ワンピースいろいろ [ファッション]

今日は、私の持っているワンピースの中の特にお気に入りのものを何着かお披露目させていただきたいと思います。


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①襟から胸にかけてと袖口と裾に 鮮やかなミシン刺繍の施されたこの一着は、タイで作られたものだそうです。
古着屋で求めたのですが、一度も着られた形跡がないので、デットストック物だと思われます。
下には紅色のタイトな長袖Tシャツを合わせ、民族調の雰囲気をより強調するために 黒くて丸い小さな麦わら素材の帽子を斜めに被っています。


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②50Sのヴィンテージです。
私は肌の黄色味が強くブルー系の色は基本似合わないのですが、これは柄の中にオリーブグリーンが入っていたおかげで 試着してみたら違和感なくしっくり馴染んでくれました。
加えてサイズもぴったりで嬉しく驚きました。50Sのラインは、サイズがぴったりでないとサマにならないので。
ペチコートをはくとスカート部分が落下傘型にふんわりして、より50S感が出ます。
一時大好きだったボゥディーズの武道館ライブで思い切りツイストを踊った 思い出深いワンピースでもあります。


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③胸元部分は、タイの民族衣装を作る布地が使われています。
色とりどりなのは、染めではなく手刺繍に手作りのボンボンです。
黒い部分の素材はシルクです。
求めたお店のオリジナル商品で、二つと同じものがないという点にも価値を覚えました。
これも、民族調を高めるために、丸くて小さな黒い麦わら素材の帽子を合わせる事が多いです。


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④80S後半から90S前半に作られたと思われる一着。
すっきりしたタイトな身頃に対して 大きな変形パフスリーブがアクセントになっています。
写真では判りづらいですが、変形パフスリーブにはファスナーが付いていて 自分の好みの度合いに開ける事ができます。
ミニタリーのイメージで作られているので、タイトな黑の長袖Tシャツと黑のタイツにシルバーアクセと、辛口でまとめています。


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⑤過去記事「赤い刺繍のワンピースのセルフポートレート」で着ていたのがこのワンピースです。全貌はこうなっています。
丈はくるぶしより10センチほど上くらいと長めで 生地も薄手の木綿でサラッとしているので、初夏に素足で着るのに相応しい一着です。
足元は、あえて甘くまとめずに、ナイキのエアリフトの黒を合わせています。


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⑥身頃も袖もふんわりとボリュームのある一着。
写真では少し彩度が高く出てしまいましたが、実際に見ると、厚手のふわふわした綿素材というのもあり、レンガ色に近い柔らかな印象です。
靴下は臙脂色のタイツ、アクセサリーは、過去記事「指輪いろいろ」で公開したアメジストとトパーズとダイヤが花型にデザインされた大きな指輪を一つだけポン!と着けています。


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⑦40Sのヴィンテージ。
ウエストが少しシェイプされ腰骨の辺りが切り替えになっているローウエストのデザイン。
昔っぽい雰囲気でまとめるために、黒の布地の丸い帽子を合わせています。
私は個人的に、中学生の頃から 黒地に白のレースの付いたワンピースというのが無性に好きです。


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⑧ストンとした身頃に思い切りボリュームのある袖。袖の中程にも大きな刺繍生地が縫い付けられていて程よく透けています。
丈はフルレングスです。
9月頭頃に「今すぐ着られるワンピースが欲しい!」と物色していたら出逢えた一着。
初秋らしい色合いなのに半額になっていて「どうして半額になっているんですか?」とお店の方に伺ったら「春物として入ってきた商品なので」とのこと。
デザイナーさんは、春物商品なのに何故このような秋っぽい色合いのワンピースをデザインし、会社もそれにOKを出したのか、ちょっと首を捻ってしまいましたが、私の立場としては思いもかけぬお買い得品でした。


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⑨過去記事「一期一会を実感した出来事」で、友人と鎌倉散策をしていたらグアテマラから来たと思われるご婦人に感嘆の声をあげられた グアテマラの刺繍のワンピースがこれです。
後ろ側にもきちんと同じ様に刺繍が施されている所も気に入っています。後ろ姿って、意外と人目につくものですから。
下にはタイトな白い長袖Tシャツを合わせています。


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⑩過去記事「ぼんぼち・マルベル堂でプロマイドを撮影する・の巻」で着ていたワンピース。
自分でスタイル画を描き これぞ!と惚れ込んだカーテン生地を持ち込み 仕立て屋さんに仕立てていただいたオーダーメイドです。
ファッション命!のぼんぼち、これまでの生涯でたくさんの服を着てまいりましたが、この一着に対する愛が最も深いです。
ご覧の様に50S調のデザインで、これもペチコートをはくと落下傘型に広がります。
この写真では判りづらいですが、襟元と袖口に切れ込みを入れたデザインにした所も気に入っています。


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⑪ほんの一ヶ月半くらい前に買ったので、まだ一度も街で着ていない新品。
数年前から90Sリバイバルがきていますが、これも、全体のボリューム感といい左右非対称のデザインといい、デザイナーさんは明らかに90Sを意識したと思われます。
けれど、何ヶ所もで紐状にした生地を絞って自分好みのバランスに出来る事や 作られたのが無名の小さな会社である事から、全く同じワンピースに街で遭遇してしまう不運はまず無いと楽観できます。
徹底的にアヴァンギャルドに、赤珊瑚のネックレスを長短二連と あとりえSAKANAさんにお直ししていただいた血赤珊瑚の指輪でキメたいと目論んでいます。


今は緊急事態宣言発令中のために、極力部屋にこもっていなければならない毎日で、気分が沈みがちなので少しでもあげようと、こんな記事をアップしました。
見てくださったみなさん、ありがとうございます。
5月6日が過ぎたら、かなりの暖かさになっているだろうし、早くこれらのワンピースをまとって街なかを闊歩したいです。



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