「アナタとワタシは似た者同士!」と近づいてくる女性には、もうこりごり [独り言]

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今日の話しは、私・ぼんぼちの 心狭き故の愚痴なんだけどさあ、、、

ぼんぼちね、40才を過ぎた頃から最近までの間に ちょっとしたきっかけで出逢った女性に「ぼんぼちさんって、ワタシとすっごく似た者同士ですよ! だから、友達になってください!」って頼まれて 友達付き合いを始めたことがあるんだ。 合計3人の女性に。
私の側は「あー、この人とは何もかも真逆なほどに違うから、距離を置いて『知り合い』程度で接していこう」と思っていたところにだから、仰天するわけ。

似た者同士か否かって、ファッションとかヘアメイクとか なんとなくの「匂い」みたいなもので、口には出さなくても 瞬間的に判るじゃない。
人間、みんな 何かしらの畑にいて、同畑の人と出逢ったら、ピピッ!があると思うんだよね。
で、自分と真逆の人と出逢った時は「距離を置いて『知り合い』程度に留めておこう、そうするのが一番 人間関係 互いに円滑に過ごせるから」ってなると思うんだよね。 フツーは。

このブログを長く読んでくださっているみなさんはご存知のように、ぼんぼちは中学からアート畑にいて、ファッションも自分だけのファッションを貫いてきて、全てに渡っての考えも嗜好も、流行にはなびかない自己を持っている派。
だから、そういう人に出逢った時は、ピピッ!ときて、すぐ仲良しになれるわけ。

でもさ、世の中には、そういう人間観察力が無いというか 嗅覚が狂ってるというか、そんな人がいるんだなあって。

「友達になってください!」って頼まれたからには、一応は「はい、いいですよ」って言って、心の中では「まあ、2、3回も逢えば、全然違って 何一つとして話しも合わないことが十二分に身に染みて解るだろうから、つまりは、彼女のピピッ!は間違いであったと自覚できるだろうから、逢う度に、ぼんぼちがどういう人間かを徐々に出して『単なる知り合い』になってもらおう」と計画するわけ。

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で、次に2人だけで逢った時に、「私、映画は実験映画が好きなんだよね」とか 「演劇は、四季は嫌いで寺山修司が好きなんだよね」とか 「中学から美術学校行ってて、画学生ってみんな変わってて、手作りしたりリメイクしたりして 他人と似た様なファッションは絶対しないんだよね」とかって、アナタとは真逆に違いますよアピールをさり気なくして、距離を取ってもらおうと努めるわけ。

ところが!!
彼女達のリアクションっていうのは、スッと距離を取ってくれるんじゃなくて、「ええっ?!何でワタシと違うの?!そんなの嫌っ!!そんなの認めたくないっ!!」っていう負の感情が内側に グワ〜ッ!と沸き起こるのが、手に取る様に判る表情をするわけ。
プーッ!とふくれっ面をしたり 「げっ!ありえな〜い!」みたいな愕然とした顔したり 「はぁぁ〜〜、テンション下がるわ〜」って感じで顔しかめられたり。

私としては、「えっ?!何そのリアクション、似た者同士だってアナタが一方的に勘違いして『友達になってください』って頼んだんでしょ?」って、矛盾の気持ちでいっぱいになる。
当然のことながら、そういうリアクションをされると、こっちはすっごいストレス感じる。
一緒にいても楽しくないどころか不快感が膨らむばかり。
のみならず彼女達は、そういったリアクションに留まらず、「私達の学生の頃は、こういうの流行ってて みんなこういう格好しましたよねー」とか 「四季の○○さんって、カッコイイですよね!」とか、執拗に「ぼんぼちさんはワタシと同じ」勘違いから醒めようとしないでいる。

まぁ、こっちも、いい歳した大人ですからぁ、ズバッとハッキリ否定してカットアウトするのもなんなんで、「何もかも違う人間ですよアピール」を逢う度にくり返して 解ってもらってフェイドアウトしてもらおうと思うんだけどさ。
ーーーそう、そういうリアクションされたり 執拗に同調を迫って来られたりしたら、もう「単なる知り合い」でもいたくないよね。

違う人間だと 解ってもらおう解ってもらおうとして、ぼんぼちは、母親に虐待されて 今も死んだ母親を憎んでる話しや、ファッションを基礎から勉強した話しをしても、彼女達は、「ふふっ、ぼんぼちさんって、ほんとはお母さんのこと、好きなんだね」と とんでもない明後日の誤釈をして笑ったり、ファッションのいろはの「い」、つまり、「ファッションの基礎は、バランスを取ることである」ということすら解らないままに、ぼんぼちと対等にファッションの話しをしてこようとして、トンチンカンなこと言ったりする。
ーーー彼女達は、相手の気持ちを汲み取る能力も無ければ 自分自身というものすら解っていないらしいんだよね。

こんなことが3年は続くんだ。
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で、いいかげん、ぼんぼちもストレスマックスになって、ほんとに大人げ無いんだけど、カットアウト手段に出ざるを得ない感情になってくる。

1人目の女性に対しては、桃1箱の贈り物の受け取りを拒否した。
2人目の女性には、メールでズバッと指摘した後、電話もメールも着拒した。

で、今、3人目の女性と、、、この人とはフェイドアウトできるかな、、、と思ってる。
去年の暮に、もう2人で逢うのは嫌だから、口実を付けて 他の人を交えて3人で逢う提案をして、彼女がその日程が取れなくて、正直ほっとしてる。
今年になってからは、一度もメールは来てない。
このまま永久に来てくれなければいいんだけどな。

だってさ、友達って、ボランティア精神や接客業精神や心療内科医精神でなるものじゃないじゃない。
五分五分の譲り合いは大人の礼儀だけど、自分がその人のために犠牲になる義理はないじゃない。

あ〜、次に「ぼんぼちさんって、ワタシと似た者同士ですよ! 友達になってください!」って来られたら、その時点で断ろう、、、

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