元々美しい女性は美しさに対する執着がないのかも知れない [美容]

先日、某美人女優が、違法ドラッグ所持で逮捕された。
彼女は随分以前から、複数種の違法ドラッグを使用していたという。

私がそのニュースを聞いた時、瞬時に浮かんだのは「どうして美しさを損なうようなことをするのだろう?」という疑問だった。
違法ドラッグは健康を損なう。健康を損なうということは、すなはち美貌を失うことである。
美人女優の中でも群を抜いて美しい彼女が、一体何故、自ら貴重な美貌を損なうような行為に及んだのだろう???と。

あまり頭の良くない人で、深く物事の理屈を考えない気質なのか、美貌を失ってまで、違法ドラッグに手を染めねばおれない 多大な精神的ストレスを抱えていたのか、、、?
いずれにしろ、「命よりも美しさが大事」という信念を持っていたなら 絶対にやらなかった筈である。
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ーーーこれは、我がブログの過去記事にて何度となく綴ってきたことだが、、、
私は物心ついた頃から誰にも可愛いと言われたことがなく、10才でニキビ、そして むくみ、かぶれと、次々と醜くなる要素が出現し、決して大袈裟な表現ではなく 思春期青春期とバケモノさながらの顔だった。
友人知人店員 通りすがりのあらゆる人達に、「オエッ!ゲ〜」「ププッ!お相撲さんみたーい!」「気持ちワリ〜イ!」と まさにバケモノ扱いされていた。

その扱われは日々地獄で、何とか改善させたいと、大病院の皮膚科に通ったり、しばしばサラダダイエットを試みたり、我慢できずにうっかり甘い物や油物を食べてしまった時には、喉に指を突っ込んで 胃が空になるまで吐き続けたりと、血の滲むような努力を重ねに重ねていたが、努力の方向が間違っていたようで、バケモノ顔から抜け出せたのは、28年後の38才の時だった。
実技(美術)の成績で学年一を取っても、母親を養うために寝る間も惜しんで働いて日本一の業績を上げても、「でも、お顔がね〜プププッ」と 女性として全否定されていた。

そして、40才になろうという頃ーーー
方向転換して始めていた努力は正解だったようで、顔はひきしまり、肌はツルツルスベスベに変わった。
すると世間の人達は男も女も、掌を返した如く私をチヤホヤし始めた。「ここは同じ国か?!」と疑いたくなるほどに。
業績を上げていた仕事はとうに辞め、チャランポランに好き勝手に生きる人生を歩み始めていた。
けれど人々は、私の顔を誉めたたえ 内面のチャランポランさなど気にならない、、、どころか そういった生き方まで肯定した。

つまり、女性にとって何が重要視されるかというと、一もニもなく「顔」なのである。
勉強で学年トップを獲得することでもなければ、親のために命を削って頑張って働くことでもなく、顔。顔顔顔顔顔、、、、、
私は、バケモノ顔とバケモノから抜け出せた顔と両方体験したので、ハッキリと断言出来る。「女は顔!」理不尽だが、これが世間の現実なのである。

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だから私は、もう二度と バケモノ地獄に堕ちない為に、今も 生きる上での最優先順位は「美しくなる為の努力」である。否、「命より美しくなることが大事」といった方が適切か。
その為には様々な事を犠牲にしている。
旅行に行かない。深酒をしない。美味しいものに出逢ったからと言って食べ過ぎない。夜更かししない。朝早く起き過ぎない。等々、、、
それらを実現できたらどんなにか愉しいだろうかと思うが、あの28年間のバケモノ地獄の辛さを思い返すと 何のそのと、軽々と我慢が出来る。

前述の美人女優はおそらく、産まれた時から可愛いらしく 美しい人生しか体験していないのだと察する。
美しいことが、そしてそれをチヤホヤされることが当たり前で、それ以外の扱われ方をまるで知らずに、ましてやバケモノ顔がどれほどの地獄かなど 想像もつかないのだ と。
よって、自分の美しさをぞんざいに扱ってしまったのだろう。
つまり、自分の美しさがどれほど大きな価値を持っているか、心底 気づいていないのである。
だから、美しさに対して執着がなく、今回のようなうかつな行為に及んでしまったのではないだろうか?と 私は思う。
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