「新しい生活様式」に喫茶店は乗れるのか? [喫茶店・レストラン・カフェ]

私は少し前の過去記事「人間、明日はどうなるか解らない」の中で「美容への全力投球」と「ファッションの満喫」、この二つが出来なくなってまで生きていたいとは思わない と書いたのだが、後日、もう一つ有る事に気がついた。
「喫茶店でくつろぐ事」である。
私は、喫茶店でくつろぐ事が出来なくなってまで、つまり、気軽に行ける街々から喫茶店がなくなってまで 生きていたいとは思わないのである。
(私の言う喫茶店とは、古くから在る個人経営の喫茶店のみを指すのであって、大手チェーン店のコーヒーショップやイマドキのカフェやホテルのティーラウンジは入れられない。)

コロナ騒動が収束した後、我々は「新しい生活様式」を築いてゆかねばならない。
その生活様式の中に、喫茶店は乗る事が出来るのか?乗り続ける事が出来るのか?
非常に不安である。

「たかだか喫茶店くらいでそんな大仰な」とか「他に楽しみを見つければいいじゃない。ぼんぼちさんは、映画も音楽も好きじゃないの」と仰るかたがいるかも知れない。
けれど、私にとって喫茶店というのは、代替のきかない 特別な至福の空間なのである。

20200411_153528.jpg

中学一年から現在までの間、忙しく画家をやっていた九年間以外は、毎日、一店ないしは二店、一人で必ず通っていた場所。
学友に、顔がおすもうさんだのニキビが気持ち悪いだのとからかわれても、家の中で母親に「産みたくもないのに勝手に産まれてきやがって!」と存在を全否定されても、避難出来た場所。
もっとさかのぼると、物心ついた時から小六までは、しょっちゅう親に連れられて行っていた場所。
父と二人で行った時は、父は母の前では見せた事のない笑顔で いつも使い切れないほどの小遣いをくれた 二人の秘密の思ひ出詰まる場所。
母親と弟と三人で行った時は、母はふんぞり返って煙草片手にウエイトレスを怒鳴りつけるのに夢中で 私は殴られなかった唯一の場所。
私にとって喫茶店というのは、私の最も古い記憶から今に至るまでの、つまり、私の人生の貫通した桃源郷なのである。

「そんなの甘ったれよ!世の中には生きたくても生きられない人がたくさんいるんだから!」「私達は生かされているんだから 心臓が動く限り生き続けるべきよ!」と 叱りたい人もいるだろう。
叱っていただいて一向に構わない。
どうせ私は、融通のきかない頑なで偏屈な変わり者だから。
そんな事、自分自身が一番良く解っている。
齢五十七になって、今さら自分を変えられるわけがない。

20200411_153528.jpg

一方、私と同じ様に「○○が出来なくなってまで生きていたくはない」という人も 意外と多いのではないかと察する。
「認知症になってまで生きていたくはない」とか「美味しい物を飲み食い出来なくなってまで生きていたくはない」とか「ジャズが聴けなくなってまで生きていたくはない」というジャズファンとか「電車に乗ったり撮ったり出来なくなってまで生きていたくはない」という鉄道マニアとか、、、。

要するに私達人間は、半分は肉体で出来ているけれど、あとの半分は精神で出来ているわけである。
その精神が生きられなくなってまで 肉体だけで生きていたいとは思わない人は、少なくないのではないか?、、、と推測するのである。

人生、生まれる事に関しては、何一つとして選べない。
だから、了える事については選択肢があったっていいのではないか? と思うのである。
私は「辛い辛い不幸だ不幸だ、こんな生活どん底だ」という中で生命を了えるより「わぁ!今日も幸せな一日だった!」というさなかに 笑って人生の幕を閉じたい。

新しい生活様式が始まり 人々の間に浸透した後も、「美容」と「ファッション」は、自分の努力と工夫次第で続けられそうだ。
けれど喫茶店の存在は、第三者である私個人の尽力だけではどうにもならない。
新しい生活様式浸透後、何軒の喫茶店が遺ってくれるのだろうか、、、???

20200411_153528.jpg

nice!(227)  コメント(56) 

nice! 227

コメント 56

ニッキー

私だと「美味しいものを食べられなくなってまでは」と
「自分で動けなくなってまでは」って思います^^
昔ながらの個人経営の喫茶店、今回のコロナ騒動で
どこまで頑張ってくれるか心配ですねぇ(*_*)
by ニッキー (2020-05-18 08:18) 

taekozue

喫茶店は、ぼんぼちぼちぼちさんにとって
人生を送るうえで、なくてはならない
とても大切な場所だったのですね。
新生活様式後でも、1店でも多くのレトロ喫茶に
あり続けてほしいですね。




by taekozue (2020-05-18 09:19) 

エンジェル

喫茶店はカフェに取って代わられてしまってただでさえ少なくなっていますよね・・・たまにレトロな喫茶店に行くととても気持ちが落ち着きます。換気だけ気を付けてもらって頑張って欲しいです。
by エンジェル (2020-05-18 10:28) 

八犬伝

確かに
どのように変わってしますのか
或いは、極端に減ってしまうのか
危ない状況でありますね
もともと、チェーン店におされ
個人の喫茶店は、消えて行ってしまう状況ですから。
by 八犬伝 (2020-05-18 10:39) 

Take-Zee

こんにちは!
コロナ騒動大変なことですが、新造語(晋三語)に
マスコミも振り回されています。
 問題はコロナ感染を一刻も早く終息させ、また薬も
出来てインフルエンザのレベルにすればいいと思います。
 ずっと根付いてきた文化・慣習を否定するような
”新しい生活様式”の安倍晋三(語)に惑わされてはいけませんね。

by Take-Zee (2020-05-18 10:41) 

とし@黒猫

喫茶店の話で言うと、コーヒーチェーン店ではなく、旧来の喫茶店は近所に 2軒だけになりました。
僕は、クラシック、ジャズ、70年代のポップスなんかのCDを聴きながら、コーヒーをドリップできればいいので、STAY HOMEの流れの中、それらは自宅で我慢しています。
by とし@黒猫 (2020-05-18 10:51) 

きよたん

精神的な部分 それは大事な事
喫茶店は憩いの場所 そいういう喫茶店減ってきて
貴重なのに新生活様式が始まることによりさらに
少なくなってしまうような気がして私も痛いほど
ぼんぼちさんの気持ちがわかります。
by きよたん (2020-05-18 11:13) 

coco030705

ぼんぼちさんのおっしゃること、よくわかります。やはり不幸なままでは、生きている甲斐がないです。楽しいこと、好きなことがあってこその人生ですよね。
いい喫茶店をどうやって守るか、難しいですね。常連さんがコーヒー券や食事券を買ってあげるとか、人数制限や時間制限をして営業するとか……。あまりいい案が浮かばないのですが……。どうぞ、いい喫茶店が生き残りますように。
by coco030705 (2020-05-18 11:42) 

斗夢

わたしの命の落とし所はどこかなと考えています。
by 斗夢 (2020-05-18 12:05) 

Boss365

こんにちは。
具体的に「◯◯が出来なくなってまで生きたくない」はないですが・・・
人様に迷惑をかける様になったら、終わりかな?と感じています。
喫茶店、生き残って欲しいですね。
同じ考えの方は多いと思うので、継続・生存可能と信じたい!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-05-18 12:27) 

deko

私の場合、手とか指先が使えなくなるなら、死んだ方がまし。ですね。
病気をして、治療法を選ぶとき、そう思いました。
今までまったく意識してなかったのに、はっきりそう思いました。
ひとぞれぞれ、大切に思うものは違うのですよね。
by deko (2020-05-18 12:30) 

たじまーる

自分のしたいことが出来ないのは
純粋にとても辛いことだと思います。
喫茶店が今後も生き残れると良いのですが
コロナ対策を万全にした喫茶店にするのか?
どういう喫茶店にするのか?
どうなるのでしょうかね。
by たじまーる (2020-05-18 12:39) 

英ちゃん

「新しい生活様式」にしなければならないかも知れないけど中々変えられないかもね?
それにコロナが終息したら元に戻ると思ってる人も多いしね。
お店側がこれからは大変だと思います。
コロナ対策をしないとお客さんも来ないかも知れないしね。

by 英ちゃん (2020-05-18 13:32) 

kinkin

昔ながらの喫茶店、コロナ禍で打撃が大きいですよね・・・
解除になってもいつもの通りに開店していると良いですね。
by kinkin (2020-05-18 14:03) 

ゆきち

新しい生活様式による対策を万全にしようと思えば、ドアを開け放って換気、客席は横並び、透明の仕切りを置く、予約制にする等々、お店の雰囲気や個性を保つのは難しくなりそうです。
薬やワクチンができるまで耐え忍ぶことかできれば、道は開けると個人的には思ってます^^
by ゆきち (2020-05-18 16:29) 

kou

自分は釣りが出来ないと生きてる意味が無いかな、大げさだけど。
生活様式が変わると喫茶店はどうなるんでしょうね。
若い時は良く行ってたけど、昔の雰囲気が好きです。
by kou (2020-05-18 16:41) 

hirometai

ぼんぼちぼちぼち様
雨が降って一寸気が入らない一日です。
自分も「今日も一日楽しかったな」と床について、幸せのオーラに
包まれながら眠りにつきたいと願っています。
殆ど、すぐに眠ってしまいますが。
新しい生活様式といっても長い年月培ってきた人と人の交わりの大切さを忘れてほしくないですね。
疲弊して笑顔の消えた社会は続きません。
by hirometai (2020-05-18 16:47) 

プリスキラ

私は近所のチェーン店が閉まっただけでも打撃でした。どこでコーヒーを飲んでゆっくりしたらいいんだろうって。自宅でも仕事をするようになると、ますます自宅だけでは気分転換が難しくなっています。時々自転車に乗って少し離れた河原まで行って流れを眺めています。
by プリスキラ (2020-05-18 17:23) 

KINYAN

喫茶店はどうなるかこれからいろいろな対策と言うか方策が考えられますね
そこにぼんぼちさんの考えが合うといいのですが・・・

by KINYAN (2020-05-18 18:10) 

kick_drive

こんばんは。ぼんぼちさんと出会って喫茶店のお話を
聴かせていただきその魅力を味わうことなく新しい生活様式に
なるのはごめんです。喫茶店に限ったことではありませんが
まだまだ味わってみたい魅力のあるものはたくさんあります。

by kick_drive (2020-05-18 18:11) 

横 濱男

喫茶店は大好きです。
カフェは2~3回しか行ったことないですね。
ザワザワして落ち着かない、椅子が良く無い。
ノンビリ出来ない。。
今は、喫茶店は無くなっちゃったので、家コーヒーです。。

by 横 濱男 (2020-05-18 18:37) 

ごま大福@まろ

誰かのために生きるは自分で決めることで
周りから言われることじゃ無いと思ってます。

by ごま大福@まろ (2020-05-18 18:46) 

JUNKO

純喫茶と言う言葉もありましたね。まあ学生時代のほろ苦い思い出の場でもありも、貴重な場でした。今はめっきり少なくなってしまいましたが、今後どうでしょうね。
by JUNKO (2020-05-18 19:28) 

ヤッペママ

自分の居場所って其々ですね。
by ヤッペママ (2020-05-18 20:15) 

よしころん

>笑って人生の幕を閉じたい
全く同感です。今ならいつ閉じてもよいかな^^

くつろげる喫茶店、再開される日が早く訪れますように。

by よしころん (2020-05-18 20:55) 

mau

昔ながらの喫茶店、カウンターと寡黙なマスター、意外と残りそうな気がします。
by mau (2020-05-18 21:41) 

サンダーソニア

今は生にかじりついています。
他人さまからは
目に見えない不自由さがありますが
いたし方ありません。

by サンダーソニア (2020-05-18 22:08) 

ロコときどきキナコ

残って欲しいですよね......。
♪~お茶の水、神保町の喫茶店。今は昔の想い出。
その時代として記憶しているからいいかなぁ私は。


by ロコときどきキナコ (2020-05-18 22:22) 

アニマルボイス

私にとって喫茶店は、タバコが吸えるかどうかが最大の問題です。
歳ですから、昭和の雰囲気の漂うソファ(椅子ではない)でやや暗めの店内というのがいいですね。
by アニマルボイス (2020-05-18 22:22) 

sig

「人間の半分は肉体で、あとの半分は精神で出来ている」…その通りですね。バランスが崩れれば身体を壊すかこころを壊してしまいますよね。「喫茶店」は物心両面でぼんぼちさんを支えている、というのはすてきです。その「喫茶店」、コロナの災禍を乗り越えて、ぼんぼちさんのためにもぜひ生き残ってほしいものです。
by sig (2020-05-18 22:58) 

ゆるキャラ

確かに個人経営の喫茶店で賃貸物件の場合は
かなり経営的にキツイですよね。
コロナごときで貴重な文化が消えてほしくないです。
アフターコロナの喫茶店の運営法ですがもうこの際
おしゃべり禁止のジャズ(音楽)喫茶か読書喫茶に
してしまえば飛沫感染のリスクは減りますね(苦笑)
私は喫茶店では人との会話より静かに音楽を聴くとか
読書タイムとしての使い方がほどんどなので(^^;
喫茶店も当分の間辛いですがそれ以上にライヴハウスも
どうなってしまうのか心配です。
こちらの方がかなり深刻ですよね、コロナは私の楽しみを
いくつも奪って憎しです!4月のバートバカラックが中止に
なったのは痛かった~、今年90歳の御大の歌う姿を
今後日本で観ることが出来るのか(+o+)
by ゆるキャラ (2020-05-18 23:03) 

yuppie

身近にあるのが当たり前で、自分の身体とココロの居場所が
ふいに消えてしまったら、想像ですけどそれは本当にぽっかり
ココロに穴が開いてしまったようになるのかなぁ・・って。。
そして、それこそ、そのお店を続けられなくなった人たち、
いろんな想いで築いて続けてきた大切なお店、仕事をもし失う
ことになってしまったら・・。 想像すると心が痛みますね。
数ヶ月先、他人事じゃなくなってるかも・・と不安もありながら
常連さん達の気持ち、そこを経営したり、そこで長く働いている
人たちの気持ちを想像してみました。

by yuppie (2020-05-18 23:36) 

ゆうのすけ

私の住んでいる街はもうかなり前に個人経営の喫茶店は
姿を消してしまいました。
私にとっては多分入り浸っていたレコード屋さんが ぼんぼちぼちぼちさんの喫茶店の存在に近い場所かもしれません。
しかし そのレコード屋さんも何軒かあったのに 今は大手チェーン店を一件残すのみ。お店の人とも仲良くなって いろんな情報やノベルティをいただいたり 有難い存在だったのに。
今日も新しい生活様式の話題をテレビで見て コメンテーターの方が昔のように戻るのは・・・なんてつれないコメントを。しかし そのコメンテーターはすべてをといったわけでなく 残して再開させることもまた大切なことと仰ってました。
あまり締め過ぎた考え方は 人間本来の存在さえ規制しかねませんね。確かに大事なことではありますが 今の生活中に除菌抗菌と言い始め出した頃から 人間本来の免疫を下げてきてしまったことは否めないと思うのです。(私はそう思うのです。埃っぽい仕事場で毎日労働をして そう簡単には風邪もひかなかったし体調を崩したこともありませんでした。薬も四半世紀位 滅多なことが無ければ服用しなかったし。行き過ぎた保護は 本来の力さえ弱めてしまいます。)お題とずれちゃってすみません。
喫茶店は 決して問題のある存在だとしゃくし定規に決められちゃうのも悲しいですよね。なんでも駄目なものは駄目!それはどっかの誰かみたいな政治と同じように思えるんです。^^;喫茶店の経営は難しくなってしまうのかな。私は応援したいです。☆彡
by ゆうのすけ (2020-05-18 23:47) 

藤並 香衣

僕の実家近くに個人経営の喫茶店があります
オープンして間もなくは母がよく連れってくれました
田舎の駅前なのでこの自粛がどう影響するか心配です

僕は好きないものを好きなように食べたい
中年太り体系ではありますが、健康診断の数値は問題ない
これは好きなものをストレスなく食べているからだと思う
もし食事制限をされたら、すぐに体調を崩しそうです
by 藤並 香衣 (2020-05-19 00:01) 

ヤマカゼ

ぼんぼちぼちぼち様にとって喫茶店は特別な場所なのですね。
コーヒーへのこだわりもあるのでしょうが。
ヤマカゼにとっての小さいころからの心の落ち着く場所は?
昔ながらのラーメンを食べさせてくれるラーメン屋さんかな、もうないですけど。
by ヤマカゼ (2020-05-19 06:49) 

Rchoose19

私は本屋に行かれなくなったら、死んじゃってもいいな。
とにかく、読まなくってもいいし、
興味がないジャンルでもいいんだけど、
本棚見ていると落ち着くんですよ~♪
夢は宝くじに当たって八重洲ブックマート、三省堂、
書泉グランデを貸し切りにして、飲みながら横になって
気が済むまで本がみたいっす♪
by Rchoose19 (2020-05-19 07:57) 

りみこ

あー何でしょうね…
ライブへ行けなくなったらとか舞台観に行けなくなったらと思ってましたが、今どこでもやってないですからねー
うーむ…何だろうなぁー
喫茶店は高校生の頃入り浸ったお店が無くなってそれ以降
通っているお店は無くなりました
寿司やも20才から通ったお店が無くなって寂しいデス
都会にはまだまだ心地良い喫茶店が残っているようで
羨ましく思います
新しい生活習慣を実践するにしても心地良い場所は失いたくないですねぇー
by りみこ (2020-05-19 10:01) 

よいこ

喫茶店は文化ですから、アートと同じジャンルですよね
私は田舎育ちで喫茶店がないところに育ったので、ぼんぼちさんが行くようなお店は一つも入ったことがないかもしれません。
演劇や音楽など、ライブの舞台を生業としているところが一番遅くまで待たされるから、文化としてダメになるかもと心配です
by よいこ (2020-05-19 10:41) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

今回の記事内容、お叱りの言葉を幾人ものかたから頂戴してしまうと覚悟していたのでやすが、逆にあっしの気持ちを分かってくださるかたが多くて 嬉しく驚いてやす。

そう、人それぞれ、釣りだったり本屋さんだったりライブだったり演劇だったり、、、と、様々でやすが、多くの人にとって、心の拠り所 精神的に帰る事が出来る場所 ストレス発散してリセット出来る場所っていうのはあるんでやすよね。

娯楽・文化って、一見世の中にあってもなくてもいいように思われがちですが、文明と経済だけでは人間って精神的に生きていけないんでやすよね。
自分にとってのそういう場所がなくなってしまうと、腑抜けになったり イライラして攻撃的な性格になってしまったり、、、
で、これが余りに長く続くと、荒んだ犯罪の多い国になってしまうと思いやす。
あと、性風俗産業というのは、女性の中には「あんなもの、世の中になくっていい」と思っておられるかたがおられるかも知れやせんが、性風俗産業に厳しい規制がかかった期間が長く続くと、明らかに性犯罪が増えやす。
性産業があってくれるおかげで、それが防波堤になって、一般女性が守られている という側面もあるんでやす。

だから、コロナ感染者の減少は勿論喜ばしいことなんだけど、経済が回らなくなる危惧のみならず、そういった人々の心の面まで、政府は考えてほしいでやすね。

さて、喫茶店。
あっしは今、最寄り駅付近の密にならない二店と 仕事と病院に行くためと最寄り駅付近では買えない生活必需品を買うために時々電車に乗り、その街ではさっさと用事を済ませて、密にならない街で途中下車して密にならない喫茶店で休憩してやす。
なので、最寄り駅付近の店と合わせると、今は五店の喫茶店に行ってやす。

この五店は、今、この状況で経営できているから今後も大丈夫だろうなと思ってやすが、その他の喫茶店については、何の情報も得てないし、今後どうなってゆくのかまるで解りやせん。

新宿や二十三区の東のほうは、コロナ騒動になってから全く行ってないので。
昔ながらの喫茶店というのはホームページを持っていない所ばかりなので、情報の掴みようがありやせん。
6月になって行ってみたら、なくなってたとか、あったとしても、例えば、今までぎっしり20テーブルあったのを10テーブルにして密回避して、そしたら、20テーブルで採算取れてたところが10テーブルでは取れなくなって、何ヶ月か後にフェイドアウトする形で消えて行ってしまうんじゃないだろうか、、、とか。
特に、新宿東南口に在るお気に入りの二店が、これからどうなってしまうのか心配でやす。
喫茶店は文化だ、と解っていただけて非常に嬉しいでやす。
この文化の火、一つでも消えずに遺ってほしいでやす。

そう、純喫茶、特殊喫茶があった時代には、純と冠することで、純粋に飲食を楽しんでもらう喫茶店であると看板でアピールしてやしたね。
で、時代が下って特殊喫茶がなくなっても、その時代に出来た純喫茶は、純喫茶の看板をそのままに営業してやしたね。
今現在では、純喫茶は空前のともしびでやすが。

あ、あっしは喫茶店マニアであってコーヒーマニアではないので、コーヒーの味にはそんなに拘りやせん。勿論、美味しいに越したことはないけど。
あっしが喫茶店マニアとして重要視しているのは、一に内装、ニに接客態度、三にBGMでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-19 13:27) 

uchin

こんにちは
喫茶店は大学時代によく入りました。
今はどうなんでしょうね、今でも数十年前の喫茶店はあるのかとふと思い出しました。
by uchin (2020-05-19 15:25) 

足立sunny

やたらと喫茶店には行きましたが、一番好きだった三崎町のお店は再開発でなくなってしまい、寂しくなりました。
残って欲しいというと、天ぷら屋さんですかねぇ。
by 足立sunny (2020-05-19 16:03) 

ファルコ84

人は、生き方様々で、好き嫌いも様々、価値観も様々です…
個人喫茶店は、減りましたね
こちらの田舎ではあまり見かけませんし、行きつけもありません
新しい生活様式が変わろうと思いを変える必要もありません
個人経営の厳しい昨今、経営者様にはピンチをチャンスに変える
気概をもって堅持してほしいものです。
by ファルコ84 (2020-05-19 22:20) 

sasanono

記憶や感情と深く繋がっている場所, モノ, 景色が消えていき
新しい何かに置き換えられていくのを見るのは、何とも虚しい
思いがしますよね。 個人・家族経営の継続は、現代の流れで
困難かも知れませんが、定期的に来てくれる「お馴染みさん」
と共に、生き残りの道はあると思っています。
「本当の死とは、忘却である」... 愛して忘れずにいてくれる
人がいる限り、細々でも続けられるものですよ。
バブル崩壊後、オーナーチェンジで残した喫茶店もありました。
by sasanono (2020-05-20 11:08) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

そうなんでやすよ、あっしにとって喫茶店って、単に好きな場所とか居心地の良い場所なんていう薄っぺらい所ではなく、物心ついてから今に至るまでの、数少ない正の人生の記憶・感情に深く結びついている特別な場所なんでやすよね。
だから、世の中から喫茶店がなくなることは、あっしの人生の貴重な幸せの部分がなくなってしまうということなんでやす。
喫茶店があったから精神的に救われて生きられたところが大きいでやす。

今まで遺ってきた喫茶店、特に好きな喫茶店には絶対になくならないでほしいでやす。
それにはとにかく、足繁く通う事しかないんでやすよね。
6月になっても、特に好きな喫茶店、やっててくれる事を願いつつ、
自粛期間が解除されたら、とにかく頻度に通おうと思ってやす。
自分の愛する店を失わないようにする協力って、客である立場のあっしには、それしかないでやす。

好きな喫茶店ではいずれもすでに顔を覚えてもらっているけど「あ!またまた来てくれましたね!」って思われるくらいに、より頻繁に足繁く通おうと思ってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-20 12:17) 

せつこ

毎日、モーニングコーヒーを飲みますが我が家でです。
こちらには喫茶店はありません。
生き甲斐を考えましたが、今の暮らしに満足なので、人の世話をすることが生き甲斐なのかも!
by せつこ (2020-05-20 14:27) 

ちょろっとぶぅ

独りぼっちぢゃ生きていけない!っと、泣き叫んだけど
けっこうしぶとく生きてるなぁ~(^∞^;

大切な場所。。。
形は少しかわるかもだけど、ゆーっくり落ち着ける場所のままだといいですね。
by ちょろっとぶぅ (2020-05-20 14:56) 

sana

喫茶店がずっと大事な存在だったのですね。
飲食店は席の距離をあけても続けられるかどうか、換気はどうか、など課題がありそうですね。
今も通えているお店があって良かったです。
私が好きなお店はもうなくなってるし…都心のチェーン店でもお気に入りはありますが、混んでるので~内装と味と接客までは大丈夫だけど、雰囲気は近くにどんなお客が来るかで大違い^^;
自分の手で何かを作ることができなくなったら。
本やドラマを理解することができなくなったら。
猫と一緒に住めなくなったら。
花や緑を歩いて見ることができなくなったら。
どれもすでにある程度の期間は経験あり…
回復の可能性があるうちは大丈夫ですけどね^^

by sana (2020-05-20 15:13) 

のら人

自分は酒と煙草が無ければ生きている意味がありません。が、もし無くるなる、もしくは非常に高価になれば例え違法であろうが、自分で作ります。(笑)
by のら人 (2020-05-20 18:00) 

Ja-Kou66

ここを起点に時代も変わっていくのでしょうね。
今は昔と比べ、なんでも自動化され便利になって
物も溢れてなんでもあってなんでも自由にできて・・・
そんな中の感染騒ぎでの制限、ニンゲンへの試練なのかなぁとも思ったり。
それでも古くから続いているものは、これからも残されるべきものであって
古き喫茶店も然り、継続に苦しんでいるところも多いでしょうが
なんとか時代に乗って好転することを祈るしかありません・・・
by Ja-Kou66 (2020-05-21 00:49) 

yokomi

 新しい生活様式を提案します(^_^)v 先ずはバイクの免許を取ること(^_^;) 次に喫茶店「ぼんぼち」を開設すること(^_^)v アトリエを兼ねて、絵が忙しいときにコーヒーの注文が来たら、「あそこに豆がありますから、お願~い」って常連さんへ(^_^;)
by yokomi (2020-05-21 02:31) 

リス太郎

私は1日に2度は喫茶店に行きます。ドトールは仕事用。もう一つは癒し用。しかしその癒し用が閉店が多い。煙草を吸うところがない。地獄です。(笑)
by リス太郎 (2020-05-21 10:56) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

そうでやすね。みなさん人それぞれに「これが無くなったら生きてる意味ない、、、」っていうものありやすよね。
特に、酒と煙草ってかた、多いと思いやすね。
もしもお酒と煙草を法律で禁じてしまったら、絶対にかつてのアメリカの禁酒法時代のようなことになるでやしょうね。

コロナとは別問題として、どんどん喫煙できる店が減って、愛煙家のかたキツいとお察ししやす。
あっしはリトルシガーを吸いやすが、外出先で吸えなくても、夜家に帰って3本吸えばそれで満足なので、苦しい思いはしてやせん。

ともあれ、喫茶店のみならず、飲食店、これから経営大変でやすよね。
特にぎゅうぎゅう詰めで営ってた安い焼き鳥屋さんとか、席スカスカに置いたら明らかに採算取れなくなるだろうな、と。

立地や席の配置や自分の土地でやってるかどうかなどで、今まで通りに経営できる店とやっていけなくなる店に分かれるでやしょうね。
あっしの頭の中で、あそこは大丈夫そうだけどあそこはヤバイかも、、、と憶測してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-21 14:16) 

そらへい

東京から離れられませんね。
地方の喫茶店事情は惨憺たるもの
ほぼ壊滅状態ですね。
by そらへい (2020-05-23 16:54) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

へい、仰るとおり、東京から離れられやせん。
しかも、以前住んでた国立は、今や個人経営の喫茶店が殆どなくなってしまい、今の西荻にこしてきて正解だったと思ってやす。

地方は、大手のショッピングモールで何もかも用が済むアメリカ形の生活形態になってきて、個人経営の店は、喫茶店のみならず、あらゆる商店がなくなりつつあるようでやすね。
昔ながらの商店街を探すなら、二十三区の東のほうが一番遺ってるかも知れないでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-23 18:49) 

mimimomo

多分住宅街の喫茶店は残るのでは? オフィス街は変わるかもしれないですね。在宅勤務が増えるような、会社そのものの在り方が少し変わる気がしますので、オフィス街は小さい商売はやっていきにくくなると想像しています。
by mimimomo (2020-05-24 06:05) 

ぼんぼちぼちぼち

mimimomoさん

ああ、なるほど、緊急事態宣言が解除されても在宅ワークのかた、そのままの形でお仕事なさったりするのでやすね。
あっ!有楽町のSは大丈夫だろうか?!
住宅街は残ると見込んでおられるのでやすね。
仰るとおり、この期間、密にならない喫茶店で、普段は来ないかたがノートパソコンでお仕事されたりしてやす。
あと、絶対消えないと楽観視している喫茶店、、、
それは、JRAのある街のTVが置いてある喫茶店でやす。
競馬をやる人は、今後もまず減ることはないから。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-24 10:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。