ブロックとレンガ [写真]

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出窓の下に、おそらく邪魔にならない様にとの目的で 並べ置かれていたブロックとレンガ。
ただそれだけのモチーフなんでやすが、ちょっと淡めの色調になる加工を施したら、成立した作品となってくれやした。
淡くまとめるのって、ぼんぼちには珍しく、一見リアリズムのようでいて図案的な作風の所も、あっしなりにではありやすが、気に入ってやす。

レンガといえばーーー
レンガは、あっしにとっては、初恋の思ひ出の物なんでやす。
幼稚園の裏庭にレンガの破片がいつも転がっていて、あっしはしんちゃんという男の子と「このチョコレートかじったの誰〜?」と 毎日同じ事を言って遊んでやした。
しんちゃんは、小柄で痩せてて色白で、髪の毛のやや茶色がかった 風が吹いたら吹き飛ばされてしまうような感じの男の子でやした。
あっしは、しんちゃんのことが大好きでやした。
あっしが何故、しんちゃんのことを大好きだったかというと、子供の頃のあっしは、ドテーッと縦にも横にも大きくて色黒で髪の毛も真っ黒で、そんな自分の容姿がひどくコンプレックスで、要するに、無意識のうちに、自分に無いものを兼ね備えている子に憧れを抱いていたという訳でやす。

その後、小学校に上がっても、自分の容姿は変わらず、好きになるタイプの男の子も、みんな しんちゃんみたいな子でやした。

しんちゃんも、小学校に上がってから好きになった男の子も、今頃どうしてるのかな、、、
ちょっと逢ってみたい気もしやす。


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