イタリアビールとワインのコルク [写真]

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小さな店の扉の脇に飾られていた イタリアビールとワインのコルク。
ビール瓶が無造作に置かれていた様と色調に統一感があったところに「これは切り取り方しだいで画になる!」と 迷わずスマホを向けやした。
加工は、より色調の統一感を出すために、少しだけセピアのトーンをかけてやす。
特別変わった写真ではありやせんが、こういう無造作感って、自分では意外と構成できなかったりするものなので、あっしなりにではありやすが、納得している一枚でやす。

モレッティもメナブレアも、イタリアを代表するビールでやすね。
よって、このお店はいわゆる「小洒落たイタリアン」なのでやしょうね。

ところで、まだあまり親しくない男性に「どこに食事に行きましょうか? 何が食べたいですか?」と尋ねると、十人中八人の男性は「小洒落たイタリアンが食べたいっ!」とおっしゃいやす。
もしも本当に 心底、その男性が「小洒落たイタリアン」がお好きなら、それで構わないのでやすが、「小洒落たイタリアン」と言っておけば女はなびく、と思っておられるとしたら、それはとんでもない間違いでやす。
全ての女は、小洒落たイタリアンとスイーツと占いとトレンドに目がなくて、そういう方向に持ってゆけばオトせる!なんて考えは、愚の骨頂でやす。
男性が一億人一億色であるのと同じように、女性だって一億人一億色なのでやす。 当然でやす。女性は単細胞生物ではなく「人間」なのでやすから。
小洒落たイタリアンに始まる一連のステレオタイプで女を釣ろうとするのは、面倒がって大安売りの出来合いの疑似餌で釣りをするようなものでやす。
気合いを入れてターゲットにした女性を惚れさせたいのなら、世界で唯一の疑似餌を、思考力と手間をありったけのエネルギーを注いで作ったらどうですか?、、、と思うことしばしばでやす。


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