勝手に脳内変換される言葉 [独り言]

子供の頃、旅行で 下呂温泉に行った事がある。
まだ小学生だった私は、吐瀉物のゲロを連想しないわけにいかなく、「なんて汚い温泉名を付けるのだろう?!」と 眉をひそめたものだった。 今思い返すと、その地域のかたには 大変失礼な話しだが。

中学で、スケルトンという英語を初めて知った時は、瞬時に脳内で「透ける豚」と変換されてしまった。
「透けてるからスケルで、でも何故 トンなのだろう?」と。
単なる偶然の一致なのだが、そう思わずにいられなかった。

一度目の結婚をしていた頃、テレビを観ていたら、群馬県に在る「殖蓮中学」というのが、ドキュメンタリー番組で出て来て、私は思わず「ウエハス中学〜〜!!」と 大爆笑してしまった。
隣で観ていた元ダンナも同じ連想をしたらしく、「サクサクしてそうだね」と笑った。
私が、「校章は、もぅあれしかないじゃん!」と笑い転げたら、元ダンナも、「そうそう、銀の足付きの器にアイスクリームがポコッて乗ってて、そこにウエハースが添えられてるの」と便乗した。

ブログを始めてまだそう経たない頃、私の写真記事に、「カレイドスコープみたいに綺麗ですね。 私、カレイドスコープって華麗どスコープって思っちゃいます。 だって、『ど』って強調するくらいに華麗だから」というコメントをいただいた事もある。
私も内心 感じていた事なので、「あっしもそう思ってやした!」と 迷わずお返事コメントを入れた。

先日、大好きな 元TBSテレビプロデューサーで後年は文士として活躍されていた 久世光彦さんのエッセイを読んでいたら、エロール・フリンという昔の役者を、久世さんはお若かった頃、「エロ〜る不倫」だとイメージせずにおれずに、「何ていやらしい名前の俳優がいるものだろう!」と 驚かれたと書かれていた。

このように、理屈では単なる偶然だと解っていても、勝手に頭の中で、自分の中の日本語の意味に置き換えてイメージが出来上がってしまう、というのは、多くの人にある様だ。
みなさんは、何かおありだろうか?
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