虐待する親の心理 [毒母]
ここのところ一記事おきに 私や弟が虐待された過去を綴ってきましたが、今回は、「何故、母親は 自分の産んだ子供でありながらも虐待していたのか」を、虐待された側から 少し客観的に 分析・考察しようと思います。
----なお、これは私の母親一人を 観察・分析した末の私なりの答えであり、多数の統計をとった結果ではありません。
けれど、私のこの考察が、「一体 何故?」と首を傾げているかたや 行政の虐待防止対策担当のかたの参考に少しでもなれば・・・・・と思います。
何故、実の子を虐待するのか----?
端的に一言で言い切ると、「常軌を逸してエゴイズムが強いから」 です。
常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、まともに考えると200%本人が悪いに決まっていることを、呆れ返るようなおかしな理屈をつけて、周囲の人間が悪くてその為に自分がこうなった、自分は被害者だ、と考えます。
例えば----
盗み癖の治せない人は、「充分な給料をくれない会社が悪いから 自分が盗みをしなければならない心に追い込まれた」とか 「盗まれても仕方のないような陳列をしていて 盗みをしたくなるような気持ちをあおりたてた店が悪い」などと。
実子を虐待する母親の心理構造も同じです。
「産みたくもないのに勝手に産まれてきやがった。(本当は、恋人でもなかった父と だらしのない快楽の末の妊娠をきっかけに 父を一人占めする手段として勝手に一人で産んだ) この子が産まれた為に 自分はそれまでのように遊びまわれなくなり 女としての肉体の魅力も激減してしまった。 だから、こんな状態にした子供が悪い。 この子が加害者で自分は被害者だ。 よって、被害者は加害者を苦しめる必要がある。 自分にこんなに苦しい思いをさせておいて 加害者が幸せになるなんて許せない。 被害者は加害者を 売ろうが殺そうが自由な権利がある」 という理屈です。
つまり、自分が産んだからこそ よけいに憎いのです。
常識のある人が聞くと、「何おかしな理屈こねてるんだ?」と 開いた口がふさがらない理不尽な理屈ですが、言っている本人は いたって真剣なのです。 世間や法律のほうが間違っていると言い張りゆずらないのです。
----そう、常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、精神が「まともな大人」ではないのです。
本来なら、社会の中に野放しにされていてはいけないのです。
かりに、やらかすことが先に挙げた「盗み」のような類のものであれば、すぐに社会から隔離された環境におかれます。
しかし、実子の虐待というのは、家庭という閉ざされた空間の中で行われ、みなさんもご存じの通り、親の子に対する虐待が表面化してきたのは ほんのごく最近のことで、私(1962年生まれ)の子供の頃は「スパルタ教育」という隠れ蓑の元に やりたい放題でした。
子供の側も、中学生くらいになれば疑問を感じてきますが、小学生くらいまでのまだ小さい頃は、世の中を俯瞰などできる筈もなく、「自分の家庭が当たり前で親の発言が正しい」と 刷り込まれてしまうのです。
虐待されずに育ったみなさんの中にも、小学生くらいまでは、親が、「ウチは普通だ」と言っていた為に、「何もかも自分の家庭が普通だ」 と思っていたかた、少なくないのではないでしょうか?
それと同じように、虐待されている子供も、「親の言っている・やっていることが正しくて 悪いのは自分だ」と思ってしまうのです。
だから、どれほど辛くとも 殺されかけようとも、親戚や児童相談所に逃げ込もう という発想はつゆ起こらないのです。
そういった理由もあり、常軌を逸したエゴイズムの強い人間のやらかすことが実子の虐待である場合は、今でも表面化しずらいのです。
この時点で 多くのみなさんは、「なんでまた常軌を逸したエゴイズムの強い人間というのが出現してしまうのだろう? そういう人間は、どういう生まれ育ちをしたのだろう?」と 不思議に思われているのではないかと察します。
----あくまで、私の母親の場合ですが・・・・
母親は、7人だか8人兄弟の末っ子で、何でも特別扱いで わがままし放題に甘やかされて育ったそうです。
それで、幼児の状態で精神の成長が止まり、そのまま年だけ取ってしまったものと思われます。
通常は成長をしてゆく過程で、自分が我慢しなければならない忍耐力や 相手を思いやる感情を学習し、社会に適応してゆきます。
しかし、常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、精神レベルが幼児のままですから、周囲の都合や気持ちなど何一つとして考えずに、幼児さながらに 泣きわめいたり癇癪を起したりし、最も身近にいる弱者(子供)を サンドバックがわりに殴りつけ 負のエネルギーを発散させます。
まるで幼児と同じで、自己抑制がきかなくなってしまうのです。
あまりの大きな負のエネルギーの為に、手指の関節は硬直して曲らなくなり 膝もつっぱって曲がらなくなり 目は釣り上り充血し 奇声を発し 自分の気持ちがスッキリするまで---およそ2時間くらい---子供を殴り続けます。
そして知能は低いわけではないので、自分を都合よく正当化する理由づけが、思考回路の中でできあがってしまうのです。
だから、「産みたくもないのに云々・・・・」というおかしな理屈は、本人は気づいていないけれど、後付けの理屈なのです。
末っ子でわがまま放題に育てられた人が全員 こういう人間になるとは限らないのでしょうけれど、私の解かる範囲で 母親に関して思い当たる理由はこんなところです。
常軌を逸してエゴイズムの強い人間は、つまりは自分が幼児で自分の面倒すら見られないのですから、子供の面倒を見られるわけがありません。
そういう人間に対しては いくら「子供さんを可愛がってあげましょう!」「子供を虐待してはいけません!」などと声掛けしたところで 焼け石に水なのです。
子供と引き離して生活させるのが 最良の手段なのです。
以上、「何故、母親は実子を虐待するのか」を 私の母親のケースで分析・考察しましたが、質問・疑問をお持ちのかたいらっしゃいましたら、お答えできる限りお答えします。
この記事が、世の中から 虐待される子供が一人でも減るきっかけの一つになってくれたら幸いです。
----なお、これは私の母親一人を 観察・分析した末の私なりの答えであり、多数の統計をとった結果ではありません。
けれど、私のこの考察が、「一体 何故?」と首を傾げているかたや 行政の虐待防止対策担当のかたの参考に少しでもなれば・・・・・と思います。
何故、実の子を虐待するのか----?
端的に一言で言い切ると、「常軌を逸してエゴイズムが強いから」 です。
常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、まともに考えると200%本人が悪いに決まっていることを、呆れ返るようなおかしな理屈をつけて、周囲の人間が悪くてその為に自分がこうなった、自分は被害者だ、と考えます。
例えば----
盗み癖の治せない人は、「充分な給料をくれない会社が悪いから 自分が盗みをしなければならない心に追い込まれた」とか 「盗まれても仕方のないような陳列をしていて 盗みをしたくなるような気持ちをあおりたてた店が悪い」などと。
実子を虐待する母親の心理構造も同じです。
「産みたくもないのに勝手に産まれてきやがった。(本当は、恋人でもなかった父と だらしのない快楽の末の妊娠をきっかけに 父を一人占めする手段として勝手に一人で産んだ) この子が産まれた為に 自分はそれまでのように遊びまわれなくなり 女としての肉体の魅力も激減してしまった。 だから、こんな状態にした子供が悪い。 この子が加害者で自分は被害者だ。 よって、被害者は加害者を苦しめる必要がある。 自分にこんなに苦しい思いをさせておいて 加害者が幸せになるなんて許せない。 被害者は加害者を 売ろうが殺そうが自由な権利がある」 という理屈です。
つまり、自分が産んだからこそ よけいに憎いのです。
常識のある人が聞くと、「何おかしな理屈こねてるんだ?」と 開いた口がふさがらない理不尽な理屈ですが、言っている本人は いたって真剣なのです。 世間や法律のほうが間違っていると言い張りゆずらないのです。
----そう、常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、精神が「まともな大人」ではないのです。
本来なら、社会の中に野放しにされていてはいけないのです。
かりに、やらかすことが先に挙げた「盗み」のような類のものであれば、すぐに社会から隔離された環境におかれます。
しかし、実子の虐待というのは、家庭という閉ざされた空間の中で行われ、みなさんもご存じの通り、親の子に対する虐待が表面化してきたのは ほんのごく最近のことで、私(1962年生まれ)の子供の頃は「スパルタ教育」という隠れ蓑の元に やりたい放題でした。
子供の側も、中学生くらいになれば疑問を感じてきますが、小学生くらいまでのまだ小さい頃は、世の中を俯瞰などできる筈もなく、「自分の家庭が当たり前で親の発言が正しい」と 刷り込まれてしまうのです。
虐待されずに育ったみなさんの中にも、小学生くらいまでは、親が、「ウチは普通だ」と言っていた為に、「何もかも自分の家庭が普通だ」 と思っていたかた、少なくないのではないでしょうか?
それと同じように、虐待されている子供も、「親の言っている・やっていることが正しくて 悪いのは自分だ」と思ってしまうのです。
だから、どれほど辛くとも 殺されかけようとも、親戚や児童相談所に逃げ込もう という発想はつゆ起こらないのです。
そういった理由もあり、常軌を逸したエゴイズムの強い人間のやらかすことが実子の虐待である場合は、今でも表面化しずらいのです。
この時点で 多くのみなさんは、「なんでまた常軌を逸したエゴイズムの強い人間というのが出現してしまうのだろう? そういう人間は、どういう生まれ育ちをしたのだろう?」と 不思議に思われているのではないかと察します。
----あくまで、私の母親の場合ですが・・・・
母親は、7人だか8人兄弟の末っ子で、何でも特別扱いで わがままし放題に甘やかされて育ったそうです。
それで、幼児の状態で精神の成長が止まり、そのまま年だけ取ってしまったものと思われます。
通常は成長をしてゆく過程で、自分が我慢しなければならない忍耐力や 相手を思いやる感情を学習し、社会に適応してゆきます。
しかし、常軌を逸してエゴイズムの強い人間というのは、精神レベルが幼児のままですから、周囲の都合や気持ちなど何一つとして考えずに、幼児さながらに 泣きわめいたり癇癪を起したりし、最も身近にいる弱者(子供)を サンドバックがわりに殴りつけ 負のエネルギーを発散させます。
まるで幼児と同じで、自己抑制がきかなくなってしまうのです。
あまりの大きな負のエネルギーの為に、手指の関節は硬直して曲らなくなり 膝もつっぱって曲がらなくなり 目は釣り上り充血し 奇声を発し 自分の気持ちがスッキリするまで---およそ2時間くらい---子供を殴り続けます。
そして知能は低いわけではないので、自分を都合よく正当化する理由づけが、思考回路の中でできあがってしまうのです。
だから、「産みたくもないのに云々・・・・」というおかしな理屈は、本人は気づいていないけれど、後付けの理屈なのです。
末っ子でわがまま放題に育てられた人が全員 こういう人間になるとは限らないのでしょうけれど、私の解かる範囲で 母親に関して思い当たる理由はこんなところです。
常軌を逸してエゴイズムの強い人間は、つまりは自分が幼児で自分の面倒すら見られないのですから、子供の面倒を見られるわけがありません。
そういう人間に対しては いくら「子供さんを可愛がってあげましょう!」「子供を虐待してはいけません!」などと声掛けしたところで 焼け石に水なのです。
子供と引き離して生活させるのが 最良の手段なのです。
以上、「何故、母親は実子を虐待するのか」を 私の母親のケースで分析・考察しましたが、質問・疑問をお持ちのかたいらっしゃいましたら、お答えできる限りお答えします。
この記事が、世の中から 虐待される子供が一人でも減るきっかけの一つになってくれたら幸いです。
虐待を繰り返すとは、きっと周りには、
諭してくれる友人とかいない人だったのですね。
オフ会楽しんできてください。
by ヤマカゼ (2019-03-29 08:34)
今は、時間が取れないため、斜め読みですみません_(._.)_
カラオケリスト、参考まで。
https://tomopanda-3-osaka.blog.so-net.ne.jp/2019-03-26#more
by ともち (2019-03-29 08:41)
最近虐待されている子供が激増していますよね。おそらく今まで表には出ていなかっただけなのだと思います。昔から虐待する親というのはいたのですよね。ぼんぼちさんのお母さんのように・・・
壮絶な状況に耐えて来たぼんぼちさん、これからはご自分の思うがまま幸せな日々を満喫されますように・・・
by エンジェル (2019-03-29 10:38)
私の母親は絶対に『自己愛性人格障害』だと確信しています。
うちの場合は母親にストーリーがあり、長男である兄が母にとっての『神聖』で、父が浮気をしている間にできた私が『邪悪』なのです。
神聖は、その名のごとく神のように仕え、奉仕することに喜びを感じているようですが。
私の役割は『邪悪』ですから、思いっきり叩きのめされるのです。
母親の機嫌の悪いとき、わたしに八つ当たりをするのは、母親にとってごくごく当たり前のことでした。
私は、小さい頃の記憶がほとんどありません。
下手すると中学校のときの記憶も抜けているときがあります。
うちの母親は、パフォーマンスが好きで、自分が賞賛される、注目されることなら、どんなことでもやりのけます。
たとえばホスピスに行って、死にそうになっている人が寒いと言ったら、一緒に蒲団に入って温めてあげる(相手は男性)など、びっくりするようなことでも、自己犠牲のため、やってしまうのです。
それでいて、自分の娘がお産のために帰ってきたいといっても、それは世間では普通のことで、賞賛されることではないので、「お母さん、忙しいし、子供は夫の家の子供でしょ? なんであたしがあんたの世話をしなくちゃならないの?」というめっちゃくちゃわけわからない理屈で断る人です。(今思うと、それでよかったと思ってるけど)
母は六人兄弟の五番目で、お兄さんやお姉さんは大学なり女学校を卒業して女専なり結構高学歴なのにもかかわらず、自分が高校生のとき、母親が病気になったため、大学進学ができなかった。
どうもそこらへんに、トラウマがあるのかな、とも思います。
しかし、それだけでは説明のつかない、エキセントリックさというのは、もしかして生まれついてのものかもしれない、と私ながらに分析しております。
ぼんぼちさんとかわたしのような人は、いつも罪悪感に苛まれているから親の奴隷になりがちなのです。
もし、自分にプライドが持てなくて死にたくなっている人がいたら、それはもしかして親のせいということもあるので、カウンセリングなりなんなりして、自分の身を守ってほしいなと切に思います。
私は、よくわからないけど死にたくなって、夫が「これはおかしい」と思ってカウンセリングに連れられていって、自分の状況が理解できるまでに五六年ほどの歳月が流れています。
by sadafusa (2019-03-29 10:46)
虐待してる親は子供は自分の所有物と思ってるのだと
考えてましたが、自分を不幸にしたから不幸にしないと
気が収まらないということもあるんですね。。。
虐待される弱者の方が、一人でも少なくなりますように<(_ _)>
by ニッキー (2019-03-29 12:20)
虐待する親の多くは sadafusaさんのおっしゃる『自己愛性人格障害』です。プライドが高いのにそれに見合う扱いを受けていないと思っていて、周りの人間にあたります。こういう人間の被害を受けるのは子供だけではありません。また虐待する親の元で他者に対する信頼感の育たないまま育った子供達に、大人に相談しろとか逃げろとか言っても無理です。自分の生きている地獄で耐えることに必死で何もできません。
by zombiekong (2019-03-29 12:48)
問題のある行動をする人は被害者意識が強いことが多いですね。他人をすぐに泥棒とののしる人に限って手癖が悪かったりします。
悪口を言う人に限って、自分が陰口をたたかれていると被害妄想をもちます。
自分の負の感情を近くにいる人間に投影するのでしょう。虐待、いじめ、パワハラなどすべてに当てはまります。
by ackylacky (2019-03-29 16:49)
家庭内DVをする人間はそれが犯罪であるという認識が希薄。
虐待されている子供を救うためには、プライバシー云々なんて言っている場合ではなく、本人の申告や体の痣など、虐待の可能性が疑われるなら、確かな証拠や親の同意がなくても強制的に立ち入り調査できる法整備と体制が必要だと思います。
by 裕々 (2019-03-29 20:55)
それが当たり前だと思ってしまう子供たちが不憫ですね。
何でも自分が一番なんですね。
子供を引き離してやる
それを、周囲がやってやらなければ
いつまで経っても、不幸な事件はなくならないですね。
by 八犬伝 (2019-03-29 21:38)
良い悪いは別にして虐待には奥深いものがありますね。
by 旅爺さん (2019-03-30 05:59)
話し合いでは解決できないという事ですね^^;
by ぽちの輔 (2019-03-30 06:14)
超エゴイストだとしても、なにかでねじ曲がった虐待は、対象による気はします。
親を平気で殴る、蹴るする子供(子供のいる成人)が兄でしたので彼はよく見ましたが、妻(兄嫁)は平気で殴っても自分の娘は何も虐待していませんでした。彼にとって子供は対象でなかったのかと。
by 足立sunny (2019-03-30 06:24)
ぼんぼちぼちぼち様
おはようございます。
幼いころからのこと何度か記事で読ませていただきました。
信じられない母親の行動に驚き信じられず心が痛かったです。
現在は、虐待が大きく取り上げられるようになったのはメディアの情報の時代になり、意識が変化したからですね。昔は表に出ることが少なかったですが、虐待という意識がなかったです。親は、子供を私有物だと勘違いしていました。
ぼんぼちぼちぼちさんの心の強さに感動しています。
自分も子供に対してまともな母親であったか?と反省しています。
謝らねばならなかったことが一杯あります。
ぼんぼちぼちぼちさんに気づかせていただきました。
ありがとうございました。
by hirometai (2019-03-30 08:46)
人には誰しも自己愛な部分を持ち合わせているのだと思いますが、
ぼんぼちぼちぼちさんのお母様はエゴがとても強い方だったのですね。
利己愛と自己愛。あまり違いが良くわかりませんが、
そんな私も父には溺愛過ぎるほど大事に育てられた
ためか、どちらも少しずつ混同しているような人間に思えます。
もちろん私は暴力は大嫌いな人間なので、子育てを
していく中でそのようなことはありませんでしたが、子供達には
辛い思いをさせてきたことが多々あったのではないかと、
ぼんぼちぼちぼちさんのこういった記事を読みながら、
より感じています。
by taekozue (2019-03-30 09:47)
けっして改心不能な人はいるものですね。
ひどい家庭で育って、大人になって正常を保って生きてこられたことに心より敬意をおぼえます。
何が救いだったのでしょうか?
by 猫の友 メルティー (2019-03-30 10:48)
わたしもとっても自己愛がつよい人間だと思います。
子供を妊娠した時も、まるでうれしくなくお産したときも、そのあとの子育てを考えると、気持ちが暗くなりました。
若かったせい(当時21歳)だと思っていましたが、今は、自己愛が強いからとわかりました。
一人っ子で育ち、兄弟もいなかったので、小さな子が子供の頃から好きじゃなかった。
そんなわたしが、子供のせいで、若くて楽しい人生を捨てなくてはならないのが悲しかった。
少し、ぼんぼちさんの母上の気持ちがわかります。
でも、生まれた赤ちゃんを抱いて自分の手に重みを感じた瞬間、「赤ちゃんかわいい」とはじめて思ったのを覚えています。
そのあと、2人も産みました。若いので、子供の友人達の人気のおかあさんになれました。
人はなにかをきっかけに変われるのですが、ぼんぼちさんの母上は、その「なにか」が、なかったのだと思います。
でも相変わらず、自己愛はつよいので、子育てを終わった今、ひとりで好きなように暮らしたいですし、それが出来る状況に感謝しています。
by わたし (2019-03-30 12:04)
お腹を痛めて産んだ子を痛めつけるなんて考え難いことでしたが
エゴイズムの強い人は通常の意識とは違うのですね。
新聞 によりますと、子供の虐待について、警察も関与することが
あり得るということで、問題解決に向かってほしいです。
by kohtyan (2019-03-30 19:18)
私の周囲にも常軌を逸しているというほどでなくても、エゴイズムの
強い人は何人かいたので、ぼんぼちぼちぼちさんが書かれている
エゴイズムの強い人の心理はすごく良く分かりました
この記事が広まって、虐待が減るきっかけになることを祈ります・・・
by s_29 (2019-03-30 21:52)
母(93歳)の7人兄弟の末の妹、80歳は過ぎているというのに、
長女である母に、未だにベットリとした声で甘えます。
オバは優しい人ですが、
この甘え声にだけは幼い頃から気持ちが悪かったです。
母は厳しい人でしたが、この末の妹には驚くほど優しいので、
気持ちが悪かったです(笑)
こういうことに気持ちの折り合いがつかない子供でした(笑)
by kiki (2019-03-30 22:03)
問題のこどもはいない。問題の親がいるだけと生涯を問題の子供の研究にささげたニイル(イギリスの教育者)は気がつき、子供の扱いに新しい道を提起しました。問題の子供というのは不幸な子供という意味で、不幸な子供の裏に不幸な親がいるという意味のようです。でもどれだけの人が不幸でなくて子供の正しい扱い方を知っているというのか、親が子供や次の世代に何を伝えたり遺したりできるのか、いまもわからないことばかりです。
おかあさんがどうしてそうなってしまったのか、ぼんぼちぼちぼちさんが考えていらっしゃるように、わがままに幼児のままに自己主張を通してきた結果なのでしょうか。
自分から望んで不幸な結果を招きたい人はいないと思うから、どうしたら少なくできるのでしょうね。
by 風船かずら (2019-03-30 22:15)
親になるのに向いていない人は確実にいると思いますが、そういう人に育てなければいけないという義務を課すことが当たり前、という考え方が悲劇を生むのではないかと思います。子供もある程度の年齢までは、親も人間だということを意識せずに、自分の子供だから愛情があるはずだ、子供のために何でもしてくれるはずだ、と信じて疑わないものです。理不尽な環境から抜け出す術さえも考え付かない幼い心に胸が痛みます。先日の小4の子の虐待の事件は、せっかくSOSを発したお子さんに対して周囲の対応もひどかったですね。
by 這い上がるママ (2019-03-30 22:31)
エゴイズムが強い…とは、違うかもしれませんが、自己愛が以上に強い人間が身近にいます。
想像するに、親に愛されずに育ったため、自分を守るため・・・異常なほど自己愛が強くなり、気に入らない人間=私を勝手にライバル視して羨む。そうした状況に気づいて、こちらから距離を置くようにしました。
しかし幼い子供の場合、とてもそうした行動に自分から出られない。逃げ場がありませんものね。
by hana2019 (2019-03-30 23:48)
生物の本質はエゴだと思います。自分が一番かわいい。自分が生き残らないと子孫が残せない。しかし人間は子孫を残すために産んだ我が子を虐待する。人間の退化した部分としてエゴが強くなった面があると思います。お金とか便利なものを使うことにより複雑な社会を形成したはよかった面もあります。その一方でエゴが強くなりすぎ常軌を逸した行動に出る人が出てくる。虐待に限らず広い意味での犯罪はみんなそうかと思います。それをなくすためにあるのが人類の進化した部分、理性であり、理性を働かせることで人は人たりうる。そして虐待などの犯罪がない社会をつくるには知恵が必要になってくる。しかし今のところ対応策としては「子供と引き離して生活させる」しかないでしょう。
by リス太郎 (2019-03-31 01:50)
子を虐待する人は
子が虐待を受け入れている(子は耐えるしかない)ことで
気持ちが満たされると聞いた事があります
対象にされた子はたまったもんじゃないですね
by 藤並 香衣 (2019-03-31 02:10)
お久しぶりです
この記事と前回 前々回の記事を読ませて頂いた
感想を書かせていただきます
コメント ちょっと長くなりますが・・・・・・
最近 子どもの虐待が多く放映されていますが
きっと昔からあったことなのだと思っていました
昔は 閉鎖されて 世の中に出すことが無かった
まさしくぼんぼちぼちさんの場合がこれだと思います
現在の中でこのようなことが実際に放映されたら
大問題になるのではないでしょうか?
今 子供への虐待が大問題になっています
その位とてもすごいことだと思いました
無抵抗状態の小さな子供を自分の所有物のように虐待する
そんなこと通常では絶対に許されない事ですね
でも「常軌を逸してエゴイズムが強い」 この言葉
を読んで そんな人には 通常の事が通じないことが
理解できました
ただただ耐えるしかなかった!
そんな状態を読んで本当に心が張り裂けそうでした
よくぞ我慢されて 無事に大人になられたと
その言葉しか見つかりません
今となっては とにかく無事に弟さんも共々
健康で 人生を謳歌されていることが本当に
嬉しく思います
27歳まで こんなにひどい仕打ちをされても
いっぱい耐え忍んだぼんぼちぼちさん
いっぱいいっぱい幸せになってくださいね
by ピュアリン (2019-03-31 11:15)
みなさん
この問題、真剣に考えてくださり 様々なお考えを書きこんでくださりありがとうございやす。感謝の気持ちでいっぱいでやす。
sadafusaさんのお母様の異常さも 記事やコメント欄からうかがってやしたが、なるほど、ご自身の中でストーリーができあがっているのでやすね。
それにしても、ホスピスで寒いと言う男性の布団に入るとは、どう考えても非常識でやすね。
そして、虐待する母親には、sadafusaさんのお母様のような自己愛性人格障害が多いのでやすね。
この事も世間のたくさんの人に知っていただきたいことでやすね。
わたしさんは、ご自身のお子さんをかわいいと思えて良かったでやすね。
そうでやすね、あっしの母には 良いきっかけがなかったんでやしょうね。
きっかけがあったとしても、性格的に それをつっぱねてたのかも知れやせん。
「子供を産んだからもう女じゃなーい!」と自虐の言葉を吐きながらも、よく浮気して男を連れ込んでやした。(あっしと弟が知ってるだけで4人いやした)
這い上がるママさん そう、親になるのに向いていない人というのは確実にいやすね。
あっしもその一人でやす。なのであっしは子供の頃から「結婚はしても一生 子供だけは産むまい」と思い続けて生きてきやした。
今も、子供を産まない人生を選択して正解だったと思ってやす。
世の中にはいまだに、妊娠した瞬間 あるいは子供を産んだ瞬間から、全ての女性に 母性本能というものが、ぽわぽわぽわ~んと芽生えるものだと思い込んでいる時代錯誤な考えの人がいやす。
その考えは間違いであること、改めていただきたいでやす。
人間なんて とうに本能の壊れてしまった動物なんでやすよね。
人間の退化した部分としてエゴが強くなった・・・・リス太郎さんのおっしゃるとおりだと思いやす。
巧く自己抑制してゆくのがまともな理性ある大人なわけでやすが、 そこからはみ出してしまう人間には、人間の進化した知恵を有効活用することが必要でやすよね。
>子を虐待する人は
子が虐待を受け入れている(子は耐えるしかない)ことで
気持ちが満たされると聞いた事があります
その通りでやす。 ボコボコに殴られている最中、母親を睨みつけようものなら「なんだ!その反抗的な目はーーっ!」と、ますますボコボコに殴られるんでやす。
で、「産まれちゃってごめんなさいごめんなさい」って言うと、すごく嬉しそうなんでやす。
でも、同じようにボコボコに殴られ続けられやしたが。
そう、子供は逃げてゆこうという考えを起こせないんだ ということも多くの人に知ってほしいことでやすね。
「何で逃げなかったの? 逃げなかったアナタも悪いんじゃない?」なんて言う人はぜんぜん解かってない。
子供っていうのは、どんな理不尽な酷い虐待であっても「自分が悪いからだ」と刷り込まれてしまうんでやす。
そういうことも熟知した上で、虐待の可能性のある家庭の立ち入り調査を行ってほしいでやすね。
あっしにとって救いになったもの・・・・・それは、ハッキリ言って「お金」でやす。
子供の頃は、虐待こそされてやしたが、日常的に一流のレストランやホテルの中華料理を食べてやした。
とても美味しいものを食べると 単純に理屈抜きに幸せな気持ちになれるんでやす。
で、中学高校では、父から月々15~16万のおこずかいをもらっていて、服でも化粧品でもアクセサリーでも買いたいものは何でも買えやした。
父に「足らなくなったからまたちょうだい」って言うと いくらでもくれやした。
そういうことがあっしの心の中で大きな癒しになってくれたんでやす。
虐待というマイナスをお金というプラスが大きく埋めてくれやした。
うちがお金のない家庭だったら、あっしの人生マイナスだけで、まともな大人になっていなかったと自覚してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-03-31 11:56)
エゴイズムの考察、すごく興味深かったです。
私も「あなたに子供ができないから、私は友達と会えない」
とよく言われましたもの。(みんな、孫の話をするのにできない)
幸せでうまくいってるというと不愉快そうなので
母にはいつも不幸話を作ってました。
by Cazz (2019-03-31 14:25)
う~ん。。。奥深い、というか一筋縄ではいかないですね。
子供が子供を産んでいるんですものね。本当は、どこかで母親(になる人も)精神的に成長する機会はあったのでしょうが、あまりにも理不尽な物言いをする人には「病気かも」と思ってしまいます。
感情のコントロールができない人は怖いです。私は、昔なついてくれる女の子がいて、ある日その子が母親から虐待の末に殺されたと聞いて、どうしようもなく悲しい許せない気持ちでいっぱいになったことがあります。
by ようこくん (2019-03-31 16:09)
よくここまで、ご自分をさらけ出されたものと、その勇気に感動さえ覚えてしまいました。
もうすぐ90才になるワタシが子どもの頃に受けたのは、あくまでも躾であって、虐待ではなかった。
雪の降る庭に、兄と2人で正座させられたりもしたけれど、あれは確かに虐待じゃなかった、こちらにも非があったことは、確かでしたから。
躾と虐待、全く似ても似つかない状況が横行している現代、
同情するのは簡単ですけど、根本から国民みんなに関心をもってもらいたい問題ですねぇ。
by okko (2019-03-31 17:37)
重いお話で、軽々にコメントもしにくいのですが…
お母様も心のどこかで、こんなことをしてはいけないというお気持ちもあったのでは、と想像します。
依存症のように一種の病気のような…
by えくりぷす (2019-03-31 18:29)
仕事仲間や夫婦間でも自己愛が強い人がいると,そういう歪な関係ってできあがっちゃうよな。
「自己愛の強さも個性」と言われれば自分が完璧でない以上,反論できない。
大人同士であればまだしも,親子関係では,どうやっても立場の弱い子供への圧力がかかる。たまたまそういう立場になってしまった子供は逃げることもできないし,どうしたらいいものだろうか・・・。
by こじろう (2019-03-31 21:03)
みなさん
この問題、あっしは母親が死んでくれた時点で解放されてイチヌケー、よその子のことなんてどうでもいい、てな気持ちにはなれないんでやすよ。
あっしが、こういう事実があったんだ、こういう心理でやってたと思われる、と公表して一人でも多くの世間の人に知ってもらうことで、一人でも虐待される子供が減ることを強く願ってやす。
母親に、こういうことをしてはいけないんだという気持ち・・・・・
みぢんもなかったと思いやすよ。
だって前々回の記事にも書いたように 弟を飢え死にさせようとして あっしが「かわいそうだ!」と叫んだら、それはもう事もなげに当たり前っていう表情と口調で、「何言ってるんだい、アタシが産んだんだよ。アタシが産んだんだから売ろうが殺そうが自由じゃないか」って答えやしたから。
いけないんだという気持ちがどこかにあったら、ここまでの虐待はしないでやすよ。
まともな人間じゃなかったんでやすから、まともな人間の心理を当てはめて考えたら いくら考えても答えは出やせんよ。
あきらかに精神の病でやしたね。幼児のまま大人になってしまったという。
もしも精神科を受診していたら、絶対 何らかの病名がつけられていたと思いやす。
手足がつっぱって 般若のような形相になって ギャーーーッって奇声をあげる様子を見たら、誰もが「これは尋常な人間じゃないな」って判ったと思いやす。
みなさんにあの様子、見せてあげたかった。どれほど異様ですさまじいか。
ようこくんさんは、身近に 母親に虐待死させられた女の子がいたのでやすね。
ほんとに許せないでやすね。
殺される前に周りはなんとかできなかったものかと 悔やまれやすね。
虐待というのは、ニュースの中でだけ見かける遠い遠い世界の事件ではありやせん。
身近に起こっている可能性は少なくないのでやす。
そういう意識を持って、あっしら世間の人間は、気をつけて子供達を観察したいものでやす。
よく、望まぬ妊娠をしてしまった若い女性に「産みなさいよ。産めば可愛く思えるんだからぁ。子育てなんてなんとかなるんだからぁ」と 無責任な発言をする人がいやすが、そういう発言は絶対にしないでいただきたい、そういう うかつな発言は虐待に加担しているんだと自覚していただきたいと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-01 10:56)
>あっしが、こういう事実があったんだ、こういう心理でやってたと思われる、と公表して一人でも多くの世間の人に知ってもらうことで、一人でも虐待される子供が減ることを強く願ってやす。
>よその子のことなんてどうでもいい、てな気持ちにはなれないんでやすよ。
今正に苦しんでいる子供がそこに居るかもしれません。
ぼんぼちさんのお気持ち本当に頭が下がります、尊敬します!
ブログだけでなく、新聞投稿とか、もっと広く、世間に知って貰いたいと思います!
by 薔薇少女 (2019-04-01 17:29)
私は始め、お母さんの心の闇のようなもの、満たされない思いの裏返しのようなものがあったのではと思っていましたが、ぼんぼちぼちぼち さんの考察を拝見するにつれ、その通りなのかなぁと思えてきました。
by そらへい (2019-04-01 21:35)
薔薇少女さん
背中を後押ししてくださるお言葉 ありがとうございやす。
幸いあっしは27才で母親から解放され、今、とても幸せな余裕のある毎日を送っているので
あっしの過去の体験を知ってもらうことやあっしの今回の考察が、世の中の虐待されている子供達を救うきっかけの一つになってくれれば・・・・・と強く考えてやす。
そうでやすね、プログ以外にも発言の手段を見つけたら 投稿してみようと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-02 12:53)
そらへいさん
うん、あっしも「この理由以外にはありません!200%こういう理由で母はこんな人間になったんですっ!」とは言い切れないものもあるんでやすけど、まぁ、あっしが母を見て来て観察・分析したところでは、これしか思い当たりやせん・・・・・。
もしも時空を移動できたら、あっしが産まれるまでの母の生きざまを覗いてみたいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-02 13:01)
ズバッと直球が来て、微動だにせず見送り三振。
素晴らしい恩師との出会い、理解ある級友たちの支え。画に没頭。などなど。何か甘美なお答えをどこかで勝手に望んでいたかもしれません。
救いは「お金」。世の現実ですね。重く受け止めています。
貴重なお話しです。
by 猫の友 メルティー (2019-04-06 10:37)
猫の友 メルティーさん
あぁ、意外な答えでやしたか。
恩師といえる理解のある先生は、中一の時の先生一人でやした。
級友たちに心を許したことはありやせん。中高美術学校で、美術学校の中で美術の成績がいい者って やっかまれるんでやす。提出すべき作品を隠されたりしてやした。
絵は、学生時代はいい成績をとるため、仕事になってからは金のため で、描いてて楽しいと思ったことはありやせんね。すすみたかった道は他にあったし。
世知辛いと思われるかも知れやせんが、お金は多くのことを叶えてくれやす。その結果、様々なものが手に入り、やりたかったこともいっぱい出来て、幸せが掴めやした。
今、あっしが幸せでいられるのも、父のお金の力でやす。
だから、あっしが虐待されていたのを黙認していたことは酷いと思ったけれど これだけお金を遺してくれるお父さんも稀だと思うので
そういった意味で、父には感謝してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-04-06 11:15)