三叉路  [俳句・川柳]


                    

                  半身(はんみ)のみ陽にあたりゐし男去り



三叉路2.jpg




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yoko-minato

半身のみ陽にあたっていた・・・
ということは物思いにふけって
いたんでしょうか?
男の人の持つ哀愁のようなものが
私には伝わりました。
by yoko-minato (2011-11-20 06:09) 

にすけん

 陽が傾く季節ならではのダンディズム、ですかね。中緯度の国でよかった。
by にすけん (2011-11-20 13:24) 

COPP(コップ)

太陽が2つ同時に登れば、まんべんなく日が当たるのですよね。
しかし、太陽が2つだと、両方からの引力で、あっちに引っ張られこっちに引っ張られ、弱いものは悲嘆をみますばい。
日に照らされるのは片身でじゅうぶんですたい。
by COPP(コップ) (2011-11-20 14:58) 

ぼんぼちぼちぼち

yoko-minato さん

哀愁のやうなものを感じていただけたとは 本望でやす・ぺこりっ。
今回の句は、言葉の上では具象だけれど 内容は抽象的な句なので
あっし自身も そう狭く定義づけせずに、読んでくださるかたがたそれぞれに解釈していただけたら・・・と思ってやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-20 22:12) 

ぼんぼちぼちぼち

にすけんさん

へい、この句は、絶対 この季節に公開しないと成立しないよなーってのがありやした(◎o◎)b
理系のかたでこその視点 特に嬉しゅうございやす・ぺこりっ。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-20 22:16) 

くーぺ

三叉路からは足早に歩く「木枯らし紋次郎」の姿を思い浮かべます◎
「あっしには関わり合いのねぇこって・・・」
ぼんぼちさん、今日はこの辺で御免なすって・・・(^_-)
by くーぺ (2011-11-20 22:18) 

ぼんぼちぼちぼち

COPP(コップ)さん

なんか、このコメントで、また新たな記事のヒントをいただけたようでやす(◎o◎)b
来年辺り、太陽が二つあったら・・・そんな仮定の話を書いてみようかな と思いやした。
ありがとでやす(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-20 22:21) 

ぼんぼちぼちぼち

くーぺさん

あぁ! 木枯らし紋次郎、肩で風切る孤独な男の代名詞的存在でやすなぁ。
あっしもそろそろ、今夜は 風呂に入る時間なんで 御免なすって・・・(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-20 22:26) 

Huck_Finn

人間誰しも半分は見えていて、半分は見えてないということでしょうか。
by Huck_Finn (2011-11-20 23:34) 

まほ

私の勝手な解釈では、女性の前から去る男性が想像されました。
女の方を見ないように顔をあちらに向けて、別れを告げて行く男。。。
男の身勝手さが「半身のみ・・・」に表されている感じ?
by まほ (2011-11-21 00:53) 

信州のりんごほっぺ

こんにちは
この季節にピッタリ 哀愁を帯びた句ですね
by 信州のりんごほっぺ (2011-11-21 11:49) 

ぼんぼちぼちぼち

Huck_Finn さん

そういう解釈をしていただくの大歓迎でやす(◎o◎)
光と影 とか 陽と陰 とか 人間・事象には、半分は見えない闇の部分がある・・・というような。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-21 11:57) 

ぼんぼちぼちぼち

まほさん

なるほど! その見方、あっしは思いつきやせんでやした。
確かに ばちこーんと成立しやすね。
その場合の 男は やっぱ 中年の所帯持ち・・・だなぁ。
で、女はまだ若いの。 結局 遊ばれちゃったの。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-21 12:05) 

ぼんぼちぼちぼち

信州のりんごほっぺ さん

ありがとでやす・ぺこりっ。
この季節にピッタリの信州のりんごほっぺ さんにコメントいただけて嬉しいでやす。
因みにあっしは、紅玉が好きでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-21 12:08) 

土芽

半身にあたる陽ですらも弱弱しくて、力ない感じがします。
by 土芽 (2011-11-21 20:49) 

ねじまき鳥

ご訪問&nice!ありがとうございます^^
by ねじまき鳥 (2011-11-21 22:14) 

ぼんぼちぼちぼち

土芽さん

そういう雰囲気まで感じてくださったとは 嬉しいでやす。
こさえた瞬間に「公開するのは 晩秋だよなー」と あっしの中で すぐに決定しやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-21 22:17) 

ぼんぼちぼちぼち

ねじまき鳥さん

こちらこそ ありがとでやす(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-21 22:19) 

めいちゃん

んん~ この人は そうして 半分しか 陽に当たらないのか?

きっと、何かを見守っていて、安心して去っていったのかな??と
ちょっと想像してみました。
by めいちゃん (2011-11-22 11:39) 

ぼんぼちぼちぼち

めいちゃんさん

なるほど、そういう解釈も成り立ちやすね。
何に安心しのかな と あっしもあれこれ想像してみやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-22 12:28) 

セイミー

ご訪問いただき有難うございます
俳句の世界は語彙が解脱し燃焼した心の表現だと思います
友人が句集を送ってくれました
by セイミー (2011-11-22 22:26) 

ぼんぼちぼちぼち

セイミーさん

そうでやしたか。
ご友人、句集にまとめられたとは素晴らしいでやすね。
あっしなんぞは 無手勝流にこさえているにすぎないんでやすが
やはり、究極の 引くことで構築する世界だと感じずにはおれないものがありやすね(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-22 23:59) 

ちゃーちゃん

こんにちは‼
ちょっと訳ありのうらぶれた男が日の暮れる頃そ〜と姿を隠す様に去って行く所を想像しました・・・かっては世話をした女の所から・・・??
by ちゃーちゃん (2011-11-23 16:04) 

ぼんぼちぼちぼち

ちゃーちゃんさん

なるほど。 コートの襟を立てて肩をすぼめて・・・って感じでやすね(◎o◎)b
で、北風がひゅ~ って。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-11-23 21:57) 

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