2011年 ぼんぼち・劇場公開映画感想--日本映画編--  [感想文]

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前回記事「2011年 ぼんぼち・音楽ライヴ感想」に引き続き、今日は、私・ぼんぼちが この一年間に劇場に出向いて鑑賞した日本映画作品の感想を 述べさせていただきます。
----なお、制作時代・役者さん別にくくりまとめたので、公開・鑑賞順序は 不同となっております。

先ず、私は熱烈な 山田孝之さんの演技のファンなので、山田さんが出演されている作品は 全て 劇場に足を運ぼうと決めています。
よって、今年は 以下を観るはこびとなりました。
「GANTZ」
「太平洋の奇跡--フォックスと呼ばれた男」
「アンフェア」
「指輪をはめたい」
この中で、特に観後感の尾を引いた作品は-----
「太平洋の奇跡」と「指輪をはめたい」です。

前者は、原作は米国人、脚本も日米共同という理由によるものだと察しますが、戦争モノでありながらも、べったりとした湿度の高すぎる押しつけがましさが無く、純粋に感動を覚えました。
兵隊中の兵隊といった役どころの山田さんの演技にも、ピッ!と全身に神経を張りつめさせて敬礼をするところや 憤りに呼吸を荒げるところなど やはり流石だなぁと 改めて観惚れました。
山田さん以外の役者さんについて 一言 言及すると----
私は、唐沢寿明さんの演技は 今回 初めて観ましたが、あれ程いい芝居をされる役者さんだとは想像だにしていなかったので、先入観というものを持っていないつもりでも 自分の中にそういったものが まだまだある事を少し恥じ、驚き 圧倒されました。

「指輪をはめたい」は、コマ落としや八ミリで撮った風な画も挿入されていて 映像的に 非常に私の嗜好に合い、観ていて心地よく、DVD化された折りにもくり返し愉しみたい と思える作品でした。
勿論、そういった映像表現が合う方向性か否か というのはある訳ですが、映画という手段を使って作品創りをするのであれば、商業の劇映画でも このくらい 映像ならではの手法を動員してほしいものだというのが、舞台よりも映画こそが好きな者の気持ちとしてはあります。

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他に、商業映画の新作だと「あしたのジョー」を 友人と新宿に観戦にゆき、力石役の伊勢谷友介さんと段平役の香川照之さんの演技の完成度の高さに カウンターパンチをくらいました。
少し余談になりますが、その夜、友人は はしごの末のワインバーでダウンし、二時間後に奇跡の復活を遂げ、なんとか終電に飛び乗るも、中央線は大雪で止まり止まりで、この日は あらゆる意味でカウンターパンチでした。

又、高度成長期にもワープし、当時という時代を それぞれの作品の視点から再認識することで この 2011年を鳥瞰・考察できたことも 有意義であったと考えています。

己れの意志で頑張れば成し遂げられるのだ!という前向きなエネルギー溢るる 藤木悠さんが熱血若手サラリーマンを演ずる「ガンパー課長」。
ありとあらゆるアナログ特撮をギュギュッと詰め込んだ 三木のり平さん主演の「孫悟空」。

アイドルという存在が 現在(いま)からしたら笑ってしまうくらいに虚構性高く ファンも純朴だったことを裏打ちするような ザ・タイガースの「世界は僕らを待っている」。
----何たって、クライマックスの場面で スクリーンの中のジュリーが「映画館の皆さんも ご一緒に歌ってください!」と 呼びかけるのですから!
それと、今や日本を代表する名優・岸辺一徳(当時は おさみ)さんが 役者デビュー遥か以前のこの時、どんな演技をされているかも 気になるところでした。
他にタイガース映画は、同日「華麗なる招待」も観ました。

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そして、何といっても 強烈だったのは、三島由紀夫主演の二作です。
「からっ風野郎」「憂国」。

前者は、ラストはぶざまに殺されてしまうサエないヤクザの役で、三島氏は、かねてからの汚穢願望を疑似体験することが叶い、カタルシスの海に浸れ、さぞや気持ちの良かったことと察します。
演技の巧さにも 目を見張るものがありました。

「憂国」については、過去記事「映画『憂国』」で すでに書いた通りに、日本映画史に残る貴重な達作だと認識していますが、もう一つ、記事にしたのとは別の側面からの意見を述べさせていただくと----
欲を言えば、白黒のコントラストはもっと強いほうが 作品のマチエールに合うと思いました。
商業映画のスタッフが撮ったから 白が飛ぶこと=マイナス という判断基準が根底にあったのでしょうが、あの作品の様式的表現やテーマからすると、白が飛ぶのは あるいは黒がつぶれるのは マイナスでも何でもなく むしろ 作品を力強く後押しする効果になる訳で、前衛映画を撮りなれているスタッフだったら 巧くやってくれただろうに・・・・と。
それが、私が「憂国」について 唯一 残念に感ずるところです。

極めて大雑把にまとめましたが、以上が、私・ぼんぼちが 2011年に劇場で鑑賞した日本映画作品に対する感想です。
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  ○次回 12月29日は「2011年 ぼんぼち・劇場公開映画感想--外国映画編--」を公開しやす○
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夏炉冬扇

こんばんは。
「あしたのジョー」は少年ジャンプ?で愛読しました。
by 夏炉冬扇 (2011-12-26 21:37) 

ぼんぼちぼちぼち

夏炉冬扇さん

リアルタイム世代でやすね。
マンガ ものすごい人気だったようでやすね。
あっしはその頃はまだ小さすぎてよく解らなかったのでやすが
大人になってから、寺山修司が色んな形で関わっていたのを知り 興味を持ちやした(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-26 21:55) 

お好み焼き屋のおばちゃん

伊勢谷友介・・・いいですね!仲代達矢なみの「目力」を持った男優ですね!!

by お好み焼き屋のおばちゃん (2011-12-26 22:13) 

Umi-Bozu

今年見た映画は仮面ライダーシリーズのみ・・・ 子供にとっては名作ですけど(笑)
by Umi-Bozu (2011-12-26 22:13) 

ぼんぼちぼちぼち

お好み焼き屋のおばちゃん さん

伊勢谷さん いい役者さんでやすね。
あっしが最初に知ったのは、NHKで白州次郎を演じられているときでやした。
で、その後、「十三人の刺客」で 白州次郎とはまるで正反対の人物像を演られているのを観たのでやすが
あとで出演者名を照らし合わせて 初めて同一の役者さんだと解りやした。
完全に 細胞の一つ一つから別人で、これぞ役者さんだなーーと 感嘆しやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-26 22:36) 

ぼんぼちぼちぼち

Umi-Bozu さん

仮面ライダーシリーズ、連綿と続いているようでやすね。
あっしは詳しくは知らないのでやすが
触角のデザインとか 時代とともにビミョーに変わってるみたいでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-26 22:43) 

まほ

拝見していると、映像的な観点からの視線を強く感じます。
演劇をなさっていたのでしたっけ?
そういう意味で、役者さんもご覧になっていますよね♪
by まほ (2011-12-27 02:37) 

ソレイユ

ご訪問、コメントありがとうございました。
 あしたのジョーは小さい頃テレビでみました。
子供心に緊張感いっぱいになりながら見ていました。
映画だともっと臨場感に溢れて迫力もあるのでしょうね(^^)
再放送を2年ぐらい前にまた見ましたが今度は映画で見てみたいです。
by ソレイユ (2011-12-27 09:14) 

夢旅人

黄色バックにシルエット・・・綺麗だな~!!
シンプル イズ ベスト・・・此の事か?
by 夢旅人 (2011-12-27 10:17) 

ぼんぼちぼちぼち

まほさん

へい、仰るとおり、あっしは映像的な視点で以って観やすね。
元々美術の世界に生きていたので、まず理屈抜きに視覚的バランスの欠落しているものは 映画に限らず とても気持ちの悪さを感じてしまう というのがありやす。

演劇は、やってました なんて言えるほどではないんですがf(◎o◎)
趣味として、演劇史や演劇の構造や戯曲の何たるかを講義で学ぶ中の一つとして
実践 つまり演技のレッスンも ちぃとだけ受けてやした。
演技って何なのか を机上だけでなく内側からも理解したかったので。

で、映画と演劇と両方学んでみて、結果、やっぱ自分は映画のほうが好きだな という答えがはっきり出やした。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 10:38) 

inacyan

山田さんは「勇者ヨシヒコ」なんてのもやってましたね(o^_’)b
コレが又面白かったです\(´▽`)/
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/
by inacyan (2011-12-27 10:49) 

ぼんぼちぼちぼち

ソレイユ さん

アニメ版、モノトーンの静止画になったりスローモーションを使ったりと
圧倒される画がそこここにありやしたね。

映画版は、段平が ほんとにアニメから抜け出してきたみたいに もう そのものでやした。
力石も ものすごーーーーく力石でやした。


by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 10:53) 

ぼんぼちぼちぼち

夢旅人さん

画像に着目してくださったとは 嬉しいでやす・ぺこりっ。
あっしなりにも気に入ってるので。
これは、よく行く近所のカラオケ屋さんの部屋の壁にかかってた布でやす。
どちらのパターンも地はオフホワイトだったんでやすが 黄色味を強く加工しやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 11:04) 

ぼんぼちぼちぼち

inacyan さん

「勇者ヨシヒコ」は、まだ観てないでやす、うち テレビないのでf(◎o◎)
来年DVDで鑑賞するのを楽しみにしておりやすo(◎o◎)o
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 11:09) 

ponnta1351

ナイスと励ましのコメントを有難う御座いました。
新しい年もボチボチ続けるつもりですので、宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
by ponnta1351 (2011-12-27 14:26) 

伊閣蝶

「からっ風野郎」は商業映画としても成功作でした。あのラストの素晴らしい演技で、三島由紀夫という「俳優」を見なおしたくらいです。
監督の増村保造さんは三島とは東大法学部時代の友人だったそうですから、それだけ力が入っていたのかもしれません。
また、「憂国」もすごい映画でしたね。
「切腹」という様式美に魅せられた三島の想いが伝わってくるようでした。

by 伊閣蝶 (2011-12-27 16:25) 

ryuyokaonhachioj

今後もよろしくお願いします。
by ryuyokaonhachioj (2011-12-27 17:57) 

そらへい

私は、この一年、何を
どんな総括が出来るのか?
by そらへい (2011-12-27 21:10) 

ぼんぼちぼちぼち

ponnta1351 さん

こちらこそよろしくでやす。
良いお年を(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 23:04) 

ぼんぼちぼちぼち

伊閣蝶さん

「からっ風野郎」ラスト特に良かったでやすね。
三島の演技も、また 普通なら あそこはエスカレーターが下がるように設定するところを 上りで・・・というのも。

あの場面の体当たり演技で、氏は頭に怪我をしてしまい
傷を隠してヘアピースでの本番だったそうでやすね。
作家活動に支障のない範囲のお怪我でよかったでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 23:20) 

ぼんぼちぼちぼち

ryuyokaonhachioj さん

こちらこそよろしくでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 23:26) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

もし、そらへいさんが2011年に聴かれたジャズの総評を公開されたら 是非とも読ませていただきやすよん(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-27 23:31) 

ディブ松本

生まれ変わる時は、ジュリーの様な容姿で生まれたいと
あこがれていた世代です。

by ディブ松本 (2011-12-28 01:00) 

くみちょう

こんにちは♪
以前も知らなかったわけではないのですが、ぼんぼちぼちぼちさんのブログを読んでから、山田孝之さんに注目するようになった一人です。
こんな私でも理解しやすい描写で、文章を読んだだけで山田さんが気になる…と感じました。
これからもブログ楽しみにしております♪
by くみちょう (2011-12-28 09:19) 

ぼんぼちぼちぼち

ディブ松本さん

タイガース時代のジュリーを見ると、これはもう絶対スターになるよねー♡って美しさでやすよね。

この二作は、銀座シネパトスのジュリー特集に組み込まれていたんでやすが
他の多くのお客さんは 案の定、リアルタイムでタイガースのファンであったに違いない世代の御婦人方で
観映前に、ポスターの写真を撮ったりされてやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 11:38) 

ぼんぼちぼちぼち

くみちょうさん

最高に嬉しいお言葉 ありがとでやす・ぺこりっ。
まさに「ファン冥利に尽きる」といった感でやす。
感動を与えてくれた表現者・作品は 誰かに・・・というより皆に言わずにおれなかったりしやすf(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 11:51) 

にすけん

 まず挿絵は何かの照明ですか?とても美しくいつまでも眺めていたくなりますね。
 音楽も演劇も、ライブに行くたび『人間には五感以外のコミュニケーション回路がある』と確信します。どこまで意図的なのかは判りませんが、いいライブは、この不思議なコミュニケーション回路による伝達を活かす目的が中心にあり、周辺の全てがそのために造り込まれているように感じます。
by にすけん (2011-12-28 12:28) 

ぼんぼちぼちぼち

にすけんさん

挿絵、よく行く近所のカラオケ屋さんの部屋に飾られていた布なんでやす。
どれも 地はオフホワイトだったんでやすが、PC上で黄色味を強く加工しやした。
仰るとおり 照明のような感じに見えやすね。
これは、黄色という色相の持つ力+黒との対比 によるものだと思いやす。

ライヴというものの力、あっしは にすけんさんのような理系方面からの分析は 恥ずかしながら疎くてできやせんが
やはり漠然と そのような「何か」は感じておりやした。
先月 武道館に行ったとき 特に強く感じやしたね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 13:40) 

やなぼー

ちょっと関係ないですが・・・
唐沢寿明とNSXの話は面白いですよ(^o^)
今もどこかで見れるのかな???
by やなぼー (2011-12-28 17:46) 

ぼんぼちぼちぼち

やなぼーさん

恥ずかしながらNSXって何か解らずぐぐりやした。
スーパーカーなのでやすね。
相当な車好きでおられるようでやすね(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 18:40) 

般若坊

年末のご挨拶
今年も押し迫ってまいりました。
東日本大震災の発生と大津波、およびそれに起因する福島原発放射能漏えい事故等々、はっきり言って暗い世相の2011年でしたが、so-netブログに集われた皆様との明るい交流に救われた感じです。
今年一年のご厚誼に感謝申し上げると共に、貴ブログの益々のご発展を祈念しまして、年末のご挨拶といたします。どうぞ良い年をお迎えください。

by 般若坊 (2011-12-28 20:00) 

cafelamama

ぼんぼち様
お久しぶりでございます。
そんなわけで、茨城で畑なぞを作って暮らしています。
よろしければ菜園と僕が演出したCMついてのブログも
覗いてください。
「人生は、時々晴れ」
http://isozaki4322.blog.fc2.com/
by cafelamama (2011-12-28 20:49) 

サンダーソニア

優しいコメントをいただきありがとうございます。
by サンダーソニア (2011-12-28 21:35) 

楽しく生きよう

訪問ありがとうございました。
私も映画やドラマが好きなので今後ともよろしくお願いいたします。
私はもっぱら家での鑑賞派ですのでかなり見るタイミングが遅くなりますが。
by 楽しく生きよう (2011-12-28 21:40) 

ぼんぼちぼちぼち

般若坊さん

年末のお言葉 ありがとでやす・ぺこりっ。
あっしも、地震直後は 東京人ながらも不安な気持ちに迫られる中
ブログ仲間の皆さんに 様々な情報を頂いたり 勇気づけられたりと 随分救われやした。

般若坊さんも、2012年 良い年をお迎えくださいやでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 21:43) 

ぼんぼちぼちぼち

cafelamama さん

イッセーさんに つい魅入ってしまいやした。
生の舞台を鑑賞したことはないんでやすが ビデオでは 殆ど観ているくらい 気になっている役者さんでやす。

イッセーさんの一人舞台は、あまり動かないことと、目前にいるであろう相手から受けるリアクションを殆ど取らないことが突出する個性のひとつでやすね。
普通なら、そうしないと不安でいられなくなるのに、それをやり貫けるのは 凄いと思いやす。

久しぶりに また観たくなりやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 21:53) 

ぼんぼちぼちぼち

サンダーソニア さん

いえいえ、元気になること 幸せになることは 第三者にとっても嬉しいことでやす。
この調子で来年も上向いていきやしょうでやすっ\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 21:58) 

ぼんぼちぼちぼち

楽しく生きよう さん

こちらこそありがとでやす・ぺこりっ。

まぁ、あっしも DVDで観るほうが圧倒的に多いんでやすf(◎o◎)
今、家にテレビがないので(これからもずっとない予定でやすが)TVドラマは 初観自体 浦島状態だったりしやす。
でも、同じものが観れるんだから いっか~と(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-28 22:05) 

扶侶夢

>唐沢寿明さんの演技は~あれ程いい芝居をされる役者さんだとは想像だにしていなかったので

まったく同感ですね。先入観を打ち破る生身の演技力で驚きました。
 “三木のり平の孫悟空”を観られたのですか…それは羨ましい。私の『どうしても、生きている内にもう一度観たい映画リスト』(苦笑)の中に入っているひとつです。いつかDVD化される事を願っているのですが…
by 扶侶夢 (2011-12-29 18:46) 

ぼんぼちぼちぼち

扶侶夢さん

扶侶夢さんも そう感じておられやしたか!
主役の竹野内さんの人物像との対比が 見事に浮き彫られてやしたね。

三木のり平さんの「孫悟空」、DVD化されてほしいでやすよね。
アナログ特撮の使い方のお手本のような作品でやすね。
劇場でも「ほー」とか「あぁ!」とか 感嘆の声があちこちから飛んでやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-29 23:10) 

TAMA

タイガースの映画は全部観てます!
「世界は僕らを待っている」は
ぎゅーぎゅー詰めの映画館で立ち見で観たんですが、
すごく楽しめました。
あれから随分時が流れましたが、
今でもよく覚えてます(^。^)

by TAMA (2011-12-30 00:13) 

ぼんぼちぼちぼち

TAMA さん

おぉ! タイガース映画 全部観られてるとはすごいo(◎o◎)o

「世界は僕らを待っている」
過去にビデオで何度か観てて 是非とも劇場公開があったら行きたい!と待ち続けていた 大好きな作品でやす。

で、リアルタイムで観られたかたに是非 聞いてみたかったことがありやす。
円盤からジュリーが「映画館の皆さんもご一緒に歌ってください!」と呼びかけた場面
観客のみなさん ほんとにスクリーンに向かって「ゴー バウンド!」と叫んだのでやしょうか?
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-30 11:35) 

いそしぎ

GANTZは吉高由里子さん、好きなんですけど見てなかったです。
憂国の映像はうろ覚えです・・・。
ちゃんと映画を見た訳ではなくyoutubeか何かでチラッとだったような・・・。
原作もうろ覚えですが、切腹の描写がエグイのに、読んでいて不思議と不快感がなかったような(後味は悪いですが)、
文章も、映像も衝撃的でない方が、美的なのでしょうかね・・・。
中途半端なコメントですみませんm(_ _)m
by いそしぎ (2011-12-31 23:04) 

ぼんぼちぼちぼち

いそしぎさん

吉高由里子さん、かなり重要な役どころで出演されてやした。

「憂国」原作でも、切腹の描写は 非常に詳らかに書かれてやすが
そこは、直接視覚に訴える映像と言葉の違いでやすね。
小説のほうは、読み手の脳内スクリーンに映し出されるから
どれほど生々しい描写でも、ワンクッションおかれて 柔らかいものとなりやすね(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-31 23:49) 

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