カラオケの課題曲・女性歌手の楽曲も加えました [音楽雑記]

ブルースとブルースロックばかりを日頃から聴き愉しみ カラオケでもそれらのジャンルばかりを歌ってきた私・ぼんぼち、昨年は一念発起して 過去記事「今年の抱負ーーーカラオケ三曲」「カラオケの課題曲を増やしました」(十曲)「またカラオケの課題曲を増やしました」(十曲)にも綴ったように、ロックンロールやポップスなどにも挑戦してきました。
が、これらの記事を公開したところ、幾人もの読者のかたから「ぼんぼちさんは女性なのに女性歌手の曲が一つもないんですね」とのご指摘を受けたので、では、今年は女性歌手の楽曲も何曲か歌えるようにしよう!と 以下の五曲を課題とすることにしました。

「私は泣いています」(りりィ)
「怨み節」(梶芽衣子)
「圭子の夢は夜ひらく」(藤圭子)
「サルビアの花」(もとまろ)
「ロックンロールウィドウ」(山口百恵)

先ず、「私は泣いています」は、マイナーコードの 如何にも暗く重い空気感の楽曲。
冒頭で主人公の女性は「♪私は泣いています ベッドの上で」と相手にアピールし、「♪アナタの幸せ願っているわ 私だけはいつまでも」と 思い遣りのある風を装って〆ていますが、私はこれは逆説であり 実は怨み歌、本心では「アナタのことをいつまでも怨んでいるわよぉぉぉ〜〜」といった詞だと解釈しています。
なので、どよんと怨みがましく、特に 各コーラス了りの三音に、その気持ちをねっとりと込めたいと考えています。
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次に「怨み節」。
梶芽衣子さん主演の映画「女囚さそり」シリーズの主題歌で、作詞は監督を務められた伊藤俊也氏の みぢんも救いのないどん底に不幸せな女の まさに「怨み節」。
梶芽衣子さんは、ポーンと彼方に放り投げるような歌い方をされていましたが、私は、みしっみしっと 地を這うが如き怨念の塊といった迫り方を目指しています。クサいくらいに。
この時代の歌謡曲には、クサさがよく似合いますね。

三番目には「圭子の夢は夜ひらく」。
この楽曲はタイトルからも判るように、故・藤圭子さんの為に 藤さんの実人生を盛り込んで書き換えられた詞で、藤さんの歌い方以外の 別の側面からの解釈を成り立たせるには どうあがいても無理があると思います。
ですから、私も稚拙ながらも、藤さんが歌っておられた歌い方にほぼ倣う形で、ただ ラストの「♪夢は夜ひ〜ら〜く〜〜」の「♪く〜〜」で、それまでの暗黒さを受け入れて肯定する感情で、少しだけ光りを見せたいと思っています。

四番目には「サルビアの花」。
フォーク好きのかたなら「ああ!懐かしい!!」と声をあげるに違いない 七十年代フォークのヒット曲。
もとまろの三人は、詞の内容よりも メロディーとハモリに重点を置いて歌っていましたが、私は、主人公の 純朴な青年の失恋の切ない気持ちを前面に出して 完成させるつもりです。
私の声質は、青年役を演るのに合っているし、青年の感情に入り込むのも好きなので、違和感なく成立させられそうです。

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そして最後に「ロックンロールウィドウ」。
言わずと知れた 山口百恵さんの代表曲の一つですね。
百恵さんは、そのイメージ・品格を損なわないように 凛と歌われていましたが、私は徹底的にロックな歌い方ーーーつまり、蓮っ葉で下品なアバズレ女になりきって歌いたいと 目論んでいます。

以上が、私が今年 稽古し始めている 女性歌手の歌五曲です。
自分の未熟な歌唱力でも形になり、かつ 嗜好的にも歌いたいと思える女性歌手の楽曲は、今のところ この五曲だけです。
なので、昨年課題とした二十三曲に加えて、この五曲も、今年は 愉しみながら稽古に励む心づもりです。

ーーーと、これは余談になりますが、、、
昨年一年間、二日に一度 一日二時間の頻度で稽古をしていたら、右手の親指の右側面の関節の所に ぷっくりとタコが出来てしまいました。
そう、マイクダコです。
私は手汗を非常にかく為、掌でマイクを握ると汗でマイクがツルッと滑ってしまうので、四本の指の指先を揃えて挟むようにして持つのですが、すると必然的に 親指はこの部分が当たってしまうわけです。
たった二日に二時間しか稽古していないのに マイクダコが出来るなんて、真剣に稽古に邁進している人の手には どれほどマイクダコが出来ていることだろう、、、? と思います。
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