秋のバラ柄ワンピースとバラ柄マスク [ファッション]

10月に着る用のワンピースを、もう一着持っていたいな、と、高円寺の古着屋さんの居並ぶ通りを物色していたら、70Sフォークロアのワンピースを主に扱う店で、私の好みと髪色とサイズにバッチリな、こんなワンピースに巡り合えました。

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購入しようと決意した一番大きな点は、写真では解りづらいですが、裾の二段のフリルが、ぐるりと一周ではなく、両サイドのみに付いている所。 とても珍しくて洒落ているな!と惚れ込みました。
このワンピースのデザインは、身頃のラインからしても、70Sフォークロアっぽくなく、時代を超えた さり気なく個性的なデザインと言えますね。
古着を買う時は、服の裏側も入念にチェックして状態の良し悪しを確認するのは必須なのですが、このワンピースは、状態が良いだけでなく、仕立ても非常に良い事が解りました。
タグを見たら、なんと!バレンシアガでした。
私はブランド志向者ではないので、有名ブランドであろうがなかろうが、自分が納得すれば求めるのですが、バレンシアガがこの古着屋さんにあることには、かなり驚きました。
それを、店員さんのマッシュルームカットに丸眼鏡のお兄さんに話したら、「うちは、殆ど日本のものなんですけど、たま〜に外国のも入って来るんですよ」と、優しく教えてくださいました。

さて、ワンピースを買ったら、このご時世は、どんなマスクを合わせるか、に思案が向きます。
迷わず、黒地で赤いバラに緑の葉っぱが小さく付いたものが最適だ!と、手作り通販サイトminneで探し、頭の中で思い描いていたそのものと言っていいくらいに、イメージにビッタリな一品が見つかりました。
商品が届いてリアルに見ると、さすが専門家さんのお仕事!と唸らずにはおれない、繊細で美しい刺繍に、嬉しく驚きました。
minneは、作家さんとメッセージのやり取りが出来るのですが、大変に丁寧で感じの良い作家さんで、その点からも、この商品を選んで正解だったな!と満悦しました。

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ご覧の様に、ワンピースとマスクで ガーリー度100%です。
で、私は、コーディネートは、100%ガーリーではゆきたくなく、あくまでストリート系として着たいので、他のアイテムでハズシを入れてゆきます。

なので、アクセサリーは、ジュエリーではなく、あえて手作りの真鍮を選びました。
西国分寺の手作りアクセサリー&革製品の工房Klangで、何ヶ月か前に、一目惚れし、具体的な目的なく所有していたものです。
こちらの工房のかたも、とても感じが良かった!

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真鍮という素材は、私はこの時に初めて求めたのですが、使い込むにつれて、青錆が出て来るとか。
その趣きも、古着好きの私の好みに合っているので、経年変化も楽しみにしています。

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足元は、黒のタイツに黒のナイキのエアリフト、鞄は、黒の大きめの革鞄斜め掛けで、ハードに寄せます。
これで、このワンピースのコーディネートは完成です。

また、服に合った歩き方というものがあるので、このワンピースは、膝下10センチほどなのですが、このくらいの丈のガーリーなワンピースって、内股でちょっとヨチヨチした感じで歩くのが合います。
ちなみに、フルレングスの分量のあるスカートだと、爪先でスカートの裾を蹴るようにしながら、ゆったり歩くと合いますし、ワークパンツにゴッツいブーツに軍物コートの場合は、荒野を進む気持ちで、大きな歩幅でぐんぐん歩くと合います。

ともあれ、一着のワンピースにより、私の中で、また新たな一つのコーディネートが仕上がりました。
スタート地点となった古着屋の店員さんをはじめ、このコーディネートを完成させるのに力になってくださった作家さん達とのご縁に、感謝です!



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