人生の重要順位 [独り言]

みなさんは、仕事は別枠として、人生の重要順位ってありますか?
おありだとしたら、それは どの様な事ですか?

私・ぼんぼちは、以下が 人生の重要順位ベスト5です。
1 美容&ファッションへの投球
2 ブログ活動
3 映画鑑賞
4 カラオケを愉しむ事
5 喫茶店でくつろぐ事

1の「美容&ファッションへの投球」は、趣味や愉しみといったお気楽な軽いレベルではなく、はっきり言って、私にとっては命よりも大事な事です。
美容&ファッションへの全力投球が出来なくなると、私の精神は死んでしまいます。
事実、それが出来なかった期間、私の精神は死んでおり、何故 肉体的な死に自分を追い込まなかったかというと、「必ずや いつか明るい未来が来る筈だ!」と信じ、唇を噛みしめて耐え忍んで来たからです。
人間は、半分は肉体で出来ていますが、後の半分は精神で成り立っています。
齢58となった今、これからは、精神が生きる事が出来なくなったとしたら、肉体だけで生きていたいとは思いません。もう耐え忍ぶエネルギーもありませんし、落ちたら復活できる見込みもありません。
私の生は今、美容&ファッションをこのペースで邁進する事で保たれています。

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2の「ブログ活動」ですが、私は、子供の頃や若い頃、自分の思っている事や好きな事を発言するのを許されない状況下に生きていたので、ブログを通して、それ迄の人生で言えなかった 溜まりに溜まっていた事を吐露したかった というのが、ブログを始めた目的でした。
そして、ブログを始めて10年以上となった今、どうしても吐露したかった事は全て吐露しきったので、今現在は余裕を持ってブログ活動をしてはいますが、でもやはり、趣味というのとはだいぶ違う もっと重きを置いた「生き甲斐」といったスタンスでしょうか。
もしも 今後、何らかの理由でブログ活動が出来なくなっても 私は精神的に死なないとは思いますが、クラゲの様に腑抜けになってしまうのは必至です。

3の「映画鑑賞」。
ここから以降は、完全に趣味と言い切れる 愉しみ・ストレス発散の範囲になります。
ブログの過去記事にも何度も綴ってきましたが、私は40才前後の頃に映画と演劇の理論と実技を プロの先生に従いて勉強していました。
これは決して、活動屋や演劇人を目指していたのではなく、より映画・演劇を深く鑑賞・堪能したかったからです。
昔の趣味人(芝居といえば歌舞伎が芝居だった時代の人)は、自身がより芝居を愉しめるようになる為に、踊りやお三味線をお習いしていましたね。それと全く同じ理屈です。
映画と演劇を並行して勉強していた私は、ある時点で「ああ、自分は、舞台よりも映像という表現手段の方が嗜好に合っている」と気づいたので、演劇もまるで観に行かなくなった訳ではありませんが、映画の方を、積極的に愉しみに出向いている という訳です。

4の「カラオケを愉しむ事」は、これはもう完璧に 自己満足・下手の横好き の世界です。
歌は、演技のレッスンの一科目としてしかお習いした事がなく、つまり、演劇の発声法と表現力だけは身につけましたが、音程やリズムは 聴こう聴きまねで、けれど、3分間で一つの世界を一人で構築出来るという事に、得も言われぬ快感を覚えるのです。
私は何か作品を作るにあたって、複数人で一つの作品を作るのは、譲ったり我慢したりもせねばならず、それを多大なストレスと感ずるので、下手っぴでも何でも たった一人で一つの世界を作りあげるのが、性に合い 心地良いのです。

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5の「喫茶店でくつろぐ事」は、私は中学一年から 家庭教師が来る日以外は、一店ないしは二店三店と 毎日違う喫茶店の扉を押してきている 永年の喫茶店マニアである訳ですが、当時はもっと 重要順位が高かったのです。
それが何故、この順位に下がってしまったかというと、「色んな喫茶店に行きたい!」という気持ちは熱くあっても、喫茶店の方が街街から激減してしまったので、物理的に上位になるのは不可能になってしまったのです。
私が中高生時代は、どの街にも四店五店と喫茶店があったのに、今では味気ない大手チェーン店のコーヒーショップしかない街も少なくありません。
今は、年始と酷く体調が悪い時以外は、毎日一店から三店の喫茶店に行っているので、頻度としては むしろ上がってはいるのですが、遠征派ではなく馴染みの街を巡る派というのもあり、今、私がくつろいでいる喫茶店は、よく行く街の ほんの10店舗ほどになっています。
けれど逆に、限られた店に足繁く通う事となり、お店のかたに、顔は勿論 ブラックで飲む事や好きな席を覚えていただけたりと、密な関係になれつつあるのが、嬉しくはあります。

以上が、私・ぼんぼちの、人生の重要順位とその理由です。
みなさんも、人生の重要順位、おありのかたもそうでないかたも、それにまつわるお話し、聞かせていただけると 嬉しゅうございます。

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