映画「パサジェルカ」にみる厚情の何たるか  [感想文]

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先日、イメージフォーラム・ポーランド映画祭2012にて、1963年製作の「パサジェルカ」を観ました。

アウシュヴィッツ収容所が舞台の物語ということで 「感動はしても 自分に身近な感情が呼び覚まされることは先ずないだろう」 と我が内に独白しながらシートに座りましたが、果たして その予測は鮮烈に裏切られ、私は、「厚情というものの何たるか」について再認識し 深く共鳴し、こうしてペンを持たずにはおれなくなりました。

「パサジエルカ」(女性船客という意)はもともと----
収容所内で 女看守が一人の女囚人に向けた 己れのアイデンティティの確立を目的とした計算づくの情けが次々と空回りし 絶対的な強者である筈の自身が物理的な行動・結果とは裏腹に精神的に追いつめられ苦しみもがくこととなった 忌わしく恥ずべき封印した過去が、終戦後、新婚旅行の船上で、あの囚人かも知れぬ と思われる女性を見かけたことで まざまざとよみがえり、夫に告白せずにはおれなくなる-----
という、アンジェイ・ムンク監督による 回想型心理劇映画として公開される予定の作品でした。
ところが ムンク監督は、頭とラストの船上のシーンの編集作業と僅かな撮影を残す段階で、不幸にも交通事故で亡くなってしまいます。
よって、その二年後に、ムンク氏に近しいポーランド映画人達が 船上はスチルモンタージュで展開させ、そこに 「ムンク監督死亡のため、私達が、氏の真意は掴めなくとも 遺されたものから制作意図を読み、未結は未結のまま提示します」 という旨のナレーションをかぶせ、メタシアターという構造の映画として発表したものです。
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「厚情の何たるか」は、全く別の二つの地点から 真逆の方向性で以って 観る者に迫り来ます。

先ず一つは----
ムンク監督が 劇中で逆説的に描き切った 女看守の自分自身のための「ニセ厚情」。

収容所で 主要とはいえない任務に配属された恋人もいない女看守は、一見 儚げな佇まいの一人の女囚人に目をつけ、秘かに恋人に逢わせてやったりと彼女の喜ぶ餌を吊り下げ、自分が感謝され 尊敬され、そして、彼女の精神の隅々までも意のままにせむ と もくろみますが、女囚人の心は一分も看守を仰ぎません。
のみならず、彼女の気を引こうとすればするほど、相思相愛の恋人が存在することに嫉妬の感情を覚えたりと、女看守の精神は泥沼に嵌り込み、物理的行動とは反比例して、女囚人のほうが 精神的強者への高みへと昇ることとなります。

私はここに、「人間の精神までも支配しようったって そうはゆかない。 物理的な立場と精神とは別モノなのだ」 と ポーランド人として凛と直立するムンク氏の姿を くっきりとした輪郭で認識しました。
同時に、私の子供時代の母親との関係も 想起せずにはおれませんでした。
私は物心ついた頃から母親に虐待されて育ったので、劇中の女看守と同一の心理を 母親の中に嫌というほど見てきました。
小学三年くらいの時----
母親は、自分に仕立てた服の余り布で私の服を創り、「今日はこれを着て学校へ行け」と言ったことがあり、けれど それはいかにも中年女向けの柄だったので「どうしても嫌だ」と拒んだところ、私を二時間近く殴り続け、それでもおさまらず、今度は 隣家にも響かんばかりの奇声を上げながら、その服を、叩きつけ ねじり上げ 引き裂き、ハタキの先っちょのような細い紐状のちりぢりの残骸に変えてしまいました。
私は ころがったまま、ちりぢりのハタキの先っちょをぼんやりと眺め 「ほら、また正体 現わした・・・」 と、心の中でつぶやきました。

程度や状況の差異こそあれ、みなさんも、このような人間の心理に 一度や二度は遭遇したことがあるのではないでしょうか?
実力はないのに称賛されたくてならない 会社の上司であるとか、同世代の人間からは相手にされない故に 生徒達の人気者になりたい教師であるとか・・・・。

劇中に、犬が毒を盛られたとはつゆ疑わずに好物のチーズに喰らいつき死んでしまう、という象徴的な場面がありますが、----そう、人間は、如何に巧みに仕立てられていたとしても それがニセモノの厚情だった場合、瞬時に見抜き、表層的に応えはしても 心はみぢんも動かないものです。

パサジェルカ.jpg
もう一つは----
監督の死後 作品をこのような形で公開へと導いた 氏に近しいポーランド映画人達の「真の厚情」です。
亡くなったのは監督一人だけで、たずさわっていたスタッフ・キャスト等ブレーン一同は存命していたのですから、「ムンク監督は こういう方向性でこういう意図で撮りすすんでいた」 と ほぼ見通せていたと察します。
詳らかに書き込みのしてある監督所有の脚本が遺されていても不思議ではありませんし 演出ノートも見つかっていたかも知れません。
当然 近しい人達は、それを全て熟読し 認識し 考察した上で、「真意は掴めずとも---」と 未結の形で発表した訳です。
発表された作品には、元女看守が夫への告白を終えた後 どのような気持ちになり どのような行動を取ったのかが描かれていません。
脚本には書かれていた筈です。
けれど、それを完結させなかった。
ムンクがやり残した仕事の 代弁 なり変わり モノマネによる完結は 一切しなかった。
ムンクの仕事はムンクの仕事として そのままに、一歩引いた位置から作品発表へと尽力した。
つまり、これは、ムンク氏に対する これ以上はない敬意の表しかたであり、これこそが「真の厚情」に他ならないと 私は思います。
もしも、「ムンクのことだから こう撮ってこう編集してたに違いないよ。 奴の表現世界は 俺達が一番よく解っているんだから」と、撮り上げ編集し上げたとしたら、それは大変な思いあがり 傲慢 ムンクの死を利用した自分達の売り込みです。

監督 突然の死により 不運にも完結に至らなかったけれど、しかし、偶然にも 劇中のテーマと同一のテーゼを真逆の方向から力強く後押しする作品となった 映画「パサジェルカ」。
類い稀なる構造の、これも 世界映画史に遺り続ける達作の一つだと 私は思います。
そして、未熟なりにも、決して 女看守のような人間にはなるまい、ムンクに近しい人達のような人間を目指そう----と、深く 固く 自身に誓いをたてずにはおれない感情に突き動かされた次第です。
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koume

心が動かされました。
どこかで、実力がないのに賞賛されたい気持ちが
少なからずとも、あったと思います。
人として、まだまだ未熟ものでした。
私もムンクに近いひとたちのような、厚情がある人になりたいと思いました。(文章力もつけたいです。)



by koume (2012-12-17 09:03) 

beny

 打算からの行為は見透かされますね。
親切の押し売り、恐いです。
by beny (2012-12-17 09:54) 

さうざんバー

人に認められたい!自己顕示欲の塊です(^^;)ゞでも、その為に人を傷つけようとは思いませんでした(^^;)でも、少なからず傷つけてきたでしょうね(--;)未熟なので、日々修行です(^^;)ゞ
虐待を受けながらも、心が揺らがない!強い心をお持ちで羨ましいですし、凄いと思いました(^^)v
by さうざんバー (2012-12-17 10:31) 

ackylacky

虐待といじめとか、されている方はには、している方の心の弱みがよく見えるんです。弱点を世間に宣伝するようなものですから、止めた方がいいですね。
集団の中で上位に立ちたいのは人間の本能なのでしょうがないですが、福祉の世界では、相手に親切にするフリをして支配しようとする人が多いです。
by ackylacky (2012-12-17 11:14) 

水無月

気になる映画です!
by 水無月 (2012-12-17 11:56) 

サンダーソニア

貴方がこうして生きていてくださって よかったと思いました。
by サンダーソニア (2012-12-17 13:34) 

かずのこ

ドキドキしながら読ませていただきました。
by かずのこ (2012-12-17 18:03) 

さきしなのてるりん

この手の記事を読むたびにつらいものがあります。
by さきしなのてるりん (2012-12-17 18:12) 

ちゃーちゃん

こんばんは!!
お久しぶりです・・・お母さんの記事の所でビックリしました。
子供の虐待で死亡させる親がいる事を報道される時、心が痛むのですが、
ぽんぽちぽちぽちさんが子供の頃、お母さんにこうした仕打ちを受けて
おいでだった事を知り事実なのか?と想像の域を脱しません。
どの様にしてお母さんからの虐待から逃れて育って来られたか・・・
強い心をお持ちでしたのですネ・・・
こういう子供のカウンセラーになって下さると良いのでは?と思います。
(お気に触る無い様でしたらご免なさい。削除して下さいネ)
by ちゃーちゃん (2012-12-17 21:39) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

さっそくたくさんのコメント ありがとでやす・ぺこりっ。
長い文章にも関わらず 読んでいただけて恐縮でやす。

この作品、チャンスがあったら 是非 観てみられてくださいでやす。
収容所内の二人の感情は 女看守の語りで説明されるので とても解り易いでやすし
女VS女の話なので、特に女性のかたは、身近な人に当てはめて考えたりしやすいのではないか と思いやす。
また、アウシュビッツ収容所の様子もリアルに描写されているので
そういった観点からも 観る意義の大きな一作だと思いやす。
DVDにもなってやすが、んーー・・・・大手のレンタル屋さんにある可能性は低そうだな・・・

そう、誰しも、他人に認められたい・称賛されたい って気持ち ありやすよね。あっしもありやす。
でもそこで、ニセ厚情の押し売りみたいなさもしい作戦は この作品を観て 改めて したくないな・・・と思いやしたね。
自分が出来ないことを人が出来て称賛されていたら 確かにチッキショーって感じる。
そんな時、秘かに人一倍努力して 出来ないことを出来るようにする人って
何よりもかっこいいと思いやす\(◎o◎)/
自分では何の努力もしないで自分の下(子分)を作ることで安心したい人は 軽蔑しやす(ーoー)

>福祉の世界では、相手に親切にするフリをして支配しようとする人が多いです。
あ、それ、以前 福祉に関わる友達が まったく同じことを言ってやした。
その時は あっしも若くて「えっ!?なんでー?」って解らなかったのでやすが
今は ものすごくよく その心理構造が解りやす。
勿論、まっすぐなお気持ちできちんと福祉の仕事をされているかたも たくさんおられる訳でやすが。

あっしは、虐待から逃れることは出来なかったでやすね。
ちょっと打ちどころが悪かったら死んでても不思議ではなかったな・・・ということもしばしばありやした。
・・・まぁ、逃れるところがないから 強くなるしかないわけで・・・
で、逃れるところはなかったけれど、ちょっと救われる・薄らぐよりどころはありやした。
---「そんなことで救われた・薄らいだ なんて軽薄な人間だな」って軽蔑されるかもでやすが---
あっしんちは経済的には豊かで、母親は父の稼いだお金を湯水の如く使うことを 父に対するうっぷん晴らし(母親に言わせると 望まぬ妊娠をさせた復讐)の一つとしてたので
外食とか高級スーパーの総菜とか、美味しいものは いつもいっぱぁい食べていられ
正直、それが 救いになってやした。
心身共に虐待されて その上ひもじかったら どうしようもなかったな・・・と 振り返り思いやす。

いえ、あっしのような未熟者は カウンセラーなんて出来やせんよf(◎o◎)
・・・一言、あっしと同じ境遇の子に言葉をかけるとしたら
「自分は何んにも悪くないんだよ」と言いたいでやす(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-18 00:47) 

sadafusa

あああ、ぼんぼちさんところのお父さんとお母さん、うちの父母にそっくりです。父は外に遊び歩いて、知らない兄弟姉妹ゴロゴロ。

家では、母親が恨めしそうな顔をして、「ウチのおとうさんはね、世界一すばらしい人なのよ、オカアサン、こんな人と結婚できて、本当にシアワセなの!」とかいいながら得体のしれない新興宗教に入りまくって、そして善人であることに努めようとするんだけど、あるとき、そういうココロの綻びがどこかででるんだよね。

で、何かが起きるんだけど、恐ろしすぎてアタマの中でデリートを自動的にしてますね、いまだに。

わたくしは、幼児時代は全くのこと、小学校時代の記憶も中学校時代の記憶もトモダチの名前さえ、憶えておりません。

好きだったのは、外国の恋愛小説。
「ジェーン・エア」がお気に入りでした。あああ、な~んて暗い少女時代。

わたくし、こういう偽善者は今でも大嫌いで、一見「良い人」が善行を施してナルシスティックに酔いしれているところをみると、絶対にいじめたくなりますね~。

父親はまぁ、だらしないけどこういう男どこにでもいると思うよ。

母親は徹頭徹尾キライなタイプ。
今でも母親とは疎遠で、なるべく会わないようにしてます☆
by sadafusa (2012-12-18 00:56) 

まほ

高尚にして難解ですね。
私など、観ても理解出来ないかも知れません。
ただ、偽善は嫌いです。
思っていることと、口に出すことのギャップを持たない人間になりたいと、
ずっと思っています。
たとえそれで、自分や相手を傷つけようとも、
思ってもいないことを言うよりも、ずっと良いと思います。
by まほ (2012-12-18 02:57) 

mwainfo

いつもお寄りいただきありがとうございます。「パサジェルカ」の解説、お見事です。脱帽!
by mwainfo (2012-12-18 11:19) 

ゆう

何も考えず、ただにこにこして、暮らしたい。
誰も傷つけることなく、誰からも傷つけられず。
自分のジェラシーが邪魔をするんですよね。やれやれ。。
by ゆう (2012-12-18 19:29) 

ハンタ

記事を読んで、ものすごく興味を持ちました!
今度レンタルショップで探してみます。
by ハンタ (2012-12-18 20:05) 

ケロヨン

こんばんわ。

ご訪問&ナイスありがとうございました。
心動かされる内容で、ぜひ見てみたいです。
私の亡き父は、手は出さずも説教と称しては
数時間怒鳴りまくり、常に不機嫌でした。
父の機嫌を取ることだけがすべてのような生活。
これも、躾の名を傘に着た虐待ですよね~。
by ケロヨン (2012-12-18 23:31) 

すーさん

映画からここまで監督やスタッフの内面が解るなんて
ぼんぼちさんの経験に彩られた人生があったゆえですね。
でも、ぼんぼちさんの文章に少なからず共感できた自分も
同時に褒めてあげたい気にもなってしまいました^^。
by すーさん (2012-12-19 10:41) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

あっしの拙い記事により それぞれにさまざまなことを思っていただけて嬉しいでやす・ぺこりっ。
あっしなりにでやすが、今回の記事、ものすごく一生懸命書いたので、書いた甲斐があったな と思ってやす。

そう、たとい暴力をふるわれなくとも 精神の虐待 ありやすもんね。

あぁ、気持ちと裏腹なことを子供に言って 自分を立派な余裕のある人間だと見せたい母親・・・・
でも いくら幼くても そーいうのって 直観的に解っちゃうんでやすよね。

他人と比較して生きるつもりはなくとも やっぱ相対的に優劣や幸せ不幸せを考えてしまいがちでやすよね。
自分より劣った人間を見ると安心する・・・・これは、人間誰しも持ち合わせている感情だと思いやす。
アウシュビッツ収容所の囚人達は、とても細かなヒエラルキーに分けられていたのだそうでやす。
その理由は、上位の階級が与えられた囚人は下の者に対して優越感を持ち 下の階級の者は上位の者に嫉妬し
結果、一致団結して氾濫を起こす可能性がなくなる からだそうでやす。
で、劇中の女囚人は、ヒエラルキー上位中の上位(女看守の書記という仕事)を与えられた人物でやす。

他人より優れていたい・称賛されたいと思うのは 人間やめない限り望み続けることだと思いやす。
でも、心の中とは裏腹の台詞を平気で吐く偽善者にはなりたくないと つくづく思いやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-19 11:27) 

柴犬

個人的に、価値の高い内容です。

正直 鳥肌たちました!
by 柴犬 (2012-12-19 18:25) 

扶侶夢

いい映画を評論していただいてありがとうございます。作品にも興味が湧きましたが、ぼんぼちぼちぼちさんの感受性にも感じ入りました。

>ムンク氏に対する これ以上はない敬意の表しかたであり

同感です。監督が素晴らしいからスタッフにも当然素晴らしいメンバーが集まってくるのでしょうね。
by 扶侶夢 (2012-12-19 19:43) 

ぼんぼちぼちぼち

柴犬さん
扶侶夢さん

あっしなりにエネルギー注いで書いた記事なので、そう評していただけて嬉しいでやす・ぺこりっ。
「観る価値大の映画だよ」とは聞いていたものの 予想を大きく上回る達作だったので
こうして感想文を書かずにおれない衝動に突き動かされやした(◎o◎)b

そう、こういう敬意を表する形で公開されることとなったのも
ムンク氏が如何に偉大な人物だったか の裏打ちでありやすね。
アンジェイムンクは、アンジェイワイダがとても影響を受けた監督なのだそうでやす。
このポーランドフィルムフェスティバルにて ムンクの他の作品も上映されていて そちらも観たかったのでやすが
いかんせん、限られた期間に何日も行ける時間を作るのは難しく
今回はこの一作を観やした。
次のチャンスに、ムンクの他の作品も是非 観たいと考えてやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-20 11:26) 

tree2

私の母親は、精神的虐待のタイプ。行動的暴力でないだけに、親と子の関係では、子は、その理不尽さに気づきにくい。それはボディブローのようにジワジワと蓄積し、内面をゆがめていく。
でも、子は、親子関係を選べませんから、大人になってからででも、自分で修復するしかありませんね。ぼんぼちぼちぼちさんも、私も、それなりに修復できて、まともな社会生活を送っているのではありませんか。
あの時代があってよかったとは思いません。でも、ハッピーな子供時代を送った人には見えないものが見える眼を、与えられたのかもしれません。生きるということの意味の深さ、振幅の大きさを。
その母親は、今年、101歳で、ようやく私を解放してくれました。
by tree2 (2012-12-20 11:27) 

ぼんぼちぼちぼち

tree2 さん

101歳・・・・ようやっと解放されて何よりでやす。 長い束縛でやしたね。
あっしの母親なんざぁ、52歳で突然亡くなってくれたので
あっしは早くに 母親の虚栄心を満たすために強いられていた絵を描く仕事をさっさと止め、趣味を愉しんだり 自分のために生き始めることができやした。
tree2 さんも、これから、ご自分のための人生を存分に満喫されてくださいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-20 21:22) 

そらへい

女看守の心理、支配していながら支配されている・・・
面白いですね。
よく振り返ると、世の中には蔓延していそうですが
案外気づいていないことがありそうです。
by そらへい (2012-12-20 21:38) 

Sizuku

心に響く解説、何度も読ませて頂きました。
ムンク監督に近しい方々の対応に対するぼんぼちさんのご意見に共感しています。
見て、自分の心でも直に感じてみたいと思いました。
by Sizuku (2012-12-20 22:16) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

会社組織の中だと
お局さまと若い女子社員の関係とかに よくあるんだろーなーと想像してやす。
自分が当事者・・・特に支配する側だと 気付きにくいかも知れやせんね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-22 12:16) 

ぼんぼちぼちぼち

Sizuku さん

共感していただけて嬉しいでやす・ぺこりっ。
あっしは通常、人それぞれ好みが違うので 「オススメ」という言葉は使わないのでやすが
この作品は「オススメ」でやす。
何故なら、記事中でも綴っているように、誰しもの自分の身近なところでしばしば展開される感情であり、自分につきつけて考えたい映画だからでやす。
レンタル屋さんにある可能性は低いかもでやすが、チャンスがあったら 是非 観てみられてくださいでやす(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-22 12:32) 

lequiche

素晴らしい映画評ですね。
タイトルは聞いたことありましたが内容を知らなかったので
大変参考になります。(^^)b
by lequiche (2012-12-24 00:56) 

ムース

パサルジェルカ、有名な映画で題名だけは知っていたいのですが、自身の映画歴を振り返り、まだみていないことが分かりました。尤も、観たのに忘れてしまうとか、そもそも観かたに問題があるわけですが、やはり映画は集中して深く観ないといけませんね。是非機械あれば観てみます。
by ムース (2012-12-24 12:52) 

ぼんぼちぼちぼち

lequiche さん

お誉めの言葉 とても嬉しいでやす・ぺこりっ。
あっしなりに かなりエネルギー注いで書いたので 書いた甲斐があったなぁと思いやした。
機会があったら 是非、観てみられてくださいでやす(◎o◎)/
 

by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-25 13:16) 

ぼんぼちぼちぼち

ムース

「あぁ 観てほんとうに良かった」と感じる達作だと思いやす。
是非、チャンスがあったら観てみられてくださいでやす(◎o◎)b
DVDを家で観ようとすると、つい 何かをしながら観てしまうので 結果、集中できなかったりしやすね。
あっしも しばしば反省したりしてやすf(◎o◎)

by ぼんぼちぼちぼち (2012-12-25 13:25) 

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