私が非具象写真を公開する理由 [画家時代]
今、私は当ブログで、ニ記事に一記事は写真作品を公開しています。
私のブログを以前からご覧になっているかたはお解りのことと思いますが、私の写真作品は セルフポートレートを除いては、ほぼ モチーフに形を借りただけのデザイン的作品だったり 白黒ハイコントラストの表面的な美しさではないものを追求した作品ばかりです。
「ここにこういう建物があります」「花がキレイでした!」といったような直接的・具体的な説明写真は 殆どありません。
何故、私は、このような方向性の写真ばかりを 撮り 公開しているかというとーーー
私は、しばしば過去記事にて綴らせていただいてるように、若い頃、家庭の事情で 画家をやって母親を養わなければなりませんでした。
生活収入を得るための画業でしたから、月々 ある一定以上の金額は何が何でも稼がねばならず、そのためには 画商に指示された「売れ線」の画風の作品を描かなければなりませんでした。
画商に指示された売れ線の画風ーーー
それは、明度の高いバックに赤やオレンジ色や黄色の花が当たり前の生け方で生けられていたり リンゴやレモンが何のひねりもなく盛られていたりといった いわゆる「具象王道」の画風でした。
私はそういった画風が ヘドが出るほど嫌いでした。
ーーーそもそも絵を描くことからして好きだったわけではなく、母親の意志で美術の中高に入れられ、美術学校の学生は絵を描くことが当たり前の勉強なので 描いていただけでした。
卒業したら、ファッションの専門学校に進み アングラ演劇の衣装作りをするのが夢でした。
ですから、ヘドが出るほど嫌いな画風を来る日も来る日も描かねばならないことは大変な苦痛で、しかも個展の時は、客の夢を壊してはいけないという理由から「私が好きで表現した世界を解っていただけて嬉しいです!」と 微笑む演技をせねばならず、そのことも輪をかけて苦痛でした。
今と違いネットが無かったので 本音を吐き出せる場もなく、高校時代の学友に電話をしても「画家になったアナタは もう私達とは別世界の住人だから」と 友人関係も切られてしまいました。
くだをまきに行ける行きつけの飲み屋もなく、もとより 寝る間も削って描かなければならなかったので そんな時間もなく、いくら稼いでも「まだ足りない!」と 自分の自由になるお金も母親から与えてもらえず、ストレスが 破裂寸前の風船の如くに 膨らみに膨らんでいた毎日でした。
ーーーよく、元アイドルの女優さんが、アイドル時代は、自分の意志などまるでないがしろにされ、寝る間もなく食べる間もなく 大嫌いなフリフリの衣装を着せられて 歌いたくもない歌を歌わされ、好きな色から好きな食べ物まで どう答えなければいけないか プロダクションに決められ とても苦痛だった、と打ち明けられているインタビューを聞いたりしますが、あれと同じようなものです。
ですから 私は今、絵画と写真というジャンルの違いこそありますが、あの頃描かなければならなかった画風と真逆の非具象の写真を撮り 公開することで「あんな仕事やりたくなかったんだーっ!」と叫び 人生の帳尻を合わせているのです。
人生というものは、振り子がマイナスの方向に30度傾いたら その次はプラスに30度傾かなければ、精神の帳尻が合わず、心の膿が抜けずに 気持ちが「チャラ」にならないのです。
ブログを始め、私はこれまでに 300以上の非具象写真作品を公開してきました。
私の心の膿はすっかり絞り出され 画家時代の辛さはチャラになりました。
これからも、ブログを続けてゆくかぎりは、このペースで 非具象写真を公開し続け、ますますプラスに傾斜させてゆくつもりです。
私のブログを以前からご覧になっているかたはお解りのことと思いますが、私の写真作品は セルフポートレートを除いては、ほぼ モチーフに形を借りただけのデザイン的作品だったり 白黒ハイコントラストの表面的な美しさではないものを追求した作品ばかりです。
「ここにこういう建物があります」「花がキレイでした!」といったような直接的・具体的な説明写真は 殆どありません。
何故、私は、このような方向性の写真ばかりを 撮り 公開しているかというとーーー
私は、しばしば過去記事にて綴らせていただいてるように、若い頃、家庭の事情で 画家をやって母親を養わなければなりませんでした。
生活収入を得るための画業でしたから、月々 ある一定以上の金額は何が何でも稼がねばならず、そのためには 画商に指示された「売れ線」の画風の作品を描かなければなりませんでした。
画商に指示された売れ線の画風ーーー
それは、明度の高いバックに赤やオレンジ色や黄色の花が当たり前の生け方で生けられていたり リンゴやレモンが何のひねりもなく盛られていたりといった いわゆる「具象王道」の画風でした。
私はそういった画風が ヘドが出るほど嫌いでした。
ーーーそもそも絵を描くことからして好きだったわけではなく、母親の意志で美術の中高に入れられ、美術学校の学生は絵を描くことが当たり前の勉強なので 描いていただけでした。
卒業したら、ファッションの専門学校に進み アングラ演劇の衣装作りをするのが夢でした。
ですから、ヘドが出るほど嫌いな画風を来る日も来る日も描かねばならないことは大変な苦痛で、しかも個展の時は、客の夢を壊してはいけないという理由から「私が好きで表現した世界を解っていただけて嬉しいです!」と 微笑む演技をせねばならず、そのことも輪をかけて苦痛でした。
今と違いネットが無かったので 本音を吐き出せる場もなく、高校時代の学友に電話をしても「画家になったアナタは もう私達とは別世界の住人だから」と 友人関係も切られてしまいました。
くだをまきに行ける行きつけの飲み屋もなく、もとより 寝る間も削って描かなければならなかったので そんな時間もなく、いくら稼いでも「まだ足りない!」と 自分の自由になるお金も母親から与えてもらえず、ストレスが 破裂寸前の風船の如くに 膨らみに膨らんでいた毎日でした。
ーーーよく、元アイドルの女優さんが、アイドル時代は、自分の意志などまるでないがしろにされ、寝る間もなく食べる間もなく 大嫌いなフリフリの衣装を着せられて 歌いたくもない歌を歌わされ、好きな色から好きな食べ物まで どう答えなければいけないか プロダクションに決められ とても苦痛だった、と打ち明けられているインタビューを聞いたりしますが、あれと同じようなものです。
ですから 私は今、絵画と写真というジャンルの違いこそありますが、あの頃描かなければならなかった画風と真逆の非具象の写真を撮り 公開することで「あんな仕事やりたくなかったんだーっ!」と叫び 人生の帳尻を合わせているのです。
人生というものは、振り子がマイナスの方向に30度傾いたら その次はプラスに30度傾かなければ、精神の帳尻が合わず、心の膿が抜けずに 気持ちが「チャラ」にならないのです。
ブログを始め、私はこれまでに 300以上の非具象写真作品を公開してきました。
私の心の膿はすっかり絞り出され 画家時代の辛さはチャラになりました。
これからも、ブログを続けてゆくかぎりは、このペースで 非具象写真を公開し続け、ますますプラスに傾斜させてゆくつもりです。
某画伯は小社で画集を出版することになり、約一か月小社で編集作業をしていました。そして時折ため息をつくので理由を聞いてみたら「作品は当時を思い出させ、辛くなることがる」と仰っていました。
by 風太郎 (2019-08-11 06:39)
私は音楽が好きなので、楽曲政策関係をされているプロの方の動画をよく拝見するのですが、厳しい世界のようです。
みなさん、それぞれに好きな音は違うと思うのですが、その時代に流行りの同じ音源、同じエフェクトを使われてます。
流行に合わせた音楽を作れなければ、プロとして生活していくことはほとんど困難なようですね。
当然かもしれませんが、好きなことをして生きていけるという事ではないようです。
by ackylacky (2019-08-11 07:12)
絵を描く人もそれぞれの思いがあるんですね。
しかし描きたくない絵を描くのはつらいと思います。
by 裕々 (2019-08-11 07:41)
仕事と好きなことって相反することが多いですね
お金が絡むと自分の望むようにできません
仕事とは別のところで自分が好きなことを
できる時間があればいいのですけど。好きなことも
できないほど仕事に追いまくられていくことも。
今、好きなことを自由にできるって幸せですね。
好きなことを見つけられるって大事
by きよたん (2019-08-11 08:07)
透き通った写真は、きっとぼんぼちぼちぼち様の心の中なのかもしれないですね。
by ヤマカゼ (2019-08-11 08:45)
自分が嫌いなものに囲まれて生きていくのは辛すぎましたね。。。
今は「自分の好きなものに囲まれて、自分の好きなように生きていける」
そんなぼんぼちぼちぼちさんの作品だからこそ
どの写真も素敵なんですねぇ( ^ω^ )
by ニッキー (2019-08-11 10:22)
やりたい事がやれるというのは、当たり前のようでいて意外と難しいものですね。でも、ぼんぼちぼちぼちさんの様に人生の後半から自由感を得られる方が幸せだとも思います。
by 扶侶夢 (2019-08-11 10:39)
私はぼんぼちぼちぼちさんの撮った非具象写真が好きです。なんか独特の世界。写真の個展を開いたら売れるかも。でも、もともと絵が好きで美術学校に行ったわけじゃないとは意外でした。
by リス太郎 (2019-08-11 10:43)
私には同じような経験がありませんので良くは分かりませんが
お気持ちは分かったつもりです。
非具象写真、みるのは好きです
何故かって!何を表現しているのかを読み解くのかです
うーん、最後まで分からない事も
でも、何かを感じるだけでもいいんです。
by ファルコ84 (2019-08-11 10:44)
チャラになって良かったですね。
新しい非具象写真楽しみにしています。
by 横 濱男 (2019-08-11 11:07)
「私の心の膿はすっかり絞り出され 画家時代の辛さはチャラになりました」
いやあ、良かったです!
これからは楽しさ側に積み重なるばかりだと思って良いのでしょうか?
もしもそうだとしたら、言うことありませんね。
ぼくなんか、若い頃から好き放題の人生だから、これから辛い波が
押し寄せて来るのかもしれません。
だけど、そこはそれ、既に逃げ方だけは十分に熟知しておりますゆえ
きっと逃げ切れるものと、十八番の能天気スタイルです(笑)
by song4u (2019-08-11 11:08)
プラス、も、マイナス、も、もう忘れて、
表現したい作品をとり続ければ良いのだと思います。
それが、たましいの救いかと。
by とし@黒猫 (2019-08-11 11:43)
自分自身でいることが許されず、がんじがらめの日々はさぞかしお辛かったでしょう。ましてや芸術家の方が。。。でも、それは永遠には続かないということを私も最近わかってきましたー。
by Ginger (2019-08-11 11:58)
こんにちは!
楽しいブログ続けてくださいね!
生意気なコメントできませんが応援してます!
by Take-Zee (2019-08-11 12:46)
私も応援します!作品は個性的で素敵だなと感じています。
by れもん (2019-08-11 16:24)
ご自分の個性を前面に出した写真で自己表現することで、たくさんの方とブログを通じですが繋がっているのですね。愉しんでくださいね。
by 這い上がるママ (2019-08-11 17:48)
絵が描けない私は、絵が描ける人がうらやましくてたまりません。それは写実の他に、いわゆるイメージといった抽象的な情景を描けるからです。私は絵が描けない代わりにカメラを持つようになったのですが、見たものをそのまま撮ることしかできません。ドラマのセリフでも、裏の感情を含めた台詞はなかなか書けません。つくづく平凡な人間だと思います。ぼんぼちさんと比べてまだまだ苦労が足りないようですね。笑
by sig (2019-08-11 18:40)
なるほどな
個展の時は、さぞ辛かったことでしょう。
笑顔を作らなければならないのですものね。
by 八犬伝 (2019-08-11 18:41)
こんにちは。
反動で「非具象写真作品」を制作し「プラスに傾斜」は良い事ですね。負のベース?あるのでプラス飛躍が出来る感じかな?自己表現は大切と思います。小生の場合、苦痛とは思いませんが「面倒な仕事」だから「お金」になる事は度々ありです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-08-11 18:52)
ブログって、自分の記録や、不特定多数の人に聞いてもらったり、
また、いろんな情報を入手できるので、
たくさんの活用方法があって楽しいです。
by ぷち (2019-08-11 19:42)
僕は小学5年の時に実父が他界し、母が再婚した義父とは
ソリが合わず、進学も第一志望の大学は不合格で留年しました。
ココまではかなりマイナスの人生でしたが、就職してからは
ラッキー続き、現時点でプラスになっているかな(*´∇`*)
by johncomeback (2019-08-11 19:49)
無理矢理作った笑顔を貼り付けてやる仕事はなぁ~。
個人的には,そんな振り子は思いっきり振って,その勢いで「ぶちっ!」と千切れるまで振り切る派。
目測を誤ると,とっても危険なので余り推奨しないけど。
by こじろう (2019-08-11 20:21)
こんばんは。
私はありのままばっかりです。
by センニン (2019-08-11 20:37)
ありのままの自分になるの~♪という歌が流行ったことがありました。
自分自身でいることを認めてもらえないのは辛いことですね。
これからはお腹の底から表現したいものを撮ってどんどんプラス増ししてください^^
by ゆきち (2019-08-11 20:51)
「腐」の一文字が強烈です。
日々基礎をしっかり学び努力され、多様な表現
方法を習得されたことも、嫌々でも売れる絵が描
けたことも、羨ましく凄い事だと思うのですが。。
ぼんぼち様は人に指示されるのではなくご自分が
表現したいものをしっかり持っていらっしゃる
アーティストだからこそ、余計耐え難かったのでは
ないかとお察しします。これからも個性的で研ぎ澄
まされた写真や文章でご自分を解放されますように。
by うりくま (2019-08-11 21:43)
チャラになった!
そりゃぁ 良かった。
ぼんちさん 綺麗な眼をしてたから
浄化してると私は思ったよ。
by ゆうみ (2019-08-11 21:44)
思うままに表現できる場所がある
とてもありがたい事ですよね
僕は今でも本当に自由とは言えないので
早くそういう日が来てほしいと思ってますが
ブログという場があって本当にありがたいと思います
by 藤並 香衣 (2019-08-11 22:06)
マイナスからの振りではなく、プラスにプラスに
振り子が行きたがっているように思えます。
その捉え方にドキッとさせられる作品が多いです。
by kiki (2019-08-11 22:27)
ぼんぼちぼちぼちさんの写真は、いつも目に残ります。
他の人の写真とは明らかに違います。
こういう表現ができる人に会った事がありません。
これからもいっぱい見せてくださいね。
by riverwalk (2019-08-11 22:31)
これからはもうお好きなことだけなさってください。
お名前の通りぼちぼち。
それが許されて良い頃と思いますよ。
by ChatBleu (2019-08-11 22:41)
プラスマイナスでゼロというのは、いいですね(^_^)v そのうち新しい軸足に移るかな? 移らなくても期待(^_^)v
by ヨコミー (2019-08-11 23:21)
不特定多数が見られる場で、誰もが自由に自身をはき出せる
ツールなんて、昔はなかったですもんね。
何をやるにも、土台にその人のカタチが目に見えてしまっていたから
思うがままにいかないことは多くあったのでしょうか。。
ただただ、きれいな写真をそのまま載せるのとは違って
ちょっとひん曲がった加工であったり(笑)
そういう感性って人それぞれで、どんなものでも素敵だと思います。
by Ja-Kou66 (2019-08-11 23:53)
おはようございます^^
チャラになって良かったね。
伸び伸びと生きられる今、水を得た魚のように泳いでください。
by せつこ (2019-08-12 05:19)
考えてしまいました、お缶の蓋が閉まるときに帳尻があっていれば
いいのだがと思っています。
by 斗夢 (2019-08-12 08:32)
みなさん
さっそくたくさんの温かなコメントありがとうございやす。
今はブログというツールがあってほんとに良かったと 心底思いやす。
文章で、自分の過去の辛いことを吐き出せて 視覚的方法でも好きな表現できて、それをたくさんのかたが読み 観してくださるのだから。
記事にも書いたように、あの頃の自分には、そういうはけ口がどこにもなかった。大嫌いな自分でかためた自分を演じ続けなければならなかった。
まるで、猿回しの猿でやすよ。
疑問を感じながらも18才から画家やってたんでやすけど、26才の時に、母親が離婚した父親から一銭ももらってないというのは嘘で、十分に生活できる金をもらってたことを知ったんでやす。
それを知った時、ブチ切れやしたね。自分のやってることのあまりの馬鹿馬鹿しさがよーく解って。
もう母親の言うなりになんかなるもんか!って。
で、画家を辞めるには画商との契約があるからその後も一年くらいは続けなければならなかったんでやすが、その1年間は、稼いだお金は自分の為に使いやした。ライヴハウス行ったり、カフェバー行ったりと。
母親は、父親から金もらってたことがバレても「しまった」という顔するどころか「親が困ってなくても子供が親の為に寝る前も惜しんで働くのは当たり前の親孝行だろーがーっ!」と、あっしに馬乗りになって髪ひっつかんで、あっしが稼いだ金を奪おうとしやしたが、あっしはもう意地でも渡すもんかと決意固かったでやす。
そして約1年後、画家を辞めて家を出て一人暮らしができるようになりやした。
画家時代、画商には、客が画家に思い描いているイメージを壊してはいけない という理由で、その他にも様々な嘘をつかされやしたよ。
描いてるときに耳だけは空いてるので、チャックベリーやスパイダースを聴いてたんでやすが、そういうジャンルの音楽を聴いてると言ってはいけない、と。
客と話しをすると、客っていうのは揃いも揃って「画家はクラシック音楽しか聴かない」と思い込んでいる。
あるいは、無音の中で精神統一して集中して描いていると思ってる。
そういう思い込みに対しても、ただ静かに微笑み返すことしか許されやせんでやした。
あと、客の一人に「ワタシって、作品を観ると、それを描いた人の人となりが解るのよ」と満面の笑みで自信満々に言ってきたご婦人がいて、「アナタって、円満な家庭でぽわんとお育ちになった 天真爛漫に素直で明るい人でしょ!」って。「だからこんなに明るい絵が描きたくなるのよ」って。
そういう大勘違いにも笑顔作って「はい!その通りです!すごいですね!よくお解りになりますね!」って答えなければなりやせんでやした。
心の中では思いっきり嘲笑しながら。
へい、あっしは好きで美術の中高に行ってたわけではないんでやす。
母親に巧くまるめこまれちまったんでやす。
小学高学年の頃、あっしは肌の色がどす黒いというコンプレックスがあって、プールに入るのが嫌で嫌でしかたがなかったんでやす。
で、中学受験を考える時期になった時、母親が、「おめー!公立の中学に行ったら小学生の時と同じように夏はプールに入って、おめーはますますどす黒く醜くなるんだよ。こっちの私立の中高だとプールがないから、これ以上どす黒くならないですむんだよ、どっち選ぶか?」みたいなこと言われて、迷わずあっしは後者を選んだわけでやす。
後で思い返すと、母親のもくろみとしては、その時すでに、あっしが高校を出たらすぐに画家にして稼がせよう、というのが固くあったようでやすが。
で、あっしは、美術学校に入ったら美術を勉強するのが当たり前 と考えていたので専門科目である美術を熱心に学んでいただけでやす。
あと、あっしは、卒業したらファッションの専門学校に行くのが夢だったので、美術はファッションの基礎になるから勉強しておいて損はないだろうという気持ちもありやした。
「腐」の写真に着目していただけて嬉しいでやす。
これは何年か前に写真記事として公開したものを縮小したものなんでやすが、この腐を見つけた時は、「わ!絶対、納得できる写真が撮れる!」と駆け寄りやした。古い商店街の裏通りの空き地でやした。
60センチ四方とけっこう大きく、元は豆腐屋だった所だったと思われやす。
藤並 香衣さん これからご自分の完全な自由が訪れてくれる日がくるとよいでやすね。
陰ながらでやすが、祈ってやす。
自分の人生なんだもの、自分でいたいでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-12 11:07)
写真の世界でも、絵画ほどではないけど、具象か心象かと
よく言いますね。写真は売るわけじゃないから、好きなジャンルで
みんなやっているけど、プロの画家は食うための苦労話よく聞きます。ファッションの世界も同じでしょうね、 洋服のデザイナーは
売れる洋服をデザインする人は金の卵ともてはやされました。
by kohtyan (2019-08-12 11:31)
写真撮る人もプロになると好きでないものを撮らねばならないからと
わざわざ上手なアマでいる人もいますね
ぼんぼちさんの写真、好きです^^; ぜひフォトブックも ..
これから、どんどんプラスに、楽しみです!
by rannyan (2019-08-12 12:02)
人生というのはプラマイゼロでトントン。
プラス1で人生終われたなら万々歳だと思っています。
ちょうど20年前くらいが人生のどん底でしたが、その頃は「これ以上のマイナスはないから大丈夫自分!」言い聞かせていました。
なので自分的にはいま命絶えても問題なっし~(*゚∀゚*)
>明るすぎず暗すぎずいい色合いだと思いやす。
ぼんぼちさんにそう言っていただくと嬉しいな^^
ありがとうございます。
前記事に苔の花ですか?とコメントいただいたのは調べてみると「ミヤマハナゴケ」のよう。これは苔ではなく地衣類だそうです。
山には不思議がたくさん^^v
by よしころん (2019-08-12 17:48)
私も硬筆や毛筆の作品を毎月書いていますが、書きたくない
テーマのものを書かなければならない時は苦痛で苦痛で・・・
もしもぼんぼちさんのようなお仕事だったとしたら、とんでもなく
苦痛を感じると思います。。
以前のマイナス分、これから益々プラスに傾斜させてくださいね(^^)
by s_29 (2019-08-12 21:03)
陽子がプラスの電荷を持つ通常の物質と、陽子がマイナスの電荷を持つ反物質がぶつかると大きなエネルギーが発生しますが、ぼんぼちさんの場合も、具象画に非具象写真ぶつけることで、大きな生きるエネルギーを得たのですね(^^::
by 風来鶏 (2019-08-12 23:07)
>人生というものは、振り子がマイナスの方向に30度傾いたら その次はプラスに30度傾かなければ、精神の帳尻が合わず、心の膿が抜けずに 気持ちが「チャラ」にならないのです。
私が探していた答えだったような気がしました。
私がブログをはじめたのは、いつか心にの中にある気持ちを外に出したい..。
時が過ぎればすべて昔のこと、自分自身の気持ちも変わる。
後になって吐き出したところで何も変わるわけではないとは思いつつ、
なぜ人はそれでも言わずにはいられないのか自問自答しつづけています。。
by めりー (2019-08-13 00:17)
いろいろあったんですね
心の思うままに写真を
撮ってください
写真は自己満足の世界だと
思ってますよ
by kazu-kun2626 (2019-08-13 07:32)
風邪の具合はいかがですか?
夏風邪はなかなか辛いものがありますから養生して下さいね♪
『腐』の字にはいろんな思いが込められているのでしょうね。
豆腐の腐、陳腐の腐、貴腐の腐・・・・etc.
めりーさんがおっしゃっているように『人生振り子』ですね。
いいことがあれば、同じくらいの悪いこともあると。
by Rchoose19 (2019-08-13 08:03)
コメントありがとうございます。
今年もお盆が始まりました。
今朝御墓参りに行って来ました。
by KINYAN (2019-08-13 09:00)
みなさん
そうでやすね、どの職業も同じなんでやすよね。
金を稼ぐためにはやりたくもないことをやらなければならない。
でも何故だか世の中には、表現の分野に限っては、表現者は思うがままに好きなものだけを制作して それがお金になっている。
表現者というものは、金などという陳腐なものには興味がなく霞を食って生きてるんだ。
そう思い込んでいる人って多いんでやすよね。
表現者だって、資本主義社会の外側では生きてゆけないのに、ねえ。
幸いSo-netブロガーさんには、ご自身で写真を撮られたりその他の方法でも表現をされているかたが多いから解っていただけやすかったようでやす。嬉しいでやす。感謝!
心の膿が抜けて人生の帳尻が合わないと、誰しも精神の健康は保てないと思いやす。
身体と同じなんだなあとつくづく思いやす。
悪いものはどんどん体外に出してゆかないと、身体全体が悪くなってしまうように。
そうしたくても逆に膿がたまるばかりの悪い事続きの時期ってあったりしやすよね。
よしころんさんも、今は優雅に生活を送られていると記事からお見受けしてやすが、最悪の時代があったのでやすね。
うん、あっしも、明日、死が訪れててももう人生に悔いはないでやす。
Rchooseさん ご心配ありがとうこざいやす。
今日はまだ、フラフラしてるけど、熱っぽい感じはなくなりやした。
せっかく、ものすこーく楽しみにしてたオフ会だったのに、「なんでこのタイミングで風邪引くんだ、自分」って、自分に腹立たしいでやす。
みなさんとたくさんお話したかったし、恵比寿のミルクホールも気になったのに、、、
次の機会に是非また、ご一緒しやしょうでやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-13 11:40)
どの方にもそれぞれいろんなことがあって
背景やそれはその方にしかわからないこともあって。
自分の物差しだけで測ったり 思いこんだりの態度や言葉は
相手を悲しい気持ちにさせることありますよね。
お風邪でしたか・・。
暑いこの時期に大変と思います。
お大事になさってください。
by erena (2019-08-13 13:07)
こんにちは。話すと長くなるので短く。自分の写真と言うものの考えは
1、説明、証拠の写真
2、人を感動させる写真
の二つだと思うんです。ぼんぼちさんおお写真は2になるわけですが、これもまたいろいろ方法があってぼんぼちさんのお写真はその中の一つと思うんです。いつもとても素敵だなと思っています。
風邪早く良くなってください。昨日はお会いできなくてとても残念でした。
by kick_drive (2019-08-13 14:04)
人間の幼い頃~成人するまでの経験、想い出は人生に大きく影響するもの。
そこにマイナスの部分があった場合、そこを乗り越えない人、親を反面教師として自分なりの生き方へと変える人、人はそれぞれであると思います。
ブログでアップしている画像、ズバリ記録です。ほんの些細な経験、生活の一部分でも、15年も続けていると・・・そこから思う事もあるのです。
by hana2019 (2019-08-13 14:24)
抽象的な作品が芸術になりうると思っています。絵もそうですが具用の時代は過去のものですね。抽象的な写真を撮る能力がないので私はありのままを撮っています。
by JUNKO (2019-08-13 21:42)
「三四郎御膳」は完食しました(^^;;
by 風来鶏 (2019-08-13 22:41)
自分の表現したいものを自由に表現出来るって
素晴らしいことですよね。
私は今のぼんぼちぼちぼちさんの作品は
他ではあまり出会えない作風なので
とても楽しませていただいてます(^○^)
私も本当は世間に問いたいオピニオン的なことで
書きたいことは山ほどありますがやはりこれを
書いてしまうとその後の反応など色々と考えてしまい
無難な内容のブログになってしまっています(苦笑)
表現の自由はありますがその後は自己責任ってかなり
窮屈ですね(^^;
by ゆるキャラ (2019-08-13 23:36)
そうでしたかあ(^ー^)
非具象写真を公開されていた理由が解りました。
ブログは自分の書きたいことや伝えたいことを
素直に記事にされることがいちばんですよね(*´∇`*)
私も我慢はよろしくないと痛み何時も思ってます(^ー^)
by たじまーる (2019-08-14 06:32)
みなさん
そうでやすよね。人はそれぞれに多かれ少なかれ様々な事情を背負っているので、何も知らない人がしたり顔で上から目線で決めつけたような意見をするのは、見当違いだし 相手を傷つける結果となってしまいやすね。
世の中には解ってくれない人、解かろうともしない人、傷つける反応をしてくる人も必ずある一定数はいるんでやすが、それを覚悟の上でも、ブログって、自分を自由に表現する最適なツールだと思いやすね。
ブログでこれくらいの人数の人に読んでいただいてるって話すと「じゃあ、けっこう儲かってるでしょ」って言われることがあるんでやすが、
あっしはブログで一銭もお金稼いでないし、稼ぐつもりもないでやす。
お金を稼ぐ手段に使おうとしたら、好きでもないトレンドの話題とか書かなきゃならなくなって、結局 自由な表現の場ではなくなってしまう。
何も知らない人は、「なんでそんな一銭の得にもならないことにそこまでエネルギー使うの?」って不思議に思うんでやしょうけど、文章や写真で吐露することで人生の帳尻を合わせるって、金では得られない大切な精神安定剤なんでやすよね。
JUNKOさん 何をおっしゃいやす!JUNKOさんのお写真にも抽象を感じるような素晴らしい作品、幾つもお見受けし、勉強させていただいてやす。
あっしのほうこそ、生意気に「写真作品」とは言ってるものの、所詮はスマホで撮った自己満足でやす。
kick_driveさん オフ会行けなくてほんとに残念でやした。
あっしもkick_driveさんにお会いしたかったでやす。
次の機会に、ぜひまたご一緒しやしょう!
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-14 12:20)
絵画でも、最初から抽象に走る人はあまり好きではありませんが、
具象を嫌になるほど描いて、抽象に行かれるのは自然の流れのような気もします。
by そらへい (2019-08-14 20:25)
そらへいさん
そうでやすね。自由な選択肢があって、抽象画を描こうとかんがえている人も、まず デッサンや色彩理論や美術解剖学は、みっちり勉強してしっかり身につけておくべきだと思いやすね。
何故なら、「形無し」と「型破り」はまるで別のものだから。
単なるグチャグチャと理論に基づいた非具象は、素人目にも「なんか理由こそ解らないけど全然違う」と、感覚的に見破られてしまうものでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-08-14 21:05)