映画「ニューオリンズ」ーーー概要と見所 [感想文]

20200502_194929.jpg

映画「ニューオリンズ」 監督・アーサールービン 製作・1947年

1917年、ニューオリンズの中の売春街・ストーリービルが、兵士の性病の蔓延や殺人の多発といった理由で、国により閉鎖され、ストーリービルのジャズ酒場で働いていたミュージシャン達が仕事を求めてシカゴへ移住し、戸惑いや反発を受けながらも 徐々に、それまでヨーロッパ音楽(クラシック音楽)しか知らなかった白人達に受け入れられてゆく、という現実の歴史の土台の上に、ストーリービルその後シカゴのジャズ酒場のオーナーの白人中年紳士と ジャズに初めて触れ ジャズにも紳士にも惚れ込んでしまったクラシック音楽の声楽家のお嬢様の恋 という虚構のストーリーを乗せた音楽映画です。

この時代はまだジャズ創世記の混沌とした時期なわけで、つまり、ジャンル分けというのはどの分野でもそうですが、時代が下ってから他者によって決定付けられるので、劇中で「ジャズ」全体を指す時に、場面場面で「ジャズ」と呼ばれたり「ブルース」と呼ばれたり「ラグタイム」と呼ばれたりしています。

この映画は上述の様に、ジャズ酒場のオーナーと声楽家のお嬢様の恋が上面を流れる主なストーリーとなっていますが、見所は、どういった理由で 当時 ジャズの中心がニューオリンズからシカゴへ移ったか、そして どうやって白人達に少しづつ認められていったか、というジャズ史を知る事が出来るのと、ジャズを語る上で欠く事の出来ない大御所ミュージシャンーーーサッチモ、ビリーホリディ、ミードルクスルイスが出演している所にあります。
(DVDのパッケージには「ルイアームストロング主演」と記されていますが、これはDVD化する際にこう表記した方が売れ行きが上がるから、という売り手の判断に違いなく、サッチモは脇役です)
20200502_194929.jpg
これら三人の役柄はーーー
サッチモはサッチモ役で、主役の酒場オーナーに ストーリービルの店でもシカゴの新たな店でも大切にされている看板コルネット吹きで、彼のバンドのメンバー達も本人役で出ていて、マニアにはたまらないものがあると察します。

次にビリーホリディですがーーー
サッチモは幾作品もの映画に出演していたので 彼のしゃべり声や動きを知っている人は多いと思うのですが、ビリーホリディは、この映画が唯一の出演作品なので、とても貴重に感じられます。
役柄は、声楽家のお嬢様の家に雇われている サッチモに憧れるメイド役です。
私はビリーホリディの歌を聴く度に「あの 上顎に軽くカーン!と響かせる様な声の出し方は、独自の発声法で以て作り上げたのに違いない」と思っていたのですが、劇中でしゃべっているのを聞くと、歌と全く同じ声で「あぁ、元々こういう個性的な声質の人だったんだ」と、小さく驚いたのと同時に 知る事が出来てとても嬉しかったです。

最後にミードルクスルイス。シカゴのペンキ屋の役で、ワンシーンだけの登場です。
私は個人的には「自分が死んだ折りには、棺桶にミードルクスルイスのレコードを入れて欲しい!」と願っているほど彼のファンなので、「まるでトイピアノを弾いているかの様な」と評される ペチャペチャした大衆的でゴキゲンなブギウギピアノを弾いている指の動きやしゃべっている声や表情を観る事が出来て、涙が出るほど感激しました。

尚、補足的に説明しますと、ブギウギピアノというジャンルは、ジャズとブルースの中間というか 両方にまたぐというか そういう位置の音楽なので、レコードジャケットには「クラシックジャズ」と記されたりしてはいるものの、中古レコード店にはブルースのポップの所に有ったり、又、ジャズ喫茶では、置いてあって快くかけてくれる店と 店主自体がブギウギピアノを知らない という店があります。

以上が、映画「ニューオリンズ」の概要と見所ですが、非常に解りやすく気負わずに鑑賞出来る作品なので、映画好きのかたも ジャズ好きのかたも そうでないかたも、もしもお気が向かれたらご覧になってみてください。

20200502_194929.jpg

nice!(212)  コメント(37) 
共通テーマ:映画

nice! 212

コメント 37

ヤマカゼ

ぼんぼちぼちぼち様、以前はブルースが好きと書かれていましたが、ジャズも好きなんですね。
by ヤマカゼ (2020-05-12 08:16) 

ファルコ84

ジャズ、ご無沙汰です…忘れてましたね
最早、聞くこともなくなった100枚ほどのLP
ビリーホリディ、ソニーロリンズ…などが含まれてます
観たくなりました「ニューオリンズ」落ち着きません。
by ファルコ84 (2020-05-12 09:47) 

扶侶夢

いわゆるジャズ喫茶というのがあった時代、二十代の頃にどっぷりハマってました。友人にジャズドラマーめざしているのがあったりもして…。でも歳を取ると人間がどんどん軽くなったような感じもしますね(苦笑)「ニューオリンズ」知らなかったので見てみたいです。
by 扶侶夢 (2020-05-12 10:25) 

きよたん

高校の頃ジャズ喫茶が流行っててよく行ってました。
映画でも音楽がふんだんにある映画は見応えがあって
大好きです。
ニューオリンズ レンタルしようかな
by きよたん (2020-05-12 10:33) 

八犬伝

へええ~
そんな事情があって、ジャズが広がっていったのですか。
知りませんでした。
by 八犬伝 (2020-05-12 11:18) 

拳客の奥様

この映画見たくなりました^^話少しズレますが…
ビリー・ホリディ、ダイアナ・ロスの主演映画☆
其方で見ています、今も映画化進められてるらしいです。
主演は、アンドラ・ディ^_^大好きな歌手!
by 拳客の奥様 (2020-05-12 11:44) 

とし@黒猫

最近、訳あってやたらクラシックばかり聴くようになり、
ジャズはご無沙汰です。
バーボンをロックでちびちびやりながら、この映画を見ると
世界に入れそうな予感です。
by とし@黒猫 (2020-05-12 12:11) 

せつこ

趣味の広い人は心も豊かです。
想像力も抜群です、ぼんぼちぼちぼちさんはそんな人ですね(^-^)
音楽は良いわ~~♬
by せつこ (2020-05-12 13:15) 

Ginger

フランソワーズ・サガンがビリー・ホリディと邂逅した時のエッセイがとても好きでした。。。
アメリカが自由の国なんて妄想、いろんな要素もあるけれど、今、自由に生きられることを感謝せずにはいられません。。。
by Ginger (2020-05-12 13:15) 

Take-Zee

こんにちは!
何事も不勉強なわたくし・・・
詳しいことは分かりませんがルイ・サッチモを
初めて知ったとき・・なんだこりゃ。
でも、それからあの歌声に魅了され続けました!

by Take-Zee (2020-05-12 15:43) 

這い上がるママ

この映画は見たことありませんがジャズボーカルが好きでよく聴いていました。サラ・ボーン、ジョー・スタッフォード、ジューン・クリスティが特に好きです。
by 這い上がるママ (2020-05-12 15:49) 

sig

古い映画でも関心のある方には見つけられるんですね。今場合はDVDがぼんぼちさんを呼んでいたようですね。 私はジャズの何たるかは知らないのですが、ボサ・ノバとかソウルとかサルサなんかは好きだったりします。
by sig (2020-05-12 16:06) 

JUNKO

とても心に残る映画です。

by JUNKO (2020-05-12 16:23) 

こはく

なるほど、ジャンル分けって
始めた本人がするのではないのですね。
言われてみれば納得です。
by こはく (2020-05-12 17:04) 

hirometai

ぼんぼちぼちぼち様
ニューオーリンズという名の軽やかな楽しい響きを思い出しました。(^^♪

by hirometai (2020-05-12 17:33) 

ヨッシーパパ

ジャズで聞いていたのは、ライトジャズと言われている物でした。
学生時代にジャズ好きの後輩に彼の好みのジャズのカセットテープも貰ったのですが、少し暗すぎて(ヘビー?)合いませんでした。^_^
きび焼酎は、初めて買って見ましたが、癖のある焼酎ですが、私好みの味でした。
by ヨッシーパパ (2020-05-12 18:06) 

ニッキー

ジャズも楽しめる映画なんですねぇ=(^.^)=
ニューオリンズは独特の文化だと思ってますが
そこからシカゴはかなりハードな道のり(°_°)
by ニッキー (2020-05-12 18:38) 

yokomi

 ジャズ、詳しくはありませんが、時折聴きます。そーゆー歴史があったんですね(^_^)v
by yokomi (2020-05-12 21:07) 

marimo

神戸は日本のJazz発祥の地などと言われ年に数回ジャズフェス的な?
行事もあります(^^ でもコロナの影響でイベントも中止され小さなJazz Barは経営危機に陥っていることでしょう。
古き良き時代を継承していきたいですね。映画とともに。

by marimo (2020-05-12 21:34) 

横 濱男

ニューオーリンズの映画は見たことは無いですが、
JAZZ発祥の地ですね。
by 横 濱男 (2020-05-12 22:45) 

たいちさん

分かりやすい解説を有難うございます。DVDのレンタルをしようと思っています。
by たいちさん (2020-05-12 22:50) 

そらへい

数年前に、格安DVDで見つけてみました。ストーリーはほとんど忘れてしまいましたが、サッチモとビリー・ホリデーが出ていたのは覚えています。特にビリー・ホリデーの生で歌っている姿を見たのは初めてでレコードより印象深かったですね。
ミードルクスルイスは気づきませんでした。
映画としては、所詮白人が作った白人受けのジャズ映画という感じを強く受けた気がします。この時代のジャズの映画は皆、そうですね。
by そらへい (2020-05-12 22:55) 

Boss365

こんにちは。
映画「ニューオリンズ」面白そうですね
「ブギウギピアノ」初めて聞くジャンルです。知りませんでした。
クラシックジャズ、欧米的な表現ですね。
ジャズを聞き出したのはモダンジャズですが、
ビバップ時代のチャーリー・パーカー等も好きです。
1917年時代のジャズの音源があったら・・・
聴いてみたいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-05-12 23:35) 

藤並 香衣

地元のジャズバーで生のジャズを聴いたとき
レコードや有線で聞いているのとまったく違う音色に驚きました
カッコいい曲が多いイメージです
映画の中でジャズが聞けるのですね
by 藤並 香衣 (2020-05-12 23:39) 

英ちゃん

ジャズ酒場じゃないけど、昔私が良く行ってた神楽坂にある焼き鳥屋ではジャズが流れてたんだよね。
私はジャズは聴かないから曲は判んなかったけど心地が良かったです。
by 英ちゃん (2020-05-12 23:57) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

ジャズお好きなかたもお好きでないかたも、この記事を読んで「ニューオーリンズ」観てみようかな、と思ってくださったかたも、こんにちはでやす。

そうでやすね、この時代だと、白人同士の恋愛を表層の主軸にしないと、白人客がたくさん呼べなかったんでやしょうね。
だからこそ、それもあって、ほんとの見所はここだよ!ということを、あっしはこの記事を通して言いたかったのでやす。

ミードルクスルイスは、白人紳士がシカゴで新たに始める店で、ピアノを弾いているずんぐりしたおじさんで、弾きながらサッチモとダイヤローグを交わしやす。
ここで弾かれている曲が、ミードルクスルイスの、否、ブギウギピアノ全般の代表曲とすら言えるホンキートンクトレインブルースでやす。
この曲はとても有名なので、YouTubeでもすぐに出てくると思いやす。
それを聴いていただければ、ブギウギピアノというジャンルがどういうものか、解られると思いやす。

あと、映画の中で、当時のニューオーリンズを象徴する場面として、
様々なジャズ酒場のバンドが台車に乗って、ウチはこんなゴキゲンな演奏してるよ!ってことをアピールするために、演奏しながら台車で街なかをまわるんでやす。
宣伝合戦でやすね。
で、街を歩く人々は、「おっ!このバンドの音、いいからこの店行ってみよう!」と、台車の後をくっついて店に入ってゆくわけでやす。
まあ、そういう知識を得られるという意味でも、観る価値は大の作品だと思いやす。

で、あっしは、ブルースに関しては、戦前ブルースからシカゴブルースまでは好きな時代なので、その間のブルース史は一通り勉強しやしたが、ジャズ史は勉強してないんでやす。
というのは、ジャズで興味が持てるのが、この映画の時代から少し後までなので。
好んで聴くのは、ブギウギピアノの他には、ラグタイム、ビッグバンド、サッチモならキングオリバー楽団時代やホットファイブ時代。
あっしが聴くジャズで最も新しいとこで、モダンごく初期のレスターヤング、ビリーホリディまででやす。
それ以降のモダン全盛期以降はもう興味が持てないので、全然知識がないでやす。

そう、ジャンル分けは、後年、他者(主に評論家)によってなされるんでやすよね。
この映画の時代はまだ混沌としていたジャンル分けされる以前の時代で、サッチモは、ジャズ史を勉強してもブルース史を勉強しても、両方に必ず出てくる人物でやす。
例えば、日本における演劇にしたって、最初は、アングラも不条理もミュージカルも全部「新劇」って呼ばれてたんでやすよね。
本来的に日本にあった歌舞伎と能と狂言以外はみんな新劇、と。
それが、評論家達によって、一括りにするにはあまりに多彩だぞ、ということでジャンル分けされたわけでやす。

アメリカが自由の国なんて妄想、、、まったくその通りだと思いやす。
だって、1060年代くらいまで、州によっては、黒人ミュージシャンのコンサートに、白人しか聴きに行けないとか、隔離席があって、黒人はここでしか聴いちゃいけない、とかそんな法律があったんでやすよ。
まったくどこが自由なんだか、、、って感じでやすよね。

でも、そういう壁を少しづつ壊してゆくのって、政治の力だけでなく音楽をはじめとする文化の力も大きいと感じてやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-13 14:09) 

ぼんぼちぼちぼち

訂正

1060年代→☓
た1960年代→○
失礼しやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-13 19:04) 

JUNKO

懐かしく、そして忘れられない映画です。
by JUNKO (2020-05-13 20:26) 

JUNJUN

ジャズの本場ニューオリンズ・・・。
一度行ってみたいんですけど、治安が心配なんですよね・・・。
by JUNJUN (2020-05-14 02:59) 

tarou

お早うございます、善光寺にコメントを
有難うございました。

ジャズの本場ニューオリンズへは行ったことは
有りませんが、山梨の小さなお店でジャズ演奏を
聞きながら一杯飲むのが好きです。

by tarou (2020-05-14 10:16) 

ぼんぼちぼちぼち

JUNKOさん

JUNKOさんもご覧になったのでやすね。
ジャズ発祥(正確にはブルースからの枝分かれ)の時代のよく解る ジャズ史に名を遺す大御所ミュージシャンの出演する貴重な作品でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-14 11:30) 

ぼんぼちぼちぼち

tarouさん

ジャズの生演奏を聴きながら飲むの、いいでやすよね〜
やはり生は臨場感や他のお客さんの反応も楽しめるし、何より音がダイレクトに伝わってきて圧巻でやすよね。

by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-14 11:36) 

ぼんぼちぼちぼち

JUNJUNさん

ニューオリンズ、今の時代でも、区域によって治安が悪い所があるようでやすね。
あっしも行ったことないので明確な答えは出来やせんが、区域を選べは大丈夫らしいでやす。
せっかくだから、行かれるのなら、ルイアームストロング公園観て、夕方一杯やりたいでやすよね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-14 11:45) 

薔薇少女

大変ご無沙汰しております!!
nice!押し逃げで、いつも失礼しています!

【 ニューオリンズ】という言葉を聞いて、即浮かんで来るのが
飯田久彦が歌う【ルイジアナ・ママ】という曲です!
♪あの娘(こ)は♪ ルイジアナ・ママ♪
♪やって来たのは ニューオリンズ ♪♪
ぼんぼちさんは、この歌が流行った時代は、まだ赤ちゃんだったのかな(笑)
youtubeで聞いて、コロナ鬱の気分も、少し気が晴れました!
あの頃の気分を思い出させて頂き、有難うございました。
by 薔薇少女 (2020-05-14 14:05) 

ぼんぼちぼちぼち

薔薇少女さん

お久しぶりでやす!お元気そうで何よりでやす!

飯田久彦さんのルイジアナママ、解りやすよん。
仰るとおり、あっしはまだ生まれるか生まれないかって時代でやすが、
オールディーズ好きなので、色々聴いてやす。
他には、尾藤イサオさんの悲しき願いも好きでやす。
これはアニマルズのカバーでやすね。
あと、ヴァケーションをカバーされてた弘田三枝子さんのパンチのある声量には圧巻でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-15 13:11) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

この映画、見てみたいですね。

サッチモは脇役ということですが、この映画はある意味サッチモの人生の一部分であるように思え、そうしたことから、影の主役と言ってもういいのではないかと思います。
ビリーホリディはライブ盤でその喋る声は聞いたことあるのですけど、姿を見て聞けるというのは大変貴重ですね。

この映画に描かれた時代の直後、アメリカが第一次世界大戦に参戦、ヨーロッパに渡った黒人兵の軍楽隊がそこでジャズを演奏したことで、ジャズが世界に広がったということを考えると、そうした点からもこの映画は、見る価値大だと思います。


by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2020-05-17 17:58) 

ぼんぼちぼちぼち

老年蛇銘多親父さん

仰るとおり、サッチモはまさに「影の主役」という感じでやす。
サッチモ率いるバンドが、シカゴをかわきりにアメリカのあちらこちらの地域でぐんぐん人気が出てゆく様子も描かれているし、サッチモの演奏シーンも何シーンもありやす。

ビリーホリディ、あっしはこの映画のDVDを買った後で、ライブ盤で飛行機の音で歌が聴こえなくなって「あら〜飛行機の音で聴こえなくなっちゃったわ!」みたいな意味のことを言っているCDを買いやしたが、そちらでビリーホリディのしゃべっている声を知っておられるかたは多いかも知れやせんね。

映画、是非 ご覧になってみてくだされ。
もしもレンタル屋さんになかったとしても、かなり安価に購入出来ると思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-17 19:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。