たくさんのサングラス [写真]

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眼鏡屋さんの店頭で売られていた たくさんのサングラス。
極端にコントラストの強い白黒加工にし、サングラスがサングラスであるという説明ではなしに、図案の様な面白さを目指しやした。
なんだか 斜めに並ぶドット柄のようになってくれた所が、あっしなりに納得してやす。

サングラスといえばーーー
20代後半の頃 カクテルラウンジでバイトをしていた時、黒いサングラスをかけた30代とおぼしき男性のお客さんが来やした。
そのお客さんが帰るや、マスターが「今のお客さん、あんまさんだよね」と肯定的に発しやした。
カウンターを挟んで接客をしたのはあっしだったので、「いいえー、職業はカメラマンさんって仰ってましたよ。写真やカメラ機材の話しもしましたし」と言うと、マスターは、「カメラマンだなんて嘘だよ。こんな夜中に黒いサングラスかけて歩くなんて、あんまさん以外いないよ。あんまさんだよ、あんまさん!」と 聞く耳を持ちやせんでやした。
あっしは、マスターは、バーテンダーというスタイリッシュな仕事をしているけれど、ファッション認識は古いんだなあと思いやした。 当時、マスターは、45、6才でやした。

又、その店で仕事をしていた別の日、50代くらいの男性客に「アンタはピアスをしてるのに、なんでそんなに真面目でおとなしいの?」と 全く以て矛盾してるね、理解に苦しむよ、と言はむばかりの口調と表情を向けられたこともありやした。

最近だと、ファッションタトゥーが流行ってやすが、あれも、年配の人の中には「入れ墨を入れてる人は全員カタギじゃない」と信じて疑わないかたもおられるかも知れやせんね。

ファッション認識なんて、時代とともにどんどん変わってゆくのに、ねぇ。


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