リトルシガー「キャプテンブラック・ダーククリーム」を久々に吸っています [リトルシガー]
私は最近、およそ18年ぶりに、リトルシガーのキャプテンブラック・ダーククリームという銘柄を享しんでいます。
ほぼ毎日、お気に入りの喫茶店で一本と、夜 自室で一本、リトルシガーの為の時間をゆうるりと満喫しています。
喫煙品の類に興味がないかたはご存じないとお察しするので、リトルシガーというものがどういうものであるかを簡単に説明させていただくとーーー
一見、単に茶色い紙で巻かれているシガレット(紙巻き煙草)に見えますが、リトルシガーはシガー(葉巻き)の一種です。
葉巻き用の葉を刻んだものを葉巻き用の葉を砕いて水に溶いてシート状にしたもので巻いた、シガーの中で 最も細く 最もチープなシガーです。
チョコレートに例えると、誰が見ても葉巻きと判る太いシガーが、ゴディバのチョコであるのに対して、リトルシガーはチロルチョコのような、そんなランクのシガーです。
吸い方はーーー
先ず、リトルシガーを、根元から先まで鼻に近づけて往復させて、香りを享しみます。
着火は、マッチまたはライターひとつでOKです。ーーーここは、シガレットと全く同じやり方で、専用の道具は何も必要としません。
そして、頬を軽く膨らませ 口腔内に煙を溜めて 舌を転がす様にして煙を味わいます。
しばらく舌を転がして味わったら、ゆっくり「ふぅぅぅぅ〜〜〜〜」と 煙を吐き出します。
この間、呼吸は、鼻呼吸をします。
シガレットと違って、煙は肺には入れません。
これを何度か繰り返し、一本を吸い了えます。
吸い了りは シガレットの様にムギュウと揉み消さなくとも、灰皿の中にコロンと置いておけば すぐに火は消えます。
以上が、リトルシガーの享しみ方です。
何故、私が約18年前にリトルシガーを吸い始め やめ そして再び吸う様になったかというとーーー
その頃、私は 演劇や映画の勉強を夢中でしているさなかでした。
演劇理論 映像理論 劇作家の研究 日本近現代演劇史 実験映画史 シナリオ作法 等々、、、
その中で 演技の実技を学ぶ ということもしていました。
で、ある時、スタジオ内発表会を演りましょう という運びになり、私はキャストに選ばれ煙草を吸う役をあてられたのです。
私は紙巻き煙草の匂いは苦手なので「どうしたものか、、、」と逡巡していると、演出家に「所詮はアマチュアの習作だから 銘柄までは指定しません。煙草の類なら何でもいいですよ」と言われたので、子供の頃から「いい香りだなあ」と感じていたシガーの、形状だけがシガレットの、このリトルシガーを吸うことにしたのです。
キャプテンブラックのダーククリームを選んだ理由は、幾銘柄か試してみたリトルシガーの中で、個人的にこれが一番 嗜好に合うと感じたからです。
「甘さと辛さのバランスが絶妙だ!」と思いました。
稽古期間・本番を過ぎても、美味しかったために その後も吸っていましたが、リトルシガーは上記の様な吸い方をするものなので、人と話しながらは享しめません。
話しかけられて答えたり 笑った拍子に、うっかり煙を肺に吸い込んだり 逆に一気に吐き出してしまったりするからです。
一人でいる時は寸暇を惜しんで勉強したかったので、リトルシガーを享しむ時間を設けるのがもったいなく、一ヶ月後くらいに やめるともなくやめてしまいました。
そして、約18年経った最近、どうしてまた吸おうと思ったかというとーーー
夢に出て来たのです!しかも三度も!!
キャプテンブラック・ダーククリームをゆうるりとくゆらし、至福の境地に居る自分の夢を 三度も観てしまったのです!!!
それ迄の18年間は、シガーを売っている煙草屋の前を通る度に「あの甘辛い味は美味しかったなあ」くらいの思いで「どうしても吸いたい!」という自覚はなかったのですが、三度も夢に出て来たということは、意識下では 相当に吸いたい気持ちが膨張しているのに違いないと 判断したからです。
加えて、今現在は、時間に余裕のある生活をしているので、これは運命だ!、、、と。
この記事をお読みの方の中には「吸うのは身体に悪いよ」と 忠告したくてうずうずしている方も少なくないかも知れません。
でも いいんです。私は ストレスを溜めながら細く長く生きる人生など送るつもりはなく、好きなことを存分に享しんで 短くとも満足のゆく人生を選びたいと考えているので。
さて、記事も書きあがりました。
書きながら啜っていたコーヒーも空になりました。
黒をアクセントとしたアイボリーの四角い小箱を鞄から取り出し、至福の境地へと越境するとしますか、、、
ほぼ毎日、お気に入りの喫茶店で一本と、夜 自室で一本、リトルシガーの為の時間をゆうるりと満喫しています。
喫煙品の類に興味がないかたはご存じないとお察しするので、リトルシガーというものがどういうものであるかを簡単に説明させていただくとーーー
一見、単に茶色い紙で巻かれているシガレット(紙巻き煙草)に見えますが、リトルシガーはシガー(葉巻き)の一種です。
葉巻き用の葉を刻んだものを葉巻き用の葉を砕いて水に溶いてシート状にしたもので巻いた、シガーの中で 最も細く 最もチープなシガーです。
チョコレートに例えると、誰が見ても葉巻きと判る太いシガーが、ゴディバのチョコであるのに対して、リトルシガーはチロルチョコのような、そんなランクのシガーです。
吸い方はーーー
先ず、リトルシガーを、根元から先まで鼻に近づけて往復させて、香りを享しみます。
着火は、マッチまたはライターひとつでOKです。ーーーここは、シガレットと全く同じやり方で、専用の道具は何も必要としません。
そして、頬を軽く膨らませ 口腔内に煙を溜めて 舌を転がす様にして煙を味わいます。
しばらく舌を転がして味わったら、ゆっくり「ふぅぅぅぅ〜〜〜〜」と 煙を吐き出します。
この間、呼吸は、鼻呼吸をします。
シガレットと違って、煙は肺には入れません。
これを何度か繰り返し、一本を吸い了えます。
吸い了りは シガレットの様にムギュウと揉み消さなくとも、灰皿の中にコロンと置いておけば すぐに火は消えます。
以上が、リトルシガーの享しみ方です。
何故、私が約18年前にリトルシガーを吸い始め やめ そして再び吸う様になったかというとーーー
その頃、私は 演劇や映画の勉強を夢中でしているさなかでした。
演劇理論 映像理論 劇作家の研究 日本近現代演劇史 実験映画史 シナリオ作法 等々、、、
その中で 演技の実技を学ぶ ということもしていました。
で、ある時、スタジオ内発表会を演りましょう という運びになり、私はキャストに選ばれ煙草を吸う役をあてられたのです。
私は紙巻き煙草の匂いは苦手なので「どうしたものか、、、」と逡巡していると、演出家に「所詮はアマチュアの習作だから 銘柄までは指定しません。煙草の類なら何でもいいですよ」と言われたので、子供の頃から「いい香りだなあ」と感じていたシガーの、形状だけがシガレットの、このリトルシガーを吸うことにしたのです。
キャプテンブラックのダーククリームを選んだ理由は、幾銘柄か試してみたリトルシガーの中で、個人的にこれが一番 嗜好に合うと感じたからです。
「甘さと辛さのバランスが絶妙だ!」と思いました。
稽古期間・本番を過ぎても、美味しかったために その後も吸っていましたが、リトルシガーは上記の様な吸い方をするものなので、人と話しながらは享しめません。
話しかけられて答えたり 笑った拍子に、うっかり煙を肺に吸い込んだり 逆に一気に吐き出してしまったりするからです。
一人でいる時は寸暇を惜しんで勉強したかったので、リトルシガーを享しむ時間を設けるのがもったいなく、一ヶ月後くらいに やめるともなくやめてしまいました。
そして、約18年経った最近、どうしてまた吸おうと思ったかというとーーー
夢に出て来たのです!しかも三度も!!
キャプテンブラック・ダーククリームをゆうるりとくゆらし、至福の境地に居る自分の夢を 三度も観てしまったのです!!!
それ迄の18年間は、シガーを売っている煙草屋の前を通る度に「あの甘辛い味は美味しかったなあ」くらいの思いで「どうしても吸いたい!」という自覚はなかったのですが、三度も夢に出て来たということは、意識下では 相当に吸いたい気持ちが膨張しているのに違いないと 判断したからです。
加えて、今現在は、時間に余裕のある生活をしているので、これは運命だ!、、、と。
この記事をお読みの方の中には「吸うのは身体に悪いよ」と 忠告したくてうずうずしている方も少なくないかも知れません。
でも いいんです。私は ストレスを溜めながら細く長く生きる人生など送るつもりはなく、好きなことを存分に享しんで 短くとも満足のゆく人生を選びたいと考えているので。
さて、記事も書きあがりました。
書きながら啜っていたコーヒーも空になりました。
黒をアクセントとしたアイボリーの四角い小箱を鞄から取り出し、至福の境地へと越境するとしますか、、、