小説家のイメージ---山口瞳氏にお逢いして--- [画家時代]
仕事で、小説家の山口瞳氏にお逢いしたことがある。
私は十八歳から二十七歳まで家庭の事情で画家を生業としており、氏と逢ったのは 二十六歳の時の自分の個展の会場でだった。
個展開催何日目かに、静かに会話のできる二階会場で、画商を傍らに 氏と向き合った。
私は、山口氏の作品は一作も読んだことはなく 顔も知らず、要するに何の予備知識もなかったが、それまで小説家と対話したことは一度もなかったので、「小説家ってどんな感じなんだろうな?」と、想像を膨らませていた。
---やはり、痩せこけていて神経質そうで、抒情に溢れた話し方をするのだろうな・・・・と。
しかし、現実に目前にする山口氏は、決して痩せておらず 堅い風貌で 淡々としたしゃべり方の 非常に理論的な思考の持ち主であった。
今思い返すと、私が何故 小説家にそのようなイメージを抱いていたかというと、それまでの人生で数少なく知っていた作家---川端康成や太宰治や別役実らのイメージを それの全てとしていただけだったのである。
山口氏にお逢いした直後は、「何て小説家らしくない人なのだろう?」としきりとつぶやいたものだが、歳を重ね、様々な作家の作品を読み 話す映像を見ると、私の認識の方がはなはだトンチンカンだったと 恥ずかしく思う。
私は十八歳から二十七歳まで家庭の事情で画家を生業としており、氏と逢ったのは 二十六歳の時の自分の個展の会場でだった。
個展開催何日目かに、静かに会話のできる二階会場で、画商を傍らに 氏と向き合った。
私は、山口氏の作品は一作も読んだことはなく 顔も知らず、要するに何の予備知識もなかったが、それまで小説家と対話したことは一度もなかったので、「小説家ってどんな感じなんだろうな?」と、想像を膨らませていた。
---やはり、痩せこけていて神経質そうで、抒情に溢れた話し方をするのだろうな・・・・と。
しかし、現実に目前にする山口氏は、決して痩せておらず 堅い風貌で 淡々としたしゃべり方の 非常に理論的な思考の持ち主であった。
今思い返すと、私が何故 小説家にそのようなイメージを抱いていたかというと、それまでの人生で数少なく知っていた作家---川端康成や太宰治や別役実らのイメージを それの全てとしていただけだったのである。
山口氏にお逢いした直後は、「何て小説家らしくない人なのだろう?」としきりとつぶやいたものだが、歳を重ね、様々な作家の作品を読み 話す映像を見ると、私の認識の方がはなはだトンチンカンだったと 恥ずかしく思う。
タグ:山口瞳
おはようございます!
今年もオフ会ですね、いつも距離が邪魔します。
毎回幹事役、お疲れ様です。 リベンジできると
いいですね。
by Take-Zee (2016-01-11 07:09)
私はTVや映画の好みと同じように小説もミステリーが好きです。
松本清張の小説は時代物を除いてほとんど読みました。
彼は社会派と呼ばれて、あの風貌からもとても硬いイメージ
ですが、意外に美女好きだったり、おちゃめな面もあったようですね。
自作のドラマ化の時など、よく端役で密かに出ていたりして。
画家をやってらしたんですか~
写真のセンスがいいのが納得できました。
by barbermama (2016-01-11 07:24)
絵筆をカメラに変えても、感性は画家さんですね
山口瞳さん、確かお亡くなりになりましたよね
違う山口さんだったら・・・(ムンクの叫び)絵文字
by マリー (2016-01-11 09:27)
作家のイメージって作品から受ける想像とだいぶ違うことは
ありますね。
あまり顔をださない方だと初めて拝見して驚くことがあります。
梶井基次郎や村上春樹なんか ちょっと違いました。
山口瞳さんは紳士的でおしゃれなイメージがありますが。。
国立のロージナ茶房がお好きだったようですね
by きよたん (2016-01-11 10:39)
山口瞳さん、魅力ありますね。
どうしても人間は偶像を作ってしまいがちですが、
いろんなタイプの人がいますし、
らしくないほうがむしろ面白いです。
以前の個展の記事も読ませていただきましたが、
う〜ん、すごいご経験ですね。ソンナヒトイルノカ!
ライヴ会場の不愉快な観客の記事も納得できます。
そういうことがあるので、
私はあまりナマの会場に行かなくなってしまいました。
by lequiche (2016-01-11 16:44)
Take-Zee さん
Take-Zee さんのお宅から高円寺は ちと遠いでやすもんね。
お互いに残念でやす。
へい!前回はお料理などがお粗末でみなさんに申し訳なかったので
今回は店を変えてリベンジでやすっo(◎o◎)o
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-11 19:56)
barbermamaさん
山口瞳さんに関していろいろとご存じなのでやすね。
自作のドラマに出たりもされてたのでやすか。
へい、画家やってやした。
好きでやってたわけではなくて、母親との確執の中でいたしかたなくやってやした。
なので、母親が死んだら さっさと辞めちまいやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-11 20:01)
マリーさん
へい、山口瞳さん、もぅだいぶ前に亡くなりやしたね。
そう、あの山口瞳さんでやすよ、「江分利満氏の優雅な生活」や「血族」の。
あっしは写真は、専門的な勉強は何もしていないので
撮るときに、やはり無意識のうちに 美術の基礎の理論を動員しちゃってやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-11 20:08)
きよたんさん
「檸檬」を読んだ後に梶井基次郎の写真を見たときの驚きといったら・・・
「えっ?!こんな岩石みたいな人があんな繊細な作品を書いたの?」って。
山口さんはロージナ茶房の店主の伊藤さんと仲が良かったようでやすね。
今はもぅ、伊藤さんも亡くなり 代がわりしやした。
他には、繁寿司がお好きで、よく通われてたようでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-11 20:17)
lequiche さん
個展の時の記事もライヴ会場の記事も読んでくださったのでやすね。
長いのに ありがとうございやす・ぺこりっ
なんであぁいう非常識な態度が出来るのかなぁ~ はぁ~ って感じでやす。
スタンディングライヴは無法地帯化しやすいでやすね。 成人式の馬鹿騒ぎと同じノリかも知れやせん。
好きな演者の迷惑になることをなんでやるのかなぁって呆れやすね(◎o◎:
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-11 20:30)
最近の事で知らない事が多く失礼しますが
画を描かれていたのですね
山口瞳は結構読んでいるのですがかなり昔です
その中で、やはり印象に残ったのは「血族」ですね
私にも多面性があるように作家もまた多面性があり
出生や経験それらが肥やしになり、また表現となります
川端康成、太宰 いっぱい読んだのに皆消えました・・・・
by majyo (2016-01-11 20:44)
競馬好きのおっさん、としかイメージはないのですが、氏の作品はかなりのお気に入りです。
by 足立sunny (2016-01-11 21:15)
私などは、ウィスキーのイメージがくっついてしまっていて^^;。
遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します^^;。
by sakamono (2016-01-11 22:00)
遅くなりましたが
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
印象ってその時々で変わりますよね。
素敵な経験をされましたね^^
by ぜろこ (2016-01-11 22:56)
山口瞳氏に会われていたとは、貴重な経験をなさっていたんですね。
最初名前を見た時は、女性だと思い込んでました(-_-;)。その後は柳原良平氏のイラストのイメージ(柳原氏も昨年鬼籍に入られましたね)。
恥ずかしながら氏の作品は未読なので、これを機会にエッセーあたりから読んでみようかと思います。
by るね (2016-01-12 02:39)
あ~・・・〇〇な感じって思うことよくあります。
先日ピアノの先生って方にお会いしたら
ピアノの先生な感じの人だったし^^
でもそれを裏切る感じの人もいるから
面白かったりします。
by イヴママ (2016-01-12 09:51)
ごめんなさい。文章力不足で。
「通」なのは松本清張さんに関してだけです。
山口瞳さんはお名前だけ知ってるという程度で
男性・・・?
by barbermama (2016-01-12 10:37)
majyo さん
へい、18歳から27歳までは、とにかくたくさんお金を稼いで母親に渡さなくてはならなくて
18歳当時のあっしにたくさんお金を稼げることは 画を描くことしかなかったんでやす。
他に就きたい仕事もあったし 画が元々好きだったわけでもないし その世代が当たり前のように謳歌している青春らしきものも何一つとして楽しめないし、で
それはもぅ嫌で嫌で、一日も早く辞めるチャンスがくれば・・・と願ってやした。
で、なんで27歳で辞められたかというと、あっしが27歳のときに母親が突然死んで
もぅ描かなくても らくらく生きてゆけるようになったからでやす。
「血族」がやはり山口さんの代表作・一番の傑作のようでやすね。
あっしの友人もこの記事を読み、やはり「血族」が最も印象深いと書いてやした。
氏の出生にまつわる作品のようでやすね。
そう、出生や経験が作家の大きな糧になるようでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 12:08)
作家を志していた時期があったのですね。山口氏にお会いになった経験貴重ですね。ぼんぼちぼちぼちさんはたくさんの才能をお持ちなので何をなさっても成功なさいますね。
by JUNKO (2016-01-12 17:57)
足立sunnyさん
あぁ、競馬好きとしても有名だったようでやすね。
府中競馬場も近かったでやすしね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:20)
sakamono さん
世代によっては、柳原良平氏とのウイスキーの広告のお仕事が印象深いかも知れやせんね。
あっしなどはもっと後の世代なので、そういうお仕事をされていたと知ったのは
氏と逢って久しくしてからでやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:24)
ぜろこさん
こちらこそ 今年もよろしくでやす。
素敵な経験・・・・なのかなぁ?
当時は、「絵を買いにきた客でもない人に時間を割いて話をするなんてわずらわしいなぁ」としか思いやせんでやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:27)
るねさん
かくいうあっしも、山口さんの作品は一作も読んだことないのでやすよf(◎o◎)
エッセーでは、週刊誌に連載していた「男性自身」が代表作かも知れやせんね。
ちょうどあっしと逢った時期もその連載中で、あっしと逢ったことも男性自身に書いていたそうでやす。
あっしは自分ではそれを読んでなくて、あっしの顧客が発見して画商に話して それを画商から聞き知った というところでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:36)
イヴママさん
いかにも~な感じのかたもおられやすよね。
で、思考や嗜好も、いかにも~だったり。
そういうかたと逢ったときには、どういう話題をふればいいのか 解り易いでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:43)
barbermama さん
あ、すいやせん。
あっしのほうがおかしな読み方をしてやした・ぺこりっ
今、ちゃんと書かれている意味 正しく解釈しやした。
山口瞳さん、男性でやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:46)
JUNKO さん
あの・・・・、あっしは作家を志したことは一度もないのでやすが
この記事のどこでそう解釈されたのでやしょうか???
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-12 21:48)
「檸檬」を読んで・・・作者である梶井基次郎の写真を見たときの衝撃!ってどなたも共通するものであるような^^
ものかきって作家に限らず、絵描きにしても、人物、物事に対して常に観察を欠かさないってイメージがありますもの。
私も同じです。そんなわかりやすさはマスゴミが求めるものでもありますしね。
by hana2016 (2016-01-13 12:50)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
山口瞳氏ですか、小説は読んでいませんが、
高校生の頃にエッセイを何冊か読んだ事があります。
もう40年も前なので、内容は全く覚えていません(-_-;)
by johncomeback (2016-01-13 13:51)
hana2016 さん
梶井は、作品イメージと最もギャップがある作家でやすよね~
絵描きも、人物、物事に対して常に観察を欠かさなというイメージがあるのでやすね。
あっしが実際 画家の仕事をしていた時代 どうだったかというと
視覚的な観察は、無意識のうちにしてしまってやしたね。
で、意識的には何を考えて観ていたかというと
とにかく「これを描いたら金になるかならないか」だけでやす。
なので、花を観ても「綺麗」とは感じられなくなってくるんでやす。
「白は客受け悪いから描いてもしょうがないな」とか「真っ赤で単純で大きいから利益率よく稼げるな」とか
まぁ、一種の職業病みたいなもんでやすね。
今はもぅ 辞めて久しくなるので、綺麗と感じられるようになりやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 14:50)
johncomeback さん
エッセーを何冊か読まれたのでやすね。
山口さんの書籍を読まれているかた、意外と多いのでやすね。
あっしは今回の記事を公開するまで「名前くらいしか聞いたことがない」というかたが大部分だろうなと思ってやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 14:58)
ぼくの中での山口瞳氏は、一にも二にも「血涙十番勝負」とその続編です。氏は子供の頃、プロ棋士を目指したこともあるくらい将棋好きで、棋士を誰よりも愛し、将棋界のパトロン的な役割をされていました。将棋連盟の宣伝部長と自称。その彼が、名だたるプロ棋士たちと駒落ちで対局、その熱闘を硬軟織り交ぜた文章で綴った自戦記。続編もあります。学生時代、食い入るように読んだ文字通り愛読書でした。ただ、週刊新潮の「男性自身」からだけの印象ですが、晩年は氏の神経質さが老人性の偏屈さに転じて、寂しい気持ちになりました。晩年は将棋界との関わりも拗れてしまったみたいで残念です。
by ojioji (2016-01-13 15:41)
本筋の小説は未読ですが、氏の草競馬放浪記を読んだことがあります。
キャラが立ってとても楽しい本でした。
by 太陽の玉子 (2016-01-13 16:51)
こんばんは^^
小説かのイメージ・・・確かに芥川龍之介、川端康成…痩せていらっしゃいますね^^
by mimimomo (2016-01-13 18:25)
山口瞳さんと言えば「トリスを飲んでハワイに行こう」のコピーーライター。
「江分利満氏の優雅な・・・」なんて週刊誌に連載していました。
今、彼の様な何とも言い様の無いユニークな作家やエッセイストが居なくなりましたね。
オフ会、 真冬の夜に飲んで事故にでも遭ったら人迷惑だし。ボンポチさんがオノコじゃなくてガッカリ、なんてね。 もっと日にちが迫っても大丈夫かな?
by ponnta1351 (2016-01-13 19:34)
地元でも、農業を営む人達の多く(特に、ご高齢の方に限りますが)は、工場で働く人達を見下しているところがありますよ(^^;;
by 風来鶏 (2016-01-13 20:57)
ojioji さん
そうなんでやすか。
・・・・なるほど、思い返してみると、山口さんの思考は将棋に向く感じだったなぁと納得できやす。
そこまで将棋を愛しておられたのでやすね。
晩年、ゆっくり将棋を指すお時間もあったでやしょうに、どんな理由で離れてしまわれたのでやしょうね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 21:57)
太陽の玉子 さん
競馬好きのかたが楽しいと感じられるというのは、かなり充実の内容っぽそうでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 22:00)
mimimomo さん
そうそう、芥川も その頃のあっしが最も小説家らしいと思い込んでいたイメージの人でやす。
あとは横光利一とか。
だから、小林亜星が本業は作詞家だと知ったときも かなりの驚きがありやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 22:06)
芥川龍之介などもそういうイメージ作りに
一役も二役もかっている気がします。
私は、大江健三郎さんと色川武大さん
でも、お見かけしただけなんですが。
大江さんはどちらかというと前者(痩せたイメージ)
色川さんは後者ですね。
by そらへい (2016-01-13 22:07)
ponnta1351 さん
「トリスを飲んで・・・・」のコピー、印象深い世代なのでやすね。
あっしはもっと後の世代なので、氏と逢ってずっと後にそういうお仕事をされていたと知りやした。
「江分利満氏・・・」は、映像化もされたようでやすね。
オフ会のご参加、もっと日にちが迫ってから決めてくださったもぜんぜん大丈夫でやすよん。
逢いできたら嬉しゅうございやす(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 22:13)
風来鶏 さん
そうなんでやすか。
職業に上も下もないのにねぇ・・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 22:17)
そらへいさん
そう、芥川は教科書に顔写真載ってやすもんね。
あっしらが一番最初に刷り込まれる作家のイメージかも知れやせん。
色川武大さんのお顔、解らないでやす。
あとで調べてみやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-13 22:22)
作家の方のお顔が本の表紙の裏にあるとイメージとの違いにビックリします。
最近は 漫画家さんも雑誌などに顔を出されていて
面食らうことがあります。
by サンダーソニア (2016-01-13 23:36)
酒呑みの自己弁護、という本を読んだことがあります!
by とし@黒猫 (2016-01-13 23:46)
サンダーソニアさん
そうでやすね、最近はマンガ家さんもお顔出されたりしてやすね。
作品とお顔が見事に一致しているなぁと思ったのは、杉作J太郎かな(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-14 20:08)
とし@黒猫 さん
タイトルからして これもエッセイなのかな?
山口さんの本を読まれているかた 多いなぁ(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-14 20:13)
こんばんは。
山口瞳氏とお会いされたのですね。羨ましい。私は全部ではありませんが、氏の「草競馬放浪記」や「世相講談」「血縁」など好きな作品が多い作家さんです。作家らしくないと思われるのは、氏が寿屋宣伝部出身のサラリーマン作家だからでしょうか。今のサントリーの宣伝はイマイチですが、開高健氏、山口瞳氏、柳原良平氏を輩出した昔の宣伝部はやっぱり凄いの一言だと思います。
by 天神堂牛笛 (2016-01-14 22:23)
天神堂牛笛 さん
>氏が寿屋宣伝部出身のサラリーマン作家だからでしょうか
仰る通り、そのあたりが当時のあっしにそういう印象を与えたのだと思いやす。
山口さんの作品、幾つも読まれているのでやすね。
あっしはいまだに一作も読んでいないので、ひとつくらいはきちっと読もうかな・・・と思いやす。
みなさんのコメント読ませていただいて、貴重な体験だったのだな・・・と、今になって思いやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-15 21:43)
僕の友人は山口瞳さんと仲が良く、府中競馬場で競馬とは何ですか?と友人が聞いたら「競馬とはロマンです」と答えたそうです。
山口さんが、よくコーヒーを飲みながら執筆したという国立駅前通りにある喫茶店に行きましたら、落ち着いてコーヒーを味わえるいい雰囲気の店でした。
by 風太郎 (2016-01-18 06:35)
風太郎 さん
そうでやしたか。
競馬とはロマン・・・かぁ。
ギャンブルを何もしないあっしからすると、想像もつかない答えでやすなぁ。
その喫茶店、ロージナ茶房ではないかな?
カレーとかドリアとか食べ物の量がハンパなく多い店。
亡くなった先代店主の伊藤さんと山口さんは仲が良かったようでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-01-18 10:42)