お気に入りの器のお披露目 [器]
今日は、私・ぼんぼちのブログの読者のかたがたからのリクエストにお応えして、私のお気に入りの器達をお披露目させていただきます。
①白地に藍色が無造作に散らしてあるところが心憎い 新進の作家物。
吉祥寺のセレクトショップで購入しました。
真上から見ると○ではなく、あえてO状に歪めてあるのも、遊び心が感じられます。
長い方の直径は、13センチほどです。
②黒い筆さばきがダイナミックな一品。
これも、吉祥寺のセレクトショップで求めました。
直径は15センチ。 ほうれん草のサラダに凝った時、よく出動させていました。
③古道具屋で目に留まった印判の小皿2枚。 左の方が、直径11センチほどです。
私は魚のモチーフというのが無性に好きで、今回お披露目しなかった物の中にもいくつか所有しています。
右のは、お正月に相応しい柄なので、おせち料理のとりわけ皿として毎年使っています。
④2品とも織部焼の新進実力派作家・橋口信弘さんの作。 左の方が、高さ12センチあります。
左の方は国分寺の器屋、右は吉祥寺のセレクトショップにての購入です。
最初に左の湯呑に出逢ったのですが、その時、私の織部焼に対する既成概念が良い意味で打ち砕かれました。「こんなに古典を遺しつつも前衛的な織部を作られる作家さんがおられるのか!」と。
他に橋口さんの作品では、直径25センチの大皿を持っていますが、大きくて写真には収まりづらかったので、今回はアップしませんでした。
⑤これも織部焼っぽいのですが、本物の織部かどうかは不明です。
けれど、私の価値基準として「何焼きか」である事より、私自身がいかに納得出来るかが大事なので、このダイナミックさに惹かれ、迷わず購入しました。 直径は11センチほどです。
⑥西荻アンティーク街の1店で求めた直径12センチの小皿。
これも、お正月に合う絵柄なので、おせちの取り分け皿として使う事が多いです。
又、赤いお料理が映えるので、イクラやマグロの赤身などを盛ったりもしています。
⑦高さ8センチの小さな伊万里焼。
黒っぽい料理をほんの少し盛るのが合うので、牛のしぐれ煮や昆布の佃煮などを酒の肴とする時に、出番としてます。
それから、年によっては、これに米を盛って、鏡餅の代わりにしたりもしています。 丁度よい大きさの緋色の正絹の敷物もあるので。
⑧切子のガラスのグラス3品。 真ん中のグラスが高さ16センチです。
いずれも、近所のお宅の玄関前に「宜しかったら、どうぞお持ちください」と書かれた箱の中からいただいてきました。 3品とも手作業によるもので、かなりクオリティーの高い技術が施されています。
写真では解りづらいですが、左のはキリリとした直線による切子、真ん中と右のは、柔らかなテイストの花とツルがあしらわれています。 真ん中と右のは、同じ方向性の意匠なので、同じ工房で作られたものかも知れません。
⑨左、高さ11センチの、1950年代のロカビリーファッションテイストのグラス。
国分寺のジャズ喫茶が経営する古道具屋で、非常に安価な価格で売られていたので、日本製だと思います。
中、お馴染みのレトロなかき氷の器。 本物の骨董ではなくレプリカなので、これもずいぶんとお安く購入しました。
右、江戸切子。 これは、かなり腕のいい職人さんの手によるものです。
少々お高かったけれど、赤の鮮やかさと細かな切子の見事さに惚れ込んで、買わずにはおれませんでした。
⑩左、直径11センチの渋さが魅力の1品。
お茶道具を主に扱う店で見つけたのですが、内側の景色の美しさに、思わず「わあっ!」と声をあげ、即、「これ、下さい!」とレジに直行しました。
右、薄さもマチエールもちょっと金属っぽい、だけどれっきとした焼物の片口。
日本酒を入れるのにもいいですし、炒り豆腐や奴など、白いお料理を盛ると、とても映えてくれます。
⑪アールヌーボー時代、ガレと双璧だったドームは、今現在もドーム社として工房が引き継がれ、新作が生み出されています。
これは、アールヌーボー時代のドームの作品作りに使われた雌型に、当時と同じくガラスを粉状にして詰めて焼く、という製法で作られた復刻版です。 長い所で20センチあります。
私はドームが好きで好きで、だけど本物のアンティークを買えるほどの大金持ちではないので、この復刻版で満足しています。 確か、新宿の伊勢丹で3万円くらいでした。
この1品が、私が所有している全ての器の中で、ダントツ一番のお気に入りです。
ということで、今回の記事は、私のお気に入りの器達のお披露目でした。
見てくださったかたがた、ありがとうございます。
みなさんは、この中で、「これ、なかなかいいんじゃない?」「アタシはこれが好き!」というの、ありましたか?
忌憚ないご意見、いただけると幸いです。
①白地に藍色が無造作に散らしてあるところが心憎い 新進の作家物。
吉祥寺のセレクトショップで購入しました。
真上から見ると○ではなく、あえてO状に歪めてあるのも、遊び心が感じられます。
長い方の直径は、13センチほどです。
②黒い筆さばきがダイナミックな一品。
これも、吉祥寺のセレクトショップで求めました。
直径は15センチ。 ほうれん草のサラダに凝った時、よく出動させていました。
③古道具屋で目に留まった印判の小皿2枚。 左の方が、直径11センチほどです。
私は魚のモチーフというのが無性に好きで、今回お披露目しなかった物の中にもいくつか所有しています。
右のは、お正月に相応しい柄なので、おせち料理のとりわけ皿として毎年使っています。
④2品とも織部焼の新進実力派作家・橋口信弘さんの作。 左の方が、高さ12センチあります。
左の方は国分寺の器屋、右は吉祥寺のセレクトショップにての購入です。
最初に左の湯呑に出逢ったのですが、その時、私の織部焼に対する既成概念が良い意味で打ち砕かれました。「こんなに古典を遺しつつも前衛的な織部を作られる作家さんがおられるのか!」と。
他に橋口さんの作品では、直径25センチの大皿を持っていますが、大きくて写真には収まりづらかったので、今回はアップしませんでした。
⑤これも織部焼っぽいのですが、本物の織部かどうかは不明です。
けれど、私の価値基準として「何焼きか」である事より、私自身がいかに納得出来るかが大事なので、このダイナミックさに惹かれ、迷わず購入しました。 直径は11センチほどです。
⑥西荻アンティーク街の1店で求めた直径12センチの小皿。
これも、お正月に合う絵柄なので、おせちの取り分け皿として使う事が多いです。
又、赤いお料理が映えるので、イクラやマグロの赤身などを盛ったりもしています。
⑦高さ8センチの小さな伊万里焼。
黒っぽい料理をほんの少し盛るのが合うので、牛のしぐれ煮や昆布の佃煮などを酒の肴とする時に、出番としてます。
それから、年によっては、これに米を盛って、鏡餅の代わりにしたりもしています。 丁度よい大きさの緋色の正絹の敷物もあるので。
⑧切子のガラスのグラス3品。 真ん中のグラスが高さ16センチです。
いずれも、近所のお宅の玄関前に「宜しかったら、どうぞお持ちください」と書かれた箱の中からいただいてきました。 3品とも手作業によるもので、かなりクオリティーの高い技術が施されています。
写真では解りづらいですが、左のはキリリとした直線による切子、真ん中と右のは、柔らかなテイストの花とツルがあしらわれています。 真ん中と右のは、同じ方向性の意匠なので、同じ工房で作られたものかも知れません。
⑨左、高さ11センチの、1950年代のロカビリーファッションテイストのグラス。
国分寺のジャズ喫茶が経営する古道具屋で、非常に安価な価格で売られていたので、日本製だと思います。
中、お馴染みのレトロなかき氷の器。 本物の骨董ではなくレプリカなので、これもずいぶんとお安く購入しました。
右、江戸切子。 これは、かなり腕のいい職人さんの手によるものです。
少々お高かったけれど、赤の鮮やかさと細かな切子の見事さに惚れ込んで、買わずにはおれませんでした。
⑩左、直径11センチの渋さが魅力の1品。
お茶道具を主に扱う店で見つけたのですが、内側の景色の美しさに、思わず「わあっ!」と声をあげ、即、「これ、下さい!」とレジに直行しました。
右、薄さもマチエールもちょっと金属っぽい、だけどれっきとした焼物の片口。
日本酒を入れるのにもいいですし、炒り豆腐や奴など、白いお料理を盛ると、とても映えてくれます。
⑪アールヌーボー時代、ガレと双璧だったドームは、今現在もドーム社として工房が引き継がれ、新作が生み出されています。
これは、アールヌーボー時代のドームの作品作りに使われた雌型に、当時と同じくガラスを粉状にして詰めて焼く、という製法で作られた復刻版です。 長い所で20センチあります。
私はドームが好きで好きで、だけど本物のアンティークを買えるほどの大金持ちではないので、この復刻版で満足しています。 確か、新宿の伊勢丹で3万円くらいでした。
この1品が、私が所有している全ての器の中で、ダントツ一番のお気に入りです。
ということで、今回の記事は、私のお気に入りの器達のお披露目でした。
見てくださったかたがた、ありがとうございます。
みなさんは、この中で、「これ、なかなかいいんじゃない?」「アタシはこれが好き!」というの、ありましたか?
忌憚ないご意見、いただけると幸いです。
おはようございます^^
ぼんぼちぼちぼちさんが器(陶器、磁器、ガラス製品など)にこれほど関心が高いとは今まで考えてなかったです。すべてにおいて芸術的ですね^^
わたくし織部は大好きです。このグリーンが何とも言えずわたくしに幸せを呼ぶ。
どちらかと言うと磁器より陶器が好きなわたくしです。
by mm (2024-10-21 06:39)
芸術ですね
by もーもー (2024-10-21 08:43)
どれも素敵ですが、特に最後のガラス作品は芸術ですね。
なかなか作れないと思います。どうやって作られたのか、不思議です。
by mayu (2024-10-21 09:20)
さすがに味のあるものが揃ってますね。
ドームの復刻版も素敵だけれど、ロカビリーテイストのグラスがいいですね。
by 扶侶夢 (2024-10-21 09:25)
う~む!と思わず唸りたくなりました
それぞれの焼き物の個性が滲み出た逸品ですね
あえて選ぶとしたらレジに直行した10番左が好きです
目の保養をさせて頂きました☆ありがとうございました
by ムサシママ (2024-10-21 11:21)
今まで一度も話題にしたことなかったんですけど、
もしかしたら、ぼんぼちぼちぼちさん。って
料理の腕もよいのではないかしら?
この感じの器を使って、お料理を盛り付けるのって、
なかなか難しいと思うんですよねぇ。。。
絵心のある人は、素敵な盛り付け方が出来ますもんね!
by Rchoose19 (2024-10-21 12:39)
どれも素敵ですね
織部も良いし 一番色気を感じたのは12センチの小皿
西荻の骨董屋さんの。
一番上の器も甲乙つけ難くいいわ
切り子のグラスもいいですね
とにかくぼんぼちさんすごくセンスがいい
by kiyotan (2024-10-21 13:50)
どれもが拘りのある素敵な器と感じました。
by よしあき・ギャラリー (2024-10-21 14:02)
あ!”片口”て言うんですね。(⑩)
なんて言うのか判らなかったんですが この形がなんとも好きなんですよね。手作り感のある陶器の”湯冷まし”が欲しいです。実際に使うのではないんだけれど 飾っておきたいんですよね。何時だったか お茶の席で たてていただいた時に 見せていただいたことがあったんですが 流石にお安いものでなくて・・・。^^
左右均等の形は安定した感じで良いんですが ちょっと偏ったような形の陶器が好きです。⑤画像目の器も素敵ですね。^^
by ゆうのすけ (2024-10-21 14:23)
こんにちは。
どれも個性ある・趣ある器とグラスですね。
①の白地に藍色の「無造作に散らしてある」絵柄、出来そうで出来ない精神な勢いある器ですね。
⑧の切子のグラスを小生も数点持っていますが、割ってしまう恐怖あり?使う事が出来ずに棚の奥にしまっています。
⑩の片口焼物・器ですが、口造り(口縁)の薄さと優雅な曲線ラインが美しく好感触です。手にとって「腰」の部分の触感を味わいたいフォルム・形状ですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-10-21 14:30)
多種多様な食器、造詣、質感、
料理に合わせて器にこだわる文化は日本が一番かとおぼえます。
by 猫の友 メルティー (2024-10-21 14:47)
魚の柄のお皿が特に気に入りいました^^。
全身ではなくて体の途中が切れてるように描かれてると、
ますます躍動感がありますね。
by Inatimy (2024-10-21 15:27)
さすがぼんぼちさま、どれもよい品ですね。小生は、4と5の織部焼きに目が止まりました。自分が持っていないというのもありますが、力強さに惹かれます。
by newton (2024-10-21 15:30)
拘りのある素敵なものが揃っていますね。
小さな足つきの伊万里いいですね。
こういうの欲しいな~って思っていたのです。
by kuwachan (2024-10-21 15:41)
①がとっても好みです。藍色の散らし方も、
1つとして同じものがなさそうですね。
形もすてき。切子も大好きなのですが、
なかなか手が届かず…憧れているだけです。
⑪もモチーフが目を引きますね。
by フヂ (2024-10-21 15:49)
②と⑩の合計3つがボクの好みです ^^
ボクは江戸扇子が好きでしばらく集めていました(^^)
by なかちゃん (2024-10-21 16:35)
うわー素敵な器が揃ってますね。焼き物大好きですが
器選びって難しいですね、一目ぼれでつい買っちゃう事も...
白地に藍色の器と渋めの⑩左 が欲しい(*^^)v
by 馬場 (2024-10-21 16:44)
どれもぼんぼちさんらしい器で素敵です。
どのようなお料理を入れているのかと
思いながら見ました。
お気に入りはと聞かれたら5番目の織部焼らしい
というか織部焼の色合いですよね。
それと10番目の器が好きです。
by yoko-minato (2024-10-21 16:56)
私も⑪の器に目が留まりましたね。
by たいちさん (2024-10-21 17:50)
どれもステキですが私は最後のお皿が好きというわけじゃないですが
なんか惹かれました^^
by ごま大福@まろ (2024-10-21 17:52)
⑤が好きです。
by 夏炉冬扇 (2024-10-21 18:01)
どれも「いい仕事してますね」(中島誠之助・鑑定士)と言う感じですね。
てゆーか、私はこういう物には無頓着ですが(^_^;)
by 英ちゃん (2024-10-21 18:35)
どれも好きです☆下さる、と仰ったらどれをいただくか、
という観点から選ぶと…①です。ホウレン草のお浸しも、
たまご豆腐や、濃いもの煮っころがし、果ては餡蜜まで
盛れそうです☆眺めるとしたら…伊万里焼の⑦です。
黒檀の台に置いて飾りたいです(^^* )フフ♪
by あとりえSAKANA (2024-10-21 18:41)
①に一票です。
シンプルで、落ち着いた雰囲気がいいですね。
by kgoto (2024-10-21 19:54)
どれも渋くていいですね。
食卓にでてきたら「う~む」と唸ってしまいます。
⑦の使い方に目から鱗です。
「これに米を盛って、鏡餅の代わりにしたりもしています。」
鏡餅を飾るのが好きではなくて毎年何かいい方法はないかと思案してました。探してみます。
by つぐみ (2024-10-21 21:17)
どの器も素敵ですね
書かれている用途を思い浮かべて、なるほどと納得しています
江戸切子のグラス、はっきりした赤に切子の線が綺麗
こんなグラスを一つは持ちたいなと思います
by 藤並 香衣 (2024-10-21 21:33)
甲乙つけ難いですけど、敢えて選ぶとすれば
⑥の白いお皿が、スッキリした印象で好きです。
by YellowDog (2024-10-21 22:21)
食器、大好きです。じっくりと拝読いたしました。
どのうつわも、ぼんぼちさんらしい粋なデザインですね。
私は伊万里の高坏に惹かれました^^
「黒っぽい料理をほんの少し盛る」というのがいいですね。
使い方も、粋です。
赤い切子は憧れです。いつか欲しいなぁ・・・
最後にすごく気になったのがドームのお皿。
何を盛り付けるんだろう。というか、普段使いされますか?
実は私も次の記事を食器の話題にしようと思っていました。
ぼんぼちさんの記事を読んで、アップするのがますます楽しみになりました(*^^*)
by ミケシマ (2024-10-21 23:12)
織部焼の深い緑色が素敵です☆
伊万里焼も料理が華やぎそう~
お気に入りの切子が1個くらい欲しいお年頃(笑)
by yamatonosuke (2024-10-22 00:47)
⑩で日本酒を呑んだら美味しそうですね。
by にのまえ (2024-10-22 06:51)
最後のドーム、僭越ながらいかにも師匠好みだと思いました(笑)!
by トモミ (2024-10-22 07:14)
みなさん
さっそくたくさんのコメントを、ありがとうございやす。
みなさんの好みを伺って、とても参考になりやした。
ぼんぼち、絵は仕事で描いてやしたが、立体の作業というのは、何一つとして出来ないんでやすよ。
だから、器を作れるかたに対する憧れ・尊敬というのがものすごく強いでやす。
①、けっこう票が入りやしたね。
そう、この藍のチラシ方が心憎いでやすよね。決して多すぎないとこが粋で。
おっしゃる通り、お料理も、おかずから甘味まで、真っ白いもの以外ならなんでも無難に合ってくれやすね。
織部もお好きなかた、多いのでやすね!
あっしは橋口さんの織部に出逢うまで、織部って、緑の釉薬が掛かってる部分と肌色の部分で、肌色の部分に農家の屋根とか稲穂とか、そういうのがサラッと描いてあるのばかりだと思ってたんでやすよ。
でも現代の織部はこんなに前衛的なものもあって、一瞬で織部ファンになっちゃいやした。
皿のほうもこのダイナミックさがいいでやすよね!
これは、白っぽい色合いの和菓子を乗せても映えてくれやすね。
ロカビリーファッションテイストのグラスにも一票入りやしたね!
これは、やはり、牛乳かカルピスのような白いものを注ぎたいでやすよね。
透明で向こう側の柄が透かし見えるのと、こちら側の柄だけが見えるのとでは、柄の面白味も違ってくるので。
切子、人気ありやすねぇ。お好きなかた、多いでやすねぇ。
あの繊細さ、いいでやすもんね〜
でも、お高いんでやすよね。
だけど、切子を施す技術にはものすごく鍛錬が必要で、細かな柄であればあるほど、ものすごく難しいそうで。
お高いのも納得でやすね。
この赤い切子は、赤の色味もとても気に入ってやす!
白地に黒い松を、好きと言ってくださったかたも!
まだ今より西荻にアンティークショップがいっぱいあった頃、
選り取り見取りのたくさんの皿の中から、これ、惹かれやしたね。
藍の柄は多いけど、黒の柄って、意外と少ないんでやすよね。
魚の柄にも一票入りやしたね!
おっしゃる通り、魚全部が皿の中に描かれていないというところが、
なんとも洒落てやすよね。
あっしもそこに惹かれやした。
伊万里も、この小ささに、品を感じてやす。
あっしは、30代の頃は伊万里のような華やかなものが好きで、伊万里焼で出してくださるコーヒーショップにもよく飲みに行ってたくらいなんでやすが、
上に書いた橋口さんの織部の出逢いから、一気に渋い系のほうが好きになった、というか、渋い系の良さがパアッと解るようになりやした。
でももちろん、伊万里も好きじゃなくなったという訳ではないでやすけどね。
渋いといえば、⑩の二品、こんなに票が集まるとは、みなさん、渋い系お好きなんだなあと、痛感しやした。
左のは、茶碗酒として、どくどくお酒を注いで、揺らめく器の内側の景色を眺めながら呑んでもいいでやしょうね。
右の片口は、一旦ここにお酒を注いで、それからぐい呑みにマイペースで移す、、、と。
ラストのドームは、これは明らかに食べ物を盛る用ではなく、飾り皿でやすね。
なので、あっしは今、船箪笥の上に飾ってやす。
復刻版であれ、ドームが手に入ったというのは、とても嬉しいでやす。
ぼんぼちの料理の腕でやすか?
ん〜、自分の好きなものなら上手に作れるかな。
スパイシー肉煮込み(豚足、鶏足、スペアリブ、角煮)インド風カレーなら、自信持てやす。
お出汁を使ったお料理とかは、てんでダメでやす。
まあ、盛りつけに関しては、画家でやしたから、理屈は同じなので、上手く盛れやすね。
色彩の取り合わせも大事なんでやすが、お料理を盛る時に一番大事なのは、器にたいしてたくさん盛り過ぎない、ということでやすね。
盛り過ぎると、どへー、と、品がなくなってしまいやす。
ともあれ、今回のぼんぼちの愛する器達、見ていただけて、光栄でやす。ぺこりっ
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-22 08:55)
11がダントツで好きでございます♡
それ以外も皆さん素敵ですし、それを使うセンスもぼんぼちさんの描いていらっしゃるのを拝見するとあー似合うだろうなぁと思いましたw
美味しいものを美しい食器でって良いですよね
by りみこ (2024-10-22 09:12)
私は、織部焼が好きなので、④が大変気に入りました。
あとは、⑥と⑪が好み。
我が家には、食器をすぐ割ってしまうふつつか者がいるので、食器は100均ばかり。
叶わぬことなれど、こうして集め鑑賞する時間をもってみたいものだと思っています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2024-10-22 09:58)
2,5,10が好き、11は飾り物として置きたい感じです。
器って欲しい物を買っていると、いつの間にか数が増えてしまうので、最近は置き場を考えてから買うようになりました。
by Rifle (2024-10-22 10:50)
素敵な冬季ですね~
明治、大正時期のクラッシクな柄
が好みです
by kazukun2626 (2024-10-22 11:13)
サスガは、ぼんぼちさん!
焼きものから、ガラス器まで、選りすぐりのものばかり、良いお品をお持ちで、生活を彩られています事♪
by hana2024 (2024-10-22 12:16)
どれもいいですね。
⑤のお皿、特に好きです。
色合いと、あえての歪さ。こういうの好きです。
あとは何と言っても、⑪。これ、ずっと眺めていたいかも。
by リンさん (2024-10-22 13:46)
2番目と6番目が好き、江戸切子の赤も素敵ですね
by 拳客の奥様 (2024-10-22 15:31)
たくさんのお皿がそれぞれ個性的でびっくり
まさかアールヌーボーまで飛び出すとは!!
最後のお皿をもっと見て見たいと思いました
by よいこ (2024-10-22 16:08)
どの器も渋くて素敵ですね✨
⑩のようなシンプルな器も好きですが
⑦のような伊万里焼も大好きです!
緋色の正絹の敷物に乗ったところを見てみたいです!
by エンジェル (2024-10-22 16:17)
どれも素敵な器でしたね♪
⑩の右が酒飲みのせいか目に留まりました!^^;
左のがもう少し小さければ酒器として使いたいなぁ!
by sara-papa (2024-10-22 17:13)
素敵なコレクションですね。
お気に入りの器に囲まれた生活、いいですね。
by そらへい (2024-10-22 17:36)
どれも素晴らしい作品ですね。個人的には伊万里焼が好きかな。
by リス太郎 (2024-10-22 18:03)
お気に入りの器コレクション、とても素敵です!特に織部焼の器に込められた独特の魅力に共感しました。器の形やデザインがそれぞれの料理を引き立て、日々の食卓が豊かに彩られている様子が伝わってきます。
by かずい (2024-10-22 19:50)
素敵な器が沢山ですね、ぽんぽちさんのお目がねにかなった作品は流石です。
by JUNKO (2024-10-22 19:59)
どれも食べ物を盛るよりは、飾って眺めておきたい
器の数々ですね♪
それにしても切子のグラスをどうぞお持ちくださいって(@_@)
太っ腹のご近所様に感謝ですね♡
by marimo (2024-10-22 20:50)
器も用途にあわせて変えていく
いい趣味をお持ちですね。
by 八犬伝 (2024-10-22 21:46)
色々お持ちですね。
すばらしい。
by テリー (2024-10-22 22:26)
みなさん
ぼんぼちの趣味をお褒めくださり、光栄でやす。ぺこりっ
あっしは、これらの作品を作ってくださった作家さん達に感謝でやす。
器で、お家の中でのお食事も、ワンランクアップして楽しめやすもんね!
でなくとも、眺めて鑑賞するだけでも、心が豊かになりやす。
織部お好きなかた、ほんとに多いんでやすなあ。
嬉しく驚いてやす。
そう、ちょっと歪んだところがまたいいんでやすよね。
織部は、茶渋が染み込んだほうがより味が出るので、あえて洗いすぎないようにしてやす。
二つの湯呑みは購入して20年以上経ちやすが、かなり茶渋が染み込んで、よりいい感じになってくれやした。
白地に松も、意外と人気ありやすね!嬉しいでやす。
柄が黒だけ、しかもモチーフが松、という潔さも魅力でやすね。
伊万里は、この小ささが好きなんでやすよね。
小さいからゴテーとした嫌らしさがない、細かな筆使いに職人さんの技も感じやす。
近所でいただいてきた切子はでやすねー
あんのじょう、この切子が出た少し後に、お家が取り壊しになり、建て替えになりやした。
なので、いい品は誰かの手に渡って生き続けてほしい!という、このお宅のかたの気持ちだったのだと思いやす。
それにしても、ほんとに素晴らしい切子技術のグラスでやす。
ドーム、これはもぅドームファンとしては、復刻版なれどあっしでも買える価格でアール・ヌーヴォーのドームが売られていると知った時は、乱舞しやしたね!
もぅ迷わず購入しやしたよ。
ぼんぼち、トカゲというモチーフが大好きだし、よく復刻してくださった!とドーム社に感謝でやす。
明治大正時代のものっていいでやすよね〜
器に限らず、電気の笠とか、家具とか、着物とか、、、
どの時代にワープしたいかといったら、明治大正時代!って答えるくらい、あの時代は好きでやすねぇ。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-23 08:34)
1枚目の写真を見て、いいお猪口だなぁ、と思ったのですが、直径が
13センチと書かれていたので、小鉢だったのかと思った次第です
^^;。
①②くらいの大きさの小鉢が一番使いやすくてよく使います。
家飲みの時、ちょっといい感じの器に肴を盛るとお酒もおいしく
なりますね。
by sakamono (2024-10-23 11:22)
こんにちは!
さすがぼんぼちさん、素敵な作品ばかり。
使うのはもったいない・・・
なんて評価する”うつわ”じゃないな~(;.;)
by Take-Zee (2024-10-23 14:10)
どの器もそれぞれ個性があってとっても素敵ですね♪
でも一番最後のが一番インパクトがあって引き込まれます^^
かすかに透ける感じが雰囲気を出していますね☆
by めりー (2024-10-23 14:42)
器も素敵ですが、写真の撮り方が上手ですね。
1枚目の写真なんて、どっかの個展にでも行ってきたブログなんかなと思いました。
by ぷち (2024-10-23 18:56)
素敵な器をたくさん収集されているのですね。
美味しい料理が、グレードアップしますね。
by ヨッシーパパ (2024-10-23 19:25)
ぼんぼちさんの器のコレクション、見てみたかったのです♪
どれも素朴な雰囲気を持ちつつ拘りがあって素敵です。
織部釉薬は流れやすく、焼成時に白い釉薬の器を近くに置くと緑色が
移ってしまい、なかなかクセが強いのですが、私も好きです。
⑤のようなお皿を作ってみたいと思いました。
by みち (2024-10-23 22:16)
どれも味わい深く趣きがありますね。
探し出せるセンスが凄いです。
by t-yahiro (2024-10-24 00:26)
sakamonoさん
究極、①と②さえ持っていれば、色の濃いお料理は①に、色の薄いお料理は②に盛れば、全てサマになりやすね!
サカモノさんはご自身で酒の肴をお作りになるから、
やはり器にも関心が向かれるのでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:26)
Take-Zeeさん
あらあら、そんなに謙遜なさらないで、
自分が使って心地よいと感じる器が一番なんでやすよ。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:29)
ぷちさん
いえいえ、写真の撮り方はお粗末で。
一応リングライトを着けて撮影したんでやすが、所詮はスマホなので、
赤い切子の細分や、伊万里の柄など、もっと明確に撮れればよかったのになあと、思ってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:39)
ヨッシーパパさん
へい、デパ地下で買って来たお惣菜も、これらの器に盛ると、
手作りしたように映えてくれやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:42)
みちさん
さすがみちさん、器を作る過程にもお詳しいでやすね!
⑤、人気ありやすね!あっしも一目惚れで、即、買おうと決めたものでやすが、この斬新さは見ていてうっとりしやす。
様々な料理、お菓子に映えてくれやすし。
ほんとに購入して良かった一品でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:47)
t-yahiroさん
今より体力があった頃は、街を歩くのがとにかく好きで
足で発見した器屋さんもたくさんあったし、店内で、一つ一つ時間をかけて吟味するのも、至福のひとときでやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:51)
めりーさん
最後のドームは、あっし自身、昔からのドームファンだったので、特別にお気に入りでやす。
雌型に粉状のガラスを入れて焼く、というドーム社が開発した製法で作られていて、
マチエールも、あえてピカッとさせない半透明で、グラデーションもついてて、さすがドームといった飾り皿でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-24 07:58)
全部ステキです。
ガラスの造形物はそのように作られるんですね。
復刻版でもほぼ同じなんですね。
by koto (2024-10-27 22:28)
kotoさん
あっしの趣味をお褒め下さり、ありがとうございやす。
ラストのドームの復刻版は、アール・ヌーヴォー時代の雌型が遺されていたために、同じものが作れたそうでやす。
ドームファンとして、嬉しい限りでやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-10-28 09:01)
上にも有りますが、器にこれほど関心が高いとは...(^_^)v
私なら⑩ですね。「宜しかったら、どうぞお持ちください」はとても素敵な行いで、真似したいです。ただ、物が無い(^_^;)
by yokomi (2024-11-18 00:28)
yokomiさん
24年前に今住んでる西荻窪に越してから、好きな器だけを集めてゆきたいと思いやした。実家にいるときは、嫌いなただただ派手な器を嫌嫌使ってたので。
⑩お好きでやすか!この渋い二つ、人気ありやすね!
この渋さが解ってくださるかたがこんなにおられるとは、嬉しく驚いてやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-11-18 09:08)