、そんな風に考えていたんですね。
そう言えば、私は、人に押し付けられる事が異様に嫌いで・・・・
それは、子ども頃にイヤイヤ食べさせられ続けた梅干しのせいで・・・この話し長いので・・・(笑)
過去記事に書いた事があります。
・・・ですから、今もきらい! 押し付けられる事も、梅干しも!
あんまり関係ないですが・・・(笑)
でも、トラウマってあると思います。
自分に影響を与える人の言動は、かなり響きますね。
良い事も、悪いことも・・・。 ちなみに、役者さんに憧れた時期もありました〜〜♪ ミーハーで〜す!(笑)
by hatumi30331 (2010-10-14 17:21) 

モッズパンツ

真っ黒で苦くて熱いコーヒーと 真っ白で甘くて冷たいアイスクリームが合わさり、ウルトラQのようにw、ぐにょぐにょに渦巻いた感じ、訳の解らない状態。何だか、苦悩の塊のようで、カコイイです。子供の頃、父親から歌謡曲の番組はくだらないものと言われておりましたので、何だか分かります。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2010-10-14 18:01) 

maki

生き馬の目を抜く芸能界。
ポット出でチャラチャラしているうちに消えていく人も多いですが、努力して生き残っている人はホンモノだと思います。
芸能界は派手なので目立つだけで、どの業界でも同じことだと思います。

家族の言動というのは、本人が意識していなくても周りに大きな影響を与えますよね。
うちの親もかなり理屈っぽくて批判的な方なので、楽天的でのほほ~んとした庭だったら良かったのに、、と思うことが多々あります^^;
by maki (2010-10-14 18:32) 

多夢

今日はこちらのブログから失礼しますm(__)m
by 多夢 (2010-10-14 19:22) 

inacyan

私は憧れだけで見ていましたね(^^)
中学の頃は夢中でした、岩崎宏美さんや浅丘めぐみさん、GAROなんかも好きでしたね(o^_’)b
by inacyan (2010-10-14 19:40) 

トックリヤシ

小中学校時代はTVなんか無かった・・・。
でも何を考えて生きていたんだろう・・・何も思い出せない・・・。
by トックリヤシ (2010-10-14 20:17) 

SkyCruiser

自分の中に展開させる理論の要因を、子供の頃の親の考え方の影響にまで遡って探求するというのは、とても凄い発想だと思います。
自分の場合、何年か前に読んだ本で、そういう発想を知りました。
それ以来、自分自身の探求にのめり込んで、ほとんど趣味になってます^^
by SkyCruiser (2010-10-14 20:43) 

b.b.mk2

僕がTVに出てくる人に変な憧れを持たなかったのは、ものごころついた時からドリフがバカをやっててくれたおかげでしょうね(笑)。ただ親しみはかんじましたけどね。
by b.b.mk2 (2010-10-14 21:02) 

yakko

こんばんは。 何も考えず、歌が好きなので「歌番組」を見るのは好きでした。自分とは異次元の世界の人たちでした・・・
by yakko (2010-10-14 21:46) 

akipon

うちのオヤジも年末の歌番組(〜賞受賞とか)を、けって感じで見てましたね。
そして、子供の私はやはり何だか複雑な思いにかられてました。
私は、ぼんぼちぼちぼちさんのように深くは考えてませんでしたが
大人になり、ある程度世間的なことが分かってくると、
この仕事(芸能界)も大変そうだと、つくづく感じるようになりました。
by akipon (2010-10-14 21:52) 

楓〇

子供は、全て受身ですからね。
まして、一番身近な親の言動は、時として
子供の人生を左右するくらいに大きな影響を与えます。
親の言動に疑いを持ったことがなかったけど
家庭を持ち子供を育てる中で
違うんじゃないか?と、言う結論に至り
今もトラウマになっていることがあります。
そんな体験から、親が子供に及ぼす影響など
よく考えるようになりました。(^^)

どんな業界でも生き残るには相当の努力が必要です。
華やかな芸能界も同じですよね。
by 楓〇 (2010-10-14 22:07) 

ぼんぼちぼちぼち

つなみさん

そんな・・・全然すごくはないでやす・・・。
まぁ、これが今の自分の思考の原点だな・・・と。
あと、こういう物の考えをするようになったのを
口に出して言うか言わないかは また別問題なんでやすね~・苦笑。
その辺のことは 後日 記事にしやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 22:11) 

ぼんぼちぼちぼち

レンさん

そう! あっしが強く感じているのは
流行歌の詞にも 素晴らしい文学的なものは 沢山あるということでやす。
並々ならぬ信念や夢を ひしと感ずる作品が幾多ありやす。
それを 純文学は素晴らしくて流行歌の詞は低レベルで・・・
と ジャンルで格付けするのは おかしな話でやす。
素晴らしいか否かは 個々の作品において語られるべきであって。
この辺りのことも、いずれ ひとつの記事にする計画でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 22:23) 

ぼんぼちぼちぼち

vientre-dolor さん

そうでやすね。
まぁ でも、あっしは父親からは 負のトラウマを受けていないと自覚してやす。
母親には、あの世に行っても決して忘れることの出来ない大きな負を背負わされやした。
これについては、一か月くらい先に公開する 海外の 好きな映画監督について書く中で ふれようと考えてやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 22:31) 

ぼんぼちぼちぼち

hatumi30331 さん

そうでやすよね~
押しつけられて好きになるなんて ないでやすよね。
押しつけられること自体を拒絶するようになりやすよね
すごく解りやす・こっくり。
因みに あっしは 帆立とアワビ以外の貝類が駄目でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 22:44) 

ぼんぼちぼちぼち

モッズパンツ さん

ウルトラQ・・・そうそうそんな感じでやす、同世代でやすなぁ~
やはり 歌謡曲くだらないと言われてやしたか、
そこも近しさ感じて ちと嬉しいあっしでやす(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-14 22:52) 

雪吹

nice&ご訪問ありがとうございますm(_ _)m

家の親はラップとか、V系とかよくわからんといいつつ、
歌謡曲番組大好きで
まぁ、いわば親が観たいのを
皆でみようだったな…今もそうなので
私はネットの有難みを日々感じておりまする~。
by 雪吹 (2010-10-14 23:20) 

minamo

物心ついたばかりの頃に、流行歌(これはもう死語?)を歌ったら、子供がそんな歌を歌うもんじゃないと叱られたことがなぜか鮮明に残っています。
by minamo (2010-10-14 23:38) 

yuuri37

テレビって、あんまり見てない気がします。うちは日本のドラマをあまり見ない家庭でした。歌番組も・・・バラエティーに至っては、禁止に近かったです^^w
友達の話について行けないのがちょっと嫌でした。
by yuuri37 (2010-10-15 00:23) 

エコピーマン

パッと見 表と裏の差が激しい世界は厳しい世界ですね 特にTV業界・芸能界は 残るのは氷山の一角ですからね スターですから
何処ぞの社長やうんたらなんて ただのオヤジですから
生き残ることに大変なのは何処の世界もある意味一緒なのでしょうが
個人的にはそうではない世界もあると思っています
by エコピーマン (2010-10-15 01:36) 

クリンピア

いつもnice有難う。
明日は久しぶりにクリンピア劇場を開演します。
by クリンピア (2010-10-15 08:10) 

ナツパパ

うーん、親として息子にどんなことを言っていただろう、と汗が出ました。
ふと思いつきで言ったことが...と思うと、ちょっと怖いですね。
息子も、自分で物事を考えてきているようなので(それがたぶん反抗期?)、
自分なりの価値基準を作ってくれればいいなあ、と思います。
by ナツパパ (2010-10-15 08:15) 

おじゃまま

面白く読ませて頂きました。
価値観が違うことに気づいたときの衝撃も、よく分かりました。
コーヒーとアイスですか…。
by おじゃまま (2010-10-15 10:04) 

ぼんぼちぼちぼち

maki さん

そう、子供はまず、家庭という世界から出発しやすからね。
親御さん、批判的だったのでやすね。
あっしのとこも、父親はこの程度で厳しい人ではなかったのでやすが
母親の批判的さ加減は、常軌を逸したものがありやした。
やはり、のほほ~んとした家庭に育った人は 羨ましいな 
と 思うことがありやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:15) 

ぼんぼちぼちぼち

多夢さん

へい、どちらからでも◎
そういえば「後ろから前からどうぞ」という歌がありやしたね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:17) 

ぼんぼちぼちぼち

inacyan さん

そうでやすか、多数派さんでやすね(◎o◎)b

ガロ、ちょっとアイドル的なニュアンスで雑誌に出てたりしやしたが
ずっと後になって、アルバム 音楽的にすごくいいよー 
と聞いて 一度 じっくり聴いてみたいと思ってやす。
ボブディランの名前を始めて耳にしたのは「学生街の喫茶店」でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:24) 

ぼんぼちぼちぼち

トックリヤシ さん

そうだったんでやすか・・・。
とすると、ラジオ聴かれてたのでやしょうか?
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:27) 

ぼんぼちぼちぼち

SkyCruiser さん

そうでやすか、自分自身の探求に のめりこみやしたか。
あっしも、親の次に影響を与えたのは 思春期に出逢った本だったりしやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:32) 

ぼんぼちぼちぼち

b.b.mk2 さん

あぁ、なるほど。
「8時だョ全員集合」は、みんな観てやしたよね。

最近、あの番組の頭のコントの映像を観たとき
当時は、別段どうとも思わなかった大道具の技術が
すごいハイレベルであることに気づきやした。
歌舞伎→新劇 の流れを汲むしっかりとした泥絵具の書き割りに
屋台崩しの仕掛け・・・・
それを いつも同じ使い慣れた小屋でやっているんじゃなくて
全国いろんなとこを廻って・・・

改めて 創り手のエネルギーを感じやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:41) 

ぼんぼちぼちぼち

yakko さん

あぁ、やはり 異次元の人 と思って育つかたは多いのでやしょうなぁ。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:45) 

ぼんぼちぼちぼち

akipon さん

年末の○○大賞 異様に盛り上がってやしたよね。
akipon さんも あっしとちょっと似た状況下だったのでやすね。

大変さへの認識は、やはり 同級生のかたを見て・・・なのでやしょうか(◎o◎)b
あれから むしょうにファントムギフトの歌が聴きたくなって
ゆーちゅーぶ探したら すごいいっぱいあって驚きやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 10:55) 

ぼんぼちぼちぼち

楓〇さん

そう、子供は全て受け身、子供は親を選べないんでやすよね。
良くも悪くも 親の影響は 一生つきまといやすね。
子供の頃は当たり前と思って育っても
大人になって 気付いてしまうパターン 多いと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 11:10) 

なゆきし

う~ん深いな~

by なゆきし (2010-10-15 11:35) 

さぼてん

凄い、深い〜
by さぼてん (2010-10-15 11:49) 

かずっちゃ

身長150センチにも満たない頃から自分の信念のようなものが確率出来たのですねぇ。凄いです!
ワタシはこのトシになってもまだ優柔不断です(^^;
by かずっちゃ (2010-10-15 13:55) 

ばん

お父さんの気持は手に取る様に分かりますヨ。

by ばん (2010-10-15 18:15) 

リンさん

私も親なので、深く考えさせられました。
確かに子供って、親が好きな芸能人を好きになるし、「あの人きらい」なんて言うと、嫌いになっちゃいますね。
気をつけよう。

でも、芸能人って華やかだけど、その分色んなものをなくしているんでしょうね。

by リンさん (2010-10-15 18:33) 

atsuko

私の母は教師をしていましたが,
「トロそうな若い歌手が,テレビであがってないと思ったら,
私もあがらなくなった。」と,言っていました。
お父様と共通の感覚があるように思います。
昔の人には,
「テレビ」に対する軽蔑のような感覚があるかもしれません。
by atsuko (2010-10-15 19:07) 

シラネアオイ

こんばんは!私のブログ管理ページの10/15 「不具合」に該当しています。3日遅れのトップページに振り回させています。
by シラネアオイ (2010-10-15 20:30) 

ぼんぼちぼちぼち

雪吹さん

こちらこそ ありがとーでやす。

あ~、世代の相違による好みの違いを受け入れない親御さんは
結構おられるようでやすなぁ。
ネット時代に感謝でやすね\(◎o◎)/
あっしの学生時代は まだネットなかったので
もちっと早く普及してればなぁ と思いやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 21:36) 

ぼんぼちぼちぼち

minamo さん

ええっ! それは厳しいでやすなぁ、うん、ものすごく厳しいと思いやす(◎o◎:
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 21:38) 

ぼんぼちぼちぼち

yuuri37 さん

友達の話についていけなかったのは 寂しかったでやすね・・・。
親が大嫌いな番組は 全然観せてもらえなかったりしやすもんね。
あっしんちは、父親は こんな風に ちょっと不機嫌になる程度でやしたが
母親が嫌いな番組は 絶対観せてもらえなくて
NHKとホームドラマと時代劇と恋愛ものは御法度でやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 21:44) 

ぼんぼちぼちぼち

エコピーマンさん

あっという間に消える芸能人のかた 多いでやすね。
最近 ますます その回転が速くなっているように思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 21:55) 

ぼんぼちぼちぼち

クリンピア さん

こちらこそ ありがとーでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 21:57) 

ぼんぼちぼちぼち

ナツパパ さん

うーーーん、子育て 難しいとお察ししやす。
一人の人間の一生をも左右するんでやすもんね。
まぁ でも、そう自問する親御さんの背中を見て育つと
おかしな人間にはならないように思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 22:05) 

ぼんぼちぼちぼち

おじゃまま さん

あっしの勝手な吐露を 面白く読んでいただけたとは 嬉しい限りでやす。

そう(◎o◎)b コーヒーとアイスでやす。
何もかも違う両極のものが合わさるぐにょぐにょ感
この例えが一番相応しいなー と 思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-15 22:19) 

matcha

僕は、有名人とかに逢っても
あまり動揺しない方と思ってましたが
高校時代にいつものように駅からバスで帰ろうとした時
アントニオ猪木と坂口征二が、こちらに向かって
歩いてきた時は、正直ビビリました(笑・・)。
普通は、サインとか考えるんでしょうが
周りの人通りもまばらで、誰も気付かないのが
反って恐さを増しました。
by matcha (2010-10-15 23:24) 

★まっと★

うんうんと何となく頷いてしまいました。

by ★まっと★ (2010-10-16 05:27) 

イッシー

私のブログへ、Nice &コメント ありがとう。
なにせ、後期高齢者なものですから、あなたのような面白くて長い文章は書けませんが、見習ってがんばります。また遊びにきて下さい。
by イッシー (2010-10-16 06:47) 

そらへい

お父上の思いは、今、テレビを見ている多くの人達の思いと
共通するようになっているのではないでしょうか。
歌い手さんは、たとえテレビに出ていても
一応、歌を歌うという芸をこなしていますが(口パクもあるようですが)
今テレビを賑わしているタレントという種族は・・・
あれもそれなりに芸をこなしているというべきなのでしょうか。
私もお父上とおなじようにつぶやいています。
「チッ・・・テレビに出ているタレントなんて・・・」
by そらへい (2010-10-16 10:06) 

ぼんぼちぼちぼち

なゆきしさん
さぼてん さん

そうでやすか・・・なんかそういう自覚は全然なく書いたもので・・・恐縮でやす・ぺこりっ。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:08) 

ぼんぼちぼちぼち

かずっちゃ さん

今回みなさんのコメントを読ませていただいて
あっしは ものすごく早く自我が確立した人間だったんだー
と 発見させられやした。
そういう意味でも この話題は記事にして良かったと思いやした。
早く自我が確立したからって それが偉いとか凄いとかってわけではないでやすf(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:17) 

ぼんぼちぼちぼち

ばんさん

今も現役で舞台に立たれているばんさんにそう言っていただけて
すごく説得力を感じやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:22) 

ぼんぼちぼちぼち

リンさんさん

そう、あっし自身のことで振り返ると
あっしの母親は 何故だかショーケンが大嫌いで
ショーケンの出てるドラマは 一切観せてもらえやせんでやした。
で、大人になってから 映画に出演されているのを観て
なんていい演技をするかたなのだろう!と驚きやした。

いろんなもの なくされてると思いやす、大変なことのほうが多いと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:30) 

ぼんぼちぼちぼち

atsuko さん

あぁなるほど、あっしの父親にかなり近いものがありやすね。
昔は「新劇の役者は素晴らしいけれど、テレビドラマに出る俳優なんて・・・」
という偏見を持っていたかたもいらしたようでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:36) 

ぼんぼちぼちぼち

シラネアオイ さん

たのむよ~ソネット~しっかりしておくれよ~
ここんとこの不具合続きにはソネットブロガー全員で
そう大合唱したい気持ちでやすよね~(◎o◎:
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:41) 

ぼんぼちぼちぼち

★まっと★さん

音楽のお仕事をされている ★まっと★さんに頷いていただけたとは
かなり嬉しいものがありやす・ぺこりっ。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:45) 

ぼんぼちぼちぼち

イッシー さん

人生の先輩にそんなふうに言っていただけるなんて
恐縮の限りでやす・ぺこりっ。
あっしもまた 伺いやすね(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:48) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

タレントさんという分類は よく解らないものがありやすね。
何でもできるのがタレントなのか
何も出来ないからタレントと名乗っているのか・・・
あっしも 最近のガチャガチャしたバラエティーは
どうも好きにはなれなかったりしやす。
でも、少し前に あんまりいい印象を持ってなかったタレントさん(元々音楽のほうから来た人?)が
映画で すごく深い演技をされていて とても驚いたことがありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 10:59) 

さかしん

私も少なからずあの世界には憧れを持っていました。(未だに持っています。。。)
でも、そのためには色々と大変だと思います。
何もできずにわからずに私は流されて30年以上過ごしていたりします。。
by さかしん (2010-10-16 11:31) 

ケロリ

物語の主人公は、とても大人びた考え方の子だなぁと思いましたが、
実際、子供って大人が思っているよりも、ずっとしっかりしているものですよね。
成長した主人公の言葉で書かれているせいもあるのでしょうか^^
それでもやっぱり、親の言う事は正しい、といったあたり、
アンバランスな、揺れ動く感じが、リアリティを感じる気がします☆
by ケロリ (2010-10-16 16:36) 

ぼんぼちぼちぼち

matcha さん

恥ずかしながら 坂口征二さん知らなかったので 調べてみやした。
柔道会 プロレス会の超有名人なんでやすね(◎o◎)
身体の大きい方はそれだけでも目立つのに
周りが気付かなかったというのは 確かに怖いものがありやすね。
猪木さんは タバスコを最初に日本に紹介したかたでもあるんでやすね。 
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 20:20) 

ぼんぼちぼちぼち

さかしんさん

そうでやすか。
そう、傍目には想像もできないくらい大変なこと いっぱいあると思いやす。
あっしんちの近所(西荻窪周辺)には、
昔は役者を目指してて~ ミュージシャンを目指してて~
という人が結構多いでやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 20:24) 

ぼんぼちぼちぼち

ケロリさん

今回の主人公は、現実のあっし自身でやす(◎o◎)b
そうそう、今 冷静に思い返してみると 思春期初めの頃って とてもアンバランスでやすね。
そうやって ぎくしゃくと軋みながら 大人になってゆくんでやすよね。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-16 20:40) 

よいこ

私自身は、18で親の元から離れるまで親の意見に流され、自分のオリジナルな考え方が出来ませんでした。
ぼんぽちさんは思春期にはまだ早い時期からだから、早熟な子供だったんですね。
だからこんなにいろいろ創作なさることが出来るんだと思います。
by よいこ (2010-10-16 22:45) 

standard55

歌は世につれ、世は歌につれ・・・
『一週間のご無沙汰でした』・・・玉置宏
『やぁやぁやぁ、どうもどうもどうも・・・』高橋敬三
このフレーズが頭に貼り付いています(笑)

by standard55 (2010-10-17 00:55) 

ケロリ

あぁ、そうだったのですね。。。
どうりでリアルなわけですね(^^ゞ
マイナスの意味でアンバランスと言ったわけではないのです。
どうか気を悪くされませんよう。
マンガ映画という響き、懐かしいです☆
by ケロリ (2010-10-17 01:16) 

漣花

小さい時から,深い内容のことを考えていたのですね。
私は,まだいまだに,考える事が幼いように思って,
自分がちょっとイヤになります。
うちの父は,私らがテレビ見てても,自分の見たい番組に
替えてしまうような父で,そのせいなのか,流行の番組とか
見るようになったのは,一般の人より遅かった気がします。
父がダメってものはダメ!!な生活で,今思えば理不尽な扱いを
されていたなと思うのだけど,小さい時は「我が家のような
父と母」になりたいと・・・・・・・今は,なるまい!!と・・・
ハハハ(汗)
by 漣花 (2010-10-17 12:38) 

部長

ぼんぼちぼちさんの歌番組を見る目と、わたしが親の目を盗んで「11PM」とか「トゥナイト」「トゥナイトII」で山本晋也監督のロック座レポートを楽しみに見ていたのと、同じころでしょうか?

ピンクのスポットライトの下で踊る、ストリッパーのお姉さんが、実に美しく、憧れた、ちょっと変な子どもでした。

ぼんぼちぼちぼちさんのように、きっちりとした解釈はできないままなのですが、堕落衝動、破滅衝動みたいなものが当時からあったのかもしれません。

テレビは、わたしは幼いころ児童劇団に入っていたので、エキストラで何度も出演しました。だからテレビの中の人に貴賎の意識がなかったというのもあったと思います。

わたしがもしもっと若くてきれいだったら……ないかあ。
by 部長 (2010-10-17 19:11) 

ぼんぼちぼちぼち

よいこさん

うーーーむ、それが幸せかどうかは別として、確かに そうかも知れやせん(◎o◎:
自分の親や子供の頃の境遇というのは 自分では選べないので
好むと好まざるとにかかわらず そうなるしかなかった というのがあるかもでやす。

因みにあっし、背は大きくなかったのに 外見も とても大人びて見えたようで
11歳の時に髪を切りに行ったら「歳、19歳くらいでしょ」と お店の人に フツーに言われたことがありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 21:29) 

ぼんぼちぼちぼち

ケロリさん

勿論 気を悪くなどしてやせんでやすよ♪ 御安心を(◎o◎)b
ケロリさんの仰ったニュアンス よく解りやす。

マンガ映画・・・「巨人の星」「ゲゲゲの鬼太郎」「エイトマン」「鉄人28号」いろいろありやしたね~!
あっしが幼稚園の頃、好きだったのは
「ジャングル大帝レオ」でやした。

by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 21:42) 

ぼんぼちぼちぼち

standard55 さん

あぁ! 昭和の名司会者のかたがたでやすね\(◎o◎)/
あっしもよく憶えてやす!
その後、夏木ゆたかさんや古館伊知郎さんなど
時代が移るにつれ、しみじみから 笑いを取るアップテンポな司会のかたが出てこられたのも印象に強いところでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 21:56) 

クローヴ

悩んで、考えて、考えて…受け売りじゃない自分自身の考えを
きちんと持つこと…とても必要だと思います。
テレビはかなり自由に観ることが出来た環境でしたけど、
21時には寝るいい子だったので(笑)、ベストテンは中学生から
でした(^^;
by クローヴ (2010-10-17 22:11) 

ぼんぼちぼちぼち

漣花さん

なるほど、お父さまが絶対的な力を持っておられたのでやすね。
ウチと逆でやすね~
(あ、この辺のことは 一カ月くらい先の記事に書きやす)

他のみなさんのコメントを読んでも
自分の家が当たり前で それこそが正しいのだ と思って育ち
大人になって それは違うぞ と思われたかた 多いようでやすね。

今回、改めて あっしはこの話を公開して良かったな と思いやした。
みなさんの 育たれた家庭に対する考えを聞かせていただけ
教科書のように正しいばかりのステレオタイプの家庭って むしろ稀なんじゃないか と思いやした。

あっしは、自分の育った あまり平凡じゃない家庭のことって 他人様に言うべきじゃないのかな って思ってた時期もあったんでやすが
言ってもいいかな・・・って思いやした。

by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 22:25) 

ぼんぼちぼちぼち

部長さん

児童劇団におられたのでやすか!
とんなレッスンを受けられていたのか とても興味深いでやす。

部長さんのストリッパーさんへの憧れは
三島由紀夫が 汚穢を生業とする人に憧れたり 小説「肉体の学校」の 肩にいっぱいフケをためた不良バーテンをカッコよく描いた感覚に近いものがあるように思いやす。

その感覚 解りやす。
それが、あっしにとっては、一連の作文の蟹田氏の存在でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 22:43) 

orange

子どもの頃に親から聞く言葉。とても影響力がありますね。
私の両親ははっきりした価値観を持った人でした。
未だに背中から批判の声が聞こえるようにさえ思うことがあります。
なので子どもたちには絶対にそうはするまいと…仕事の場でも同じです。否定的な価値観の言葉を押し付けないように気をつけています。
ポジティブな言葉が心を後押ししてよい方向へ事柄が進むのを見るととても幸せな気持ちになります。
by orange (2010-10-17 22:45) 

ぼんぼちぼちぼち

クローヴ さん

それは 随分 早寝のよいこさんでやしたなぁ(◎o◎)
ベストテン 盛り上がってやしたよね♪
食べ物を食べさせた何秒後かに歌わせたり
あわただしい駅のホームで歌わせたりと
節操の無さも鼻につく番組でやしたが
視聴率が良かったからか、ここ一番の衣装で登場する歌い手さんも多く
あっしも 毎週楽しみにしてやした\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 22:54) 

ぼんぼちぼちぼち

orange さん

ポジティブな言葉が心を後押ししてよい方向へ事柄が進むのを見るととても幸せな気持ちになります・・・
大きく頷き とても爽やかな気持ちになりながら
読ませていただきやした。
あっし自身は、子供を持たない人生を選択した者でやすが
年下の人達と接する機会が年々多くなり
こうありたい と 日々思っておりやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-17 23:03) 

真夜中のひつじ

ご訪問下さりありがとうございます。
素敵なエッセイを読ませていただきました。
わたくしみたいなガキの文章でなく、
格調ある文言で寄せられていること、敬服いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
by 真夜中のひつじ (2010-10-19 23:34) 

ぼんぼちぼちぼち

真夜中のひつじ さん

こちらこそ ありがとーでやす。
懐かしい歌の数々 楽しませていただきやした。

あっしが自己満足で書いてるものに そんなふうに言っていただけるなんて
恐縮でやす・ぺこりっ。

これからもよろしくでやす(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-20 09:55) 

サァファイヤ

はじめまして。ご訪問ありがとうございます。

いわゆる流行歌の中にも、作詞家、作曲家が時代や自分と戦って出来上がった作品が沢山あると思うのです。
当時は、くだらないなぁ、つまらないなぁ、と思って聞く耳を持たなかった曲を、改めて聴いてみると、その作品の奥深さに圧倒される時があります。

人々の心に響く作品は、作詞家、作曲家、それを歌う歌手の一つでも欠けたら、出来上がらないのですよね。みんながプロじゃないと。
by サァファイヤ (2010-10-23 00:09) 

ぼんぼちぼちぼち

サァファイヤ さん

まったくそう思いやす。
自分が小学生の頃に流行った 当時は意味の解らなかった歌も
大人になって聴いてみて その奥深さに感動したものが幾多ありやす。

流行歌の歌詞は、馴染みのある言葉を紡いで
多くの人が共感できる人物 感情を描いた
時代を象徴する ひとつの文学だと思いやす。 
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-23 10:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0