どちらが上手(かみて)でどちらが下手(しもて)か・その覚え方 [映画・演劇雑記]

演劇やライブ鑑賞好きのかたの中には、意外と 舞台・ステージの「どちらが上手(かみて)でどちらが下手(しもて)」かを知らない または何度聞いても覚えられない、というかたがおられるようです。
なので今回は、舞台・ステージのどちらが上手でどちらが下手かと、その覚え方を簡単に説明させていただこうと思います。

先ず、どちらが上手でどちらが下手か ですが、これは、自分が客席側にいて舞台を観ている時、右手側が上手 左手側が下手、です。
ですから、自分が舞台に立った場合は逆になる訳ですから、自分の右手側が下手 左手側が上手、となります。

次に覚え方ですが、「右肩上がり」という言葉を頭の中に入れておくと覚え易いと 私は認識しています。
そう、よく商品売り上げや観客動員数で使う あの「右肩上がり」です。
その「右」と「上」という語を「右肩上がり」の中から引っ張り出すのです。
自分が客の立場で、つまり客席側にいて「右が上」と。
そうすれば覚え易いし、また一度そうやって覚えれば、まず忘れてしまう事もないとお察しします。
無論、舞台で上手側の方が物理的に高くなっている訳ではなく、言葉としての覚え方の方法です。

そうすれば、演劇やライブを観に行った際に、「三人娘役の一番下手側にいたコが特に声の通りが良かったね」とか「私の席、すごい上手側だったんだけどメンバーの中でダントツ好きなギターの○○さんは立ち位置下手側なのにアンコールで上手側まで来てくれて嬉しかった!」等と、円滑に説明する事ができます。

演劇・ライブ好きのかたがた、もしもお気が向かれたら、この覚え方で「どちらが上手でどちらが下手」かを覚えてみられては如何でしょうか?

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