たくさんの郵便受け [写真]

20200802_121317.jpg

今回の写真はリアリズムで、一目瞭然のたくさんの郵便受けでやす。
ごちゃっと寄り集まっているところや 傾いでいたりチラシがはみ出しているところが面白いな、と 迷わず撮り収めやした。
庶民性やうらぶれ感 夕暮れ感などが出せたら、、、と 加工はセピア調にしてみやした。
観てくださるみなさんそれぞれに、ドラマを感じていただけたら幸いでやす。

郵便受けといえばーーー
あっしは昔は、ものすごーくありきたりの苗字で、そのために郵便受けに しょっちゅう近所の同じ苗字のかたの郵便物が間違って入ってきてやした。
その度に、その近所の同苗字のかたの家の前まで行き、郵便物を郵便受けに入れてやした。

ある時、郵便配達員が書き留めを持ってきて、判子を押そうと宛名を見ると、うちではなくその近所の同苗字のお宅宛だったので、「これはうちではありません。普段からしょっちゅう葉書きや封書も間違い配達されています」と静かに淡々と言うと、配達員は、「そんなの解るわけねーだろっっっ!!!」と怒鳴って出てゆきやした。

あと、母親が死んだ時に、保険金を受け取りに証書を持って最寄りの郵便局に行くと、局員の女性は、何秒間かパラパラと書類を捲り「この保険金、他の住所に住んでるご家族がもう受け取ってますよ」と言いやした。
あっしが「そんな筈ありません!家族は今の家に住んでる私と弟だけです!!ちゃんと調べてください!!!」と訴えると、3分ほどして、その女性局員は、しらっとした顔で謝りの言葉一つなく 現金を全額出してきやした。

郵便局、民営化になってからはまともになりやしたが、以前は酷かったものでやす。
みなさんの中にも、昔 嫌な思いをされたかたってたくさんいらっしゃるのではないでやしょうか?


nice!(210)  コメント(67) 
共通テーマ:映画