夜の重機 [写真]

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黄色い重機が解体された家の黄色い一部(これが家のどこの部分かは不明)を掴んだところでその日の作業は終了となったらしく、夜 作業員さんがいらっしゃらなかったので撮らせていただきやした。
遠近感・迫力が出れば と、真正面の低い位置から撮ってみやした。
加工は、ほんの少しだけ明度を上げ、どんより闇夜に溶け込んでいたのを浮き上がらせやした。

少し前に「割れた鏡」というタイトルの写真を公開しやしたが、今回の写真は、それと同じ敷地で別の日に撮ったものでやす。
なので、場所は、都内杉並区・西荻窪の住宅街、あっしんちの近所でやす。

あっしんちの近所、あっしが越してきた二十年前は、古くて大きな一戸建ての多い住宅街だったのでやすが、代替わりか家の老朽化か、まあそんな理由なのでやしょう、あちこちで次々と建て替えが行われてやす。
そして新たに建つのは、それまでと同じ大きさの家ではなく、白くて小洒落た三十坪くらいの建て売りがニ、三棟かアパート。

商店街が、一つ また一つと店が入れ替わって様変わりしてゆくように、住宅街もこうして徐々に変わってゆきやすね。
人様がご自身の土地に何を建てようが、勿論それはその方の自由なんでやすが、古い住宅街が好きなあっしとしては、ちょっと寂しいものがありやす。



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