So-net無料ブログ作成

老健(介護老人保健施設)「E」の施設内の様子 [リポート]

介護施設1.JPG

私の親友Tさん(60才 男性)は、過去記事「Tさんの脳梗塞発病記」にも記したように、今年の春分の日に 脳梗塞を発症し、中野区江古田のSという病院に入院した。
Tさんは、記憶力や思考力には何の支障も生じなかったが、右半身麻痺となってしまった。

S病院でこれまでリハビリを続けてきたがあまり回復せず、しかしS病院には病院側の決まりとして半年間しか居られないとのことで、S病院の関連施設で かつ地理的にも近い Eという老健(介護老人保健施設)に入所することとなった。
Eは、「在宅介護が困難な65才以上の人」と「40才以上65才未満で特定疾病を患っている人」に入所資格があり、Tさんは後者に当てはまるので、Eに三ヶ月間入所しリハビリを重ねた後に帰宅という運びとなったのだった。
なお、特養(特別養護老人ホーム)と老健はどう違うのかを極めて簡単に説明すると、前者は終の棲家となる施設で、この老健は、利用者各々に合った期間の入所で回復をさせ 最終的には自宅復帰を目指す場所なのだそうだ。

入所したてのTさんから「ここ(E)は、Sのディルームとは様子がぜんぜん違うから 覚悟して来てね。」とメールがあった。

介護施設.JPG

それから約一週間後、私はEへ Tさんの面会に訪れた。

先ずTさんの部屋へ行き 頼まれていた秋冬物の部屋着と映画のDVD数本を渡し、車椅子のTさんと共に 縦横にテーブルの並ぶ 広々とした共同スペースへと移動した。
一見 S病院のディルームと何ら変わりない 広さ・テーブル・椅子の配置だった。

がーーー
Sのディルームでの面会時と同じように Tさんと 最近観た映画や行きつけのカフェの繁盛ぶりや他の友人の話しを始めた私の耳に入ってきたのはーーー
「クスリ まだぁ〜? クスリ まだぁ〜? クスリ まだぁ〜?」
おじいさんのすっとんきょうな声だった。
「お薬はね、お夕飯が終わった後でしょ」
優しく諭す 職員さんの声が聞こえてきた。
けれど間髪おかず、「クスリ まだぁ〜? クスリ まだぁ〜?、、、」は、同じすっとんきょうさで続いていた。
介護施設.JPG

共同スペースをじっくりと見渡すとーーー
あちこちにお年寄りが座っていたが、会話をしている人はおらず、おおかたの人が何も考えていない風に ただただ空間をポカンと眺めていた。

共同スペースの出入り口脇にはL字型の受付があり、カウンター内で職員さんがニ、三人、パソコンに向かったり書類の整理をしたりしていた。
職員さんは、カウンター内にいる人も共同スペースで仕事をしている人も、殆どが30代くらいの男性だった。
そのカウンターに直角に付く形で 車椅子のおばあさんが三人、まっすぐに顔を向けていた。
そのうち二人は後ろ頭しか見えなかったので どんな表情をしているのか判らなかったが、一人は私の位置からお顔が見えた。細面の目の大きなおばあさんだった。
そのおばあさんは般若の如き形相で「ぐわぁぁぁ〜〜〜! ぐわぁぁぁ〜〜〜! ぐわぁぁぁ〜〜〜!、、、」と叫んでいた。
カウンターに向いたおばあさん達とカウンター内の職員さん達の物理的距離は、ちょうどバーカウンターの止まり木に掛けた客とバーテンダーくらいの近さだったが、精神的距離は、一億光年くらい離れているように感じられた。

私とTさんの隣りのテーブルの 顔も身体も丸っこいおばあさんは、職員さんの一人に、「今日はどうしちゃったのー? お顔が険しいよ。笑おう!」と 人差し指で眉間をなでなでされていた。
介護施設.JPG

車椅子で片足だけを使って共同スペース内をぐるぐる廻っている 60代くらいの男性がいた。
男性は廻りながら「あ、初めて見る顔だ」といった感で私を見上げ、再び車椅子を動かしていった。
この男性は、Tさんと同じ理由での入所だと察することができた。
ぐるぐる廻っているのは、車椅子に馴れるためのリハビリだと思われた。

Tさんとのひとしきりの近況話しが終わった時、Tさんは「この間、敬老会ってのがあってね」、急に声をひそめた。
「『ふるさと』って歌あるでしょ、あれをみんなで歌ったんだけどね。 僕の正面に座った○○さんっていう90代のおじいさんは『ふるさとはいい歌ですねぇ』って、さかんに感動を伝えてくれてね、穏やかに世間話もいっぱいしてね、『ではまた明日』って、部屋に帰って行ったんだよ。 で、次の日、僕が○○さんに挨拶したら知らんぷりされてね。 『ふるさと』を歌ったことも僕と話しをしたことも、僕という存在じたいも忘れてるんだよ」と言った。
介護施設.JPG

私は、共同スペースと扉で隔てられている廊下にある 職員さんや面会者用のトイレに立った。
トイレの横のテーブルでは、入所者の家族らしき二人の中年男女と職員さんの一人が、とても深刻そうな張り詰めた空気感で 前のめりに話し合いを行っていた。

私がトイレから戻ると、Tさんの背後に小柄なおばあさんが立っていて、職員さん三人に「今日は帰らないよ。帰るのは明日だよ。 明日になったらご家族の人が迎えに来てくれるからね」と 囲まれていた。
Tさんは再び声をひそめ「本人の意志とは関係なく入れられてる人が大半だからね。帰りたがる人が多いんだよ」と耳打ちした。

介護施設.JPG

「ぐわぁぁぁ〜〜〜!」と叫んでいたおばあさんは、皆より食事の時間が早いらしく、ずっと車椅子を付けていた受付カウンターで、職員さんに スプーンで以て アーンと食べさせてもらっていたが、一口口に入れてもらう度に「ぐわぁぁぁ〜〜〜!」と やはり般若の如き形相で叫んでいた。
職員さんは、淡々とスプーンを運んでいた。

丸っこいおばあさんが「トイレー!」と 幼児が発するのと同じように 天に向かって声を飛ばした。
すぐに職員さんの一人(なでなでしていた人とは別の人)がやって来て、手を引いて 入所者用のトイレに向かった。
さながら、元気のない幼児が親に手を引かれているようだった。
そして、30代男性職員さんと二人で 当たり前の様子で個室トイレに入って行った。

Tさんと二時間半ほどしゃべり、Tさんも夕飯の時間が近くなったので おいとますることにした。

受付で「ありがとうございました」と礼を言い、扉を開け エレベーターに向かった。
すると 職員さんの一人が足早に追いかけてきて「今日は来てくださってありがとうございました!」と会釈をし、エレベーターの下りボタンを押してくださった。
「また来ます!来週来ます!!毎週来ます!!!」と笑顔を向けると、彼は「ありがとうございます!!」と もう一礼してくださった。

エレベーターの扉が開き、私はEを後にした。

介護施設.JPG
ーーー衝撃だった。
人間というのは、ここまで深く老いてしまうものなのか!!!ーーーと。

私は、テレビのドキュメンタリー番組やネットの文面や人様の話しでは、老健というのは どのような所でどのようなお年寄りがいるのか 大まかな知識はあった。
しかし私は、父方の祖父母とも母方の祖父母とも一緒に暮らしたことはなく、父は、私が18才の時に母と離婚し 囲っていた愛人さんの一人を本妻にし 今は「よその人」であり、母は、私が27才の時に 52才の若さで突然の病いで死んだので、「深く老いた人」と全くリアルには接点がないままに生きてきたのだ。

映像や文面や話しで情報を得るのと 自分がその空間の中に入って現実に目の当たりにするのとでは、認識の度合いが段違いに違うことを痛感した。

このような 深く老いたお年寄りを持つ家庭の大変さというものに、恥ずかしながら 初めて気づかされた。
同時に 深く老いたお年寄りの介護・看護をする職員さんたちのお仕事も、これまで以上に尊敬せずにはおれなかった。

私はこれからも、深く老いたお年寄りを身内に持つことは ない。
あるとすれば、それは、長生きした場合の自分自身だけだ。
自分自身の今後の人生設計は、自分なりに すでに明確に出来上がっている。

介護施設1.JPG


nice!(246)  コメント(66) 
共通テーマ:映画

nice! 246

コメント 66

ヤマカゼ

介護施設にぼんぼちぼちぼち様がたまたま一人、周りを見てびっくりされたでしょうね。
お見舞いご苦労様でした。
by ヤマカゼ (2019-09-28 06:38) 

横 濱男

介護される職員さんは大変ですね。。
字面で書くとこれだけで終わっちゃいますが、計り知れない精神的ご苦労があります。
報酬、倍以上にしてあげたい気持ちです。

by 横 濱男 (2019-09-28 09:25) 

ackylacky

私が働いているのは特養ですが、だいたい同じような感じです。
認知症になった人をどのように理解するかですが、人間何もできない赤ん坊でこの世にやってきて、途中で死なない限り、何もできない老人になって戻っていくと考えてはいます。
そう考えると自然と愛情も湧き苦痛困惑が減るのですが、学者や厚労省の役人は認めない考え方ではあります。

by ackylacky (2019-09-28 10:13) 

ponnta1351

老いは必ず誰にでもやってくる。
他人事じゃないのです。 若い時のように綺麗でありたいなどと言う事も思わなくなり構わなくなります。
先行きを考えると身につされます。 歳をとってこんなはずじゃなかって思いますよ。20年後くらいに実感するかな。
by ponnta1351 (2019-09-28 10:20) 

ニッキー

介護施設の職員の皆様は日々大変だと
本当に頭が下がります(_ _)

by ニッキー (2019-09-28 11:01) 

侘び助

私も行く先にこんな光景が待っているのでしょうか??
今のままで果てる日が来ることを祈るのみ<(_ _)>
by 侘び助 (2019-09-28 13:06) 

ChatBleu

みんながみんなこういう風に老いるのではないと思いたいですね。
やはり、アルツハイマー等を発症してしまうと、なかなかつらいものが。
介護の現場は厳しいです。いつでも人不足だし、体力もいるし。
そのくせお給料がいいわけじゃないから、なり手がいないんですよね。

すもも祭りの記事も以前書いたことあります。
すももも売ってますが、それよりも、厄除けの烏うちわがおめあてです。
by ChatBleu (2019-09-28 13:36) 

英ちゃん

ボケると深く老いたお年寄りになるのが一般的だけど、逆に子供に戻る人も居るみたいだよ(゚□゚)
by 英ちゃん (2019-09-28 13:40) 

sig

すごくリアルなルポで、内部の状況がよく伝わってきました。でも、明日は我が身かもしれないと思うと、やり切れません。普通に生きることの難しさを覚えました。
by sig (2019-09-28 14:10) 

扶侶夢

>映像や文面や話しで情報を得るのと 自分がその空間の中に入って現実に目の当たりにするのとでは、認識の度合いが段違いに違う

まったくその通りだと思います。どの様に捉えて意見を持つにしても、まずは現実を見て知ることが大切ですね。
by 扶侶夢 (2019-09-28 14:48) 

リンさん

衝撃でしたね。
私の周りには年寄りが多いです。
身内には、幸いそこまでボケている人はいませんが、近所の方が施設に入ったと聞くと切なくなります。
本人よりも家族が大変だと聞きますが、出来れば施設は最終手段にしてあげたいところです。

by リンさん (2019-09-28 14:50) 

斗夢

他人事とは思えません、あすは我が身かと。
by 斗夢 (2019-09-28 15:07) 

とし@黒猫

僕の母も、脳梗塞で左半身麻痺、病院を40日で出て施設生活です。
様子を見に行くたび、老いが深くなります。
明日家へ帰る、と言います。
帰れるはずもなくです。
妹は、明日、家へ帰ろうね、と返事します。
その会話も、翌朝目覚めると、記憶から消されています。
by とし@黒猫 (2019-09-28 15:57) 

mayu

深く老いる・・・壮絶ですね。
知能は2歳児以下になるのが、認知症だと思いますが・・・
親がこうなったらどうしようと思います。
by mayu (2019-09-28 16:45) 

okko

斗夢さんではないけれど、今日のお話しは、明日は我が身、いささか辛いものがありました。
理想としては、突然死を願っています。後遺症もなく、家族にも迷惑をかけず、理想的。でもねぇ、こればかりは自由に選べないから、困りますよ。もう充分生きました。思い残すことは何もありませんから。醜態は晒したくない、本音です。
by okko (2019-09-28 16:48) 

エンジェル

Tさん大変ですね。ここは認知症の方がたくさんいらっしゃるのでしょうか?うちも子供がいないので他人事ではありません。老後は気に入った施設に入って誰にも迷惑かけずに最期を迎えたいと思っています。
by エンジェル (2019-09-28 17:08) 

rannyan

わたしはこういう関係の所の仕事だったので ..
それぞれの人、家族との関係、どれひとつ同じものはないので
だからこそ難しいこともありますね
気に入った施設でも職員が変われば、ガラッと雰囲気が
変わることもありますし、
Tさんが一日も早くお家で生活できるまでに回復されるよう
願っています
by rannyan (2019-09-28 17:36) 

裕々

私はごく近い身内が認知症なので、ここに書かれていることに驚きはありませんが、一般の人の認識はもっと生ぬるいでしょうね。
表現は極端ながら、認知症は精神が死んだのに肉体がまだ生きているようなもので、人間の尊厳は残っていません。
私自身すでに老人ですが、認知症になるくらいなら死にたいです。
by 裕々 (2019-09-28 17:38) 

花好き人

深く年老いた時の自分のあり方を考えさせられますね
ピンピンころりを願うのみです
by 花好き人 (2019-09-28 17:47) 

りみこ

歳を取ること、老いていくことってなかなか大変ですよね
人は簡単に死ねないし、死なないし
難しいことと思います
今認知症に関しては進行が進む前に薬が飲めたり、どうしたら
なりにくいかということも研究が進んでいますよね
今度苦しい想いがみんなに無いといいなぁと思います
by りみこ (2019-09-28 19:49) 

センニン

こんばんは。
人生50年と言われた時代は頭がしっかりしたまま亡くなったのでしょうね。
昔はガンが現れる前に人の命が尽きてしまったと言われています。
by センニン (2019-09-28 19:52) 

johncomeback

僕は大手電機メーカーを早期退職して直ぐに社会福祉法人に再就職しました。
新設される特養老人ホームの施設長に就任する予定でしたが、
介護施設の実態を目の当たりにして心が折れて1ヶ月で退職しました。
介護福祉士の妻に「だから貴方には無理だって言ったでしょう」と
嘲笑されました。
by johncomeback (2019-09-28 19:55) 

うりくま

親族でなくても身の回りのお世話やちょっとした
頼まれ事をしてくれたり、話し相手になってくれ
るぼんぼち様がいらっしゃることはT様にとって
励みになると思います。回復したいという気力が
何より大事ですので。認知症の方々もプライドは
高く、自分が馬鹿にされているか尊重されている
かは敏感に感じとっておられます。
by うりくま (2019-09-28 20:34) 

きよたん

私も母が健康な人の生活をしている頃に
は気づかなかった老人の現実を施設や病院で
見るようになりました。
隔離された世界ですが自分に無関係の世界では
ありません。
出来るだけ一人で生活できるよう健康でいたいです。

by きよたん (2019-09-28 20:36) 

kou

長年介護施設に勤務していましたが、利用者さんや職員を含め切ないことが多すぎてリタイアしてしまいました。
経営者の方針で施設の善し悪しが決まりますね・・・。
by kou (2019-09-28 21:05) 

KOME

まともそうに見えて認知症なこともあるし、ボーっとした表情のように見えて、ちゃんと思考している方もいるし、ほんと色々なんです。
by KOME (2019-09-28 21:13) 

ゆきち

母が介護施設でお世話になっているので驚きはありませんが、確かに実際に体験してみないとわからない事ですよね。
施設で働くみなさんには本当にお世話になっていて、心から感謝しています。
by ゆきち (2019-09-28 21:36) 

erena

上の世代と自分、そして下の世代もありますが
少しずつでも急な出来事にでもその時その時考え
どの立場でも自分の出来る事をやるしかないのだと思っています。
相談できる場所や思ってくれる方がいるということ
共有できる人がいてくれる事は
本当に心強い事と思います。 
by erena (2019-09-28 21:49) 

ロートレー

幸い、今は生活に支障をきたさないという意味で健康でも、加齢が進み、いつかは他人の助けがなくては生きていけなくなる時が来るであろうという漠然とした不安
でも、そのことはあまり深く考えないで暮らしたほうがそれまでの間、精神的には安らかもと考えてしまいます・・・

by ロートレー (2019-09-28 23:00) 

つねまん

老後の介護・看病...
状態や状況、人によって様々ですよね。
私の場合、一人暮らししていた叔父が今施設に入所しています。
なる様にしかならないと思うようにしていますが…
考え込んでしまいます。
by つねまん (2019-09-28 23:35) 

這い上がるママ

家族が介護が必要になったり、施設のお世話になったりするのは、とても切ないですね。80代の義理の父も今は儀母が介護しています。頭はしっかりしていますが、歩くのがままならずほとんどベッドで寝ています。月に2,3回食事に誘われますが、車椅子で一緒に出かけるとすごく喜んでくださるので、できるだけ顔を見に行っています。
by 這い上がるママ (2019-09-28 23:37) 

猫の友 メルティー

なれの果て。。。。健康診断の癌健診、私、もうやめようかしら。
by 猫の友 メルティー (2019-09-28 23:51) 

werewolf

明日は我が身、ですよね。
子供たちに苦労はかけないようにしたいと思ってはいますが、果たして…
老いは止められませんから、せめて健康には気をつけたいところです(^.^)

by werewolf (2019-09-29 00:58) 

藤並 香衣

僕は姑と同居しているので正直しんどいです
いろいろあるとそういう施設に入れられないかと
本気で悩みますよ
by 藤並 香衣 (2019-09-29 01:19) 

kiki

症状の違いはあるでしょうが、
皆さん、老いていく道だと思います。
先日、区役所に行きました。
男性の職員は普通に話して良かったのですが、
女性職員、いやにゆっくりとした口調で話して
聞き取りづらく、不快でした。
考えるとお婆さんだと気を使ったのでしょうが、
かえって迷惑でした(笑)


by kiki (2019-09-29 06:26) 

kohtyan

老いは苦しみです。幼児に帰ってしまうのでしょう。
職員の方、尊敬しますね。
by kohtyan (2019-09-29 09:08) 

hirometai

ぼんぼちぼちぼち様
おはようございます。
自分の思いとは違い、老いてゆかれる人をたくさん見てきました。
病院でも、老健でも特養でも色々な人に会いました。
現実を受け止めるのが辛かったです。
自分も高齢者の一人ですが、静かに楽しく老いて行きたいと望んでいますが、果たして希望通りに行くのかな?
お友達のお見舞い続けてあげてください。
きっと老健の辛さを耐えていらっしゃると思います。
by hirometai (2019-09-29 09:20) 

g_g

自分も老健に入所している人たちを数多く見て来ました。
その中で親戚の方々も入所していて見舞いに行ったその場で
亡くなった方も見て来ましたが、やはり状況を見ていると
自分はどうすれば良いのか悩みます、未だにですが・・・
by g_g (2019-09-29 09:31) 

taku1_lily

子供叱るな来た道だ
年寄り笑うな行く道じゃ
そんな言葉を思い出しました。
by taku1_lily (2019-09-29 09:38) 

ファルコ84

私は、身内の介護で老健の様子は体験しています
施設の職員の皆さんには、想像以上の大変さに心から感謝しています
いつかは我が身と思うと迷惑をかけたくないとの思いに駆られます
自分で決められる生き方をしたい…
しかし、気が付いたら…。
by ファルコ84 (2019-09-29 10:28) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

やはり、お身内に施設に入られたかた 入所を考えているかた、幾人もおられやすね。
また、近い将来 あるいは明日は我が身かも?というご年齢のかたも。
そして、この類の施設で働いておられるかた 過去に働いておられたかた、想像以上に多くおられたことに小さく驚きやした。
老いは、誰にとっても他人事ではありやせんね。

あっしが見たのは、共同スペースでのほんの2時間半に過ぎなかったのでやすが、それでもこれだけ衝撃を受けやした。
夜やベッドでは、どのような状況なのかは、Tさんが話してくれることを聞くだけなんでやすが、
Tさんは四人部屋で、他の三人のお年寄りはまったくしゃべることができないんだそうでやす。
でも、そのうちの一人のおじいさんは、眠っている間はずっとハミングされているそうでやす。「ふっふふっふ ふっふふふふ〜〜ん!、、、」って。
脳って、つくづく不思議だなあと思いやした。

そうでやすね、人生50年といわれていた時代は、脳よりも身体か早く老いて 皆亡くなっていってたんでやすよね。
時代がくだるにつれて、どんどん食べる物もよくなり、医学の発達で 身体の病気は、治せなかったものが治せるようになって、でも痴呆の特効薬というのは、まだ開発されてないんでやすよね?
そのために、このような状態のお年寄りが増えてしまった。

寝たきりで頭だけがクリアも辛いけど、頭の老いたお年寄りを持つご家族、今、あっしが想像しているよりもっと大変だとお察ししやす。
加えて、施設で働くかたも、夜勤もあるわけだし、職員同士の人間関係も難しいでやしょうし、心から尊敬しやす。

Tさんへの温かいお言葉、ありがとうございやす。
Tさんになり代わりやして御礼申し上げやす。
あっしになんぞ出来ることはたかが知れているんでやすが、
毎週必ず面会に行こうと決めてやす。
S病院での半年間も毎週面会に通っていて、これからの三ヶ月も毎週欠かさず訪れようと。
面会している間は、こんなあっし相手でも、ちょっとでも心が晴れてくれると嬉しいでやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2019-09-29 12:07) 

yokomi

 多胎児の子育ても、お年寄りの介護も、ほんと大変(>_<) 前者には行政の手厚い手助けと、後者にはとりあえず更なる賃上げを国にお願いしたいです。
by yokomi (2019-09-29 13:23) 

八犬伝

難しい問題ですが
これが、現実ですね。
私の母も、今年から施設で暮らしだしましたが
なかなか自分の事を理解できていないようです。
元気なのですがね。
by 八犬伝 (2019-09-29 13:30) 

プー太の父

ぼんぼちぼちぼちさん、だいぶ衝撃を受けたことでしょうね。私は
弁当配達の仕事で高齢者の個人宅を訪問していますが、やはりいろいろと目をそむけたくなるような気の毒な現実も目にすることもあります。
by プー太の父 (2019-09-29 15:12) 

rappi

親戚の老人ホームに顔を出したことがありますが、
やはり同じように思いました。
健康に歳を重ねたいなと思います。
by rappi (2019-09-29 18:29) 

リス太郎

先ず、訪問が遅くなり不義理を致しましたことを陳謝します。感想が多すぎて書ききれないので、出来るだけ簡潔に書きます。私の脳梗塞がらみの忌まわしい話は笑えるけど実話吉本新喜劇なので恥ずかしいから辞めます。師匠の岸本先生に読まれるとまずいので。(別にええけど)
貴女の文章の才能に驚きました。こんなスタイルでこんな表現もできるんだと。芸術をやられていたからだと思います。そして段落の区切りにアートを入れる手法。こういう文章でやられると、「あたー!やられたー!」です。
by リス太郎 (2019-09-29 19:14) 

こじろう

・・・むか~しの事を思い出した。
今と違って,家で看るのが当然だった時代のこと。
一緒にお茶を飲んでいた小学生の孫の顔を突如忘れて「泥棒!」と叫んだ時の顔を今でも忘れられない。
老いる事に恐れはないけど,忘れてしまうのは怖いと思う。
by こじろう (2019-09-29 19:39) 

チャー

いつもご訪問ありがとうございます
コメント嬉しかったです。又よろしくお願いします(^^)
by チャー (2019-09-29 19:41) 

starwars2015

介護の現場って、大変なんですねって、人ごとのように
つぶやいていますが、明日は我が身かっていう不安があります。
by starwars2015 (2019-09-29 20:15) 

あとりえSAKANA

Tさん、早く退院できると良いですね。
私も身内が3人、施設にいます。
どの人も体の具合が悪く、ひとりで何でもが
出来ないので、仕方なくの入所ですが、
お見舞いに行くと壮絶です。
私も家族や私自身の事をいろいろ
考えないではいられません(-_-;)
by あとりえSAKANA (2019-09-29 23:54) 

Rchoose19

私も間近にわけのわからない老人がいなかったので
何だか信じられないような気持ちがしています。
遅かれ早かれ自分もそうなっていくのかなぁとか、
それはいつの日の事なのかなぁ・・とか
記憶が無くなったら今の自分がいくら考えても無駄だよなぁとか・・
いろいろ考えてしまいます・・・・・
by Rchoose19 (2019-09-30 07:59) 

hana2019

親友Tさん60才と、同年代の私。
病気の後遺症により不自由な身体で、リハビリに励む日々も同じです。
今、通所しているところは幸いそこまでの方はいませんけれど・・・
入院していたリハ病棟を思い出し悲しくなりました。
まだまだお若いTさん、さぞかしお寂しい事でしょう!
ホンの少しの時間でも良い、また会いに行って差し上げてください。
by hana2019 (2019-09-30 09:09) 

拳客の奥様

入院していると、1日の時間が長く感じるかもしれない
ぼんぼちさんのお見舞いは、ご友人も楽しい時間でしょう
少しでも気持ちと身体が、楽になる事願っています。
by 拳客の奥様 (2019-09-30 09:28) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

お身内が施設に入られているかた、やはり初めて施設内の様子を目の当たりにすると驚愕してしまいやすよね。ここまで頭が老いた人もいるのか、、、と。
瞬間的に目の前の身内の顔を忘れてしまったりもするのでやすね。
その日その日で状態が違うとは聞いてやしたが、瞬間的にきてしまったりするのでやすね。
他人であっても、頭が老いてしまった人の様子を目の当たりにするのはショックでやすね。
いやほんと、「、、、えっ?!、、、これって現実だよね?」って。
実際、目の前で起こっていることに対して受け入れられるまで 少し時間がかかりやした。

でもこれが今の日本の現実で、こういったご老人は増える一方なんでやすよね。
だから国は、その現実をしっかり把握して、施設も十分な数作って、職員さんのお給料も仕事のハードさに見合ったものにしていただきたいでやすね。
そう、多胎児を抱えるご家族も大変でやすよね。

あっしの文章・画像のいれかた、お誉めくださりありがとうございやす。
長い記事になってしまったので、極力 一行空けを多くし、文章の内容が若干変わるタイミングで画像を入れて、少しでも読みやすいように あっしなりに考えやした。

へい、Tさんのお見舞い、必ず毎週 行ってやす。
次回はあさって伺うんでやすが、雨も降らなそうなので、「施設内の庭に出てみようね」って計画してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-09-30 12:41) 

sasanono

ある程度の知識があるつもりでいても、現実は衝撃ですよね。
私も父の車椅子介護している時に、いろいろな人, 施設を見て
呆然とした心地になったのを思い出しました。
呆然とし過ぎて、何にもないところで転んでしまったことも ...
毎週の訪問、Tさんの幸せですね。
そして、ぼんぼちさんの優しさを感じました。
読んでいて、何か安堵のような感情がありましたよ。
by sasanono (2019-09-30 16:18) 

薔薇少女

↑>他人事とは思えません、あすは我が身かと。
70を過ぎてから、日々実感しています・・・
by 薔薇少女 (2019-09-30 16:41) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

あすは我が身、他人事じゃないですね。あと1,2年かなあ。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2019-09-30 21:37) 

sana

いきなりこれでは、衝撃が強かったですね。
Tさんも麻痺以外はお元気なのだから、たまらないものがあるでしょうね。
私は親がだんだん老いていくのを間近で見ていたので、ゆるやかに知りました。
老人病院に入院したときは、似たような状況がありました。短期入院の方もいるのですが、黙って食事している人が多かったですね。叫ぶ人もいました。一度に何人もということは少なかったけど‥
命を燃やし尽くしたら枯れていく、それが自然なのだと思うようになりました

介護の大変さはわかってほしいし、だから嫌だ怖いと言うんじゃなくて、やりがいや大切さも知ってほしい。
在宅介護10年、入院3年、大勢の方の力を借りました。ヘルパーさんや看護師さんなど出会った人の中には(普通のおばちゃんや困った人もいたけど)素晴らしい人もいらっしゃいました。
介護に携わる人の待遇は手厚くしてほしいものです。
by sana (2019-10-01 00:21) 

サンフランシスコ人

「過去記事.....にも記したよう...」

http://bon-bochi.blog.so-net.ne.jp/2019-04-04

当時、拝読させていただきました.....

「人間というのは、ここまで深く老いてしまうものなのか....」

カリフォルニア州の女性は直ぐに老いてしまう.....
by サンフランシスコ人 (2019-10-01 03:07) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

先ずは、Tさんからのお言葉でやす。
この記事のみなさんからのとても温かなコメントを読んで
大きく励まされました ありがとうございます と仰ってやした。
みなさんのコメントにより、よりリハビリにもチカラが入られることと思いやす。

そう、Tさん、コミニュケーションの取れなくなってしまった人達の中での入所、精神的に辛いものも大きいと察します。
よく、リハビリの○○くんがこう言ってね、などと、面会者以外ではリハビリのかたとの会話を楽しみにしておられるようでやす。
介護士さんは、全員が「Tさんは頭には支障はない入所者だ」ということを認識しているわけではないようで、頭の老いた人にむけたような話し方をされることがしばしばあるそうでやす。

それにしても、介護のお仕事、想像を絶する大変さのようでやすよね。
それでいてお給料は安いとのこと。
だから、介護職に就いても すぐに辞めてしまうひとが多く、介護士さん内での人間関係も築きづらく、常に人員不足の施設が多いそうでやす。
日本の今の、これからの、大きな課題でやすね。

70すぎると、やはり明日は我が身か?!と思ってしまいやすよね。
極力いつまでも、頭も身体も健康でおられることを陰ながら祈ってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-10-01 10:02) 

そらへい

義母が一時期、このような施設にお世話になったことがありましたが、怖がって早く帰りたがっていたことを思い出しました。無事自宅に帰れたときは、本当に嬉しそうでした。
by そらへい (2019-10-02 22:00) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

そうでやしたか。やはりご本人は入所したくなくて、家族の事情で仕方なく、、、というケースが多いのでやしょうね。
今回、施設内のお年寄りを見て、こいうい状態になってしまったら、家族は入所に踏み切らざるを得ないというのがよく解りやした。
今は昔と違って、奥様も働いてる場合が多いし、入所させられる状態のお年寄りというのは、夜中おとなしく眠っててくれるとは限らないでやすもんね。
お義母様、帰宅できて良かったでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-10-03 13:23) 

ねこママ

おはようございます。
元介護職員としては、早くご自宅に戻られることをお勧めします。施設って閉じられた空間なので、「家族、単身、友達いっぱい、ぼっち、」関係なく今までとは日常が全然違ってきます。刺激もないし、楽しい事もほとんどない。状況をあげればもっと出てきます。
そしてその空間に馴染んで、みんな老け込んでしまうのではと感じるのです。
早くご自宅に戻られますことを。
by ねこママ (2019-10-04 08:56) 

ぼんぼちぼちぼち

ねこママさん

貴重かつ説得力のあるご意見、ありがとうございやす。
拝読し、その通りだなあと思いやした。
Tさんは、とても友人が多く、あっしを含めてしょっちゅう面会人が来るものの、面会に行ってTさんのお顔をぱっと見た瞬間は、いつも暗いお顔をされてやす。
ご自身でも「あんな空間にいると気がめいるよ。咳までジジくさくなっちゃうよ」と仰ってやした。
三ヶ月間はいなければならないそうなので、Tさんが気持ちまで施設に慣れて老け込んでしまう前に、早く三ヶ月が過ぎてほしいと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-10-04 11:01) 

バニラ

寝たきりの人、認知症や喚いているだけにしか思えない人でも、ふと自分に戻ることがあります。 ずっと接しているとなんとなく感じます。
たぶん看護師さんや介護の方は忙しすぎて、なかなか気づくことはないかもしれません。 そんなとき家族としては良かったと思う反面、本当にこのまま生きていることを本人は望んでいるのだろうか、しあわせなのだろうかと苦しくなる瞬間でもあります。(すでに会話は成立できないので、確認することは難しいのです) 寂しがりやだった母を残して帰るのはほんとにつらいものです。
by バニラ (2019-10-13 22:36) 

ぼんぼちぼちぼち

バニラさん

バニラさんはお母様がそういった状況なのでやすね。
なるほど、ふと自分に戻られることがあるのでやすね。
こういうことを書いては突き放すようで失礼かも知れやせんが
「脳って、つくづく不思議だな、、、」と思いやす。
客観でいられる立場だから出てくる言葉かも知れやせんが。
そうでやすね、どうしてさしあげるのがご本人にとって一番幸せなのか、悩みやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-10-16 13:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。